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  • 美しくないものを、美しそうな漢字で表してみる。

    新しい記事が完成していないので、どうでもいい事を書いて、時間を稼いでおくとしよう。※今回の記事はお下劣につき閲覧注意です。無論、私ではなくゴーストライターが書いたものです。◎美しくないものを、美しそうな漢字で表してみる。女句草 めくそ花句草 はなくそ魅美句草 みみくそ(牧野博士に謝れ!)香門 こうもん(※実在の店舗とは一切関係ありません)詩梨華 しりげ和季雅 わきが粉塗姉 ふんどし(...

  • 「鬼」地名は何を意味するのか 鬼木・鬼池

    「鬼(おに)」のつく地名の土地では「恐ろしい鬼がいたから」という地名由来がよく語られるが、それをそのまま信じる現代人は居ないだろう。 実際に鬼がいたという記録があったとしたら、それはマタギと呼ばれる狩猟民や、サンカと呼ばれる山の漂泊民、山賊の類、あるいは、何らかの理由で森に隠れ住んでいた白人の大男などを目撃したものではないかと思う。 そういう人達と山の中でバッタリ出会い、ビックラこいて「もひいぃ...

  • ウマッソヨ!

    自分は今年になって、食べ物の好みがちょっと変わった。 今まで滅多に食べなかった辛いものが急に食べたくなり、家にはキムチと唐辛子とコチュジャンを常備している。 キムチは安いのを中心にいろいろ試したが、現在は、韓国の宗家(チョンカ)のキムチ大瓶をリピート中。Aコープのコストコフェアで売っていた。 熱いごはんにキムチを乗せるとア〜ラ不思議、魔法のようにごはんが無くなる!こんにちは 私の新たな豚の素! (変...

  • 久しぶりに長崎駅へ

    土曜日は、用事で長崎駅の方へ出かけた。 いつもなら原付で行くが、ずいぶん前に買って全く使ってなかった東京駅百周年記念Suicaを机の中の地層から発掘していたので、今回はJRで行く事にした。 公共交通機関はほとんど乗らないので、Suicaなど使ったことがない。先日の出張では、領収書の出し方が判らず使うのをあきらめていた。 どうだ、すんごい田舎モンだろう?(開き直るなよ) 諫早駅は駐輪場がよく判らず、西諫早駅は急...

  • やっとかもめに乗った

    去年の9月、ウチのよく出来た嫁様が、西九州新幹線かもめの試乗会に応募し、見事当選!!万歳しながら奇声をあげて踊りまくった。 唐草模様の風呂敷包みに竹の皮の弁当入れと、準備万端整えて正座して当日を待っていたが、台風14号の雲古野郎のせいで、まさかの中止! これは完全にガッカリ八兵衛だ。わたしが子どもだったら、グレてよっちゃんイカやうまい棒を万引きしていただろう。 仕方がないので、諫早図書館のかもめ号...

  • 諫早干拓地を自転車で通り抜ける方法

    自転車で、諫早の市街地から島原半島の北目の方へ向かうには、やはり国道57号線が一番早いのだが、小野の先から森山周辺は、片側1車線で路肩がほぼ無い所を大量のクルマがバンバンすっ飛ばして来るので、五百円くれても走りたくない。 ほぼ人がいない歩道を走る事も可能だが、段差や凹凸が多くてムダに疲れる。歩行者を避けるために車道と歩道を出入りするのも危ないし、クルマもなかなか途切れない。歩道の多くは片側にしかな...

  • 真冬もOK!ジャイロキャノピー ~原チャリ風雲録~

    ホンダというメーカーは、創業以来、世界をリードする高い技術力により、いつも先進的で独創的な製品を作り続けてきた。 挙げればキリがないし面倒なので挙げないが、50cc、原付1種の3輪スクーター「ジャイロキャノピー」もそのひとつ。 自分はこれの中古に10年くらい乗っていたのだが、別に自慢する事もないし、特に面白い事もないので、紹介する記事は書いていなかった。 ただ、若い頃乗っていた原付たちの昔話は以前すべ...

