少々、記事は古いですが朝日新聞の記事。「異論許さぬ社会 友だちさえ微妙な空気」(朝日新聞2025年5月31日) 韓国は分断社会ですから、保革どちらに立つかでその対立は激しくなるでしょう。分断が煽られてもいます。前大統領尹錫悦氏は露骨でした。「ユン政権が北朝鮮に無人機送り軍事挑発誘導か 軍関係者を捜査」(NHK2025年7月5日) 当時、尹氏は北朝鮮による陰謀論を声高に叫んでいました。それが非常戒厳の正当化理由で...
NATOの東京事務所がなくなり、再び東アジアの情勢に鑑みだそうですが、フランスの反対で実現しないで済みました。「消えたNATO「東京事務所」案 中国の反発受け、フランス同意せず」(日経新聞2025年6月25日) 見出しがすごい付け方です。中国が反発って、あたかも内政干渉のような書きぶりですが、私からすれば当然にNATO東京事務所など有害無益です。 世界各地に張り巡らす軍事同盟など仮想敵国を脅すためのものでしかあり...
米国では、34年ぶりの軍事パレードだそうです。私は以前、軍事パレードは米軍には似つかないものと述べたことがあります。「人間ピラミッドに喜ぶ人たち 一糸乱れぬ行動をさせることに喜ぶ人たち」 実際に行われた米軍の軍事パレードとはこれです。 軍事パレードには違いありませんが、仮装行列という感じです。沿道の見物人にニコッと笑って手を振っているのも少々、驚きです。 軍事パレードをトランプ氏が自分を誇示するた...
ドイツは政権交代となり、メルツ政権となってから戦争に対する政策が異様です。 イスラエルに対しては汚い仕事を引き受けてくれたなどと発言し、ロシアを念頭に軍拡です。 NATOではロシアに融和的なトランプ氏に振り回され、2035年までに国内総生産(GDP)比で5%にすると決定しました。ドイツの仮想敵国はロシアですが、そこに矛盾は感じないのでしょうか。 しかし、現実味はあるんでしょうか。「欧州「福祉より国防」に高い壁...
検察という組織に魅力を感じるのか。 検察官志望が増えていないのでしょうか。「「検察官のやりがいは?」最高検と法務省が大学生向け説明会開催 司法試験受験者数の低迷で「ぜひ進路に加えて」大学1、2年生を中心に約80人が参加」(TBS2025年6月21日) 検察官の魅力について「法務省刑事局の沖あずさ検事は仕事のやりがいについて、「検事は個人の利益のために動く仕事ではない」「被疑者と被害者の話を聞いて、集めた証拠を...
核武装が戦争を防ぐというのであればイランも核兵器を保有したらいいのでは?
ウクライナが核兵器保有を放棄さえしなければロシアによる軍事侵攻を招かなかったという主張があります。 そうであればイランも核兵器を保有すればイラン、イスラエルとの戦争はなくなるのでは? イランも核兵器を保有すればいいという主張はどこからも聞こえてきません。 要は、自分たちは核兵器を持つが相手には持たせないという主張にすぎません。 日本のネット界で「ウクライナが~」の主張の本音は「日本も核武装だ!」...
電動キックボードの「解禁」については自民党の利権政治の象徴でしたが、酷評されています。「「交通ルール無視」が続出 電動キックボード規制緩和の大誤算」(2025年6月22日)「表向きは都市交通の多様化と脱炭素化を推進する制度設計として歓迎されたが、その裏側では、制度設計の基礎となる交通規範の理解が著しく希薄なユーザーを大量に生み出す結果となった。」 この部分です。「交通規範の理解が著しく希薄なユーザー」...
米国の攻撃に対してイランがホルムズ海峡を封鎖か それでも自民党政権は米国に何も言えないのか
米国・トランプ政権によるイラン攻撃は最悪の侵略行為です。 宣戦布告なき戦争。2週間という期限を言っておきながら、それすら反故ににするだまし討ちのようなやり方。 米国トランプ政権がいきなりイラン政府を敵扱いし、それまで米国オバマ政権下で合意に至っていたものをぶち壊し、そうした中でイランを追い込んでおきながらですから、ならず者国家そのものです。 それに対するイランの対抗手段がホルムズ海峡の封鎖です。...
