8000m峰登頂と死の覚悟
◎本気で生死ぎりぎりを追及する8000m峰が14座地球上にはあり、うち9座がヒマラヤ山脈、5座がカラコルム山脈にある。14座すべてに登頂成功した人物は、1990年以前はわずか2名であったのに対し、21世紀になってからは続々と出現しており、いわばいまや8000m峰登頂は大体死なないスポーツと化してしまった感がある。1990年以前は、登頂にトライしたら60%以上は死ぬ確率を有する山がナンガ・パルバット、アンナプルナと2座あったが、これが最近では、10%台に低下しており、全く別の山になってしまったかの様である。もはや1990年以前と同様のスポーツとは見れない。1990年以前は、8000m峰登頂は、死ぬかもしれないスポーツだったのに。スポーツではないが、禅も大死一番を求められ、クンダリーニ・ヨーガも自分が死ぬことを求め...8000m峰登頂と死の覚悟
2019/04/30 06:27