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望子のただいま稽古チュッ! https://blog.goo.ne.jp/ana23132

稽古、公演、プライベート・・・オバサン役者、木村望子の日々。舞台のウラ話中心です。

たとえば、こんなウラ話↓ http://blog.goo.ne.jp/ana23132/e/bd6af5057c59a8f4e5b816c95c321694 http://blog.goo.ne.jp/ana23132/e/0702d21ec598a9a6dbe61f17db8c98b0

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2013/11/05

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  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・最後のご挨拶

    最後にホントにアホな話をバラしましたが、長々と続けて参りました「カミサマ」ウラ話&ウラ写真、これでお開きにしたいと思います。いやーー、ちょっと長すぎた感じですねーーでも、最後までお付き合いくださり、まことに、まことに、ありがとうございました!おかげさまで、今回の「カミサマの恋」は、たくさんの出会いがあった、忘れられない作品になりました。ひとつだけ、残念だったのは、ことのはboxのお客様のほとんどが、お馴染みキャストが集中した、向こうのチームをご覧になったという事。こっちのチームも本当にいいものが作れたので、観ていただきたかったんですけどね。なーんて愚痴を言っても仕方がない!そろそろ次の「アリス」の稽古も始まると思います。「カミサマ」メンバーも、何人も出ています。私は本番寸前なので、たぶん観られない・・・。...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・最後のご挨拶

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑫・初日開演5分前の悪夢

    開演5分前。そでにスタンバイしながら、ふと見た自分の姿に、血の気が引きました。一番大事な、カミサマの羽織を忘れてるーーーーっっ!!!もう時間は開演3分前!!!!!「私、白いの忘れたっ!取ってくる!」と小さい声で舞台監督さんに叫んで・・・そこから4階分・・・、階段を、上がる!上がる!上がる!上がる!上がる!上がる!上がる!上がったぁ~。そのまま楽屋に飛び込んで、楽屋のみんながびっくりしている顔を背に、(そりゃそうだ。そろそろ舞台に出てる頃だもの)また階段を降りた降りた降りた降りたーーー!初日の緊張なんて、もうきれいさっぱり飛び散って、唖然としている由紀と、苦笑している舞台監督さんとに謝った、・・・のか、どうかも、全然覚えていませんがとにかく羽織を着た途端に暗転になりました。たぶん舞台監督さんがそれまで待って...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑫・初日開演5分前の悪夢

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑪・初日開演5分前の悪夢

    初日開演5分前に何があったのか?これはもう<あり得ない>話、いや、悪夢ですギリギリで未遂に終わったからいいものの、本当にやらかしていたら、初日の公演、つぶしてました・・・少なくとも、配信はつぶれてましたまず開演の10分前。初日です。もう客席がかなり埋まっている頃。楽屋のみんなに、「では、よろしくお願いします!」と挨拶して、例の階段を、トントントンと4階分降りて、舞台袖でスタンバイ。初日で緊張している由紀と「楽しもうね!」なんてハグをして、仲のいい舞台監督さんにも挨拶して、ちょっと雑談。そしていよいよ、開演5分前。舞台そでで、いつ暗転になっても出られるように、由紀と並んでスタンバイ。これは稽古場ですが、こんな感じで並んで暗転になるのを待っていました。その時に、ふと、ふと、自分の腕を見たんです。あれ?薄暗がり...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑪・初日開演5分前の悪夢

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑩・初日開演5分前の悪夢

    突然、話が変わっちゃいましたが、萬劇場さんの階段って本当に凄いんです。萬と言えば階段!って言うくらい。お客様も入り口を入ってから、階段をぐるぐると2階分ぐらい降りて、劇場に入られたと思います。つまり、劇場が地下2階なんですね。で、楽屋がどこかというと、地上2階。・・・ってことは、楽屋と舞台との間に4階分の階段があるということで・・・せっかくなので、昔、出たときのブログをそのまま貼り付けます。今回は私は出ずっぱりで、楽屋には一度も戻りませんでしたが、このときには、この階段を何度も往復したんです。(古くて画像が不鮮明なのはお許しを!)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーかいだぁぁぁん(ーー;)本番4日目。階段を上がるみんなのスピードが、間違いなく落ちています。だってね、どんだけあるかというと、まずスタートは...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑩・初日開演5分前の悪夢