ロシア・ウクライナ戦争に対して停戦を粘り強く訴えてきた和田春樹東京大学名誉教授、東郷和彦元外交官、羽場久美子青山学院大学名誉教授、伊勢崎賢治東京外国語大学名誉教授・元アフガン武装解除日本政府特別代表のみなさまが開催したシンポジウムです。https://ceasefire-now.jimdofree.com/ コロンビア大学 ジェフリー・サックス教授の講演がとても素晴らしいものです。 反訳はこちらです。「軍事力依存の大国政治を脱し外...
米国トランプ大統領は、直接の攻撃から距離を置きながらこれまでは「口先」での脅しで交渉(商談)をまとめる姿勢でした。 しかし、イランの核施設に攻撃をしたという速報が入ってきました。「トランプ大統領、イラン核施設3カ所を攻撃 「成功した」と投稿」(朝日新聞2025年6月22日) 米国がイランを攻撃する正当な理由はありません。侵略行為です。イラク戦争と同じような誤りをまたしても米国は行ったことになります。 当...
中東の平和を破壊した米国トランプ大統領、イスラエル・ネタニヤフ首相
米国トランプ大統領はイランに無条件降伏を要求し、直接武力攻撃の可能性すら示しています。 一段と脅しを強めているわけですが、これまでトランプ氏のやってきたことそのものが中東の安定をぶち壊してきました。 この論考はとても説得力があります。「トランプが吠えても米軍が核施設攻撃しても、イランは絶対に降伏しない、むしろトランプは今こそ「TACO」になれ」(近藤大介さん) 歴史を振り返ればオスロ合意をぶち壊した...
東西冷戦構造が終わって久しく、東側と対峙してきたNATOは、本来、そこで存在意義を失うはずでした。 ところが軍事同盟として勝者としての振る舞い、世界を恫喝するための軍事同盟に変わりました。超大国となった米国の傘下に入り、世界の中心のごとく振る舞ってきたわけです。 イスラエルの蛮行を支持し続けるのもその一環です。 それが東方拡大にになり、実際には対ロ包囲網としての軍事同盟となりました。 スロバキア首相...
自転車にも青切符性が導入されることになりました。恐らくは悪質と思われる案件が対象だと思います。 これまでスマホしながら運転やら信号無視、自転車はやりたい放題の状況がありました。 一部の人たちということにはなるのでしょうが、あまりに傍若無人な運転が目立ちました。「嫌われる自転車の「膨らみ運転」、青切符の対象になる? 来年度の「反則金」導入で法的責任は」(弁護士ドットコム)2019年4月30日撮影 ...
イランの核開発疑惑が起きるのは何故か。 イスラエルという侵略国家が中東アラブで好き勝手を行い、米国が自らの利権のためにアラブ諸国を手なずけ親米国家にするか、反米国家であれば露骨に制裁を加え、時には武力攻撃を行うという状況下で、自国を防衛するのは核兵器だけだという考えに行き着いているからです。 北朝鮮も同様です。 日本の右翼勢力はロシア・ウクライナ戦争において「ウクライナが核兵器を放棄したから侵略...
ロシア・ウクライナ、イスラエル・イランと戦火が拡大 だから軍事力増ではない
ロシア・ウクライナ戦争の停戦が見えないまま、今度はイスラエルがイランに対する攻撃を仕掛けました。右翼政権ネタニヤフ首相は狂気と化しました。一部の支持層だけをみて行動する様は、これが民主主義なんだろうかという大きな疑問しかありません。 それは米国トランプ氏も同じで、一部の支持層だけをバックにしてその支持層のためだけに行動するという民主主義とは相容れないやり方です。 日本で言えば安倍晋三氏で、一部の...
G7がイスラエル支持の声明 またしても世界を分断に手を貸す石破自民党政権
西側がイスラエル支持と露骨です。「G7、イスラエル支持を表明 「イランは不安定要因」=声明」(ロイター2025年6月17日) その前の報道がトランプ氏が拒否するかということであったため、実は少々、私は期待してしまいました。「トランプ氏、イラン巡るG7共同声明に署名しない方針」(CNN2025年6月17日) イスラエルを支持などというのはとんでもないことです。明らかな侵略。 しかし、安保理ではロシア、中国が拒否権を...
イスラエル・イラン戦争が停戦か 米欧はイスラエルを統制しなければならない
イラン側の情報が速報のように報じられています。「イランが敵対行為終結呼びかけと米紙報道」(共同通信2025年6月17日) 軍事力では圧倒的にイランはイスラエルに劣ります。防空システムを持たず、イスラエルの攻撃は民間人を標的にしているとさえ言えます。「イラン、イスラエルとの停戦仲介を拒否…テヘランから多くの市民が脱出開始「もう限界だ」」(読売新聞2025年6月16日)「イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は16...
