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小・中学生の受験奮闘記(徳島版) http://tutortokushima.blog.fc2.com/

徳島県の中学受験・高校受験のこと、学校、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法などを綴ります。

徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。

Shigemi
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徳島市
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徳島市
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2013/08/06

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  • 自然を観察する、歩いて移動する

    子どものうちにしておきたいことの続きです。9 水・風・光・音による自然現象にふれる。自然現象にふれることが理科に直結しているということは、どなたでもご理解いただけるでしょう。花を摘む、草を抜く、雨に濡れる、星を見る、風が吹いて木が揺れる、水が流れて土に染み込むなどなど、全てが理科のテーマになっています。しかし、実は理科だけではないのです。たとえば国語においてさえも、自然にふれる体験がものすごく重要...

  • 工作と機械

    子どものうちにしておきたいことの続きです。7 工作用紙を切ってサイコロや箱を作る。サイコロ(立方体)の問題は今でも頻出ですが、子どもの世界からだんだんサイコロが少なくなってしまいました。サイコロがルーレットに変わり、最近では画面上での数字のランダム表示になったりしています。それで面白さはアップしたのでしょう。しかし一方で、立体の見取り図や展開図や断面の問題のイメージ化に苦しむ生徒が多いのは、実際に...

  • 料理と買い物

    子どものうちにしておきたいことの続きです。5 料理や片付けを手伝う。実は料理は体験の宝庫です。学習につながることだらけなのです。火を点ける、水が沸騰する、固まる、焦げる、熱い、冷たい、100度以上と氷点下の様子、肉、野菜、魚のこと、刃物や鍋といった道具類、油と洗剤、分量、割合、時間……。きりがないくらいの情報量ですよね。たとえば、そうめんのつゆを水で薄めて作るだけでも、比の概念や計量の仕方が身についてし...

  • 地図と乗り物

    子どものうちにしておきたいことの続きです。3 日本と世界の地図を壁に貼る。壁に貼るといえば、地図も絶対に貼って欲しいものです。日本地図と世界地図を両方です。昔は地図はそこそこお高いものでしたが、今はダイソーに行けばそれぞれ100円で売っています。地図の内容も100円とは思えないほどのレベルですから、イチオシです。もちろん、地球儀もあっていいのですが、情報量が少なめなので地図が勝ります。地図は絶対です。地...

  • 子どものうちにしておきたいこと

    日頃このブログで、体験が重要!という話をよくしています。それは、かなり優秀な生徒でも、体験不足のせいで大事なことがぽっかり抜けている!という様子をちょくちょく見かけるからです。そこで、小学生のうちにやっておいたほうが絶対いいよ!ということを、まとめてみました。意外なことかもしれませんよ〜。1 家のメインの時計はアナログにする。時間に関する問題は小学校高学年くらいから頻繁に出てきます。たとえば、受験...

  • 道筋を説明する

    わからない問題を質問するとき、どうやっていますか?ただ、問題だけを見せて、「これがわかりません」とか言ってないでしょうね?それは、最悪の質問のしかたです。そんな質問をされると、逆に質問攻めにしちゃいます、私。www「どこがわからんの?」「どう考えたん?」「何やってみたん?」「なんか、思いつかんかった?」「そこから、どうなった?」「なんで、それはそこで止まったん?」聞くんじゃなかった。。。って思うかもしれません...

  • 本物に触れる

    雑学で実生活と理科を結び付けるという昨日の話の続きのようですが、今日は本物に触れるというお話。実際に本物に触れてみるという体験は、ものすごく効果があります。実は、私自身は、理科は好きな教科だったので、それほど苦労をした記憶がありません。でも、思い返すと、そういう環境だったのかな?と思える部分がたくさんあります。幸い、自然が大好きな父だったので、小さいころから、海へ山へ川へと、当時にしては、ものすご...

  • 理科嫌い

    理科嫌いとか、理科が苦手とかいう子の多くは、理科が生活と密着していないように見受けます。一方、理科が得意な子、好きな子は、理科で習うことが生活に直結している子が多い。あくまでも印象ですが、まんざら外れてはないと思います。出会った先生や、家庭環境や、生まれ持った特性や、色々な要因があると思いますが、生まれ持った特性はともかくとして、理科に興味を持つように仕向けてあげることはできると思います。理科って...

  • 成功するということ

    何をもって、子育てに成功したととらえるか。。。うっかり何かを書くと、批判が殺到しそうなテーマですが、「成功」っていうのもこれまた基準のない話なので、永遠に結論は出ないテーマだと思います。ある時、おもしろい話を聞きました。A君の母さんは、A君を世界で活躍できる子に育て上げたいと思っていました。A君は県外の大学に行って、今は、世界を飛び回るビジネスマンです。もちろん、高校卒業以来、親元を離れて生活し、A君も...

