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  • 未来予測:ロボット

    ロボットの未来とはどんなものでしょう。鉄腕アトムのようなロボットが実現されるかと言われれば、残念ながら不可能ですと答える他ありません。二足歩行ロボットは確かに実験室レベルでは成功していますが、それを実現するためにはたくさんの関節を作る必要があり、その一つ一つに電源を供給し、駆動系を組み込み、センサーで状態を把握し、外部からの制御信号に対して適切に動作する制御系を構築する必要があります。ASIMOくらいの規模にはどうしてもなります。量産化しても一千万円以下にするのは難しい。二足歩行ロボットは、これから先も展示会場でだけ見かけるロボットでしょう。人間の手の動きを精巧に再現するロボットも、価格面から…

  • 未来予測:自動運動自動車

    日産が自動運転自動車を販売すると発表しました。今注目の自動運動技術ですが、自動運動技術の課題はと言われるとハードルはまだまだ高いでしょう。最大の課題は安定化の壁でしょう。現在見込まれる自動運転では、いわゆる制御工学による安定化は不可能です。つまり、何らかの予期しない外的要因に晒された場合に暴走する可能性がないと保証することができません。路面が凍結していた、突然濃い霧が発生した。竜巻や砂嵐、突然の強風。雷。地震、津波。動物が飛び出して来た。なぜかマンホールの蓋が空いていた。全てに安全な対応をする必要があります。またその対応は、通常の制御動作の中で安全性を確保するものでなければならず、異常な状況を…

  • 自然エネルギーが普及しない理由

    自然エネルギーはおそらく普及しないでしょう。なぜなら、自然エネルギーのほとんどは決定的なボトルネックが存在するからです。エネルギー密度があまりに低い。太陽光は総量で言えば世界を温めるだけの膨大なエネルギーですが、単位面積あたりだと大した大きさにはなりません。火力発電で1000℃くらいの高温を扱うのに比べるとあまりに小さい。当然と言えば当然です。そんなー高いエネルギー密度の中に晒されれば、人間も生物も生きてはいけません。密度が小さい中でたくさんのエネルギーを集めるには、器を大きくするしかありません。太陽光発電ならば大きなソーラーパネルが必要ですし、風力発電では巨大な風車を用意する必要があります。…

  • オブジェクト指向プログラミングの利点

    オブジェクト指向プログラミングは難しいと思っている人も多いですが、使うだけならすごく簡単です。実際、C♯でソフトを作れば誰でもオブジェクト指向プログラミングを使います。しかしたいていの人はWebに上がった情報を読みながら苦もなくソフトを書きます。ではどこが難しいかというと、インターフェイスを記述することでしょう。インターフェイスの質が悪いと、コード共通化率が低い、可読性も品質も悪いプログラムになってしまいます。しかし逆に言えばここが一番面白いところだとも言えます。オブジェクトとは意味です。オブジェクト指向では意味の間の有機的な結合を記述していくことでソフトを動かします。どのオブジェクトにどんな…

  • ガラパゴス化

    ガラパゴス化と言われる。ガラケーの昨日は世界標準から離れているとか、軽自動車の仕様は世界のニーズに合致していないとか。しかし、その機能についてはガラパゴスとは言えないように思います。「携帯で可愛い絵文字メールをやりとりしたい」「おサイフケータイのような便利な機能を使いたい」と感じるのも、「コンパクトで軽量な、安くて燃費がいい自動車がほしい」と思うのも、世界中の人が等しく感じていることです。ニーズは確実にあるだろうし、見えないならば発掘すればいい。ガラパゴス化してしまったのはむしろ技術面です。外国人も絵文字のメールを送りたかったが、その技術的ハードルがあまりに高いゆえに他国では導入できなかったと…

  • メール連絡したい部下VSしたくない上司

    よく上司が「メールに頼るな。直接会って話をしろ」といいます。理由は、「直接話を聞かなければ細かいニュアンスは伝わらない。またメールは見ていないことも多い。見てなかったせいで滞ることもある。」確かにメールを送ってもろくに読んでいない人もいます。しかし、ろくに読まないのは社内メール、特に部下や常に関わり合いがある人からのメールだけです。取引先からのメールを読み飛ばすことはほとんどありません。何故読み飛ばすかというと、甘えているからです。送る側はあまり何も考えずに「わかってくれるだろう」と来たメールを次々転送します。受ける側も常に大量のメールが来る状況で「まぁ別にいいか」とついつい読み飛ばしてしまい…

  • 民主主義の不平等

    民主主義は一票の価値は同じだから平等である。それは事実である一方、それによって不平等が引き起こされることがあります。6割の人が支持するA党と4割の人が支持するB党があったとき、選挙をすれば必ずA党が勝ちます。勝利したA党は、その支持者に受益が発生するような施策を次々実行します。それによって支持がより強固なものになり、選挙をする度勝利する構造になります。逆にB党は常に敗北し、支持者は自分達に不利な施策を受けてしまいます。まさに今タイで起こっている深刻な対立です。これは民主主義の持つ決定的な欠陥です。多数決によって少数派は必ず切り捨てられます。ある時は多数派、ある時は少数派とバランスが取れていれば…

  • 大事なことを大事にすることは、どうでもいい事を斬り捨てることと同じ。

    仕事ができる人は大事なところがどこかわかる人だと言います。しかし、大事なところを大事にするということは、どうでもいいところを斬り捨てることと同じという意識はあまりないようです。多くの人は、大事なところに意識があるものの、どうでもいいことを斬り捨てることができず、結果として大事なところに労力をつぎ込むことができません。労力をつぎ込めないとなれば、大事だとわかっていても何の意味もありません。大事だとわかっていないことと同じです。例えば。ある設計業務の担当になったが、課長から雑務を多く割り当てられ、なかなか実務に入れない。そうこうしているうちに納期が迫り、慌てて残業しながら、時にはサービス残業もしな…

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