この記事、なるほどと思いました。「「家で洗車したら違法」の国、ドイツ。では実際どうしているのか?」(2025年6月15日) 環境破壊のものを流すことが問題とされていますが、考えてみれば大量の水だって使うわけですから果たして洗車がどこまで必要なんだろうと思います。 私も基本的には洗車はしません。 とにかく日本人は洗車好きのようです。 車にちょっとでも傷がつくと精神状態がおかしくなるような人たちも決して少...
何故、自動車に一時停止があるのか 主には優先でない道路から優先道路に出る場合です。自動車が優先道路を走行しているかどうかを確認する。 という発想だけだと間違いです。 道路を利用しているのは車だけではありません。歩行者、自転車があります。「Xで自動車学校が「一時停止方法」について注意喚起→ユーザーの「律儀に止まると左右確認できない」発言が話題に! 見えなくても止まらないと“罰金”に? 元警察官の筆者の視...
イスラエルの蛮行に対し、イランが報復、交戦状態となりました。イランからのミサイルは米軍が迎撃、さらにはフランスのマクロン大統領はイスラエルに肩入れするなどと表明しています。 欧州諸国ではイスラエルに加担するなどと言っている国は論外として、口先だけイスラエルを批判しているだけで本気でイスラエルを止める気はありません。 米国トランプ氏大統領は、イスラエルに攻撃前に自制を促していたそうですが、トランプ...
イスラエルに対し、正面から批判しない欧米、日本政府は正義を語る資格はない
イスラエルのイランへの侵略が始まりました。イランに対する空爆を正当化する事情は全くありません。イランが独自にイスラエルを攻撃することはあり得ず、しかも中東の安定をぶち壊しているのは侵略をやめないイスラエル自身の責任でもあります。 そして、そのイスラエルの後ろ盾となっている米欧諸国は極めて重大な責任があります。 軍事支援を続けているからこそ、イスラエルがこのような蛮行を平気で行えるし、米欧がイスラ...
イスラエルがイランの核施設を攻撃 主権侵害行為に対して西欧諸国、日本が批判、制裁行動を取るのかが問われている
イスラエルがイランの核施設を攻撃しました。「イスラエル、イラン核施設を空爆 革命防衛隊トップ死亡、中東緊迫」(共同通信2025年6月13日) その直前まではトランプ氏ですら、時期尚早という述べていました。イランとの交渉が継続していたからです。 もとよりイランに対する言い掛かり的な側面はありますが、それでも武力行使を正当化するような状況であろうはずがありません。 核兵器を持つイスラエルがアラブ諸国に対し...
日本手話訴訟 北海道側の和解についての見解はやはり最低のままでした
札幌高等裁判所で先日、結審しましたが、裁判所からは和解の打診がありました。 基本的には、北海道側が原審で提案した条項案よりもさらに和解条項に盛り込むことができるのかということでした。 しかし、北海道側の回答はゼロ回答です。 つまり北海道札幌聾学校における日本手話教育は現状を改善する気はないというものです。 しかも裁判所に電話でその意向が伝えられたというだけで、文書ではありませんでした。北海道とい...
山尾志桜里さんの公認外し 女性の不貞だから叩くという歪んだ社会
国民民主党が来月参議院選挙に山尾志桜里さんを比例区の公認候補として擁立を決めましたが、過去の不倫問題を理由に公認を取り消しました。 玉木執行部は、ネット上の批判がここまで大きくなるということは想定していなかったのでしょう。見通しが甘かったということです。 もちろん今の国民民主党の支持層は実利ばかりを追う層ですから、執行部はここまで批判が広がるというのは想定しなかったと思います。玉木氏自身がその不...
グレタさんの行動こそ素晴らしい 揶揄する人たちこそ恥ずかしい
環境活動家グレタさんたち一行は、食料などを船に積み込み、一路、ガザを目指しました。 イスラエルによって封鎖され、食糧危機、人道危機に陥っているガザ地区に食料を運び込もうというのです。 どの国も口ばかりのイスラエル批判はしますが、決して何か行動しようとはしません。日本政府はその口さえありません。最低の石破自民党政権です。正義を語る資格はありません。石破氏は首相になった途端、それまで執行部批判を繰り...
