ハーディンを正気に戻すかもしれない光のオーブをガトーから手に入れるため、マルスたちは火の山を越え氷の大地に赴く。どうしてこう大賢者と言う人々は居住性が最悪なところに居を構えるのか。進軍中は暇…でもないのだが、手持無沙汰なので竜族のチェイニーが色々と話す。今度は地竜の話だ。竜はあまりに強すぎる力のせいか、時を経ると知性を失い野生化する。それを食い止めるためにその力を竜石と言う形で分離する必要があるが...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 23日目 「少年は向かい風の中を歩く」
ラミアの村の住人に聞き込みをしていくアドル。サルモンの神殿の門前町とした栄えたらしいこの地だが、そこら中に死のにおいがある。アドルが入ったのは誰もいない空き家だった。だがずっと長い間空き家だったわけでもなさそうで、かすかに生活の残り香が感じられる。空き家になってしまった理由を近所の村人から聞いたアドルは戦慄する。半年前突如として湧き出した魔物達はサルモンの神殿を占拠するだけでなく、ここラミアの村に...
アドルはタルフを溶岩の村へ連れ帰る道すがら、いろいろな場所に連れていく。生まれてこの方溶岩の村近辺しか知らないというのは、あまりにも貧しい青春時代だから。というわけでルーの隠れ家に連れていくと…無意識的にルーに石を投げる。なんて凶暴な。そういえばタルフのステータスでは称号が「Rascal」になっているが、これは腕白坊主という意味もあるが、通常はごろつきという意味だ。ごろつき…将来が心配になってきた。続いて...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 21日目 「タルフ育成計画」
溶岩地帯の岩の裂け目が気になるのだが、それについてはこの地域北部の溶岩の村にその答えがあった。ここの住人はどうもよそよそしく、村の橋番は魔物に橋を上げる機械を壊されたと言って通してくれない。だがアドルがここまで来る過程で、魔物から既に「子供を人質にとってアドルを通さない作戦を立てている」と聞いていた。そこでアドルはルーに変身し橋番と話した上で全てはお見通しである的な事を言い、子供を助けて差し上げよ...
サルモンの神殿を目指すアドルはノルティア氷壁を超える。そこは溶岩地帯バーンドブレスだった。空に浮かぶ土地に溶岩ってどうなんだと子供心に不思議だったが、クロニクル版ではその点について言及されている。700年前、魔法によって生まれたとされる魔物がクレリアによって力を得てここイースの国のサルモンの神殿まで攻めて来た。彼らの追撃を拒むために、イースの神官が魔法で溶岩の内壁を作った…とすぐ近くにある女神像が教え...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 19日目 「凍土から焦土へ」
ランスの村からリリア始め何人かが魔物の人間狩りに遭った疑惑が高い。だがムーンドリアの廃墟やラスティーニ廃坑近辺では足取りを追えなかった。ならば先に進むしかない、と再びノルティア氷壁に来るアドル。ここは幾らか所在がわかりにくいアイテムがある。まず聖霊の衣。これは身につけたままじっとしていると体力が回復する、エステリアにおけるヒールリングのような効果を持つ。体力回復手段が乏しいここらでは必須だが、在処...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 18日目 「壊れ始めた日常と動き出した何か」
ノルティア氷壁を探索するアドル。石の靴を使って滑り台を駆け登ると、イースの紋章が描かれた扉を見つける。こうした扉の向こうには毎回ボスキャラが居るが…扉に触れると氷の感触が手に残るのみ。どうやら幻影のようだ。まだ氷壁で探るべき所があると言うことだろうが、正直敵が強すぎるので一旦ランスの村に戻り装備を更新することにする。ところが…ランスの村では、リリアが行方不明になっていた。元気になったリリアはそこらじ...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 17日目 「魔物たちの家庭の事情」
女神に導かれ…というかせき立てられるようにサルモンの神殿に向かうアドル。サルモンの神殿の外堀はノルティア氷壁という天然の要害によって守られている。まずはここを突破しなければならない。ここの敵はかなり強く、おなじみの反キャラずらしをしようにも相手も微妙に軸を合わせて来てとてもやりにくい。だが時々ボーっとたたずんでいる時があり、そういう時は後ろから切りつけると相手は成す術も無く果てる。冒険者とは実利主...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 16日目 「押され頼られ導かれ」
アドルは廃坑から摘んできたセルセタの花をリリアを病から救う。無論冒険者であるアドルは廃坑に潜って花を摘むだけで満足しない。鉄鉱石やら邪悪な鈴やら、持って来られるものは手当たり次第に持ってくる。この邪悪の鈴というのは神官が魔物の動きを制御するために用いていたもので、魔物を呼び寄せる効果がある…とリリアから聞く。そう言えば近所にジラという孤独を愛する男が居るのだが、彼は地下室から物音がすると言っていた...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 15日目 「少女の微熱は下がること無く」
医師フレアを助けたアドル。さっそく不治の病に冒されたリリアを助ける方法を聞き出す。…の前にこの看護師さんがかなり色っぽいのでリンゴ攻めして見たら、「浮気はダメよ?あなたにはリリアがいるじゃない」と諭される。そのお姉さん口調から恋愛百戦錬磨の手誰に見えるが21歳らしい。こんな人畜無害な村なのに見えない所では色々と激しいのかもしれない。そんなことはどうでもいい。リリアを助けるには、ロダの実とセルセタの花...
