「陣場」や「陣ノ内」など、陣のつく地名は、「むかし、武士が合戦で陣を立てた所」と言われている。 なるほどそうなんですね、ふぅ〜ん、と納得しそうになるが、「陣」がつく地名の土地状況を調べると、なぜか川のそばの低湿地や田んぼ、グジョグジョの沼や、ため池のある所ばかり。 暗く淋しい山の谷間にあったりもするが、武士の陣場に適した小高い丘はほとんど無かった。 これはどういう事だろう? ハッ!もしかして...
「陣場」や「陣ノ内」など、陣のつく地名は、「むかし、武士が合戦で陣を立てた所」と言われている。 なるほどそうなんですね、ふぅ〜ん、と納得しそうになるが、「陣」がつく地名の土地状況を調べると、なぜか川のそばの低湿地や田んぼ、グジョグジョの沼や、ため池のある所ばかり。 暗く淋しい山の谷間にあったりもするが、武士の陣場に適した小高い丘はほとんど無かった。 これはどういう事だろう? ハッ!もしかして...
新しい記事が完成していないので、どうでもいい事を書いて、時間を稼いでおくとしよう。※今回の記事はお下劣につき閲覧注意です。無論、私ではなくゴーストライターが書いたものです。◎美しくないものを、美しそうな漢字で表してみる。女句草 めくそ花句草 はなくそ魅美句草 みみくそ(牧野博士に謝れ!)香門 こうもん(※実在の店舗とは一切関係ありません)詩梨華 しりげ和季雅 わきが粉塗姉 ふんどし(...
「鬼(おに)」のつく地名の土地では「恐ろしい鬼がいたから」という地名由来がよく語られるが、それをそのまま信じる現代人は居ないだろう。 実際に鬼がいたという記録があったとしたら、それはマタギと呼ばれる狩猟民や、サンカと呼ばれる山の漂泊民、山賊の類、あるいは、何らかの理由で森に隠れ住んでいた白人の大男などを目撃したものではないかと思う。 そういう人達と山の中でバッタリ出会い、ビックラこいて「もひいぃ...
自分は今年になって、食べ物の好みがちょっと変わった。 今まで滅多に食べなかった辛いものが急に食べたくなり、家にはキムチと唐辛子とコチュジャンを常備している。 キムチは安いのを中心にいろいろ試したが、現在は、韓国の宗家(チョンカ)のキムチ大瓶をリピート中。Aコープのコストコフェアで売っていた。 熱いごはんにキムチを乗せるとア〜ラ不思議、魔法のようにごはんが無くなる!こんにちは 私の新たな豚の素! (変...
土曜日は、用事で長崎駅の方へ出かけた。 いつもなら原付で行くが、ずいぶん前に買って全く使ってなかった東京駅百周年記念Suicaを机の中の地層から発掘していたので、今回はJRで行く事にした。 公共交通機関はほとんど乗らないので、Suicaなど使ったことがない。先日の出張では、領収書の出し方が判らず使うのをあきらめていた。 どうだ、すんごい田舎モンだろう?(開き直るなよ) 諫早駅は駐輪場がよく判らず、西諫早駅は急...
去年の9月、ウチのよく出来た嫁様が、西九州新幹線かもめの試乗会に応募し、見事当選!!万歳しながら奇声をあげて踊りまくった。 唐草模様の風呂敷包みに竹の皮の弁当入れと、準備万端整えて正座して当日を待っていたが、台風14号の雲古野郎のせいで、まさかの中止! これは完全にガッカリ八兵衛だ。わたしが子どもだったら、グレてよっちゃんイカやうまい棒を万引きしていただろう。 仕方がないので、諫早図書館のかもめ号...
自転車で、諫早の市街地から島原半島の北目の方へ向かうには、やはり国道57号線が一番早いのだが、小野の先から森山周辺は、片側1車線で路肩がほぼ無い所を大量のクルマがバンバンすっ飛ばして来るので、五百円くれても走りたくない。 ほぼ人がいない歩道を走る事も可能だが、段差や凹凸が多くてムダに疲れる。歩行者を避けるために車道と歩道を出入りするのも危ないし、クルマもなかなか途切れない。歩道の多くは片側にしかな...