停戦とはほど遠くなるNATOとロシアの対立 自滅の道を突き進むNATO
ウクライナがロシア全土の空軍基地を攻撃しました。クモの巣作戦、1年半前からの準備だそうです。 これによってロシア側は報復を宣言し、実行していますから、停戦とはほど遠くなりました。 この作戦は米国にも事前に伝えていなかったということですから、ゼレンスキー大統領としては米国・トランプ氏に翻意を促す狙いがあったのでしょう。 その直前まではトランプ氏は、ロシア・ウクライナに対して子どもの喧嘩、仲裁から手...
イスラエルはガザ地区に食糧支援も封鎖したことで食糧危機は人道危機に陥っています。 これを支援しているのが米国・トランプ政権です。「ガザの無条件での停戦決議案、アメリカの拒否権で否決 国連安保理」(BCC2025年6月5日) 欧州諸国が一応、声を上げ始めています。「イスラエル、マクロン仏大統領を非難「ユダヤ人国家に対する十字軍」」(AFP2025年5月30日)「イスラエル寄りのドイツ首相が異例の批判「正当化できない...
弁護士ドットコムの記事より「左折時のビタ寄せ運転、自転車ユーザーは「危険、迷惑だ」 法律のルールはどうなってる?」 私も当然に左折時には「ビタ寄せ」します。 この記事に書かれているとおり、自転車やバイクなどが左側から追い越していくことを防止するためです。 特に自転車は、隙間を縫うように傍若無人に交通ルールを無視して走行していることが少なくありません。軽車両という自覚がありません。そうした事情を考え...
ロシア・ウクライナ戦争に始まってから世界の分断状況は如実のものとして認識されるようになりました。 ロシアによるウクライナ軍事侵攻は露骨な侵略行為であり、このロシアの軍事侵攻に問題があることは論を待ちません。軍事力でもって他国を屈服させたりすることが許されるはずもなく、本来であれば世界がロシアを非難しても当然だったからです。 しかし、実際にはそうはなりませんでした。米欧が世界への覇権主義に対する総...
ロシア・ウクライナ戦争は停戦に向けての動きがある中、しかし、停戦はなかなか実現していません。 報道によればロシアがウクライナに無条件降伏を求める内容だというように報じられています。「ロシア、ウクライナに事実上の「降伏」を要求 領土割譲や軍制限」(朝日新聞2025年6月3日) こうした条件を付することは停戦ではなく、終戦であって、今やロシアには停戦の意思は見受けられないという状況があります。 その意味で...
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少々、記事は古いですが朝日新聞の記事。「異論許さぬ社会 友だちさえ微妙な空気」(朝日新聞2025年5月31日) 韓国は分断社会ですから、保革どちらに立つかでその対立は激しくなるでしょう。分断が煽られてもいます。前大統領尹錫悦氏は露骨でした。「ユン政権が北朝鮮に無人機送り軍事挑発誘導か 軍関係者を捜査」(NHK2025年7月5日) 当時、尹氏は北朝鮮による陰謀論を声高に叫んでいました。それが非常戒厳の正当化理由で...
安倍晋三が死亡して以降、求心力を失った自民党。 日本保守党、参政党に票が流出していく中で、こんな排外主義をポストするに至っています。不法滞在や制度の悪用、土地取得や観光地での迷惑行為。国民の不安が高まる外国人問題に対し、自民党は「違法外国人ゼロ」を掲げ、具体的な対策を進めています。小野田紀美 参議院議員が、4つの柱に基づいた政策提言を徹底解説!ぜひ動画をご覧ください。🎥https://t.co/j5mAQ8IErZ@onoda...
以前、紹介したこの記事の件です。「飛び出し死亡事故無罪判決について 制限速度50キロを80キロ以上で走行する非常識」 この無罪判決に対して国賠訴訟が提起されました。「“無罪の男性”国と北海道に330万円賠償求め提訴「対人の交通事故はすべて車に刑事責任があるのか、世に訴えたい」…女子中学生が車にはねられ死亡<北海道札幌市>」(UHB2025年7月4日)「「対人の交通事故は、本当にすべて車に刑事責任があるのかというこ...
参政党という特殊な政党が支持率を上げています。 逆に日本保守党が沈没しています。「参政党急伸で自民に危機感…保守層の離反懸念、首相周辺「これだけの支持は脅威」」(読売新聞2025年6月30日) 実際には安倍政権の岩盤支持層だった右翼たちの票が最初は日本保守党、次に参政党に移っていたものです。 自民党の支持層が切り崩されています。東京都議選では悲惨な状況になりました。かつての利益誘導型の集票構造ははっきり...