リリアの病気について改めて彼女の母バノアに聞いてみたが、どうやら彼女の病気は父親と同じもの。その父親は発症後まもなくして死んでしまうらしい。ステージ4すい臓がんみたいなものだろうか。ただこの段階であってもフレアと言う医者ならば助けられるらしいが、肝心のフレアは廃坑で落盤に遭ってしまった。あんな可愛い女の子が死んでしまうのは世界の損失である。全力で助けいに行くアドル。が、途中ベラガンダーというボスと...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 13日目 「一人の少女と二人の女神」
落盤にあった医者を助けにアドルが向かう。途中で高台があり、寄って見ると山頂に神殿が見える。サルモンの神殿と呼ばれているらしい。地上にもあったが、アレは分室のようなものだろうか。そこにリリアが来る。彼女は毎日ここでリンゴや花を集めに来ているようだ。随分のんびりしている。学校と言うものは無いのかイースには…ただ、彼女は知らないが彼女の母によると重病を患っている。だから学校には行かせたくても出来ないのか...
6冊のイースの本に秘められた力、それは本を集めた者を天空の国、イースに飛ばすというものであった。その者こそ、イースに平和をもたらす指導者になるという。映像的に地上1500メートルはありそうである。この距離をわずか十数秒で移動させるなんて、気圧とか大丈夫なのだろうか。高山病どころの騒ぎでは無い気がするが…イースに砲撃される勢いでぶっ飛んできたアドル。そのあたりに居た少女に助け出される。おお、可愛い。ダーム...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 11日目 「蒼穹への旅路」
このエステリアの地で起きた数々の事件、銀製品の盗難や占い師サラの殺害…それらは全て、このダームの塔の最上階に居るダルク=ファクトによるものだった。イースの本は6冊集めると奇跡が起こる。この世界をも支配しうる奇跡を…それを止めて欲しいというレアの依頼を受け、何より持ち前の冒険心からすべての謎を明らかにするために、アドルは塔を上り詰める。塔の上層部には、強力なボスが居る。ヨグレクス&オムルガンという、二対...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 10日目 「悪意と郷愁と囚われた詩人」
牢屋に閉じ込められた所を怪力盗賊ドギに助けられたアドルは、ルタ=ジェンマとドギと別れ、一人ダームの塔を駆け上がっていく。途中、イースの歴史にやたら詳しい学者のラーバに出会う。彼曰く、現在嵐の結界に囲まれているこのエステリアだが、かつてイースが滅びた時にも結界は現れたという。イースはクレリアが原因となって湧いた魔物によって滅びたが、その間ずっと、数年ものあいだ嵐の結界があったという。嵐の結界が溶けた...
強敵ヴァジュリオンを倒し、廃坑最深部へと進むアドル。そこでイースの本を見つけ、更にその向こうにあったのは…二つの台座が置かれた部屋だった。かつてゼピック村に居た鉱夫はこう言ってた。坑道の最深部に女神の像が二体置かれた小部屋があったが、ほどなくしてうち一体が消え、黒い珠を抱えていた女神像のみ残っていたと。おそらくこの部屋がその部屋なのだろうが、残りの女神像も無ければ黒い珠も無い。部屋には扉があったが...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 8日目 「動き出した糸車」
サラの示してくれた道、廃坑をひたすら捜索するアドル。すると出るわ出るわ、やはりあったシルバーアーマーにレアの銀のハーモニカ、おまけにロダの実と言われる果実まで。廃坑は広くそして恐ろしく、一度に探索できそうなものではないので途中で街に戻りレアにハーモニカを渡す。すると彼女は静かに音楽を奏ではじめた。遥か遠い昔に失われた戦慄だという。良い場面ではあるのだが棒立ちのアドルが何ともシュールである。とりあえ...