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑨・役者の生態観察

    それぞれ、いろんなことをしながら、だんだんと開演時間が近づいてきます。開場、つまりお客様が客席に入られるのが開演の30分前。開場の前に役者は楽屋に戻るので、その少し前。ギリギリこの舞台上にいられる、最後の時間の役者たちです。最後の最後まで台詞の稽古をする人間。一人で集中する人間。意味不明の動きをする人間。人それぞれで、いろいろあります。でも、その中でも、この時の空気を見事に切り取っている、と思うのが、これこういう感じなんです。もうカウントダウンっていう時の舞台の空気って。これで本番になって、また翌日、同じことを繰り返す。そして千穐楽になって、舞台は夢のあととなる。特に、萬劇場さんは舞台も片づけちゃうので、ガラーン感が半端ない。あのヒイヒイ言って上がった階段も・・・、って、そういえば、階段のこと書き忘れた!...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑨・役者の生態観察

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑧・役者の生態観察

    さて、昨日お見せしたこの写真。何をやってるか、わかります?これね、座布団を1枚ずつ叩きつけて、5回終わったところなんです。座布団くばり、ならぬ、座布団投げ(笑)物語の最後近く。怒りのあまり、しのぶが銀治郎に座布団を投げつけるというシーンで、座布団投げが披露されるのですが・・・、それが最初は、うまくいかなかった・・・らしい。私、後ろ向いてるのでまったくわからないのですが、意外にいい場所に行かないというか、パワーが出ないというか。でも、稽古を重ねるたびにパワーアップして、背中で聞く「ドサッ!」がどんどん大きくなっていたのですが、その腕が鈍らないように、常に投球練習をしていたようです(笑)横で、投げられる銀治郎が楽しそうに見ていますね。さて、こちらの2人は真剣な顔で打ち合わせ。そこに私も参戦して、3人で語り合っ...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑧・役者の生態観察

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑦・役者の生態観察

    劇場に入ってからは皆それぞれ。ストレッチや声出し以外にも、それぞれの役によって、いろいろな稽古があります。中でも、本当に頑張っていたのが、この人銀治郎役の如月さんは、太鼓とか歌があんまり得意じゃないらしくて、みんなに教えてもらいつつ、稽古場でも、劇場に入ってからも、暇さえあれば太鼓の稽古。いつも明るくてムードメーカーの彼が、遠い目になっているのは、ちょっと太鼓に疲れすぎ?それをさくっと撮っている人(笑)一方、由紀役の理奈ちゃんは、なんといっても、歌って踊れる人なので、リズム感抜群で音程も確か。もちろん祭文は「節はどうでもいい」というものなのですが、やはりなんとなく、あるんですよね。一番最初のシーン。由紀が下手な祭文を唱えて、私がその一節を直します。なんだけど、どうしてもきれいなメロディーになっちゃう(笑)...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑦・役者の生態観察

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑥・役者の生態観察

    さて、ここからは普通に、小屋(劇場)に入ってからの、役者の生態観察でございます劇場に入ってからは皆それぞれ自分のペースがあるので、集合時間以外は本当に勝手に動いています。一番多いのが、やはりストレッチと声出し。それも、本番の何分ぐらい前にストレッチをするとか、みんなそれぞれあるんですよね、こだわりが。これは妙にまったりした雰囲気。ストレッチをやるつもりで、お喋りに移行した?また、こんな時間が楽しいんだなぁ。といっても、個々の時間配分はシビアに守らないと、あとで自分がエライ目に遭いますが。しかし舞台に畳があるというのは、本当に落ち着くんですよね。ゴロゴロしやすいというか。特にストレッチには、なんといってもこの畳が一番です。とはいえ、これ、実は畳じゃなくて(笑)畳に見えているだけで、板に薄敷きを敷いただけだか...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑥・役者の生態観察