退潮傾向の日本保守党ですが、だからなんでしょう、百田尚樹氏の発言がヘイトスピーチの領域に入りました。「外国人は「ルール無視」 百田尚樹氏、ヘイトスピーチか」(共同通信2025年7月5日)「日本に居住する外国人労働者に関し「日本の文化は守らない。ルールは無視する。日本人を暴行する。日本人の物を盗む」と語った。」「「労働者の質も悪い。福祉のただ乗り、健康保険のただ乗り、『働けないから生活保護をくれ』とか」...
両性の平等は実現しなければならない これは当然の命題です。 男だから女だから不利益に扱われるということはあってはなりません。 もちろん合理性があれば異なる取り扱いは許容されます。 デンマークでは女性も徴兵だそうです。「デンマークが男女平等の徴兵制に ロシアの脅威と安全保障懸念で防衛力強化へ」(テレ朝2025年6月30日) これを男女平等とみますか。 男のみが徴兵だというのはいつまでも女性を低く見ている...
停車する位置について、以前も謎の空間について意見を述べました。「信号手前で「やたら手前で停止する車」 迷惑なドライバーはスマホいじり」 同じような記事が掲載されていましたが、こちらの方はとてもわかりやすかったです。「滞しているのに「謎の車間距離を開けるクルマ」が前に…。なぜ適切な距離を保てないのでしょうか?」(のりものニュース2025年6月22日) 以前の記事は、あたかも安全のために空けていることもある...
ロシア・ウクライナ戦争の停戦がなかなか実現しません。欧州諸国は停戦という行動とはほど遠い対応をしています。 米国から国防費を増やせと言われているからというより、ロシア恐怖症に襲われてしまって大軍拡、徴兵という方向に突き進んでいます。 米国が武器供与の削減か、だそうです。「米トランプ政権 ウクライナへの一部武器輸送を停止」(NHK2025年7月2日) その原因は弾薬などの在庫が減少してしまったから、というこ...
伊東市の田久保眞紀市長の経歴詐称がことさらに取り立てられている感じがあります。「田久保市長の“学歴詐称”判明で市役所にクレームの電話鳴りやまず「辞職しろ!」「ふざけるな!」ほとんどが批判的な内容 職員が対応に追われる」(テレビ静岡2025年7月2日) 大学卒業が実は除籍になっていたそうであり、それが選挙での経歴詐称だったということのようです。 それにしてお伊東市議会が百条委員会の設置とか、かなりの物々し...
ロシア・ウクライナ戦争の停戦がなかなか実現しません。欧州諸国は停戦という行動とはほど遠い対応をしています。 米国から国防費を増やせと言われているからというより、ロシア恐怖症に襲われてしまって大軍拡、徴兵という方向に突き進んでいます。 米国が武器供与の削減か、だそうです。「米トランプ政権 ウクライナへの一部武器輸送を停止」(NHK2025年7月2日) その原因は弾薬などの在庫が減少してしまったから、というこ...
最高裁で一連の新・人間裁判が勝訴しました。 政権に復帰した安倍政権下で生活保護費を何の合理性もないまま減額したことの違法性が最高裁で認められたことは重大です。 しかし、最高裁が慰謝料請求を認めなかったことは問題で、こんな判決では国は「負けたら足りない分を払えばいいんだろ」ということにしかならないし、何よりもこれら訴訟に関わってきた人たちは、時間もお金も掛けて訴訟を長年に渡って闘ってきたのですから...
先日6月29日、仁木町で第59回中国人殉難者全道慰霊祭が仁木町で行われました。 参列してきました。 第60回の節目になります。 中国人強制連行という非人間的なことが行われたことを風化させてはなりません。 私たちの日常は日中間のような対立は全くありません。普通に交流しています。 何故、日中間で対立しなければならないのか。愚かな対立は終わらせなければなりません。 そうでないと過去に犠牲になった人たちが浮か...
NATOの東京事務所がなくなり、再び東アジアの情勢に鑑みだそうですが、フランスの反対で実現しないで済みました。「消えたNATO「東京事務所」案 中国の反発受け、フランス同意せず」(日経新聞2025年6月25日) 見出しがすごい付け方です。中国が反発って、あたかも内政干渉のような書きぶりですが、私からすれば当然にNATO東京事務所など有害無益です。 世界各地に張り巡らす軍事同盟など仮想敵国を脅すためのものでしかあり...