  • ◯◯の木 ─ 長崎地名的散歩 ─

    地名についてあれこれ詮索していると、「至って普通のようでも、土地の状況を表す地名として意味を成さないもの」があることに気がつく。 たとえば、多良見町東園地区にある「山の木」 山に木があるのは当たり前で、しかも無数に立っている。地名の意味が「山の木のところ」では、そこら中すべてが該当するため、場所が特定できないではないか。 これじゃ、「今どこにいる?」「えっとねぇ〜道路の横にガードレールがある所〜...

  • へびっぽい地名 平口・片木・辺木・蛇田

    地名をいろいろ見ていると、へびっぽい地名や、へびに関すると言われる地名、そして、ズバリ「蛇」のつく地名があることがわかる。 近年、日本中で自然災害が続いたことから、「災害地名」がテレビで報道されるようになった。「蛇崩(じゃくずれ)」や「蛇落(じゃらく)」など「蛇」のつく地名は、「大水による災害が発生しやすい所」と言う認識が広まっている。 蛇は、そのくねくねした動きから、流れる水を象徴する生きものとさ...

  • 令和5年の桜を見つつ、原チャリ調査隊は往く

    自分は最近、原付(50cc)でけっこう遠くまで出かける。 日曜日は、地名の調査で佐賀県嬉野市の山の中と、東彼杵郡波佐見町の山の中へ行ってきた。 今どき制限速度が30Km/hでは、幹線道路を走ると下手っぴに当てられそうなので、なるだけ裏道を走る。大きい交差点では二段階右折とかいう、危険極まりない行為を強要させられるので、迂回ルートも詳しくなった。 今回はまず、諫早から大村を通って北上するのだが、「おつまみガリ...

  • 地名散歩 長崎市茂木(もぎ)

    長崎市茂木町は、市街地から田上(たがみ)の峠を越え、つづら折りの狭い森の道を下り、川沿いの切り立った崖の側を通り抜けた、隔絶の地にある。 淋しい所かと思いきや、千々石灘に面する海岸の景観は明るく開放的で、日がな一日のんびり過ごせるところ。 明治期には、長崎に居住していた西洋人のリゾート地として賑わったそうだ。 茂木には特に何があるという訳でもないが、自分は何となく好きな町なので、時々ふらりと立ち寄...

  • 地名散歩 じゃないほうの「博多」

    あれぇ〜 変だな~博多って、こんな所だったかな~もっと都会だったはずだがな~キャナルシティどこかな〜しかし誰も通らんな〜 と言うのはウソで、ここは佐賀県唐津市の山の中、七山木浦という所にある「博多(はかた)」たい! 数年前、地図でたまたま見つけて、唐津方面へ行くついでに寄ってみたのだが、ケータイの電波もまったく届かない、田舎中の田舎だった。 途中、すれ違った原付スクーターの男性は、ごく普通の身なりだ...

  • 地名散歩 多良見町市布(いちぬの)

    諫早市多良見町 市布(いちぬの) 市布には、長崎自動車道の長崎多良見インターがあり、すぐ近くには諫早市と長崎市を結ぶ長崎バイパスの出入口がある。 一般道の国道34号線も、隣接する東長崎地区や長崎市街地へ行き来する車が通るため、この付近は相変わらず交通量が多い。 ※Googleマップより 市布と言えば、以前はバイパスと国道が交差する信号でいつも激しく渋滞していた。頻尿の人達にとっては、人間の尊厳を死守す...

  • 妙見菩薩と湧水 妙見という地名

    正月早々花が咲く「元日桜」で有名な長崎の西山神社は、元は西山妙見社と言って、星の神である妙見菩薩(みょうけんぼさつ)を祀る神社だった。 長崎の歴史を書いた書物では、江戸時代に誰それが個人で祀っていた神を、長崎奉行の許可を得てこの地に祀る云々と、神社創建の由緒が語られる。 しかし、「なぜ、あまりメジャーでない星の神なのか」「なぜ、こんな裏山の中腹に祀ったのか」という疑問に対する説明は見たことがない。...