  • 素直

    勉強ができたり、スポーツができたり、絵画や音楽で賞をとったり、何かに秀でている子は、多かれ少なかれ負けず嫌いなところはあります。初めは、他人に対してかもしれないけれど、極めていくうちに、それは自分自身に対してになってきますね。「最後は、自分に負けないように。。。」最近よく聞く言葉です。もうひとつ、絶対に欠かせないなと思う性格は素直であることだと、つくづく思います。うそをついたり、ごまかしたりする子...

  • 進むべき道

    受験のことや勉強のことばかり書いてると、どうしても、できる子を育てる。。。みたいなイメージになってしまいますが、私は、どちらかというと、勉強ばかりがすべてではないと思う派です。もちろん、勉強が得意な子は、勉強をするべきです。そういう能力を持って生まれてきて、そういう環境にいるのですから。でも、違う能力を持って生まれてきた子だって、たくさんいると思います。自分が、これだ!と思う能力は、大事に育てるべ...

  • 将来のこと

    文科省の調査によると、昨年度は、2%余り(56000人余り)の大学生が中退し、3%弱(72000人余り)の大学生が休学しているそうです。もちろん、その理由は、転学、留学、就職などもあって、大学で学ぶこと以上に大事であると思えることが見つかっているなら、それはそれでよいと思いますが、修学意欲低下、学生生活不適応なども上位の理由に上がっています。目的もなく、ただ成り行きで大学に行くからそんなことになっちゃうのでは...

  • 教科逆転

    塾や家庭教師を使う場合、気をつけてほしいことがあります。もちろん、色々とあげていけば、きりがないのですが、最近、よく思うのは、塾へ行ったからといって、勉強量が増えない子がいることです。基礎学総合300点あるかないか・・・ぐらいの成績の子に多いパターン。数学と理科は得意だから、英語を習いに行ったとします。英語を習いに行くと、当然、宿題が出ます。今まで、英語の勉強は家では、ほとんどしていなかったので、そ...

  • 国立大学へ行く?

    県外私立なんて、経済的に厳しいなぁ。。。せめて県外なら国立大学に。。。と考えるお家も多いと思います。実際は、そんなに厳しい経済状況ではなくても、できることなら、授業料は安い方がありがたいものです。お金の使い道は、当然、他にもいろいろありますからね。時々、国立大学に入れたいんです。。。と言われることがあります。でも、意外と漠然としています。じゃぁ、具体的に、何番ぐらいでいたらいいんでしょう?単純計算...

  • 小学校のテスト

    前にも、書いたような気がしないでもない記事ですが、小学生の学校のテストについてちょっと触れておこうと思います。小学生の場合、特に徳島では外部のテストを受験してる子も少ないので、地元公立の場合、勉強の出来具合をはかるのは、学校のテストと通知表ということになります。しかし、これは実際のところ、どちらも当てになりません。えっ!と思われる方も、いらっしゃるかもしれませんが、学校のテストは、ホントに100点と...

  • 映像授業

    年々、映像授業が増えています。スタディサプリのような、家で簡単に受講できるものもあれば、東進のような衛星授業を使った塾も多いし、さらに、YouTubeで、無料で見られる学習動画もたくさんあります。実際、うちの生徒たちも、結構使っているようです。これ、きちんと使えている子と、そうではない子の差がありますよね。どうせ使うなら、きちんと使いたいものですが、これがなかなか難しいようです。映像授業のメリットは、手...

  • 学習サポート+探究学習

    総合的な学習あるいは探究学習は、これからもっとも重要な学習テーマになるはずです。本物の考える力を問うという流れは、単に流行ではなく必ず近い将来に主流になると確信しています。実際に、大学入試はもちろんのこと高校入試や中学受験でも、思考力を問う問題ばかりになりつつあることは、このブログをご覧の方ならご理解いただけるはずです。ただ、探究学習をするにも、基本的な知識や能力(一般的に学力と言われるもの)がな...

  • 探究テーマの発展

    今回はもう少し学年が上のテーマを考えてみましょう。探究のテーマ(仮) ●小学高学年〜中学生対象「駐車場の料金を調べてみよう」街なかには、たくさんのコインパーキングがあります。その料金がどうなっているかを調べることで、様々な体験と思考につながります。どこが便利とか、どこが安いとかいうことは、日頃から感じているかもしれませんが、それを地図上に表しながら、なぜ料金に違いがあるのかを考えていきます。家から...

  • 探究学習とは

    そもそも探究学習という言葉はお硬い言葉です。ですから、どんなことをするべきなのか、ちょっとイメージしにくいのではないでしょうか。そこで、実際に何をして何を学ぶのか、ということを理解していただくために、仮のテーマを設定して考えてみることにします。探究のテーマ(仮) ●小学校中〜高学年対象「二十日大根(ラディッシュ)を育ててみよう」朝顔の栽培は今でも学校でやっているようですが、種を蒔く、水をやる、成長...

  • 総合的な学習の時間

    学校での探究的な学習を推進するために、総合的な学習の時間という授業(教科)が設けられて久しいです。テストはありませんから、塾ではほとんど会話のネタにならないのですが、どんなことをしているのか、ちょっと生徒に聞いてみました。すると、学校により多少違いはありますが、半年とか1年とかの長いスパンで、一つのテーマについてあれこれ考えさせ体験もさせるというスタイルのようです。テーマは、近年学校での指導が望ま...