米国では、34年ぶりの軍事パレードだそうです。私は以前、軍事パレードは米軍には似つかないものと述べたことがあります。「人間ピラミッドに喜ぶ人たち 一糸乱れぬ行動をさせることに喜ぶ人たち」 実際に行われた米軍の軍事パレードとはこれです。 軍事パレードには違いありませんが、仮装行列という感じです。沿道の見物人にニコッと笑って手を振っているのも少々、驚きです。 軍事パレードをトランプ氏が自分を誇示するた...
ドイツは政権交代となり、メルツ政権となってから戦争に対する政策が異様です。 イスラエルに対しては汚い仕事を引き受けてくれたなどと発言し、ロシアを念頭に軍拡です。 NATOではロシアに融和的なトランプ氏に振り回され、2035年までに国内総生産(GDP)比で5%にすると決定しました。ドイツの仮想敵国はロシアですが、そこに矛盾は感じないのでしょうか。 しかし、現実味はあるんでしょうか。「欧州「福祉より国防」に高い壁...
検察という組織に魅力を感じるのか。 検察官志望が増えていないのでしょうか。「「検察官のやりがいは?」最高検と法務省が大学生向け説明会開催 司法試験受験者数の低迷で「ぜひ進路に加えて」大学1、2年生を中心に約80人が参加」(TBS2025年6月21日) 検察官の魅力について「法務省刑事局の沖あずさ検事は仕事のやりがいについて、「検事は個人の利益のために動く仕事ではない」「被疑者と被害者の話を聞いて、集めた証拠を...
ウクライナが核兵器保有を放棄さえしなければロシアによる軍事侵攻を招かなかったという主張があります。 そうであればイランも核兵器を保有すればイラン、イスラエルとの戦争はなくなるのでは? イランも核兵器を保有すればいいという主張はどこからも聞こえてきません。 要は、自分たちは核兵器を持つが相手には持たせないという主張にすぎません。 日本のネット界で「ウクライナが~」の主張の本音は「日本も核武装だ!」...
電動キックボードの「解禁」については自民党の利権政治の象徴でしたが、酷評されています。「「交通ルール無視」が続出 電動キックボード規制緩和の大誤算」(2025年6月22日)「表向きは都市交通の多様化と脱炭素化を推進する制度設計として歓迎されたが、その裏側では、制度設計の基礎となる交通規範の理解が著しく希薄なユーザーを大量に生み出す結果となった。」 この部分です。「交通規範の理解が著しく希薄なユーザー」...
米国・トランプ政権によるイラン攻撃は最悪の侵略行為です。 宣戦布告なき戦争。2週間という期限を言っておきながら、それすら反故ににするだまし討ちのようなやり方。 米国トランプ政権がいきなりイラン政府を敵扱いし、それまで米国オバマ政権下で合意に至っていたものをぶち壊し、そうした中でイランを追い込んでおきながらですから、ならず者国家そのものです。 それに対するイランの対抗手段がホルムズ海峡の封鎖です。...
ロシア・ウクライナ戦争に対して停戦を粘り強く訴えてきた和田春樹東京大学名誉教授、東郷和彦元外交官、羽場久美子青山学院大学名誉教授、伊勢崎賢治東京外国語大学名誉教授・元アフガン武装解除日本政府特別代表のみなさまが開催したシンポジウムです。https://ceasefire-now.jimdofree.com/ コロンビア大学 ジェフリー・サックス教授の講演がとても素晴らしいものです。 反訳はこちらです。「軍事力依存の大国政治を脱し外...
ロシアによるウクライナ軍事侵攻を招いた原因は何か。 NATOの東方拡大によるロシア包囲網にあったことは明らかであり、しかし、何故、そのような簡単なことがわからないのか、特にリベラル派という人たちがこの主張を否定するのか、全く理解に苦しみます。 こうした軍事同盟の拡大が世界各国を威嚇し、時にはNATO諸国がアフガニスタンやイラクのように軍事力を行使してきたのですから、NATOは世界最大の恫喝組織です。 それが...
ロシア・ウクライナ戦争のあり方はどうあるべきなのか。 私は従前より主張しているように即時停戦です。まずは即時停戦、その後の領土問題などはそれからの交渉事項です。 そうした主張にもっとも噛みついてくるのが停戦反対のリベラル派です。 お前はロシアの侵略を認めるのか!というお決まりの主張です。この主張の最大の欠点は、ウクライナ領内を占領しているロシア軍を駆逐することの見通しが全くないことです。より戦況...
