東京都庭園美術館*旧 朝香宮邸
目黒駅から程近い所に、都心とは思えない緑豊かな庭園と建物。東京都庭園美術館は、昭和8年(1933年)に朝香宮の自邸として建てられました。江戸時代には高松藩の下屋敷、版籍奉還により国有財産、軍の火薬庫として使われた時代を経て、御料地となって朝香宮家に下賜されたのは、大正10年(1921年)のことでした。久邇宮朝彦親王の王子である鳩彦(やすひこ)王が、留学中のフランスで交通事故に遭い、駆けつけた允子(のぶこ)妃と共にパリでの生活を余儀なくされた1925年。時あたかも、パリでは「アール・デコ博覧会」が開催。会場を訪れ感銘を受けた朝香宮ご夫妻は、ルネ・ラリックらを新邸建設に登用。ここ都心の一角で、アール・デコ様式の華やぎを今に伝えています。その旧朝香宮邸で開催中の「建物公開2024あかり、ともるとき」展示内容に関...東京都庭園美術館*旧朝香宮邸
2024/09/27 22:00