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑤・西村写真館

    家族写真<カミサマと弟子>もうさんざん書いてきたので、書くネタはありません<なんとなく家族っぽい5人>なーんとなくつながっている5人。「あの家族はこれからどうなるんでしょうね」と、何人もの方に言われました。「ちょっぴり情けないところのある銀治郎さんだけど、いろんな女性に愛されて、これからもきっと情けなさを持ったまま、人生を全うされるんだろうなと思いました」とDMに書いてくださったお客様も。きっとそうなんでしょうね~。これから先を想像させるような作品って、作家の「力」を感じます。さすがに人気のある作家さんです。まぁこれからも何かとありそうですけどね。でもきっと怒ったり泣いたり、大騒ぎしながらも、そこそこ幸せに生きていくんじゃないかな。そんな銀治郎ですが、家族写真がないことを発見!せっかくなので違う写真を出し...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑤・西村写真館

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編④・西村写真館

    最後まで「お茶待ち」だったシーン。あ、ちなみに、オレンジや黄色のマルは、私が忘れないように付けているだけで、これは関係ありません。ここで、「由紀、お茶」「すいません。ポット出してませんでした」と、由紀が慌てて退場して、その後、12行の短い台詞があって・・・。その間に奥からポットを持ってきて、お茶を淹れて、「どうぞ」と出す。これが大変だったんですよね。ポットを持ってくるだけでも、かなりの距離があって。大変、というより、はっきり言って無理!そこで何故か、志野さんと私が、ここだけゆ~~ったりと喋ってました(笑)私は後ろを向いているので、志野さんがお茶の進行具合を見つつ、台詞の間を微調整していたんです。とにかく、由紀の「どうぞ」がなければ、次の台詞に行けないので。そして、お茶を飲んだ途端に、喋るスピードが一気に加...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編④・西村写真館

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編③・西村写真館

    家族写真<姑と息子夫婦>何度も書いていますが、この作品唯一のコメディパートの3人です。とにかく毎回、このメンバーと必死でやっていたのですが、実はもう1人、このシーンで必死だった人がいました。それがこの人。何故かわかります?このシーンが、一番たくさんのお茶を出すんです。それもカモミールティーまであったりする。誰も喋らず、シーーンとした中で、背中に不穏な空気を感じながら、お茶を淹れる。由紀がお茶を出すまで、全員が無言。映像だったら完全に放送事故レベル。もうこうなると、演技なんて全く必要ないんです。本気で焦って必死にお茶を淹れていれば、それで充分に成立しますから(笑)しかしこのシーンだけでなく、とにかく由紀のお茶出しは大変で・・・。さすがにティーバッグを使っていましたが、人が変わるたびにティーバッグを捨てて、ま...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編③・西村写真館

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編②・西村写真館

    家族写真<新旧ペア>家族ではないけど、ま、同一人物ということで。右は演出の岡崎さん。彼、実は初演の信一だったんです。私とは別チームだったので、私は見ていないんですが、信一が由紀を追いかけながら喋るシーンは、初演の時も、散々稽古させられたようですね。演出をしながらも、そんな話がポツリポツリと出てくるので、「あ~、大変だったんだね~」って気分で聞いてました初演の演出の酒井さん、厳しかったからなぁ・・・。(酒井さん、読んでないよね?)今回、あのシーンの演出に特にこだわりを感じたのは、自分が散々苦労したから、なのかも。<中学の同級生ペア>雅春(佐藤ケンタ君)は、ワンシーンの出番で、がっつり、大切な長ゼリを語ります。これが、雅春にとっても、信一にとっても、すごく大事なシーンで、ここでの雅春の長ゼリの出来次第で、信一...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編②・西村写真館

  • 「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編①・西村写真館

    さて、気がつけばどんどん時間が過ぎていき、どんどん長くなっていき・・・。いい加減最後にしようとは思うのですが、まだ劇場に入ってからのことを何も書いてない!やっぱりここは書かないとね。ということで、写真祭りっぽくなりますが、劇場での日々、色々と出していきたいと思います。西村写真館さて、写真といえば、なんといってもこの人。本当にみんなの写真をよく撮ってくれました。人物の写真だけじゃなくて、グループLINEでの連絡の写真まで。だんだん合成写真も上手くなって、いかにも仲の悪そうな2人を作ってみたり。これ本当は下の2枚の合成ですそして劇場に入ってからは、ご家族ならびに関係者の記念写真をたくさん!名付けて西村写真館!ということで、明日からは、西村写真館で撮影した、家族ならびに関係者の記念写真を、エピソードを絡めながら...「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編①・西村写真館