イースの本を無事探し出したとサラに報告へ行くアドル。そこにはサラはおらず、何者かに殺されたという知らせと、新たなイースの本、廃坑へという今際の際の言葉のみであった。そしてサラの死を境にして、街をうろついていた黒マントの男は姿を消したと言う。おそらくこの男がサラを殺した犯人であろう。サラを殺した理由は、隠し持っていたイースの本を探し出す為か、あるいはアドルに対する警告か。ドレスコードがなってなくて追...
フィーナを助けたアドルは神殿の奥深く…の前に、廃坑に潜る事にした。遥か昔のイース、PCE版…どころかPC88版…どころかX1版でやりこんでいた時には、小学生くらいにしてタイムアタックで2時間でクリア出来るくらいやりこんでいた。プロはこのタイミングで廃坑に潜り、シルバーアーマーを手に入れるのだ。…と思いきや見つからぬ。いやまぁあるのかもしれないが敵のぼっこぼっこにやられてしまって捜索どころではない。歳は取りたくな...
遥か昔に封印されていたサルモンと呼ばれるこの神殿に、何故か少女が閉じ込められていた。ここに閉じ込めたのは、魔物を操る黒マントの妙な男らしい。また黒マントの男か。例の銀コレクターの男かもしれない。しかも記憶を失っている。唯一思い出せるのは、「フィーナ」という自分の名前だけだった。こんな物騒な所にか弱い少女を一人で置いておくわけにはいかない。彼女を守りながら麓のゼピック村まで連れて行くことにする。しか...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 4日目 「囚われていた少女」
山…正確には大穴の縁、「ダームの塔」と呼ばれる怪しげな古代の塔のふもとにアジトを構える盗賊。このエステリアの地全土をザワつかせた銀製品盗難事件は、彼らの仕業ではないという。街の人々の声も併せると、どうやら盗賊ではなく、謎の黒いマントの男が暗躍し片っ端から銀製品を集めていたようなのだ。何が何やらさっぱり意味が分からない。意味が分からないまま、とりあえず帰りがけ山に構える神殿に入るアドル。「神殿にある...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 3日目 「あやかしの人影」
盗賊がエステリア中の銀製品を盗みまくって困ると言う苦情を受け、アドルは盗賊と交渉するためにアジトへ…の前に、一度ミネアの町に戻り装備を整えて行く事とする。サファイアの指輪や金の台座を売ったことで資金は随分潤沢となったからだ。これで装備が整え、ドレスコードがなって無いとして追い出された占い師サラの元へ改めて伺う。彼女もアドルに頼みごとがあるそうだ。ただの無職のアドルを皆頼り過ぎである。曰く、かつてこ...
イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 2日目 「消えゆく銀製品」
ミネアの町の入り口ではしゃいでいたら危険だから街に入っておれと子供と間違われ怒られたアドル。すごすごと入って見ると…先の辺鄙な村と比べ、随分広い。すぐ近くに居た住人曰く、「この街の占い師が剣士を探してる」とのこと。彼女は魔物の出現を予言したばかりか「このままでは世界が滅びる」とか言っているおっかないお姉さんだ。現状ただのプーでしかないアドルだが、ひょっとして人生を変える指針を授けてくれるのかもしれ...
駆け出し冒険家のアドル・クリスティン。16歳となった彼が最初に選んだ冒険の地は、国の北にある小島・エステリアの地だった。小島とはいえ中央には馬鹿でかい穴があり、そばには天にも届くかと思われる古代の塔が大陸からも見えた。そしてなんといっても最近銀鉱を掘り当てたらしく羽振りも良い。名所旧跡もあれば金儲けも出来そうであり、初心者冒険者としては手ごろである。アドルは小舟を借り入れエステリアを目指す。が、しか...
PC版イースⅠ&Ⅱクロニクルズを始めます。これは元々2000年代初頭に出たPC版イースⅠ・Ⅱ完全版を、キャラ絵を今風?っぽくしてPSPに移植。それを更にPCに逆移植したもの。PC版イースⅠ・Ⅱ完全版は当然ながら解像度もPC相応であり、まだ無名だった新海誠氏の美麗なOPを楽しめる。私は学生時代、電気量販店にあった88に流れるイースⅡのデモをひたすら眺めていたが、まさか社会人になって再び棒立ちすることになるとは…である。が。折角の...
艦これをちまちまやっていたのだが、1年以上休止していたりして大してユニットが揃っているわけでもないし、既に語り尽くされているコンテンツなんで今更なところはある。Hey!提督の私に攻略情報など偉そうなことを書けるはずもなく。となれば嫁自慢である。このブログの艦これ記事は、ただひたすら嫁について語っていく。誰得なんだ?自分得だ。ついでに予想バストサイズもカッコで書いておく。・赤城(90)初めて(無料で)結婚...
