6月29日 鈴鹿 / 治田峠から国境稜線を南北に辿る 晴 治田峠からは、まず前回引き返した地点まで南下する。この区間は、伊勢側も…
4月25日 比良 / 長池 晴 長池は、池と言ってもいつも沼地のようだが、昨日の終日の雨で、今日は水面に木立を映す所もあった。ここに戻って来てようやく、ほ…
4月25日 比良 / 木戸峠から鉄塔巡視路を辿って長池へ 曇 峠からは鉄塔巡視路を辿って長池を目指した。道中見渡す限りの落葉樹の森だが、若葉を付…
4月25日 比良 / 音羽池から比良岳を経て木戸峠へ 曇時々晴 木戸峠の北に、恰幅のいいブナの大木が居る(※)。今日はひさしぶりにその樹に会える…
4月25日 比良 / 音羽池 曇 前回比良の森を訪ねたときはまだ若葉萌え出す前だった(※)。あれから二週間、もうそろそろ新緑を愛でる頃合いだろう…
4月21日 河内 / 枚岡公園 曇後雨 朝のうちは公園を散策する人も多かったが、しだいに人影がまばらになった。皆雨の降りだすことを心得ているので…
4月21日 河内 / 枚岡公園 曇後雨 公園内の森は落葉樹の若葉がいっせいに萌え出し、鈍色の空に鮮やかな緑の光が満ちる。昼前には雨が降り出す予報…
4月18日 丹波 / 向山 曇 ときどき展望が開けると、朧な空にヒカゲツツジのクリーム色が似合う。霞か雲か、と言いたいところだが、今日は一帯を黄…
4月18日 丹波 / 石生から向山へ 曇 ヒカゲツツジ 急登が一段落する頃から、淡いクリーム色の花が現れ始めた。じゅうぶんに焦らしてからの登…
4月18日 丹波 / 石生から向山へ 曇 六甲山系ではめったに出会えないヒカゲツツジ。今が満開、と聞いてひさしぶりに丹波の山に出向いた。急登…
4月14日 六甲 / 高羽道からアイスロード 快晴 六甲山中は若葉が萌え出て緑が淡く、そこに、咲き残った山桜の薄肌色が補色をなし、パステル画の…
4月14日 六甲 / 高羽道 快晴 今朝の近畿圏はすっぽり高気圧に覆われた。若葉の吹き出した表六甲の森に、遮られることにない朝陽が惜しげなく降…
4月11日 比良 / 蛇谷ケ峰からカツラの谷へ下る 曇 下山は例によってカツラの谷経由で。標高も低いし、あわよくばカツラの若葉を、と期待した。…
4月11日 比良 / 桑野橋から蛇谷ケ峰 曇 近くに遠くにタムシバを愛でながら(※)、陽の射さない薄暗い尾根を辿った。頂上近くで木立が途切れる…
4月11日 比良 / 桑野橋から蛇谷ケ峰へ 曇 雪解け間もない比良の山中に、若葉を付けた木はまだわずかだった。今日の主役はタムシバ。近くのは切…
4月7日 六甲 / 洞川梅林 晴 今年の桜はこのひと株を愛でれば済む。そんな気がして、その木の下に陣取り、はらはらと花の散るのを眺めて過ごした…
4月7日 六甲 / 洞川梅林 晴 梅林内には山桜の大木がある。豪華に花を付けていたが、いっぽうではや散り初めていた。風もないのに、はらはらと花…
4月7日 六甲 / 洞川梅林 晴 この梅林の春は、梅に始まって、辛夷、山桜、と忙しい。山桜が満開だ、と思って近づくと、それは淡い肌色の花を咲か…
4月4日 阿波 / 徳島城 晴時々曇 本丸跡だけでなく、城の敷地内にはたくさんの桜の木があった。昨日は終日本降りの雨。今朝ようやく上がって太陽…
4月4日 阿波 / 徳島城 徳島城の本丸は「城山」と呼ばれる丘陵上にある。平均傾度35.9度という急斜面に付けられたつづら折れの坂道を登る。築…
4月4日 阿波 / 徳島城 曇時々晴 城を見学するときの常で、まずは外周をひと巡りする。石垣はほとんど「阿波青石」と呼ばれる緑色片岩で、どこも…
4月4日 阿波 / 眉山(びざん)公園から徳島城へ 曇時々晴 眉山公園に車を置き、徳島市の市街地に降りる。途中、結晶片岩の岩壁が剥き出しになっ…
4月4日 阿波 / 眉山(びざん)公園 長駆、阿波国までやってきた。目当ては紀州から海を越えて続く三波川変成帯。紀州で「紀州青石」と呼ばれる緑色…
3月31日 河内 / 教興寺から信貴山道を辿る 曇 前回この谷筋を辿ったときはまだ冬枯れの森だったが(※)、今日はもう落葉樹の芽吹きが始まり、なか…
3月31日 河内 / 教興寺から信貴山道を辿る 曇 二週間前に信貴山道を辿った際、桜の木の多く植わった公園(※)を経由した。畿内の桜が開花した、と…
3月28日 鈴鹿 / 霊仙山 西南尾根を下る カレンフェルトの急斜面を前にする頃には青空も覗いた。が、暴風は変わらず、風圧を受け続けた身体は結…