  • 「カミサマ」ウラ話・役者が素に戻るとき②

    ダメ出しで、まずやることといえば、これ演出家のダメ出しを、せっせせっせと書き込みます。その場で書かないと絶対に忘れるから。あっちでもこっちでも書いております。こちらは、どう動くか、演出家のプランを懸命に聞いています。みんなすごくキツい顔してる(笑)で、こっち行けばいいんですね?と言う瞬間を撮られてしまった鳥住奈央ちゃん。一生懸命がゆえの姿です。こっちにも似たような人がいますね。かばん、こっちに置きますか?とかかな?あ、ちなみに演出の岡崎さんは、「ダメ出し」という言葉は使わず、「ノート」といいます。そうなんです。ダメ出しという言葉がきついからと、最近、ノートと言う演出家が増えてきました。これもひとつのハラスメント防止対策なのかもしれません。ただねー、ここに書くときにねー、ノートじゃ伝わらないじゃないですか。...「カミサマ」ウラ話・役者が素に戻るとき②

  • 20数年ぶり!

    今日のお昼は、白神直子さんのボイスラボに初参加。彼女はシンガーであり俳優であり、そして歌と声のトレーナーとしても、たくさんのシンガーや俳優たちを教えてきた人。「歌う身体も、俳優の身体も、アスリートと変わらず。身体の管理と訓練がパフォーマンスに直結してる。」というスタンスでのレッスンだけど、こんなにも人と比べない、人と競わないワークショップって、珍しいんじゃないだろうか。でも、今日はそれだけじゃなくて・・・。左側の3人、実は20数年前に、紀伊國屋の舞台に一緒に立った仲間なのです。ひょんなことからご縁が繋がって、20数年ぶりに再会。もう嬉しすぎて、懐かしすぎて、叫ぶしかない気分。うれしーーーーい20数年ぶり!

  • 役者が素に戻るとき①

    昨日お見せしたコメディパートは、とにかくハイテンションで、何度も何度も繰り返しすため、もうお疲れさん状態でしたが、前も出した、この2人のシーン。この稽古も、ハイテンションで本当によく繰り返されました。動きとセリフと、感情がぴったり合わないと、何をやってるのかわからない。でもこの3つを合わせるのがとても大変で。結果的にこういう走り回る稽古までやらされて、はい、お疲れさんの苦笑い。それでも若い2人には、まだまだダメ出しが続きます。お疲れさん!たぶん、玲子の「弟子にして下さい」シーンかと。とにかく真剣に話を聞いてます。終わって・・・。演出家に何か聞いてますね。何をしてたんだろう??こっちに動いてみますか?みたいなことかな?うーん。どうすりゃいいのかなー状態の私と、なんか笑ってる由紀。あれ?撮られてる!そうか、笑...役者が素に戻るとき①

  • 今度はアキレス腱付着部炎(>_<)

    昨日の朝、右足首が歩くのも辛くなって、また整形外科へ。今回はアキレス腱付着部炎とのこと。確かに、どうしてもうまくいかないステップがあって、意地になって右足の踏み込みばっかりやってた気がする炎症なので、ゆっくりストレッチをして、後はできるだけ動かさないで下さいね。あ、タップはダメですよ!と先生。あ、でもね、今年のトラブルはまだ2回目ですよ!って慰めてくれた。でもまだ4月だしそして、ついに、レントゲン科の技師さん全員に、顔を覚えられてしまったこんなところで、なりたくないわ、有名人。今度はアキレス腱付着部炎(>_<)

  • やっぱり二段弁当はやめました~

    さて、いつものウラ話に比べて、妙に自己満足感が強めの思い出話になった感じで、今さらながら気恥ずかしさを感じていますがそれはもう書いちゃったので仕方ないとして、やっぱりやめましたーー、2段弁当方式とりあえず10回続けてみましたが、やっぱりやりにくくて、ダメでしたーなのでこれからは写真と解説で、つまり、いつもと同じ感じで、書いていきたいと思います。ーーーーーーーーー役者が芝居をしている時は、普通のテンションではありません。どんなに静かな芝居でも、死にかけている演技でも、日常の数倍のテンションで演技をしています。そして演技が終わると、ひとしきりそのテンションをおさめて素に戻る。出を待っているときの役者が好きだって書きましたが、結局、素に戻っている役者の姿が好きなんですね。個人の趣味なんですが、そのあたり、なんと...やっぱり二段弁当はやめました~

