chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
いやしの風景 https://blog.goo.ne.jp/petit-kujira

フォトマスターEXの資格を持つ管理人が、大判中判フィルムで撮った四季折々の自然風景をお届けします。

petit KUJIRA
フォロー
住所
新宮市
出身
未設定
ブログ村参加

2014/02/11

  • 今年初めての大台ケ原

    連休が明け、落ち着いたかと思って、偵察を兼ね、出かけてきました。今年の春は早かったようです。バイケイソウもかなり大きくなっている。苔には小さな花が。花名は不明。ブナの新緑は千差万別です。つぼみから満開まで。始まり頃のほうが写真的かな。シャクナゲもすでに咲いていました。この株がもっとも花付きが良い。ミツバツツジも咲いていましたが、崖のほうで遠かった。ブナの幹から出た小枝の若葉を、幹の模様をバックに絵画的に仕上げてみた。すべてコンパクトデジカメ。今年初めての大台ケ原

  • 芭蕉に学ぶ写真の極意15

    高く心を悟りて俗に帰るべし土芳の三冊子より引く。続けてつねに風雅の誠を責め悟りて、今なす所俳諧にかへるべしとある。後半部分の「俗に帰る」とは軽みの事とも読み取れる。日常卑近の情景に題材を求めよ、と言っているように私には思われる。芭蕉の晩年は軽みの推進に尽きるのだから。識者の言うように、軽みは芭蕉の専売特許ではなく、漢詩や和歌でも唱えられてきたもので、端的に言えば理屈や故事来歴を避け、マンネリ化せず新しい作品を作り出すための指針だった。何かにつけ、大衆化すればマンネリに陥るのが常。写真もまた同じ。桜花の散り敷く池ではカメが甲羅干し。ここの所晴れると暑い日が多い。芭蕉に学ぶ写真の極意15

  • 偵察旅行

    そろそろ春の撮影期なので、偵察がてら出てみました。桜はどこも満開ですが、鑑賞には良くても作品にはふさわしくないものばかり。ブローニー一本半ほど撮影して帰ってきました。上北山村のナメゴ谷は高所なのでまだ開花には早すぎるようだったので行くのをやめ、麓のミツマタ群落に寄ってみました。ちょうど満開でした。偵察旅行

  • 大寒波

    寒い中、原田の森ギャラリーに足をお運びいただいた方々に、厚く御礼申し上げます。1月中に咲くかと思われていた河津桜も、凍りついてしまいました。2月中旬頃に伸びそうです。ヤマガラも餌が無いのでしょう。雪は30cmほど積もりました。今までせいぜい10cmほどしか経験がないので、この積雪は異常です。大寒波

  • 展覧会のご案内

    今年もよろしくお願いします。手乗りヤマガラは今年も元気に餌ねだり。昨年末、最後のブログをアップした後すぐに入選通知がありました。国画会巡回展に併設のオープンスペース公募展です。1/24(火)~1/29(日)兵庫県立美術館王子分館原田の森ギャラリー初日13:00~17:00最終日10:00~15:00ちなみに国画会は日本で初めて写真部を設置した美術団体です。私の作品は昨年大台ケ原で撮影したもので、霧に佇む苔の大岩です。展覧会のご案内

  • 今秋のフィルム作品2

    行者還林道の紅葉。終盤でしたが、残った赤をポイントに構成。右上からの斜光線が根元を暗く落とし、木々を浮かび上がらせている。個人的には好きな写真だが、コンテストには向かない。上北山村の北山川、支流の小橡川にはせり出したモミジがいくつかある。映り込みを狙って撮るのも楽しい。今年はこれでおしまいです。ご覧いただき、ありがとうございました。急に寒くなり、南紀の自宅でも雪がチラチラしています。御自愛なされて年をお越しください。来年もよろしくお願いいたします。今秋のフィルム作品2

  • 今秋のフィルム作品

    現像が上がってきました。シロヤシオの紅葉に立ち枯れの古木。東大台のブナの黄葉。こちらは西大台のブナの黄葉。西大台は森が深いせいか、ブナの背が高く全体を入れるのが難しい。今秋のフィルム作品

  • 芭蕉に学ぶ写真の極意14

    心の味をいひ取らんと、数日腸(はらわた)をしぼる三冊子にある。後半部分の推敲という作業は言語芸術にはよくあることで、写真でもテーブルフォトではありうるが、スナップや自然写真などでは出会いで撮るのが普通だ。写真にとって重要なのは前半部分だ。写実を唱導した正岡子規は芭蕉のこのような態度を好まなかったが、その後の俳句に駄作が量産されたことは、多くの俳人が認めている。芭蕉と子規の違いははっきりしている。芭蕉の目は日本の伝統に向いていたのに対し、子規は西洋の自然主義などに向いていた。日本で初めて野球をやったというのも、それを示している。あるがままに写すだけでは芸術にならないのは、写真でも同じ。写真は写心。芭蕉は古今和歌集の仮名序にある「和歌は人の心を種として…」という言葉に従っただけだった。二年前の撮影。今年の市展...芭蕉に学ぶ写真の極意14