ホンダというメーカーは、創業以来、世界をリードする高い技術力により、いつも先進的で独創的な製品を作り続けてきた。 挙げればキリがないし面倒なので挙げないが、50cc、原付1種の3輪スクーター「ジャイロキャノピー」もそのひとつ。 自分はこれの中古に10年くらい乗っていたのだが、別に自慢する事もないし、特に面白い事もないので、紹介する記事は書いていなかった。 ただ、若い頃乗っていた原付たちの昔話は以前すべ...
地名についてあれこれ詮索していると、「至って普通のようでも、土地の状況を表す地名として意味を成さないもの」があることに気がつく。 たとえば、多良見町東園地区にある「山の木」 山に木があるのは当たり前で、しかも無数に立っている。地名の意味が「山の木のところ」では、そこら中すべてが該当するため、場所が特定できないではないか。 これじゃ、「今どこにいる?」「えっとねぇ〜道路の横にガードレールがある所〜...
地名をいろいろ見ていると、へびっぽい地名や、へびに関すると言われる地名、そして、ズバリ「蛇」のつく地名があることがわかる。 近年、日本中で自然災害が続いたことから、「災害地名」がテレビで報道されるようになった。「蛇崩(じゃくずれ)」や「蛇落(じゃらく)」など「蛇」のつく地名は、「大水による災害が発生しやすい所」と言う認識が広まっている。 蛇は、そのくねくねした動きから、流れる水を象徴する生きものとさ...
自分は最近、原付(50cc)でけっこう遠くまで出かける。 日曜日は、地名の調査で佐賀県嬉野市の山の中と、東彼杵郡波佐見町の山の中へ行ってきた。 今どき制限速度が30Km/hでは、幹線道路を走ると下手っぴに当てられそうなので、なるだけ裏道を走る。大きい交差点では二段階右折とかいう、危険極まりない行為を強要させられるので、迂回ルートも詳しくなった。 今回はまず、諫早から大村を通って北上するのだが、「おつまみガリ...
長崎市茂木町は、市街地から田上(たがみ)の峠を越え、つづら折りの狭い森の道を下り、川沿いの切り立った崖の側を通り抜けた、隔絶の地にある。 淋しい所かと思いきや、千々石灘に面する海岸の景観は明るく開放的で、日がな一日のんびり過ごせるところ。 明治期には、長崎に居住していた西洋人のリゾート地として賑わったそうだ。 茂木には特に何があるという訳でもないが、自分は何となく好きな町なので、時々ふらりと立ち寄...
あれぇ〜 変だな~博多って、こんな所だったかな~もっと都会だったはずだがな~キャナルシティどこかな〜しかし誰も通らんな〜 と言うのはウソで、ここは佐賀県唐津市の山の中、七山木浦という所にある「博多(はかた)」たい! 数年前、地図でたまたま見つけて、唐津方面へ行くついでに寄ってみたのだが、ケータイの電波もまったく届かない、田舎中の田舎だった。 途中、すれ違った原付スクーターの男性は、ごく普通の身なりだ...
諫早市多良見町 市布(いちぬの) 市布には、長崎自動車道の長崎多良見インターがあり、すぐ近くには諫早市と長崎市を結ぶ長崎バイパスの出入口がある。 一般道の国道34号線も、隣接する東長崎地区や長崎市街地へ行き来する車が通るため、この付近は相変わらず交通量が多い。 ※Googleマップより 市布と言えば、以前はバイパスと国道が交差する信号でいつも激しく渋滞していた。頻尿の人達にとっては、人間の尊厳を死守す...
正月早々花が咲く「元日桜」で有名な長崎の西山神社は、元は西山妙見社と言って、星の神である妙見菩薩(みょうけんぼさつ)を祀る神社だった。 長崎の歴史を書いた書物では、江戸時代に誰それが個人で祀っていた神を、長崎奉行の許可を得てこの地に祀る云々と、神社創建の由緒が語られる。 しかし、「なぜ、あまりメジャーでない星の神なのか」「なぜ、こんな裏山の中腹に祀ったのか」という疑問に対する説明は見たことがない。...
雲仙市千々石町の海岸にそびえる、釜岳(かまだけ)。 真ん中のえぐれたような斜面の麓に「釜」集落がある。 諫早市飯盛町 下釜(しもがま) 千々石湾に面した飯盛町は農業主体の町だが、古くは江の浦と言って、漁民も多かった。「カマ」のつく地名は、小字地名を含めると全国に数多く存在する。 地名用語のカマは「咬む」で、浸蝕された地形と言われている。釜底や竈門(かまど)のように、丸く彫り込まれた形の海岸によく見られ...
