この記事は私にも覚えがあります。「タクシーで...運転手「3000円です」「あっちでは1900円なのに」→その後、運転手の“衝撃の一言”に「気をつけないと」」 とある地下鉄の駅からとある病院までタクシーを利用しました。仕事です。 2000円近く掛かりました。 帰りも同じタクシー会社に電話をして配車してもらいました。 1000円ちょっとで駅に戻りました。 行きはそんなもんと思っていましたが、帰りが安かったのでびっくりし...
ロシア・ウクライナ戦争を続けることに積極的な意味があるのか エセリベラルの人たち
現在、ウクライナの反転攻勢が続いているとされています。 しかし、全くの膠着状態のようです。 白井邦彦先生がまとめられています。「米、クラスター弾搭載タイプATACMS供与?、軍事支援→軍拡、それらには反対だが、「領土武力奪還支持・軍事支援容認」は現実においてもう成り立たない!」 その中で紹介されているこのツイートが衝撃的です。今年1月からのウクライナ戦況の推移。ロシアはドンバス地方の掌握に失敗する一方、ウ...
ロシアにNATO諸国を攻撃して第三次世界大戦を闘う? ということの現実味を考えよう ナゴルノカラバフ紛争
ウクライナがロシアに敗れたら、次はポーランド、バルト三国だ、ということが何故か真顔で語られることがあります。 不思議です。 もともとウクライナとジョージア(グルジア)がロシアにとってのデッドラインだとされてきました。 バルト三国についてはロシアの国力低下の中でNATO加盟となったもので、もはやそれ以上の妥協はあり得ないという表明でもありました。 それを敢えてウクライナのNATO加盟をちらつかせるなどロシ...
文献調査(核のゴミ捨て場)に応募しようとしていた対馬市 市長が英断 分断回避は当たり前だかがなかなかできないこと
長崎県対馬市では市議会では、核のゴミ捨て場となるための文献調査の応募するよう陳情がありましたが、これを賛成多数で採択しました。 しかし、わずか2票差。予想外だったらしく、その根強い反対が票差を縮めました。 その採択とは異なる結論、市長が反対を表明しました。「「20億円もらうためだけに…」長崎・対馬市長が核ごみ最終処分場選定の文献調査応じない意向」(日刊スポーツ2023年9月27日)「市長は会見に先立つ市議...
エスカレーター上での歩行は禁止? その2 JR東日本の本音は禁止はしたくない
前回に引き続いてエスカレーター上の歩行についてです。「エスカレーター上での歩行は禁止? JR東日本に質問しましたがお答え頂けず残念です」 今の主流は、エスカレーター上は歩行しない、2列になれば右側歩行よりも早くはける、ということにあります。新聞では、そうした実験結果もあると報じられていました。 一番、無駄だと思うのが、右だけ空いて、左に長い行列ができるという状態です。 しかし、JR東日本が想定してい...
ユーチューブで闘病を配信することと誹謗中傷について 侮辱罪の厳罰化に危惧
私は、このユーチューバーの存在は知りませんでしたが、朝日新聞で初めて知りました。「がん闘病ユーチューブ、いわれなき「詐病」中傷 投稿者の特定「耐えるしかない社会、変えたい」」(朝日新聞2023年9月21日) この記事を読んでものすごく違和感がありました。 詐病じゃないかと言われ、それが誹謗中傷だというのですが、ユーチューブで発信する以上、色々と批評されるのは当然の前提ではないでしょうか。 はっきりいっ...
黒人だけを表彰せず わざとじゃない は通用しない 欧州の人権保障のレベルが問われる
未だにこのようなことが行われているのはかなり露骨だと思います。「黒人少女だけ表彰せず 過去の動画拡散、体操協会謝罪 アイルランド」(朝日新聞2023年9月26日) アイルランドで行われた大会で黒人の少女へのメダル授与をしなかったというのですが、それが動画で拡散されてしまいました。当然、批判が巻き起こります。「声明によると、メダルを渡さなかった職員は故意ではなかったと強調。直後にメダルを渡し、対面での謝...
民主主義を守ると言いながら民主主義とは無縁のウクライナを支援、イスラエルに虐げられているパレスチナは見向きもしない
米国・NATOはウクライナを支援していますが、その大義名分は民主主義を守る、だそうです。 本当に説得力のないというか、正義をかざすだけで自分たちを正当化しようとする侵略軍みたいです。 その意味ではロシア軍の変わりませんね。 ウクライナなど腐敗度でトップを争う国であり、民主主義とは無縁の国なのですから。 ただ米国・NATOが気に入らないロシアと対峙して代理戦争を闘ってくれる捨て駒にしかなっていない現実があ...