  • 初めての西大台

    今年の紅葉はかなり悪かったので、偵察がてら西大台に入ってみました。西大台は許可が必要で、上北山村の売店兼食堂で受け付けています。1000円の入山料が必要です。ガイドブックと期日限定の上北山温泉無料入浴券、バッジがもらえます。ゲートと途中のコースには指導員に立入認定証を示す必要があります。コース一周は約8km標準5時間ですが、途中展望所往復2㎞の支路があり、30分ほど余計にかかります。午前中の入山をお勧めします。展望所からは大蛇嵓が正面に望めます。西大台は東と違ってほとんどが森の中です。私が行った日は晴天でしたが、木漏れ日がマダラで写真には難しく、あまり撮れませんでしたが、ブナの黄葉が綺麗に色づいたのがありました。登山道は東よりわかりにくい印象ですが、登山者が少ないので静かな山歩きが楽しめます。初めての西大台

  • 大台ケ原へ行ってきました

    そろそろ紅葉したかと思って、行ってみました。10月11~12日駐車場から見た正木峠。始まったばかりですね。この日は車中泊。ワンコと一緒に寝袋で寝ました。犬は体温が高いのか、湯たんぽがわりですが、毛が顔に当たるとこそばゆい。翌日はワンコを車に残して大蛇嵓方面へ。国立公園ではペットは連れていけません。おいて行くなと鳴いていましたが…牛石が原付近の紅葉。シロヤシオでしょう。更に紅葉が進むのでしょうか。それともこのまま、枯れてしまうのか。大蛇嵓への登山道から西の滝?崖上方にあった、最も赤い紅葉。2時間ほどで駐車場に戻ると、泣き疲れたか、ワンコは寝入っていました。偵察と森林浴の一泊二日でした。大台ケ原へ行ってきました

  • リモコンの掃除

    10年以上使ったリモコンが、反応しないボタンが多くなったため、新しいものと交換してもらいました。そこで壊す覚悟で、古いリモコンを修理してみました。左はこじ開けるのに使ったノミ。リモコン左はボタン側。通電樹脂らしいです。右は配線側。両面共アルコールを浸した綿棒で汚れを除去。結構汚れていました。電池を入れて試してみると、見事復活。ただし、こじ開けたので、リモコンは傷だらけ。でも、やってみるものです。全日本山岳写真協会の公募展が終了しました。ご来場いただいた方々にお礼申しあげます。ご覧いただけなかった方々には、小画面で迫力に欠けますが、ここでご覧頂ければ幸いです。リモコンの掃除

  • ソーラーでエアコンを動かす

    猛暑に加え、電気代値上げ。正に、泣きっ面にハチですね。私は毎月の使用電気量をグラフ化して見ていますが、7月から猛暑でエアコンの使用が増えたことから、8月はテレビを電力会社の電源にして、エアコンをソーラーにしてみました。結果は以下の通り。単位はKwh昨年今年7月8998↑8月136126↓結果は歴然!正し、エアコンには室内機と室外機があり、ソーラーに繋いだのは室内機のみ。室外機の電源がどうなっているかは不明。更に、ソーラー使用は、日照量の多い午前9時から午後3時まで。我が家のソーラーは公称1Kw程度実質700wから800wで、変換効率を考えると更に下がるので、トントンというところでしょう。もう少し増量したほうがよさそうです。22~23年版ペンタックスリコー写真年鑑に掲載された作品。21年秋、上北山村北山川上...ソーラーでエアコンを動かす

  • 写真展のご案内

    公募入選作品の展覧会です。会員作品全倍、ギャラリー1にて187点公募作品全紙、ギャラリー2にて81点私の作品は涸沢槍の写真です。コロナ対策を十分なさった上でお出かけください。写真展のご案内

  • 芭蕉に学ぶ写真の極意13

    もし、わが句に障る他の句ある時は、必ずわが句を引くべし師の曰く、として三冊子にある。障るというのは等類ということで、写真では類似作品のこと。故秋山庄太郎氏が二科会におられたころ、インドの五体投地の作品が入賞した後に、毎年同様な作品が送られてくることに苦情を呈したことがあった。氏が芭蕉を読んでいたかどうかは分からないが、芸術家として優れた人物であったことを明かすエピソードと言えるだろう。類似作品を撮るために多額の資金をつぎ込んで外国に行くぐらいなら、日本全国を周り新しい被写体を探したほうが芸術家冥利に尽きるというものだ。芭蕉も常に新しきを求めた。蔵出し4x5で撮影芭蕉に学ぶ写真の極意13

  • 芭蕉に学ぶ写真の極意12

    「発句の事は行きて帰る心の味はひなり」土芳は芭蕉の山里は万歳遅し梅の花を引いて、行きて帰る心を、「万歳が遅い」と「梅の花」という二つの事柄の取り合わせとして解釈したようだ。しかし、この二つには何かしら余情というか、絡み合う何かが醸し出す雰囲気があるような気がする。写真にも取り合わせは多い。例えば朝日と棚田などである。しかし、傑作はそれだけで出来ているわけではない。レンズ選択・構図・露出など、数多くの選択を経る必要がある。蔵出し。芭蕉に学ぶ写真の極意12

  • 連休後の大台

    今年はアケボノツツジの当たり年でした。蛇のような肌の幹はシロヤシオ。風雪に耐えた異様な樹形が興味を引く。花は昨年が当たり年だったため、今年は不発。ペンタックス645Ⅱべルビア100連休後の大台

  • 今春の桜

    今回はポジ作品色鮮やかな山の斜面。吉野山かと疑われそうなほど桜が多い。足元にも小さな春が。ペンタックス645NⅡべルビア100上北山村にて撮影今春の桜

ブログリーダー」を活用して、petit KUJIRAさんをフォローしませんか?

ハンドル名
petit KUJIRAさん
ブログタイトル
いやしの風景
フォロー
いやしの風景

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用