好調な「鳥栖プレミアムアウトレット」。近くの「やよいが丘温泉」は解体

▽鳥栖市最強のインバウンド消費地「鳥栖プレミアムアウトレット」。その近くで2014年に10カ月間ほど営業し閉鎖していた「やよいが丘温泉山楽」の解体工事が進んでいる。3度目の増床工事が進むアウトレットと対照的な姿は、文字通り明暗を分けている。▽「山楽」は14年1月にオープン。その後、夏ごろから浴場が漏水するようになり、その年の11月に営業中止した。その際、山楽側は「漏水箇所から雑菌が浴槽に入って繁殖する可能性もある。万一の事態があってからでは遅い。総力を挙げて問題解決に取り組む」(佐賀新聞記事)と営業再開に意欲的だった。▽現場は佐賀県基山町園部の町有地。建築資材メーカー「メークス」(茨城県守谷市)が、土地を借りて施設を建設、経営していた。源泉掛け流しの露天風呂や戸建ての家族風呂といった鄙に不釣り合いの“豪華施設”...好調な「鳥栖プレミアムアウトレット」。近くの「やよいが丘温泉」は解体

「お試し移住」で鳥栖市が誇大広告！山間の1軒家から博多駅まで29分とPR

▽鳥栖市が山間の平屋を買い取って改築、今夏から「お試し移住」に取り組んでいると聞いた。恥ずかしながら初耳だった。グーグルの検索エンジンに相談した。トップにヒットしたのは郷土紙・佐賀新聞の記事。8月4日、『住みやすさ泊まって体感鳥栖市で「お試し移住住宅」河内ダムそばに開設』という見出しだった。▽要約すると、こうだ。鳥栖市は佐賀県で唯一、人口が増え続けているものの、2012年に7万人を突破して以降は増加率が鈍化。このため市が、お試し住宅を無料で提供し、移住体験者に豊かな自然と都市の利便性をアピールして移住者増＝人口増につなげるという。▽現場は鳥栖市河内町の河内ダムの近く。約200坪の敷地に立っていた木造瓦ぶき平屋建て家屋を、市が1020万円で買い取り、500万円投じてリフォームした。間取りは洋間2、和室4、台所。一...「お試し移住」で鳥栖市が誇大広告！山間の1軒家から博多駅まで29分とPR