  • 地名散歩 釜蓋(かまぶた)

    雲仙市千々石町の海岸にそびえる、釜岳(かまだけ)。 真ん中のえぐれたような斜面の麓に「釜」集落がある。 諫早市飯盛町 下釜(しもがま) 千々石湾に面した飯盛町は農業主体の町だが、古くは江の浦と言って、漁民も多かった。「カマ」のつく地名は、小字地名を含めると全国に数多く存在する。 地名用語のカマは「咬む」で、浸蝕された地形と言われている。釜底や竈門(かまど)のように、丸く彫り込まれた形の海岸によく見られ...

  • 地名散歩 船石町「二双舟」

     長崎市船石(ふないし)町は、山の谷間を流れる川沿いに、田んぼが広がる所。ふなっしーと似ているが、特に関係はない。 「船石」の由来は、町の南側の船石岳の山中に、舟の形をした大きな石があることからと聞く。 町の北部には、山の中なのに二双舟(にそうぶね)という集落がある。なかなか珍しい地名だが、どういう由来なのだろう。 集落内には「ニ双舟」という小字がある。ここにヒントがあるかもしれない。場所は、ニ双舟...

  • いなちゃり サブハンドル最新版

    自転車散歩も、パロマが流行してからは滅多に行く事がなくなった。(パロマねぇ~) 最近は買い物ひとつにしても別の移動手段を使っており、以前に比べると出撃回数は大幅に減っている。だが、自転車に乗るのをやめてしまった訳じゃあない。 1月に長崎に雪が積もって、諫早でクルマ200台が放置されるという、激烈にみっともないニュースが全国に流れた日も、自転車で会社へ行った。(2年振りにね) 新雪で、凍りついてなけ...

  • 喜々津は木々の茂る港だったか

    伊木力(いきりき)みかんとタラッタたらみでお馴染みの、 諫早市多良見(たらみ)町 住民に、多良見の中心部はどこかと聞けば、「喜々津(ききつ)んニキたい」と答えるだろう。 しかし喜々津という行政地名は存在しない。昭和30年の町村再編で、喜々津村、大草村、伊木力村が合併し、多良見村に統合されたからだ。(10年後に多良見町へ) それなのに、JRの駅名を始め、川や橋や学校名やら、昭和50年代に埋立て開発された住宅地...

  • 小長井 井崎海岸の蝙蝠岩と鯨堂

    小長井の海岸と言えば、近頃はフルーツバス停。 若い人たちが、ひっきりなしにクルマを停めて写真を撮りまくっている。よく知らないが、SMLとやらに投稿するらしい。 地元のばあちゃんが、バスと間違えて若者の軽ワゴン車に乗り込み、遠くへ連れていかれないか心配だ。 そんな賑やかさとは無縁の、井崎地区の淋しい海岸。 この砂浜には、黒くて角ばった大小の岩石がたくさん並んでいる。 大きいものは2m以上。潮が引く...

  • 福重 謎の線刻石仏

    大村市北部、海岸から野岳の中腹にかけて広がる「福重(ふくしげ)地区」は、梨やぶどうなどのフルーツ栽培で知られる営農地帯。 収穫の時期、各ファームの直売所は、旬の果実を待ちわびた人々で賑わう。 丘の上の農業複合施設「おおむら夢ファームシュシュ」は、地元の農産品販売をはじめ、焼き立てパンにバイキングレストラン、更にはフルーツ狩りや農業体験も出来る人気の観光スポット。 休日のジェラート売り場には、長い行...

  • 縄文 謎のY字材を考える

    自転車や地名の記事も準備しているのだが、なかなか進まないので(それを怠けと言う)、今回はちょっと目先の変わった話をひとつ。 1997年、富山県小矢部市の桜町遺跡から出土した縄文時代の木製品の中に、長さ2.5mで用途不明の「謎のY字材」があった。 小矢部市教育委員会発行 JOMONパーク桜町遺跡ガイドより 自分は去年のヤフーニュースで初めて知ったが、地元では早くから話題になり、様々な意見が寄せられ、町おこ...