前回の編成から約2年2カ月後。時間空きすぎである。この間別に引退していたわけでなく、仕事が忙しくブログを書いている暇が無かっただけで、ゲームは続けていた。といってもデイリー消化くらいで課金もしていない。ソシャゲで課金していないアピールはみっともないのでやめよう。で、その2年の間にアイギスは結構動きがあった。一番大きいのじゃ天井実装で、プレミアム召還を30回くらい使えば必ず黒が出るようになった。その結果...
■紹介1989年、当時グラフィックツール会社として名を馳せていたツァイトが、現在タカラ系列等のデベロッパーをしているウィルの第一作として作られた作品。この当時のゲーム画面としては恐ろしく描きこまれており、発売前から異常な存在感を放っていた。だが発売後さっぱり話題にならなかった理由は、このゲームをしてみればわかるだろう。つげマニアであればあるほどニヤリとする場面が多く、それだけでも十分すぎるほど楽しめる...
■基本・ひたすらコマンド総当たり。すると新しいキーワードを聞ける。そのキーワードについて更に他の人に聞いて回る。この繰り返し・推理して出来るようなものでなく、ちょっとした世間話が次の場面に進む為の重要なキーワードだったりする■詰まりそうな所(3Dダンジョン)・このような画面になったら、ESCキーを押すことで移動モードになり、カーソルキーで移動できる・↑は正面に移動。←→は左右に移動(旋回ではない)。↓は後ろ...
N浦にあった老婆の家に入ると、いつのまにか主人公「T」はトンネルを彷徨っていた。底から聞こえてくるのは「ゲンセンカン」の話…そもそもこのゲームは、小説家(漫画家?)である[T」が、自分の自伝を描く為に自分がこれまで描いてきた創作世界にダイブする…という始まりだった。しかしそうした行為自体が夢だった…というのがここまでの話だ。今のTは、確かに現実世界を歩いていた。なのにいつの間にかまた創作世界にダイブ...
全ての事は入院中に見ていた夢だった。現実に戻った「T」は街をぶらつく。現実の証拠に、街はカラーで彩られている。Tは近所のS君なる家に来る。S君である。原作では・・・なんだったかな?売れてはいないけどそこそこ食いつなげるだけの漫画家をしていて、近くの朝鮮部落の人に海老を持って行ってた青年だったか。後期つげ作品のキャラなのは確かだが、この頃の人物絵は線が細いのが多かった気がする。「無能の人」の頃はそう...
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ハーディンを正気に戻すかもしれない光のオーブをガトーから手に入れるため、マルスたちは火の山を越え氷の大地に赴く。どうしてこう大賢者と言う人々は居住性が最悪なところに居を構えるのか。進軍中は暇…でもないのだが、手持無沙汰なので竜族のチェイニーが色々と話す。今度は地竜の話だ。竜はあまりに強すぎる力のせいか、時を経ると知性を失い野生化する。それを食い止めるためにその力を竜石と言う形で分離する必要があるが...
マルスたちの前に現れた幻影…それは大陸一の大賢者ガトーだった。どうもこのおじいちゃんは第一部からして幻影トークが好きなようである。皇帝ハーディンを倒す力を求めるマルスは、そもそもなぜあのイカス男であるハーディンが悪い奴になったのか、ガトーに聞く。ガトー曰く、それは闇のオーブの力によるものらしい。この世界には5つのオーブがあり、それが互いに影響し合うことで調和し、世界に平穏をもたらしていた。ところが弱...
マルスたちは皇帝ハーディンの追撃を逃れ北方に赴く。そこには魔導都市カダインがあり、今はウェンデル先生の信頼する二人の弟子によって治められている。つまり逃亡軍マルスが一息つける味方領…なわけはなく、全力で迎撃してくる。どうやらカダインはアカネイア帝国と手を結んだらしいのだ。どうにも人情紙風船な世界の中、マルスたちは進撃する。魔法使いと言えば魔法防御の高いペガサスナイト連中の出番であり、パカパカ出撃し...
マルスの故郷であるアリティアが神聖帝国アカネイアの皇帝ハーディンの軍勢に攻め滅ぼされる。悪逆非道なラングを総督として各国に派遣し杜撰におさめていたのは、ハーディンの過失ではなくむしろ故意だった。それによって反乱を誘い、反乱を鎮圧する名目で各国を攻め滅ぼし自分の領地にするための。では何故ハーディンはそのような真似を、第一部で背中を預けたマルスにするのか。一刻も早くハーディンの元へ行き真相を聞き出した...