長崎市船石(ふないし)町は、山の谷間を流れる川沿いに、田んぼが広がる所。ふなっしーと似ているが、特に関係はない。 「船石」の由来は、町の南側の船石岳の山中に、舟の形をした大きな石があることからと聞く。 町の北部には、山の中なのに二双舟(にそうぶね)という集落がある。なかなか珍しい地名だが、どういう由来なのだろう。 集落内には「ニ双舟」という小字がある。ここにヒントがあるかもしれない。場所は、ニ双舟...
自転車散歩も、パロマが流行してからは滅多に行く事がなくなった。(パロマねぇ~) 最近は買い物ひとつにしても別の移動手段を使っており、以前に比べると出撃回数は大幅に減っている。だが、自転車に乗るのをやめてしまった訳じゃあない。 1月に長崎に雪が積もって、諫早でクルマ200台が放置されるという、激烈にみっともないニュースが全国に流れた日も、自転車で会社へ行った。(2年振りにね) 新雪で、凍りついてなけ...
伊木力(いきりき)みかんとタラッタたらみでお馴染みの、 諫早市多良見(たらみ)町 住民に、多良見の中心部はどこかと聞けば、「喜々津(ききつ)んニキたい」と答えるだろう。 しかし喜々津という行政地名は存在しない。昭和30年の町村再編で、喜々津村、大草村、伊木力村が合併し、多良見村に統合されたからだ。(10年後に多良見町へ) それなのに、JRの駅名を始め、川や橋や学校名やら、昭和50年代に埋立て開発された住宅地...
小長井の海岸と言えば、近頃はフルーツバス停。 若い人たちが、ひっきりなしにクルマを停めて写真を撮りまくっている。よく知らないが、SMLとやらに投稿するらしい。 地元のばあちゃんが、バスと間違えて若者の軽ワゴン車に乗り込み、遠くへ連れていかれないか心配だ。 そんな賑やかさとは無縁の、井崎地区の淋しい海岸。 この砂浜には、黒くて角ばった大小の岩石がたくさん並んでいる。 大きいものは2m以上。潮が引く...
地名をいろいろ見ていると、へびっぽい地名や、へびに関すると言われる地名、そして、ズバリ「蛇」のつく地名があることがわかる。 近年、日本中で自然災害が続いたことから、「災害地名」がテレビで報道されるようになった。「蛇崩(じゃくずれ)」や「蛇落(じゃらく)」など「蛇」のつく地名は、「大水による災害が発生しやすい所」と言う認識が広まっている。 蛇は、そのくねくねした動きから、流れる水を象徴する生きものとさ...
自分は最近、原付(50cc)でけっこう遠くまで出かける。 日曜日は、地名の調査で佐賀県嬉野市の山の中と、東彼杵郡波佐見町の山の中へ行ってきた。 今どき制限速度が30Km/hでは、幹線道路を走ると下手っぴに当てられそうなので、なるだけ裏道を走る。大きい交差点では二段階右折とかいう、危険極まりない行為を強要させられるので、迂回ルートも詳しくなった。 今回はまず、諫早から大村を通って北上するのだが、「おつまみガリ...
長崎市茂木町は、市街地から田上(たがみ)の峠を越え、つづら折りの狭い森の道を下り、川沿いの切り立った崖の側を通り抜けた、隔絶の地にある。 淋しい所かと思いきや、千々石灘に面する海岸の景観は明るく開放的で、日がな一日のんびり過ごせるところ。 明治期には、長崎に居住していた西洋人のリゾート地として賑わったそうだ。 茂木には特に何があるという訳でもないが、自分は何となく好きな町なので、時々ふらりと立ち寄...
あれぇ〜 変だな~博多って、こんな所だったかな~もっと都会だったはずだがな~キャナルシティどこかな〜しかし誰も通らんな〜 と言うのはウソで、ここは佐賀県唐津市の山の中、七山木浦という所にある「博多(はかた)」たい! 数年前、地図でたまたま見つけて、唐津方面へ行くついでに寄ってみたのだが、ケータイの電波もまったく届かない、田舎中の田舎だった。 途中、すれ違った原付スクーターの男性は、ごく普通の身なりだ...