  • 庭の木を刈る

    更新が滞っているので、まだコロナであの世へ行ってないことを知らせるため、何かテキトーにでっちあげておこう。 まずは、わしが最近覚えた若者の歌。合っとるかのう‥おケツからプ〜ですえ何?カマシたのプ〜です君がコイた屁~ですでも君にお返しできずスーですいや、くっせぇわ! 連休は、市外や県外や太陽系外に出かけることもなく、主に家のことをやっていた。 庭の木が道路や隣の家に張り出していたので枝を切ったのだ...

  • いなちゃり! 快適なハンドル

    いなちゃりとは、田舎での使用を前提に造られた自転車型スーパー散歩兵器のことである。 2017年に 「いなちゃり」というカテゴリーをつくり、2回だけ記事を書いたのだが、疲れた、眠いなど諸般の事情で、それ以来ほったらかしだった。 今さら誰も待っちゃいないが、自分さえよければいいので、少し時間があるうちに続きを書いてみる。 自転車のパーツの中で、ハンドル・ペダル・サドルは、操縦する人間が直接触れる重要なイ...

  • 【地名散歩】 時津町 日並(ひなみ)

    時津(とぎつ)という地名は、トギ(研ぎ)が崖を意味するため、崖地の港の意味と考えられる。 (参考:古代地名語源辞典 楠原佑介編) 実際、埋め立て以前の旧海岸のそばは切り立った崖が多く、平地は極端に少なかった。 長崎街道の海上ルートだった頃は、港の周辺は賑わったようだが、農地は範囲が限られ、収穫量も望めなかっただろう。 時津町は、昭和に海岸を埋め立てて企業を誘致し、工業の町になった。 働く人が住んで住...

  • 【地名散歩】 長崎は、長い岬があったから?

    長崎の地名由来の通説は、平成まで県庁のあった長い丘が、昔は「長い岬」だったからというもの。周囲の低い土地は大半が海だったらしい。 キリスト教の町だった頃の想像図 しかし、長崎生まれ長崎育ちのじげモン地名ファンとしては、これがホンマに信用してええもんか、まんず確かめで見ねばと思うわけでごわっしょ。 ちゅーこっで、今回はナガサキの地名由来を見直してみゅーかね。 まず、例によって「ナガサキ」を分...

  • 【地名散歩】 植物地名 エノキ

    植物の名がつく地名の由来は、まず、その植物が多く生えていたからと言われるが、たぶんその通りの例はほとんど無かろうと、我々、毛石町特殊地名捜査班は考えている。 刑事ドラマの中盤、犯人の目星はついているのに、証拠が無かったり、アリバイが崩せなかったりで、「逮捕できず歯がゆい状況」がよく描かれる。 最後に主人公は、同僚の何気ない言葉をヒントに、鮮やかに謎を解き、「犯人は(クルッ)、あなただったんですね?」...

  • お試し中古ランドナー

    2010年に、ネットで見つけて即買いした、アラヤ フェデラル。 ランドナーという旅自転車のテイストをビギナー向けにお安く提供した製品で、むかし自転車少年だった貧乏中高年が、まんまと飛びつく仕様だった。 本所のドロヨケを加工して取付け、日東のランドナーバーとキャリアを付け、シビエの角ランプを付け、カゴを付けた。 通勤にお買い物、島原半島一周、大村湾一周、多良岳一周と、頑丈で頼れるため大活躍した。しかし...

  • 悪疫調伏!

     散歩記は、基本的に趣味やどーでもいい事をゆる〜く好き勝手に書く場なので、社会的な問題をエラそうに述べたりはしない。 しかし新型コロナについては、もういい加減、我慢の限界灘を越えて大陸が見えている!この忌々しいクソウイルスを早く追い出すため、国民は一丸となって協力する必要がある! 緊急事態宣言が解除されたら、今度は感染第4波が来たとの報道。油断すれば即、リバウンドだ。シバワンコならいいが、リバウ...