グルニアの世継ぎたちを救出したオグマであったが、ならずものに取り囲まれてしまった。さすがはぼくらのラングが占領していたグルニアなだけはあって、治安が最悪なのであった。ならず者は大挙して襲い掛かってくるが…途中オグマはシリウスという謎の仮面の男を拾い、彼とツートップで子供たちを守りながら救助を待つとする。ところがまだ初期の面なせいか、オグマもシリウスも強面な顔をしながらあまり強くない。橋に陣取って張...
悪代官ラングをぶちころがすべく、マルスはマケドニアで起きた反乱を鎮圧ついでに女王ミネルバに助力を請いに行く。マケドニアは第一部ではドルーア帝国側に付き、その尖兵として各国で悪さをしていた。それもこれもミネルバの兄であるミシェイル王の野心に、国の将軍たちが乗ったことによる。そこで第一部での戦いの後、国に帰ったミネルバはそんな冒険主義の将軍連中を片っ端から追い出す。それを恨んだ将軍たちは結託し反対にク...
第一部・暗黒戦争編を駆け足で負え、いよいよメインである第二部・英雄戦争編を始めます。アカネイア大陸を司るアカネイア聖王国の王女ニーナは、その同盟国であるオルレアンの王弟ハーディンと結ばれる。ニーナ姫には相思相愛のカミュが居たのだが、彼は戦塵の中に消えた。しかし王制はその血の相続を最も尊ぶ。それが王制の存在意義だからだ。かくして王女ニーナは王家の血を絶やさぬよう、ハーディンを婿に選んだ。ハーディンは...
ファルシオンを手に入れ、全てを取り返したマルス。いや、まだ取り返していないものがある。この広大なアカネイア大陸にかつては存在した、平和だ。かくてマルスは剣を携え、災厄の中心ドルーア帝国の中枢へ攻め込む。…が、山越えをしてすぐ近くの城で佇んでいた敵将をボコボコにしたら終わってしまった。ここはファミコン版では結構な援軍が出てかなり難儀なのだが、まぁ一度やったところだしええかということでSFC版は速攻だ。敵...
星と光のオーブを手に入れたマルスたち。これ大賢者ガトーの元にもっていけばガーネフの闇魔法マフーに対抗する聖魔法…スターライト・エクスプロージョンを作ることができる。ところがそのガトーはよりにもよってマケドニア王城すぐ近くに居を構えている。マケドニアはミネルバの故郷なのだが、彼女の兄である野心家のミシェイル王子はドルーア帝国と勝手に同盟。帝国の版図拡大をせっせと手伝い各地に大迷惑をかけている、中々物...
ガーネフを取り逃がした…というかまともに戦っていたら100%負けていた大敗北を喫したマルスたち。とはいえ別に打ちひしがれることもなく、とりあえず父祖の地アリティアを平定しに踵を返す。八つ当たりに見えなくもない。今アリティアを制圧しているのは、おそらくグルニア国――国王が気弱故にその弱さからドルーア帝国と手を結びアカネイア聖王国を滅ぼした国。ニーナ姫の愛しの人であるカミュが所属する国でもある。大陸随一の騎...
大陸でも名高いミロア大司祭の一人娘であるリンダを仲間にしたマルスたち。その勢いで敵の手に落ちた王宮パレスへ突入する。その城の主であるニーナ様に最後まで忠誠を誓った騎士たちは、捕らえられボコボコにされていた。このままでは死んでしまう。何しろ一人も死なせないプレイをしているので、貴重なワープの魔法でマルスを送り込み反対にボコボコにする。ここまでしたところで助けた彼らは全員戦力外なので即兵舎送りではある...
ニーナ姫を戴き大義名分を得てアカネイア王都へ進撃するマルスたち。途中、ドルーア帝国と手を結んだマケドニア国の兵たちが守る谷を通る。そこには飛龍を駆るミネルバ将軍が居る。ファミコン時代よりかなり美人になっており、仲間のし甲斐がある。もっともこの段階では作戦に従わず部下を引き連れて逃亡してしまう。この地を治める将軍が卑怯な罠を仕掛けているのだが、そんなことはしたくないということだ。きっと彼女なりの哲学...
オルレアン王国はドルーア帝国と手を結んだマケドニア王国によって攻め立てられていた。この地にオルレアン王国や、マルスの故郷アリティア王国の宗主国であるアカネイア聖王国の王女ニーナが匿われている。彼女を頭目として担ぎあげ大義名分を得て、ドルーア帝国への反転攻勢とするべくマルスたちは進軍する。と言うわけで近くの村に入ると、マリクと言う魔導士が居た。以前プレイしたファミコン版では、のほほんとしていたら盗賊...
