事実と伝聞とマスコミの作った想念
◎自分に向き合うことほど恐ろしいものはない近所の火事のニュースであっても、事実とマスコミ報道の内容が異なることはある。また公式発表が、事実と異なることもままある。常時天眼通を発揮していた出口王仁三郎は、周囲の者が知らない事件を誰もが知っている事件として口にして、周囲をしばしば困惑させていたが、彼らは後に新聞報道で後に知ることになることがあったという。ことほど左様に、事実あるいは現代史というのは、「実際に起こった事実の積み重ね」ではなく、「実際に起こったとされる事実の伝聞の積み重ね」である。「実際に起こったとされる事実の伝聞の積み重ね」は、個人の頭の中の想念で形成される世界であり、実際の出来事が起こった世界とは異なるもの。このメカニズム故に、現代人の頭の9割はマスコミでできており、「マスコミをとってしまうと、ほと...事実と伝聞とマスコミの作った想念
2019/05/31 05:01