  • 菜ノ花とサクラ咲く白木峰へ

    昨日は有給消化で、午后から夫婦で白木峰高原へ花見に出かけた。待って!ちゃんとするから帰らないで!春の霞んだ雲仙と干拓地をバックに、菜の花と桜。平日なのに、けっこう人は来ている。夢中で一眼レフカメラを構える高齢者も多い。三脚まで担いで。これはいい趣味。歩き回るので健康にもいい。桜もなかなかの老木になった。じゃが、まだまだ若い木には負けんぞい!丘の上には、相変わらずの謎のオブジェが鎮座。これは、塗装や...

  • 諫早のえべっさんを追加

    たわしが住んでいる諫早市は、昔、佐賀藩の領地だったからか、海岸地域や城下では、えびす神が盛んに祀られていた。 えびす神は、釣り竿を持って鯛を脇に抱えているように、元は豊漁の神だった。それがいつの頃からか、商売繁盛の神、福の神として広く信仰されるようになった。 諫早では、えべっさんと呼ばれ親しまれている。 えびす神の成り立ちは諸説あるのだが、豊かな異世界から訪れて幸をもたらす「来訪神」であることに...

  • 地名散歩 松浦市 御厨(みくりや)

    長崎県北部の松浦市は、アジの水揚げ量が日本一を誇る水産都市。 旬(とき)アジが名物で、アジフライの聖地と自称するほど。考えただけでも、ジュルリ‥ゴキュ! よだれかけが必要だ。 松浦市観光情報ガイド 松浦の恋 松浦市は昭和30年の市制施行の際、公募で「淀姫市」になるはずだった。しかし、ここは往古、隣りの佐賀県伊万里市・唐津市エリアと共に、海の武士団「松浦(まつら)党」の一族が活躍した土地。その歴史を尊重し...

  • 南島原市の猿石(さるいし)

    南島原市の有家町周辺には、「猿石」と呼ばれる謎の石像があちこちに祀られている。いや、「猿岩石」ではない。 布津町郷土史より 確かに普通の石仏や神像とは違う、異形のものだ。 しかし、謎と聞いちゃあ、放っておけねえ。これは一丁、調べてみるか。「行くぞ、股八」「へぃ、親分!」 猿石とは元々、奈良県明日香村の畑から掘り出された数体の古い石像のこと。猿石の名は、動物的で呪術的で異国的でミステーリアスガー...

  • 地名散歩 布津(ふつ) 南島原市

    南島原市布津(ふつ)町は、雲仙岳南東の緩やかなすそ野に広がる田園地帯。 対岸に肥後熊本を望む有明海の浜辺には、小さな漁港が点在する。 ユニクロも外食チェーンも、有名なドラッグストアも無いけれど、雲仙普賢岳をバックに広がる空の下、気分も大らかに過ごせる所だ。※ダイソーはある! 布津の地名の由来については、納得できそうな説を聞かない。調べてダメなら考えよう。 「ふつ」は、物が切れる音や様子を表す古い言...

  • 地名散歩 戸町(とまち)は、リアスの入江

    長崎市戸町は、長崎港入口に架かる女神大橋の東側。 入江の周囲は高い崖に囲まれ、海岸には造船所など、主に船舶関係の中小の会社が並び、独特の町の景観を作っている。 住宅は、背後の斜面沿いに山の上まで続いているが、険しい断崖の辺りは自然のまま。 山の上は戦後からの開発で切り開かれて、上戸町も新戸町も賑わい、最近はまた、長崎自動車道に直結する南環状線も通り、イノシシもタヌキもびっくりだ。 海を見下ろす丘...

  • 地名散歩 インゲリ鼻~売串 野母崎

    野母崎の高浜海水浴場の奥に、インゲリ鼻というわけのわからない、へんチョコな地名がある。 私が自転車少年だった小学生の頃、ワラヂヤの長崎県地図では、「インケリ鼻」だったと思う。 明治時代に作成された地図も「インケリ鼻」だ。 しかし、どっちが正でも、別にどうでもいいほどのウルトラダイナマイト謎地名に変わりはない。 砂浜から、石がゴロゴロした海岸を滑ったり転んだりして、うぁ~ん!と泣きながら渡ると、巨...