復活したドルーア帝国によって滅ぼされたアカネイア聖王国は王族が全て打ち取られたが、唯一ニーナ姫だけが生き残る。彼女は同盟国オルレアンに逃げ延び、そこの王族であるハーディンと共に共同戦線を張っている。そこにマルスが参戦し反転攻勢に出ようと言う心積もりのようだ。ファミコン版はこの辺がふんわりしていた気がするので、SFC版で多少わかりやすくなっていてエライ。マルスが匿われていたタリス王国からオルレアンの通...
ファイアーエムブレム紋章の謎を始めます。このゲームは1990年にファミコン用ソフトとして発売された「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」の続編でもある。このブログでは約5年前に記載しているので、興味のある方はこちら。ただ初めてこのシリーズをプレイする人にもわかるように、今作では前作「暗黒竜~」のダイジェストが収められている。シナリオが縮まっていたりキャラがリストラされていたり、またゲームバランスにも微...
■紹介1995年、PC用にアリスソフトより発売されたアドベンチャーロールプレイングゲーム。1993年に発売されたランスⅣの直系となる続編。3800円という、当時としては非常に低価格で発売されたにもかかわらず、グラフィックが256色対応になって非常に綺麗。YUKIMI女史のデッサン力も磨きがかかっており、過去から追っている老人からすれば涙物であろう。他にも入社したての新人(多分)の織音氏がデザインする初のランス絵も登場。ま...
■基本・基本的にコマンド総当たりで問題無いが、行ける場所が結構広く、地上でフラグ立てた後地下でフラグ立てが多い・そのため下記に攻略チャートを記すが、攻略チャートを見ながらだとすぐ終わってしまうので注意■攻略チャート・ゲーム開始後、ハピネス製薬2Fでコナンに会い、地下迷宮の話を聞く・4Fの第一研究室でジョセフに、第二研究室でローズに合う・5Fのあたりを調べるで部屋を見つける・受付嬢と話し、外に出て独身寮に入...
召喚ちゃんを後ろから色んな意味で襲い掛かったランス。流石の召喚ちゃんもこれにはどうにもならず、散々こまされた挙句逃げてしまった。がははは、正義は勝つのだ。これでクエストはすべて終了。帰りがけキサラを見かけるが、何しろ悲しそうな顔をしている。それはそうだ。すべてを捧げると意を決して体を捧げたバードがとんでもない変態野郎だったからな。まぁ中身はランスなんだが。一番最初にクエストをクリアしたランスは無事...
謎のピンク仮面に助けらたランスたちは土砂から脱出したが、土砂の向こう側からバードたちの声が聞こえる。バードはどうでもいいがキサラが生きているようなので、これは助けねばなるまい。バードはどうでもいいが。向こう側に行く手段を探しにあたりをうろつくランスたちは、ごみの山を越え坂を上り、坂の上を登り切ったところで穴を見つけた。穴から下を見ると…ちょうど土砂に囲まれて八方ふさがりのバードとキサラを発見。キサ...
召喚ちゃんをこます…じゃなかった、倒すため尋常に勝負。しかしさすが召喚ちゃんと言うだけあって強そうなモンスターをゴロゴロ召喚してくる。こいつはいかん、ということで、ランスの下僕・悪魔フェリスを召喚し、心強い戦力とする。ランス3や4をやっている人はフェリスのことは知っているであろう。ランスをだますつもりが逆に騙されて下僕にさせられたかわいそうな悪魔で、その境遇に疲れたのか気だるそうにしている。しかし中...
那々美は養親の期待に応えるため、何度も神社の後を継ぐ儀式を行う。彼女はこれまで何度も体調不良や災難に苛まれてきたが、そんなことに負けるわけにはいかない。何よりも志半ばで死んでしまった養親の実子であり(多分)親友の美那代の為に。そうして何とか儀式の目的地まで来ると、そこに養親の実の子であり、死んでしまった美那代が霊体として現れる。那々美を襲っていた災厄の原因は彼女の運が悪いからという事でなく、霊体と...
レナスが次なる英霊として目を付けた騎士団員のロウファ。彼は、アリューゼが狂戦士となり多数の騎士団員を殺した挙句死んだという事実がどうしても受け入れられなかった。粗暴なようで冷静なアリューゼが自暴自棄になるとは思えない。きっと恩義のある騎士団長――自分の父を手にかけるのを拒んだのだ。そう信頼する。信頼しきる。アリューゼに悪意はないのだから、騎士団がその弟ロイに咎を向けるのは間違っている。なので自分はロ...