本日、第59回中国人殉難者全道慰霊祭が仁木町で行われました。 今回、初めて参加された方もいらっしゃいました。 この問題を風化させてはいけません。 遺族の方々もご存命です。 1人の方のご挨拶の中で、日清戦争から数えれば50年間、日本は中国と戦争状態にあったということは重要な指摘です。日本の戦争の歴史でもあります。 それをさらに続けていくことになるのでしょうか。 来年は第60回になります。ブログランキング...
このニュース記事は目を引きました。「“国籍”に基づく「レイシャルハラスメント」裁判で原告側が敗訴 “日韓関係”に関する発言、解雇理由や守秘義務が争点に」(弁護士JPニュース2024年6月27日) 組織ぐるみというわけではないのでしょうが、企業側も認めるこの発言は、一体……(以下、引用)・2012年、イ・ミョンバク大統領が天皇に対して謝罪を求める発言をした際に「天皇を侮辱するな」・2014年、田母神俊雄氏が都知事選に...
検事総長に女性検事が就任しました。初です。 日本社会が変わったか、というわけではありません。あくまで男社会は変わりません。 どうやらご褒美人事だそうです。「新検事総長・畝本直美氏、女性初起用で注目も…自民党裏金事件では検察ナンバー2 「露骨なごほうび人事」「巨悪を助けて出世コース」の声」(中日スポーツ2024年6月29日) 自民党裏金問題では、東京地検は早々に幕引きを図っていましたから。 組織の中で出世...
私が車で走行していて一番、不思議なのは二車線道路の真ん中をラインをまたぐ形で走行する車です。 モノレールのような走り方です。 その車がのんびり走行していると、左右どちらのレーンからも追い越しができないのです(本来、左からの「追い越し」はダメなんでしょうが、しかし、現実問題、右ラインを指定速度未満で走行する車が少なくありません)。 あまりに非常識。 左側の路駐が多く、左レーンをなかなか走行しづらい...
2020年、閣議決定で特定個人のための定年延長を決めてしまった安倍晋三内閣。 それが裁判所の判決でも認定されたというものです。「検事長定年延長巡る文書、国に開示命じる判決 「黒川氏のため」言及」(朝日新聞2024年6月27日) これは誰もがそう思っていました。安倍政権による人事介入はあまりに露骨で、お友達人事と揶揄されましたが、それでも強固な支持率があり、岩盤支持層とも言われていました。 これを民主主義と...
古くて新しい問題なんでしょうが、逮捕、起訴された国会議員であっても、登院しない国会議員でも規定通りの歳費が支払われます。「秋本、池田両議員にボーナス 国会欠席でも319万円」(共同通信2024年6月27日) 釈然としないものがあるのは当然ですが、法改正すべきなんでしょうか。「識者からは法改正を求める声も上がる。」(前掲記事) 「識者」とはどなたなのでしょう。 国民感情からはかけ離れますが、私は有罪確定で失...
ウクライナの徴兵が多くの国民に忌避されていることは周知の事実です。 ロシア軍を駆逐するまで戦え、などと外野で言うことは極めて無責任なことであり、自分が徴兵されることを考えたら停戦以外にはあり得ないことです。 イスラエルでも同じことがあったんですね。「イスラエル最高裁、超正統派の徴兵求める 極右反発必至」(日経新聞2024年6月26日)「イスラエルの最高裁判所は25日、ユダヤ教超正統派の兵役免除は不平等だ...
黄色信号は当然に進んで良い、と考えるドライバーが少なくありません。 本来、停止しなければなりません。安全に停止できないときに限って進行することが許されます。 この事案は勘違いの最たるもの「【独自】信号を勘違い?右折可から黄色の瞬間に交差点進入し右直事故…急ブレーキ間に合わず 横浜」(FNN2024年6月26日) 青 → ①黄色 → 赤(→青) → ②黄色 → 赤 事案は②の黄色で直進車が突っ込んできたというものであ...
国際刑事裁判所(ICC)がまたまたロシアの要人に逮捕状を発布しました。「ロシア前国防相と参謀総長に逮捕状、ウクライナ攻撃で国際刑事裁」(ロイター2024年6月25日)「ロシアがウクライナ侵攻を開始した2022年2月以降、ICCがロシア当局者らに発行した逮捕状はこれで計8件となる。昨年3月には、ウクライナからの不法な子ども連れ去りなどに関与した疑いで、プーチン大統領に逮捕状が出された。」 ショイグ前国防相に...