  • 地名散歩 日泊 大村市三浦

    諫早から大村へ車で向かう際、大村湾沿いの山にカーブとアップダウンが続く、県道のルートがある。 Googleマップ 3D衛星写真より 県道が何号線なのかを知る人は多分、少ないと思うが、「三浦を通る」と言えば、ほぼ誰にでも通じる。 いわゆる「抜け道」であり、以前はゆっくり走ると、ヤンキーのバCARに煽られた。初心者は、怖ろしさにカーブの途中で急ブレーキを踏み、慌てたヤンキーがハンドルを切りそこなって崖の下に...

  • ヴァカ 4匹目

    この話はすべて諫早の人田中君より聞きたり。わしの体験談で無きことゆめゆめ忘るるなかれ。願わくはこれを語りて上級国民を戦慄せしめよ! ― Twinkle Star ― 先日の事、仕事中、グギュルゥという音と共に脳から緊急出動命令が出たため、私はトイレに向かい、内股でスクランブル発進した! 明らかにガスが溜まっており、かなりヤバい状態だ。しゃがむ前から引金の安全装置は解除されていたが、もしフライングしたら機体後...

  • バカ 参

    近所のスーパーに、セルフレジとやらが導入されたので、普段は、変な人と思われそうで買わないものを、買ってみた。 (変な人ではないとでも?) うんチョコ! これは小学生が喜ぶ30円の駄菓子。 いろんな動物の種類があるらしい。 左から、ネコ、フクスケ、リュウ、カワウソ‥え?イヌ? 粒状のチョコ菓子を、袋から出して本体にセット。 グレープチョコ味という思い切ったテイスト。 中には運だめしのおみくじも付い...

  • 今年も夏野菜を植えました

    今年もまた、夏野菜を植えた。 いつも同じような顔ぶれ。 きゅうり、トマト、なす、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、すきまには葉物や花を少しづつ。 以前はもっといろいろ作っていたが、狭い庭の畑なので、自然と、次から次に収穫できるものに絞られていった。 そう、貧乏人は、コスパ優先だ! 去年の戦績は、トマトとなすが少なめだったがあとはスーパーで買う必要がなかった。 トピックは、オクラの高さが2m43cmに達したこと...

  • 地名散歩 鈴田(すずた) 大村市

    諫早から、国道34号線を自転車で北へ進むと、揺やかな坂を上りきった鈴田(すずた)峠の頂上で大村市に入る。 汗ばんだ顔に涼風を受けて、産直所の前を過ぎカーブの先で視界が開けると、見事に真っすぐな下り坂が1kmほど続く。 自転車でもスピードが出るので気持ちがいい。サ~イクリング、サ~イクリング、ヤホ~ヤホ~!と、歌いたいくらいだ。 でも実際に歌うと「自転車の変なおじさん」という動画をネットに晒されるので我慢...

  • 地名散歩 毛井首(けいくび)は、くびれた峠

    長崎市街の南側、三菱造船所香焼(こうやぎ)工場の近くに、現在も行政地名としてそのまま使われている、土井首(どいのくび)町、毛井首(けいくび)町がある。 Googleマップ衛星写真より 土井首は、よく言われる通り、海岸に築いた防潮堤を昔は、土囲(どい)と呼んだからだろう。 「ドイ」地名は、長崎県の海岸にしばしば見られる。 地名の「首」は、大抵が、土地の一部がくびれて細くなった所のこと。 よく判らないのは、毛...

  • 地名散歩 本当は怖くない首地名

    「首塚」という地名がある。 戦国時代に、敵兵や反逆者の首を切って埋めた所とか、その供養のための塚がある所だとか言われている。 長崎では、国道251号を、森山町唐比から愛野展望台方面へ向かう途中の枝道にある、高さ2m程の「首塚」が有名だろう。 その近辺は、首塚という地名になっている。 案内板には、やはり恐ろしげな伝説が書いてあるが、現実的な「古代の豪族の墳墓説」も紹介されている。 これは大事なことで...

