日経掲載のインベスターリターンについて補足

1週間前の話になりますが、日本経済新聞の5月6日付の記事「投信 高値づかみしない 損益指標、積み立て優位」で、モーニングスターのインベスターリターンという指標を取り上げていただきました。馴染みのない指標だと思いますので、関連情報を補足しておきます。インベスター

「アメリカン・ファンズ」登場

「キャピタル 世界株式ファンド」の投資対象ファンドの変更により、米アクティブ運用で最大シェアを有する投信ブランド「アメリカン・ファンズ」に日本から投資できるようになった（記事）。実際に投資するのは、米国籍のアメリカン・ファンズではなく、アメリカン・ファンズ

インベスコのスマートベータ検証レポートを読む

インベスコのスマートベータ検証レポートを読んだ。Getting smart about beta米国株と米国除く先進国株のスマートベータ戦略が、一般的な指数に対して概ね長期で良好なパフォーマンスを達成したとの結果が示されている。スマートベータ戦略同士の相関性まで考察して

「スマラップ」モデルは根付くか

6月に東京、名古屋、大阪で三菱UFJ国際投信のラップ型ファンド「スマート･クオリティ･オープン」（愛称：スマラップ）に関するセミナーのパネルディスカッションに参加させていただく機会があった。そのときの様子がこちら。ラップ型ファンドとは複数の資産を組み入れた「お

久々の日本株ファンド人気化だが…

モーニングスターが6月の投資信託資金流入動向の速報を発表した。日経平均株価が「ITバブル超え」を果たし18年半ぶりの高値を付けるなど活況だったことが寄与してか、日本株ファンドへの資金流入は3192億円と2年1カ月ぶりの高水準となっている。これまでどちらかと言えば高い

ダイヤモンドZAIに掲載されました

ダイヤモンドZAI8月号に掲載されました。「朝日Nvest グローバルボンドオープン」というファンドのインタビュワーを務めています。このファンドはモーニングスターが昨年発表した「ファンドオブザディケード」を受賞しており、長期で優れた運用実績を残しています。海外投資

アクティブシェアを巡る論争

近年、優れたアクティブファンドを選ぶ指標として「アクティブシェア」が注目されている。もっとも、アクティブシェアが高いファンドが本当に優れたパフォーマンスを上げているのかは、研究者の間でも意見が分かれていた。こうした中、こちらの論文は、アクティブシェアが高

1/13発売の週刊エコノミストに寄稿しました

遅れましたが、明けましておめでとうございます。本日（1/13）発売の週刊エコノミスト「特集：どうなる株・投信2015」に記事を寄稿いたしました。「勝ち組投信 円安、株高が追い風の投信 運用成績ランキング」と題して、日本株と海外株の有望ファンドを紹介しています。

2014年投信10大ニュース（今年もありがとうございましたm(_ _)m）

今年もあとわずかとなりました。細々とやってきたこのブログですが、ご覧いただきありがとうございました。今年の最後に2014年の投信関連10大ニュースをピックアップしました。

GPIFが認めた超低コストアクティブ運用

米国のDFA（ディメンショナル・ファンド・アドバイザーズ）という運用会社について記事を書きました。クオンツ運用を得意とする会社で、ファーマ・フレンチの3ファクターモデルで確認された小型・割安株の優位性に着目し、優れた運用成績を残しています。米国の投信市場では2