東京15区補選での「つばさの党」による選挙妨害は、また新しいやり方の現代社会の病みが現れました。 やっている人たちは一緒に寝起きというように宗教チックな人たちに見えます。 このような妨害が選挙期間中に行われ、取り締まりがされなかった(逮捕は選挙後)では、やはり選挙の公正さは確保できません。 これに対して公職選挙法を改正せよ、という人たちがいますが、それも誤りです。現実に捜査ができたのに、選挙期間中...
米国ではウクライナに対する軍事援助を「再開」しました。また限定的にロシア領内への自国武器での攻撃を容認しました。 今のところ劇的な変化はないようです。 ウクライナ国内での国民からの支持はあるのでしょうか。「ウクライナ軍 国民に支援呼びかけ ロシア軍東部で攻撃を強める」(NHK2024年6月18日)「地元の調査会社「キーウ国際社会学研究所」は17日、5月に施行された軍への動員をより厳格に行うための改正法につい...
イスラエルのネタニヤフ政権は、停戦要請など無視、ひたすらにガザ地区において殺戮行為を繰り返しています。 安保理でも停戦が決議されましたが、これはむしろイスラエルに向けられたものです。停戦を拒否しているのはイスラエル、これを曖昧にしてはいけません。 決してハマス側が拒否しているわけでないのです。 さて、イスラエルのこの停戦拒否に米国はどうするのか。 ハマス壊滅は軍事力では絶対にできません。 この当...
カスタマーハラスメント、店員などに無理難題をふっかけ、義務のないことを強要したり、精神的な苦痛を与えること、社会問題になっています。 カスハラ防止は当然に必要なことです。 正当なクレームとの区別がつきにくいとされています。店に落ち度がある場合であってもそれに対して必要以上に謝罪を求めるというのは、やはり違法となり、犯罪となる場合もあります。 この事案ではどうでしょうか。「天ぷら店で「会計間違われ...
ロシア・プーチン大統領には早々に逮捕状を発布して、正義だと言った赤根智子ICC所長ですが、イスラエルのネタニヤフ首相に対する逮捕状請求は、どうなっているのでしょう。「政治圧力に「裁判官は服さない」 赤根智子ICC所長が日本で会見」(朝日新聞2024年6月14日) 赤根氏は自身がいかにも正義だと言わんばかりの方ですが、プーチン大統領よりも明らかに酷いイスラエル・ネタニヤフ首相に対してまだ結論が出ていません。 ...
もう家庭内だけではどうにもならないのではありませんか。「スマホでゲームしていたのを注意された17歳男子高校生、父親を殴り足で踏みつけ…殺人未遂容疑」(読売新聞2024年6月16日) どうしてもやめられない、異常を来すというのがゲーム(スマホ)依存症。 ギャンブル依存症と同じであり、これが野放しになっている状態のもとで、これを各家庭で話し合い、考えること、などというのはあまりに無責任ではないでしょうか。 ...
イスラエルは先般、人質4名を解放したと発表しました。 しかし、そのために多くの無抵抗のパレスチナ人の命が奪われています。「イスラエル、人質救出で274人殺害か ガザ中部で「虐殺」―地元当局」(時事通信2024年6月9日) その人質ですが、別の報道によれば無傷だったといいます。「人質奪還作戦でガザ210人死亡 4人救出、イスラエル「続行」」(共同通信2024年6月8日)「イスラエル軍は8日、パレスチナ自治区ガザ中部...
東京都知事選挙が近くなり、立憲民主党の蓮舫氏が立候補を表明、現職の小池百合子都知事との争いなります。 蓮舫氏は、「反自民党政治、非小池都政」を掲げています。 これに賛同する人たちであれば、誰でも加わればいいんです。 もっとも「極」のつく勢力は論外ですが、ただそれでも個人的に賛同するんだったらいいんだと思います。 「極」がつく勢力はそもそも選挙を否定もしたりしていますから、賛同自体がないでしょうけ...
群馬県みなかみ町の校医が小学校の健康診断で児童の男女を問わず、性器を触ったというのですから言語道断です。「なぜ?小学校の健康診断で医師が女子児童の下半身をのぞく 群馬県みなかみ町 下半身触診も…「本当に必要なのか」保護者からは不安の声相次ぐ」(日テレ2024年6月7日) 学校で行われる健康診断で、なぜ性器を見たり触診したりする必要があるのか、全くもって理由がありません。刑事責任も考えなければならない事...