諫早市多良見町 市布(いちぬの) 市布には、長崎自動車道の長崎多良見インターがあり、すぐ近くには諫早市と長崎市を結ぶ長崎バイパスの出入口がある。 一般道の国道34号線も、隣接する東長崎地区や長崎市街地へ行き来する車が通るため、この付近は相変わらず交通量が多い。 ※Googleマップより 市布と言えば、以前はバイパスと国道が交差する信号でいつも激しく渋滞していた。頻尿の人達にとっては、人間の尊厳を死守す...
正月早々花が咲く「元日桜」で有名な長崎の西山神社は、元は西山妙見社と言って、星の神である妙見菩薩(みょうけんぼさつ)を祀る神社だった。 長崎の歴史を書いた書物では、江戸時代に誰それが個人で祀っていた神を、長崎奉行の許可を得てこの地に祀る云々と、神社創建の由緒が語られる。 しかし、「なぜ、あまりメジャーでない星の神なのか」「なぜ、こんな裏山の中腹に祀ったのか」という疑問に対する説明は見たことがない。...
雲仙市千々石町の海岸にそびえる、釜岳(かまだけ)。 真ん中のえぐれたような斜面の麓に「釜」集落がある。 諫早市飯盛町 下釜(しもがま) 千々石湾に面した飯盛町は農業主体の町だが、古くは江の浦と言って、漁民も多かった。「カマ」のつく地名は、小字地名を含めると全国に数多く存在する。 地名用語のカマは「咬む」で、浸蝕された地形と言われている。釜底や竈門(かまど)のように、丸く彫り込まれた形の海岸によく見られ...
長崎市船石(ふないし)町は、山の谷間を流れる川沿いに、田んぼが広がる所。ふなっしーと似ているが、特に関係はない。 「船石」の由来は、町の南側の船石岳の山中に、舟の形をした大きな石があることからと聞く。 町の北部には、山の中なのに二双舟(にそうぶね)という集落がある。なかなか珍しい地名だが、どういう由来なのだろう。 集落内には「ニ双舟」という小字がある。ここにヒントがあるかもしれない。場所は、ニ双舟...
自転車散歩も、パロマが流行してからは滅多に行く事がなくなった。(パロマねぇ~) 最近は買い物ひとつにしても別の移動手段を使っており、以前に比べると出撃回数は大幅に減っている。だが、自転車に乗るのをやめてしまった訳じゃあない。 1月に長崎に雪が積もって、諫早でクルマ200台が放置されるという、激烈にみっともないニュースが全国に流れた日も、自転車で会社へ行った。(2年振りにね) 新雪で、凍りついてなけ...
伊木力(いきりき)みかんとタラッタたらみでお馴染みの、 諫早市多良見(たらみ)町 住民に、多良見の中心部はどこかと聞けば、「喜々津(ききつ)んニキたい」と答えるだろう。 しかし喜々津という行政地名は存在しない。昭和30年の町村再編で、喜々津村、大草村、伊木力村が合併し、多良見村に統合されたからだ。(10年後に多良見町へ) それなのに、JRの駅名を始め、川や橋や学校名やら、昭和50年代に埋立て開発された住宅地...
小長井の海岸と言えば、近頃はフルーツバス停。 若い人たちが、ひっきりなしにクルマを停めて写真を撮りまくっている。よく知らないが、SMLとやらに投稿するらしい。 地元のばあちゃんが、バスと間違えて若者の軽ワゴン車に乗り込み、遠くへ連れていかれないか心配だ。 そんな賑やかさとは無縁の、井崎地区の淋しい海岸。 この砂浜には、黒くて角ばった大小の岩石がたくさん並んでいる。 大きいものは2m以上。潮が引く...
大村市北部、海岸から野岳の中腹にかけて広がる「福重(ふくしげ)地区」は、梨やぶどうなどのフルーツ栽培で知られる営農地帯。 収穫の時期、各ファームの直売所は、旬の果実を待ちわびた人々で賑わう。 丘の上の農業複合施設「おおむら夢ファームシュシュ」は、地元の農産品販売をはじめ、焼き立てパンにバイキングレストラン、更にはフルーツ狩りや農業体験も出来る人気の観光スポット。 休日のジェラート売り場には、長い行...