ひとと植物の意識云々・・・
太古のむかしに分化し、それぞれ発展してきた動物と植物の生が、これからどのように移り変わり、どう‘落ち合って’ゆくのか、ただ知りたい。その道を分かち合いたいと願うのは、本来動物(人間)も、植物も同じだと思う。人間の感性がそう開かれる日を、植物たちはただただ切実に待ち続けている。
こころを開いてさえいれば、自然物たちが呼んでくれることがよくある。 花をつけたり見時のもの、そのとき自分に必要な癒しの要素を持つもの、助けが必要なもの、縁のあるもの。それは注意を払えば誰にでも起こっているものだが、はっきりとした声は...
ここぞという場のそうじが始まると、自分でもおどろくほどの体力が出て、時間も忘れてしまう。ふと我にかえるとどろんこにまみれていて、作業を終える。そのあいだは不思議と蚊にじゃまされることもほとんどなくなるのだ。 ある日よく行く近所の山を訪...
団地の東側、雑木林に面して 100 mほどある道路の路肩がある。そこは清掃の際、年に 1 ~2回の草刈りが決められている。以前は土手を埋める苔やシダ、サンキラなどなど、見事なパッチワークが好きだったが、チェーンソーで一斉に刈り取るようになりだしてからか、そ...
住宅団地のとなりの林 荒れはてたところのそうじが進むにつれ、あのひたむきで可憐な花をつける林の鉄条網・ノイチゴの出芽が減ってきた。 散らかった切りくずが飽和状態の2年前、入ることすらできないほど2m近くある鋭い刺つきの茎が伸びては絡み合った。とっさに張った防衛バリアのような...
年末凍る夜空がすがすがしく、満月(+ 1 日)・オリオン座・シリウス星など冬の夜空がポーチを横切るようだったので、星のエネルギー水をつくった。 前回のように底の丸いピッチャーに水をはって、星の光のよくあたるところに一晩置いておく。今回は水晶の...
ひとに反応する自然のいしき 自らのなかの自然意識とかけはなれ人間の恣意のみで生きるものが、たとえプロの庭師であれ、木々に近づくと木はまるでただの材木になったかのように‘押し黙る’ようにみえることがある。 育ててい...
ふと訪れた平成新山。森がどう始まったのか、見せてくれたようだった。 熱い溶岩が冷え固まった岩いわの表に地衣類から始まる。土俵が固まりだしてくると草がたち、広がり広がり、いつしか間からはじめての木として松が現れる。 ...
福岡。近所の山のふもとの公園内に小さな沼がある。山からすぐ近くでありながら水のなかには生き物が少ない。水の小道を追っていくと、水のためにごろごろ並んだ岩たちの道筋は腐葉土で埋まろうとしていた。またそのうち違う水の湧きくちができるのかもね・・・ しかしなにか気...
麦などのような何千年と人間の食用のためだけに刈り取られ続ける植物を、奴隷食などとよんだりするようだ。 奴隷、、、なんという用語。しかし奴隷となったのは、麦の方?それともそれなくては生きていられなくなった人間の方?と考えざるをえなくなる。食品売り場には人...
見てきたものや仕事柄、健やかなるものと病みゆく気配のものとをつい見つめてしまう。 ひとの健康とは・・・ ...
実家のおとなりさんの畑。 持ち主が去って整地されたあと、地はまるであわててカサブタを覆うように、おとなの身長を越えたアワダチソウがもうもうと花粉をまきながら埋め尽くしたのは二年前だった。 ...
陰陽で考える 林編 夏は植物たちの過密ピークなので、落葉して空間がより観察できる去る冬にメモしたものたちから。 林は川でみるよりやや複雑になり、 陰陽の要素は 水 ・ ひかり ・ 風 と...
地や水の考察と試行 みるからに美しく、調和的な林、 きもちのよく澄んで豊かな沢、 と、 荒れて病害虫の付きやすい林、 淀んだりなまっている川、 その違いはなに? どうしたら元気になるのか?? ...
写真画作品に植物をよく使うので、もっと彼らのことが知りたいと思うようになった。そうすると彼らが何かこころをこちらに開いているような、ふしぎな体験を超感覚的にすることがあった。彼らがどういうふうに生きているのか。およそ人間の理解を超えたところにあろうとも、(そもそも人間として自分が...
クスの風 かぜがふく 高く あたらしい旅立ちを あのものたちが祝福して そこに生きているクスの風の音が 風のひかりが このからだに 魂に 必要な要素だったと わたしはまた 包まれて ここにいる 最後のアカマツ もうなすすべもな...
迷子のたぬき 朝の福岡空港にて、どこからか迷い込んだ一匹の若いたぬき。 完全人工のシャープな空間で、出口を探しながら地下への通路をただ走るしかない姿がすれ違う。 じぶんの存在が場違いなことを知るこころもとなさ。 ...
出会いの瞬間を知っていたかのように 花 ひらき 崇高で完全な月を その身にあらわし そして 籠められたすべてを あっけなく 手放し わたしの胸に そのいのりを永遠に たくした
動物の頂点としてひとは、時空間を自身の外側として感じ、 植物の頂点としての樹木は、反対に自身の内側として感じる。 植物はこの無限領域すべてを、自身だと知覚する。そこに重なる他の要素との境界があいまいな、ひとつのつながりあった全体世界...
そこらでみかける草花、むかしを思いかえすとその様相はわりと変わったように思える。 小学校時代、年がら年中草むらやあぜ道を観察しながら歩き、この地域のたいていの草花に面識があった私でも、ここ1~2年でまったく見たことない草花をみかけたりするようになった。シロツメクサやヘビイチゴの...
阿蘇のうちの庭 土の観察 林の椎や庭の大きな山栗の木が秋のあいだに落ち葉のベッドをつくる 季節をとおして雨と太陽によってじわじわと細かなパイ状になってゆく 土の表面が乾かないように、植物が守られるため、い...
山 いっぽんの木も 山 ちいさな草花のひとつも 山 ありの一匹も 小石の一粒も また 山 山では そのすべてが山の一部で 山そのもの だから 山に入るとき わたしもまた山 山とともにあることを願うとき 山はこころからよろこんで わた...
photo-animation : miyuki kubara music: Snow Petal by Fourcolor http://www.flickr....
今年新しくつけた涼やかな青い葉で 風を呼んで おおきくおだやかな波のように 揺れて さざめいている 細やかなひかりも 波になる あのすべてが 竹という 存在 竹が好きなあまり地下茎の一部を持って帰ろうと掘ってみた。硬すぎて無理だと気づいたとき、なんだ...
いささか欲張りながら、月光を集めた月見水を作った。 簡単にできるためご紹介。 〇 器を用意する 〇 中に光が満ちるように、透明で底ができるだけ丸いガラスボールやピッチャーなど。 〇 きれいな水を注ぐ 〇 山の湧水などいき...
大地が眠りにつき、天のちからが増す冬。 満月のひかりは圧倒されるようだ。...
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