チャプターが終了すると、神界の様子が描かれる。神界ではレナスが見出し天界に送った英霊が大活躍し戦況を優位に運ぶ。…予定だったのだが、レナスはこれまで一人の英霊も送っていない。かくしてレナスの所属するアース神族は戦争を優位に運ぶどころかじり貧であり、上司であるフレイ姉さんにとても怒られる。ノルマ未達というやつだ。保険の勧誘か何かのゲームなんじゃないかこれは。イエスマム!と直立して地上へとんぼ返りする...
貴族ベリナスと侍女の阿沙加は互いに恋心を抱いていた。しかし奴隷売買が横行しているこの世界、元奴隷の少女と貴族は釣り合うはずもなく。ベリナスはそれ相応の家柄の妻が居て、阿沙加は分相応の夢を見ることすら畏れ多い。恋慕と諦念の思いが交錯する爛れた生活。しかし、そんな生活はやがて終わりを告げる。ベリナスの妻が死んでしまったからだ。否応なく縮まる二人の距離。阿沙加が夢の一片を手にしたその夜…彼女は死んでしま...
英霊としてはいまいち心許ないラウリィ君を連れてダンジョンで修業を積みつつ世界を巡る。途中見知ったところに出る。オープニングでプラチナと言う少女が死んで?しまったスズランの草原。そこには少女も、彼女を連れだしたルシオもおらず、石碑のようなものだけがあった。オープニングはあまりに意味深すぎたのでレナスの前世がプラチナとか思っていたが、どうもそう単純な話でもないようだ。石碑には死霊が二つまとわりついてお...
次なる英霊は戦死した青年ラウリィ。ただ彼には恋人が居り、彼女のことが気がかりだ。彼女もまたラウリィの戦死を認めていない。戦死の場合遺体が戻ってくるのは稀であるから、遺体をこの目で見ない限り彼女は恋人の死から目を逸らすことができる。母が新しい出会いを薦めても全く取り合わない。一縷の望みにすがる彼女は美しくもあるが、すがったまま歳を重ね、新たな出会いの可能性を自ら潰すのは果たして良いことか。かくして英...
ダンジョンを攻略していくレナス。ジャンプ軌道が独特で自らが作り出した氷柱を乗り継いでいくのも慣れが必要とする。またマップには柱を倒すなどギミックがあり、それによって新たな道が開けていく。敵はシンボルエンカウントだがこちらから斬りつけながら戦闘突入すると先手が取れる…など、このマップでこれからのコツを掴めみが高い。ボスはエルダーヴァンパイア。ヴァルキリーが忌み嫌う不死者で、不死者は不死者を生む。なら...
アリューゼ・ジェラードという二人の英霊(エインフェリア)を導いたヴァルキューレ・レナス。だがこの取れたてホヤホヤのエインフェリアをそのまま神々の戦場に送るわけにはいかない。エインフェリアには勇者適性値というのがあり、新人エインフェリアは大抵低い。これを上げるには彼らを伴ってダンジョン探索、あるいはイベントクリア等で経験値を貯めレベルアップする。そしてレベルアップの際に貰えるCP(キャパシティポイント...
王女ジェラードを間接的に殺した奸臣ロンベルトに立ち向かう傭兵アリューゼ。それは義侠心なのか、常に他人を利用し尽くし自分だけが得にする、どこにでもいる悪人にいい加減辟易していたからか。だがロンベルトは怪しげな術を体得しており、このままではアリューゼに勝ち目はない。既に死して英霊…エインヘリャルとなったジェラードはヴァルキリー・レナスに頼む。アリューゼを助けてくれと。ヴァルキリー的にアリューゼを助ける...
王女ジェラードが変貌させられてしまったグールには、いくら凄腕の傭兵アリューゼであろうと人の身で叶うものではない。が、その刹那妙な人影が彼の前に立った。戦乙女…ヴァルキリーと名乗ったその人影は、彼を助けるために降り立ったのではない。非業の運命に苛まれたジェラードの魂を英霊――エインヘリャルとして迎えるためだった。と言うわけで戦闘が始まる。ここに来てやっとゲームらしくなってくる。戦闘システムはこの当時の...
父を侮辱され、侮辱した傭兵アリューゼに仕返しに来た王女ジェラード。アリューゼを騙す為アンジェラと言う偽名と変装を用い、飽くまでいち市井として接近を図る彼女だったが…やはりと言うか当然というか、一般人のふりをして入った街食堂の料理がことごとく合わず、しまいには酔っ払って寝てしまった。しかもアリューゼの家で介抱されていると、寝相が悪く変装が解け王女であることがバレてしまう。世間知らず王女、ポンコツっぷ...
