日本津々浦々にある「平家物語」ゆかりの地を訪ね、現地に伝わる伝承や史跡などを旅行記として綴っています
「平家物語」は、謡曲の題材としても多数取り上げられており、多くの先人たちが「平家物語」に関わる文献を記しています。著者は、歴史学者ではなく、古典文学者でもなく、旅行好きな一般人ですが、より多くの人々が「平家物語」に触れ、身近に感じて頂くことを願って記しています。書き溜めた記事は、地域ごとに分類し、書籍として出版しています。ご興味があれば、是非コメントなどお願いします。
奥に進むと目的の竹田人形があり、「義経八そう飛び」と「勧進帳の義経」が並んでいた。前者には、「眉は上にピ-ンと跳ねた逆八文字、釣り目で切れなが、ツンと上向き加…
役者姿をした江戸時代の「竹田人形」の企画展が京都市右京区嵯峨野鳥居本の「さがの人形の家」で開催されたが、「平家物語」に関わる数体の人形も展示されていると新聞に…
弘川寺については以前に訪ね、拙著「平家鎮魂の旅~畿内/摂津の巻」に記しているが、2014年4月6日に再訪した。それは「百寺巡礼」に、「弘川寺の西行堂は四月の第…
「摂津の巻」の28頁に源義経が渡辺津から船で阿波国へ向かったことを記した。義経は出航に際し、朝日神明宮で戦勝祈願を行ったと伝えられている。その神社のことは本文…
福知山より由良川を少し下れば旧・大江町に入るが、これより丹後の国である。更に日本海まで下ると、「山椒太夫」の伝説がある由良に至る。これより東に向かうと舞鶴市で…
当初の『平家物語』は巻十二の「六代」に、正治元(1195)年に六代(清盛の直系の曾孫)が斬られ、「平家の子孫は永く絶えにけり」と語られ、一連の物語は閉じられて…
平盛国のことについては邸宅のことのみしか記されていなかったので、盛国について少し記しておくことにする。 盛国が『平家物語』に登場する最初は、巻第二「西光…
平清盛終焉推定地 『平家物語』巻第六「入道逝去」は拙著「平家鎮魂の旅~畿内/洛中・洛外三の巻き」の19頁で読んだ。「吾妻鏡」によると、清盛は平盛国の屋敷で亡く…
捨てられた神輿『平家物語』巻第一「願立」は、『「賀茂川の水、双六の賽、山法師、これぞわが御心に叶はぬもの」と白河 院も仰せなりけるとかや』で始まる。絶対権力者…
絵馬館 神社を訪ねると、樹木などに願い事を書いた絵馬をよく見かける。大きな神社では大絵馬を見ることがあり、また、絵馬堂があって、『平家物語』に関わる絵を見るこ…
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