3月28日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 曇 福寿草を堪能し、そろそろ山頂に向かおうと稜線に戻った。が、暴風は止む気配なく、加えて濃霧でどこが行く手…
3月28日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 曇 稜線上ではひゅうひゅう風が吹きすさんでいたが、この北西斜面には風はほとんど届かず、心安らかに過ごすこと…
3月28日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 曇 西南尾根の北西斜面に逸れると、風はいくらか凌ぎやすくなった。今日第一の目当ては福寿草。いつもは尾根上の…
3月28日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 曇 “春の嵐” の予報ではあったが、とんでもない暴風が吹き荒れている。カレンフェルトの荒涼とした斜面は風を…
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6月29日 鈴鹿 / 治田峠から国境稜線を南北に辿る 晴 治田峠からは、まず前回引き返した地点まで南下する。この区間は、伊勢側も…
6月29日 鈴鹿 / 茨川から伊勢谷を遡行して治田峠へ 晴 「伊勢谷」という呼称は、ここを遡って伊勢へ抜ける、という意味合いがあ…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川を経て治田峠へ 晴 近江山中の君ケ畑はかつて木地師の聖地とされた場所だから、国境を越えて東国…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川へ 晴 川沿いの林道から歩き始める。この辺り、三日前に警報級の大雨があった。まだ水勢がさかん…
6月22日 六甲 / 西おたふく山 曇 朝がたの雨は止んだが、昼近くになっても六甲山上は厚い雲の中。下界の展望はまったくない。森は茫…
6月22日 六甲 / 山上遊歩道 小雨 真夏のような猛暑が一段落して、今朝は梅雨らしい鬱陶しい空。先日「卯の花腐し」と紹介したウツギ…
6月19日 鈴鹿 / 静ケ岳から竜ケ岳を経て石榑峠に戻る 快晴 今日は猛暑日の予報だったので、昼過ぎには下山できるように引き返し…
6月19日 鈴鹿 / 竜ケ岳から静ケ岳へ 快晴 やがて草原は尽き、広葉樹の森にはいった。鈴鹿の国境稜線でこれほど緑の濃い場所は珍…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳を経て静ケ岳へ 快晴 竜ケ岳を訪ねるのはほぼ十年ぶりである(※)。その頃に比べて笹がずいぶ…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳 快晴 標高690m、江勢国境の石榑峠まで車道が通じている。峠から北へひと登りすると南に展…
6月14日 信濃 / 勢伊多賀神社 雨 松本城の周りにはケヤキの大木が多かった。城の北を走る道の中央にも大木(※)。その道をわた…
6月14日 信濃 / 松本城 曇後雨 信州滞在3日目は本降りの雨の予報。山歩きは見送り、天守が国宝に指定されている松本城見学。天守閣…
6月13日 八ケ岳 / 硫黄岳から峰の松目を経て桜平へ下る 晴 硫黄岳の山頂からは四方に展望が開けた。中でも、赤岳を中心に鋭鋒を並べ…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 標高2,500mを超えると体感的にも空気が薄くなる。二年半前に肺炎を患ってから、ただで…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 信州行きは梅雨入りと重なり、雨の予報の日が続いたので、傘を差してでも歩ける場所を調べて…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 一年ぶりの信州訪問。普段とは雰囲気の異なる針葉樹の森。鳴き交う鳥の声も違う。そして、森…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 蜜を求めて蜂が群がるノイバラ。頭上高くからストン、ストン、と花を落とし続けるエゴノキ。繊細な糸…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 ウツギ 「卯の花腐(くた)し」卯の花を腐らせるほどの長雨のことを言う。この花が雨に萎れる姿は…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 六甲でも特に広葉樹の豊かな谷あいの森。草木はいよいよ繁茂して緑一色。体まで緑に染まりそうである…