ヴァルキリー・レナスが神々の戦いにおける英霊(エインヘリャル)候補として目を付けたのは、傭兵のアリューゼ。彼は王の依頼で蛮族をその類稀なる剣技で片付け駆逐。王は賛美の言葉と共に褒章を名誉を授ける…のだが、王は心の中ではこの傭兵を全く尊敬していない。王にとってはこの傭兵もまた別の蛮族に過ぎないからだ。過ぎないのだが、そんな流れ者の力を借りねばやっていけないほど弱いのがこの国。高邁な自尊心を抱きつつも...
ヴァルキリープロファイルを始めます。ちなみに開発はトライエースであり、この会社の前身はウルフ・チーム。ここのブログを読んでいるおっさんならば、ウルフチームの名は聞いたことあるだろう(多分)。88クソゲー会社四天王の一角、日本テレネット内の開発チームだ。いきなり失礼な書き方だが、ウルフチームは後作になればなるほど作品のクオリティが上がっていく。このゲームはそのウルフチーム作品の最終形態…かどうかを見極め...
■紹介1993年、PC9801シリーズ用にアリスソフトより発売されたアドベンチャーロールプレイングゲーム。1991年に発売されたランスⅢで確立した、人類・魔人・魔王と言う世界観に、闘神という更に新しい概念を追加。後々まで続くランスクロニクルの深みを更に増したという意味で、ランスファンならばプレイする価値はある。ゲーム性や操作性、グラフィック等は現在からみれば当然のことながら、当時としても拙い所は正直多い。だがそれ...
■紹介1993年、PC9801シリーズ用にアリスソフトより発売されたアドベンチャーロールプレイングゲーム。1991年に発売されたランスⅢで確立した、人類・魔人・魔王と言う世界観に、闘神という更に新しい概念を追加。後々まで続くランスクロニクルの深みを更に増したという意味で、ランスファンならばプレイする価値はある。ゲーム性や操作性、グラフィック等は現在からみれば当然のことながら、当時としても拙い所は正直多い。だがそれ...
■大まかなマップ・終盤は浮力の杖や司令エリア近辺に頻繁に訪れるので、メリムをパーティーに入れてルートを覚えておくと良い■最初のフランソワーズが強すぎる・西の塔2階の幸福きゃんきゃんを倒すとレベルが異常に上がるのですぐ倒せるようになる■パーティー・パーティーメンバーによって起こるイベントが変わる(ダンジョン・街中)(志津香が居ないと通れない道、リックが居るとこませない奥さんなど)・メリムを連れて行けば行...
闘神ユプシロンの元に残されたシィルを助け出す為、ランスは三度最終決戦場へ駆ける。そのシィルは…フリークが予期した通り闘神に殺されることは無かったが、闘神のための即席のエネルギー源になっていた。これは魔人に匹敵する戦闘力を持った者と熾烈な戦いをしなければならない事を意味する。そんな面倒なことはやってられないとランスは再び使い魔フェリスを飛ばし、シンシアの時と同様の方法でシィルを助けようとする。が、流...
アリシアと入れ違いに囚われてしまったシンシアを助けるため、ランスは再び闘神ユプシロンの元へ行く。そこでは魔法球にシンシアを閉じ込め傍らに設置し、自身のエネルギー源としていた。傍らに置いたのはランスが魔法球の増幅装置とも言える動力源壊してしまったからかもしれない。何とか助け出しに行きたいものだが、ユプシロンが通せんぼして先に進めない。これではこれまでの戦いと変わらんではないか…正攻法ならば。だがラン...
闘神ユプシロンが復活したのだが、ランスはそんなことはつゆ知らない。ビッチに一旦預けた鍵をまとめて分捕ろうという鬼畜な作戦を実行しに後を追ってみると…ビッチは死んでいた。画面右側の柱に飛ばされ、体がひしゃげ首が外れてしまっている。サークⅢばりの残酷さである。そしてその場に佇む闘神ユプシロンは、人類殲滅指令に則りホイホイやってきたランス達に襲い掛かってきた。取り敢えず戦ってみるが、強いこと以上に無尽蔵の...
魔法使いのイオと引き換えにランスから鍵をせしめたビッチ・ゴルチ。もちろんランスとしてはイオを取り返しあとで鍵もまとめて取り返す、いつのも二兎を追って二兎を取る作戦なのだが。しかしそれは最悪の結果を招こうとしていた。この鍵を以て、闘神ユプシロンの封印が解こうというのだ。その闘神とは一体何なのか。かつて人類は、MMルーンという天才魔導士によって率いられた聖魔教団によって統一された。人類に仇なす魔王や魔人...