  • 地名散歩 千年地名 千々石(ちぢわ)

    雲仙市千々石(ちぢわ)町 雲仙岳の麓に位置する千々石町は、一面に畑が広がる営農地帯で、少数ながら漁業者もいる。 千々石湾に面した長い砂浜では、釣り客や散歩する人が、年中のんびり過ごしている。 残念なのは、最近閉鎖されてしまった海水浴場。復活したらまた、覗、いや、遊びに行きたい。 町の背後から西側には、千々石断層の高い崖がとなり町の諫早市森山町唐比(からこ)まで続いており、自然の営みの壮大さを感じられる...

  • 地名散歩 コウダ 長与町・諫早市

    長与町に、高田という地区がある。 タカダではなく、タカデンでもなく、 コウダと読む。 江戸時代の書物「大村郷村記」を見ると、昔は幸田と書いていたらしい。どうして長与町民しか読めないような「高田」に変えたのだろう。 敵の軍勢をあざむくための策だろうか? 諫早市の日の出町と飯盛町には、どちらも香田と書くコウダ地区がある。これらのコウダ地名がどういう由来なのか、今回もひとつ、探ってみよう。 古い地名の...

  • 地名散歩 畔別当(あぜべっとう) 長崎市

    諫早市から長崎市へ貧乏人がクルマで向かう場合、有料道路の長崎バイパスを横目に険しい県道を行く「川平(かわびら)越え」ルートがお財布に優しい。 この峠を越えた所に、畔別当(あぜべっとう)という、モヘモヘに意味不明な地名の集落がある。 地形的には、両側を山に挟まれた谷が長く続く、ゆるやかな傾斜地。 昔は谷川沿いに田んぼが連なっていたが、現在は自動車道路が町を真っ二つに分断している。長崎バイパスの向こう...

  • 道ノ尾(みちのお)とは何?

    長崎の市街地から国道206号線を北上すると、道路は道ノ尾(みちのお)交差点で、各方面へ分岐する。高架部分の下では、JRの線路まで交差している。 ここは長崎の交通の要衝である。 たぶん昔も時津街道の追分だったろうから、「道ノ尾」は、交通地名だと思っていた。 交通地名には、三本松や立石と言った街道沿いの目印や、〇〇道とかの、行き先を示すものなどがある。 しかし、交通地名であれば類例があるはずなのに、ネット...

  • バカ No.2

    この前、ホンダのクルマの悪口書いたら‥、タブレット、フンダ。ホンダ車好きです。宗一郎さん、ごめんなさーい!...

  • バカ その壱

    私は時折、ものすごくバカな事を思いつく瞬間がある。それを天の啓示と受け取り、稲妻の如くメモに書きつける。 そしてあとで読み返し、あまりのくだらなさに愕然として、プスピ~!と放屁する事もしばしばだ。 だが、屁と一緒で、生まれてしまったものは仕方ない。屁に罪はないように、くだらんものにも罪はない。 これは神のギフトか、それとも悪魔の罠なのか。質値は、あなたにつけていただこう。 今夜は、そんなくだらな...

  • 女の都(めのと) 長崎空中住宅地の先駆け

    1、2の、散歩記 長崎周辺の自転車散歩その他です。

  • 諫早 羅杵尼(らぎに)神社

    1、2の、散歩記 長崎周辺の自転車散歩その他です。

  • 試験の結果

    1、2の、散歩記 長崎周辺の自転車散歩その他です。

  • 晩夏の侵入者

    1、2の、散歩記 長崎周辺の自転車散歩その他です。

  • 不用品の個人売買を計画する

    1、2の、散歩記 長崎周辺の自転車散歩その他です。

  • いなちゃり! ②いなちゃりを計画する

    1、2の、散歩記 長崎周辺の自転車散歩その他です。

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