6月5日 鈴鹿 / 三池岳から八風キャンプ場に下る 快晴 国境稜線を歩き継ぐ計画との兼ね合いで、三池岳からさらに北へ1km余り稜線を…
6月30日 六甲 / 再度山 修法ケ原 雨二週間前とは対照的に、対岸も見えないほど霧が立ち込めていた。雨脚は、弱まるか、と見えてはまたひとしきり強まる。…
6月27日 鈴鹿 / 綿向山から最明寺へ下る 曇綿向山の頂上付近は木立がなく、広く鈴鹿の山並みが見渡せた。下山は別の道を下って周回しようと思っていたのだが…
6月27日 鈴鹿 / 竜王山から綿向山へ 曇綿向山の山頂が近づくと、尾根の表面に根が張り出すようになった。地中に根を下ろせない硬い層があるのだろう。尾根は…
6月27日 鈴鹿 / 最明寺から竜王山へ 曇カエデ、ミズナラ、ブナ‥‥。森林限界を超える高山に登った後で、鮮やかな緑の森の中にはいると、しっくりと身体に馴…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇下りにかかっても雲のかかる気配はなく、風も穏やか。背後には八ケ岳の峨々たるシルエット(写真上)。(写真中…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇権現岳の頂上は人ひとり立てるか立てないかの岩峰。次々と登頂する客が入れ替わり頂上に立ち、後は直下の岩場で…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇前回の頂上はホワイトアウトで、近くの岩しか見えなかった(※)。今日はどんよりした空ではあったが、遥かまで見渡…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇蓼科滞在二日目は雨の心配はなさそうなので、八ケ岳へ。四年前と同じコースを選んだ。前回は雲に遮られまったく遠望…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 雨豪快な瀬音を聞きながら、滝ノ湯川沿いの森を逍遥した。苔の緑も樹々の緑も雨に映え、奇怪な形のヒノキは、今にも…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 雨八子ケ峰から落葉樹林とカラマツ林を抜けて下ってゆくと、やがて足元から瀬音が湧き上がってくる。この滝ノ湯川沿…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 曇後雨四年ぶりの蓼科訪問。初日は雨模様のため、八ケ岳登山は明日に延ばし、大きな傘もさせる森の中のコースを選ん…
6月16日 六甲 / 洞川湖 曇この湖畔には釣り人が過ごしやすいような設えがしてあって、日曜の朝に通りかかるとたいてい何人もの客が糸を垂れている。みな常連…
6月16日 六甲 / 洞川梅林 曇 ヒメジョオン春とは打って変わって一面に草の繁茂した斜面は、まだ雨に濡れそぼって腰を下ろすところもなく、頂上の東屋に荷…
6月16日 六甲 / 再度山 修法ケ原 曇朝、雨上がりの水蒸気を含んだ空気は冷ややかに動かず、木立と、水面に映るその影とが、ひとつに溶けあって見える。湖…
6月13日 近江湖北 / 大谷山西南陵から石庭に下る 晴 コアジサイ下りも、往きと同じ紫陽花通りを通る。朝は届かなかった陽が射し込み、群生する紫陽花を陰…
6月13日 近江湖北 / 大谷山西南陵から石庭へ下る 晴先週、比良山中のタンナサワフタギは、まだ蕾も交えて初々しかった(※)。今日は至る所でこの花を見かけ…
6月13日 江若国境 / 大谷山西南陵を抜土へ下り登り返す 晴大谷山西南陵は、抜土に降りる手前で道が二手に分かれる。国境を忠実に降りる「美浜トレイル」の案…
6月13日 近江湖北 / 石庭から大谷山西南陵へ 晴大谷山の南南西には、広範囲にブナの森が広がっている。その森を抜けて国境稜線の登山道に合流するコースを、…
6月13日 近江湖北 / 石庭から大谷山西南陵へ 晴毎年恒例になった大谷山のコアジサイ詣。今年は昨年より開花が早かったようで、もう散ってしまっている株も多…
6月9日 六甲 / 甲山森林公園 小雨時々止むどんな鳥を狙っているのか、カメラを構えてじっと動かない人たち。誰も座らないまま濡れ光っているベンチ。見る人も…