  • 好奇心が持つパワー

    子供の頃の好奇心というのは、誰にでもあるはずと思っていたのですが、最近それをあまり感じさせない子が増えてきているような気がします。身の回りにある不思議なことを見ても、あまり反応しなくなっているのです。私の子どもの頃の経験を紹介してみます。電信柱の広告に、「質」という字が書いてあって、それがどういう読み方なのかわからず、親に聞いてみると、「しち」だと言います。質屋とはどういう店なのかと聞いてみると、...

  • 思考回路養成コース

    昨日の記事でご紹介した新しいコースのお話です。これまで、幼少期は家庭で親御さんが教育を施すのがベストだというのが私の考えでした。しかし、4年生以上になって、塾に入会してくれた子たちが、既にその時点で、何かしら問題を抱えているというケースが増えてきました。そのことは、これまでにもこのブログに時々書いてきたと思います。幼少期の過ごし方に問題があるのか?というお話です。もちろん、何の問題もなく、しっかり...

  • 思考のための回路

    昨日の記事で、文章を読んでもイメージが浮かんでいないという話を書きましたが、小学校高学年になって、この部分で引っかかって苦労をしている子はたくさんいます。低学年のうちは、内容が簡単なので、イメージ無しでも凌げているのですが、学齢が上がってくると、そうはいかなくなってきます。国語なら、初見の文章の読解問題がうまく解けない、算数なら、問題文中の数字を適当な式に当てはめて解こうとする、こんな現象になって...

  • 当てずっぽうとパターン暗記

    昨日の記事で、わかっていないことを質問しないという話を書きましたが、実は、わかっていないことがわかっていないのかもしれないと感じることが、ここ数年、増えてきたように思います。そもそも小学校低学年の時点で、勉強の意味を取り違えてるんじゃないか?と思う子が多いんです。例えば、「飴を3つずつ配ると、5人の子供に配れました。飴は全部でいくつあったでしょう。」こんな問題に遭遇したときに、頭の中で行われるべきこ...

  • 隠さないこと

    昨日の続きですが、成績のいい子ほど、開けっ広げなものです。これは、長年この仕事をしてきて、例外なく感じることです。できる子ほど、隠したり、取り繕ったりすることが少ない。だから、できるようになったんだろうな~と思います。例えば、宿題ができなかったとします。「今回、できなかったんです」とあっさり言います。「やばいですよね」という感じ。そして、必ず、いつまでにどうやって、つじつまを合わせるかを自ら提示し...

  • 集中して解くということ

    例えば、基礎学で、350~400点あたりを、うろうろするレベルの子たち。丸付け直しの仕方が、なんとな~く直ってきたら、次にテコ入れをするのは、問題の解き方。実は先日も…。「サッカーを練習することは…」とかいう文章を英語で書く問題を解いていました。To practiced soccer is …とかやってましたので、「どう考えたん?」から質問が始まります。ところが、きちんと返事ができない。そして、Practicing soccer is …と直し始めま...

  • 手間のレベル

    中3の第2回基礎学も近づいてきました。うちのち中3生たちも、少しずつ、手間をかけた勉強ができるようになりつつありますが、その手間の掛け方でレベルが見事に分かれます。家庭学習でしていることを尋ねたりもするのですが、例年、350~400点レベルの子たちは、学校で購入している「整理と対策」や「新研究」を何周も解いている子が多いです。しかし、後ろの方についている「記述対策」とか「入試対策」みたいなところは、あまり...

  • 手間の種類

    常々、勉強に手間をかけなさいと言っていますが、手間には種類があります。必要な手間と無駄な手間。考えて、手間をかけていますか?例えば、よく見かけるのが、間違えた問題をノートに書き写している子。確かに、手間はかかります。だから、手間をかけていると思っているのでしょう。でも、それ、必要な手間ですか?無駄な手間です。だって、問題を写して、何かできるようになりますか?なりませんよねぇ?やった気分にはなれます...

  • 中学入試への第一歩

    中学入試の願書が配布され始める季節になりました。受験学年は、いよいよという感じが増してきますね。そして、そろそろ次の学年が、中学入試を意識し始めます。小3の親御さんは、そろそろ4年生から準備した方がいいのかな?と考え始めたり、小5の親御さんは、いよいよ来年はうちの番!と思ってみたり、皆、それぞれに身が引き締まる思いだと思います。まぁ、徳島県の場合、そんなの関係ないね~って人の方が多いと思いますが。w...

  • 手間をかける

    成績の差は、手間の差だと思っています。自分でどれだけの手間をかけたかの差。例えば、同じプリントを解いても、それぞれのレベルで手間の掛け方が違います。中1数学の資料の整理の単元の復習プリントを解いたとしましょう。けっこう忘れているものがあって、思ったようには解けなかったとします。その場合の行動の差を見てみます。パターン①とりあえず、わかるところだけ埋めて、丸付けして、赤で答えを写して終わり。これは、全...

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