  • 「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑩

    <文章と写真は全く関係ありません>ウラ話一難去っての初顔合わせ④これまでにも忘がたい、いい座組はありました。こんなことってあるんだと感動するほど仲が良くて、信頼しあえた座組もありました。でもそういう時って、最初から大体予測がつくんですよね。この人とこの人がいて、共演はしてないけど、この人もよく知っているし、何といっても大好きな彼女と一緒!みたいな、最初から安心感がもてる座組。でも今回のように、完全にゼロスタートからで、ここまでまとまったのは珍しいと思います。それは、みんながしっかり作品に向き合って、いいものを作ろうという気持ちでひとつになったから。これはもちろん、演出家の力でもあるのですが、結局、全員が思いをひとつにできる人たちだった、ってことだと思います。そしてみんなが楽しくて大人で、温かかった。いやー...「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑩

  • 「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑨

    <文章と写真は全く関係ありません>ウラ話一難去っての初顔合わせ③あまりにゆっくりのおばあちゃん2人の台詞。とはいえ、年上の役者さんに、失礼なことは言いにくい。いやそれ以上に、こんなことを役者が心配すること自体、僭越だろうか。演出家に失礼だろうか。と、かなりこれも悩みました。でもこれは、比較的早く、安心材料が見つかりました。挨拶代わりにLINEのやり取りをしたときに、わかったんです!彼女たちはキャリアのある人だったんだ、って。これなんです!!歳をとった役者さんの「あるある」なんですが、不思議なことに、キャリアがなければないほど、頑固で、言うことを聞かなくて、努力をしない。最近はシルバーの演劇学校がたくさんあるので、こういう人が大勢いるんです。ほとんど素人みたいな人が、演出家のダメ出しすら聞かなかったりします...「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑨

  • 「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑧

    <文章と写真は全く関係ありません>ウラ話一難去っての初顔合わせ②初顔合わせで読み合わせをしたものの、芝居の雰囲気がバッラバラ。中でも「これはヤバい」と思ったのが、おばあちゃん2人の台詞の遅さ!いやいやいや、そりゃないでしょうと、冷汗が出てきました。観てくださった方はおわかりと思いますが、あの作品のおばあちゃんたちは、とにかくパワフル。台詞も津軽弁で(これが大変)、喋り倒します。ところが読み合わせでの彼女たちは、完全に正反対。ひとつの台詞を、た~~っぷりと時間をかけて喋るので、私のテンポとまったく合わずどうしようと思いながら、ちぐはぐな会話で終わりました。終わってから、おそるおそる話しかけてみると、「時代劇ばっかりやってたから、これ以上早く喋ったことがないんです」あ~そうか~~、たしかに時代劇の雰囲気だった...「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑧

  • 「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑦

    <文章と写真は全く関係ありません>ウラ話一難去っての初顔合わせ①ついに初顔合わせの日になって、初めて、みんなで台本を読んで・・・。その時点で、由紀は「大丈夫!」だと思いました。台詞の読み方がまっすぐで、余計な色がついてない。彼女はいける、と長年の勘が働きました。このまま演出家の指導を受けていけば、どんどん伸びていくだろう。ただ・・・、なんていうのか・・・、みんな、なんでこんなにバラバラなの???もちろん、初めて共演者の前で読むワケで、私も毎回、顔合わせはめちゃくちゃに緊張します。それはそうなんだけど・・・、それぞれの醸し出す演技の空気というか、芝居の雰囲気がバッラバラで。といっても、芝居に関しては演出家の仕事だから、こちらが口を出すことではない。・・・とは思いつつも、どうする気だ~~みたいな気分は、正直あ...「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑦

  • 「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑥

    <文章と写真は全く関係ありません>ウラ話茫然自失のキャスト発表⑥当時、上之薗理奈ちゃんに送ったDMに、こんなことを書いていました。―――――長い間、舞台一筋にやってきましたが、いい作品って、演技のうまい人が演技力を競いあう作品ではないんですよね。全員が気持ちを1つにして、その作品を愛して、懸命に向き合っていると、舞台からものすごい熱量が広がっていく・・・それがお客様に伝わって、感動につながるのだと思っています。―――――偉そうで恥ずかしいんですが、本当にこれなんです。役者が勝手な「うまい芝居」をして、演技力を見せつけられる芝居なんて、楽しくも何ともない。そんなことより、ワンチームで作品に向かっていける座組の方が、ずっとお客様に伝わるものがある。そして今回、それが成功した!・・・というのは今だから言えること...「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑥

  • 「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑤

    <文章と写真は全く関係ありません>ウラ話茫然自失のキャスト発表⑤稽古開始前に彼女にアドバイスをしたい。だけど、反発されたら。と悩みながらぼんやりTwitterを見ていたときに、ポンと、こんな通知が飛び込んできたのです。「上之薗理奈(かみのそのりな)さんにフォローされました」おおっ、彼女がフォローしてくれた!って事は大丈夫そうだ。きっとあっちも良好な関係を望んでるはず!もう、これのおかげで一気に気持ちが楽になって、アドバイスをしようと気持ちが固まりました。いや、でも待てよ、怖いとかウルサいとか、思われないようにせねばなーんて、くどくど心配しながら、おそるおそる「はじめまして」のメッセージを送りました。大変な役だということや、きついことを書く人がいることも、全部、書いて・・・。そしたら本当に素直な返信がきて、...「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑤

  • 「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真④

    <文章と写真は全く関係ありません>ウラ話茫然自失のキャスト発表④芝居未経験のアイドルちゃんに愕然としつつ、同時に思ったのが、彼女が傷つくことへの不安でした。この世界、ものすごくきつい劇評を書く人がいるんです。自分が一番正しくて、自分だけが全部わかってるみたいな。そんなものほっとけばいいんだけど、でもやっぱり傷つきます。それをきっかけに、芝居自体を恐れて、やめてしまった子もいる。彼女にそんな思いをさせたくない・・・。彼女の初の台詞劇が、嫌な思い出だけになってほしくない。でもはっきり言って、素人芝居を見せたら、当然、たたかれる。さて、どうしよう・・・。と言って、プロデューサーや演出家の頭を超えて、私が口を出すのは、たぶん違う。仁義に反する。でも、でもね!稽古が始まってからじゃ絶対に遅い。あー、だけど、彼女にも...「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真④

  • 「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真③

    <文章と写真は全く関係ありません>ウラ話茫然自失のキャスト発表③誰も知らない座組の中でも、一番気になったのは、当然のことながら、弟子の由紀役。準主役です。どんな人なんだろうと速攻検索。と、なんと、台詞劇が初めてのアイドルちゃん?!!ええええええーーーーーーーっ!!ちょっとぉ、何考えてるのよ!あんな難しくて大変な役を?無理に決まってるでしょ!!初演の由紀は歳こそ若かったものの、演技力もキャリアも折り紙付きの役者さん。で?で?今度は芝居未経験のアイドルちゃん??いや、それはないわ!こんなこと書くと怒られるかもですが、でも本当に愕然としたんです。と同時に思ったのが、彼女が傷つくことへの不安でした。<つづく>ウラ写真台本を握りしめて2人でうつむきながら、さりげなく、読んでます小道具の荷物はなくても、台本はあり。演...「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真③

  • 「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真②

    <文章と写真は全く関係ありません>ウラ話茫然自失のキャスト発表②発表されたキャスティングに、私が大きなショック受けた、というのは、とにかく、あまりにも片寄っていたからでした。向こうの箱チームは、ことのはboxさんでは、皆おなじみの人ばかり。最初から「お久しぶり~」でスタートできるチーム。一方こちらの葉チームは、全員「はじめまして」。シングルキャストの西村君と佐藤君が知り合いなだけで、あとはどんな人かもわからない。この極端な違いは何なの??そんなこと、芝居に関係ないだろう、と思われるかもですが、そうじゃないんです。芝居って本当に信頼関係で成り立っているので、それが最初から出来上がっているか、ここから作っていくか、はたまた、そういう関係になれる人たちなのか、なれないままの人たちなのか。これから努力していくにし...「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真②

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