エスカレーター上での歩行は禁止? JR東日本に質問しましたがお答え頂けず残念です
今年の夏、東京に行ってきました。JR東日本を利用しています。 実家のあるところです。 とある駅でエスカレーターを下っていました。2人並んで利用し、もちろん立ち止まっています。 すると後ろから来た若い男に空けてくれと言われました。 お断りします、と述べたところ、何故だと聞き返されました。 エスカレーターの上は歩かないというキャンペーンが始まってから、私がエスカレーター上に立ち止まってそこの通行を止め...
タクシー女性ドライバーは働きやすい? タクシー業界そのものを浮揚が自民党政権で実現すると思いますか
タクシー乗務員の不足は常態化しています。 当たり前の話で労働条件が悪化の一途を辿っているからです。最賃レベルにしかなりませんし、そもそもの額が低いからです。「「ライドシェア」の導入は民泊と同じ愚策 タクシー乗務員の生活を破壊する 河野太郎氏の口は災いの元」 タクシー業界が札幌圏のドライバー座談会を開催したことが報じられています。「女性タクシードライバー、働き方や魅力語る 札幌ハイヤー協会が初の座...
ウクライナの動員がさらに強まる 医師や看護師、薬剤師の女性 即時停戦しかないことを示す 徳岡宏一朗氏を批判する
ウクライナでさらなる動員が決められました。「ウクライナ、軍の動員対象拡大 人員不足、女性医師も」(共同通信2023年9月24日) 18歳から60歳までの女性の医師や看護師、薬剤師がその対象です。即、動員というわけではないということですが、いよいよ戦時下での動員が強まっているということです。 日本でもアジア・太平洋戦争中、男性は次々と徴兵されていったため、深刻な労働力不足に陥り、女性が動員されています。 ウ...
日弁連執行部が懲戒請求手続に実費(1000円)を納付させる決議を企図 弁護士自治の付託の趣旨に反するもの
日弁連執行部が何を血迷ったのか、弁護士に対する懲戒手続において実費を予納させること、それを総会決議で世に知らしめることを計画しています。 今、総会決議案が各単位会に意見照会がなされています。 それにしても実費徴収とはおかしなことを始めています。 このきっかけは例の大量懲戒請求事案への対応ではありません。この大量懲戒請求事案とは「余命三年時事日記」という右翼サイトが弁護士に対する懲戒請求を呼び掛け...
「今こそ停戦をシンポジウム2」 ロシア・ウクライナ戦争は即時停戦しかない
前回のシンポジウムに続いて2回目です。 伊勢崎賢治氏などいつものメンバーですが、内容は前回以上に素晴らしいものになっています。 停戦自体は当たり前。しかもいずれこの意見が多数になっていくことでしょう。このシンポの内容をよく聞けば普通にわかります。 朝鮮戦争の問題点についての比較も興味深いものです。 当時の安保理決議が前世紀の遺物であることが紹介されています。米国の責任において処理しろというのがガ...
杉田水脈氏を擁護する感覚が疑問 集票になると思っているのが不思議
杉田水脈氏のアイヌ民族に対する差別発言が札幌法務局が人権侵犯の事実があったと認定しました。 杉田氏の「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」という記載は侮蔑意識が満載です。 一番に責任が問われるのは自民党です。衆議院中国比例区で単独候補で擁立しています。 擁立した責任が問われているわけです。 しかし、その責任追及には及び腰のようです。「杉田氏発言「...
ウクライナによるクリミア攻撃 煽ることで軍事支援を引き出そうとする、バイデン大統領の利害にも一致する危険な掛け 核兵器廃絶とはほど遠い
最近、ウクライナによるクリミア攻撃が頻繁に行われています。どの程度の戦果はわかりませんが、ウクライナ側は戦果を強調しています。 その狙いは3つとあるとされています。「ウクライナ “クリミア ロシア黒海艦隊へ攻撃成功”狙いは?」(NHK2023年9月23日) ①防空システムの破壊 ②補給路を断つ ③黒海の制海権を取り戻す 色々、言っていますが、要は、ウクライナによる反転攻勢がうまくいっていないことの裏返しにすぎませ...
米国頼みのウクライナ支援が限界か 見えた世界分断の中で日本のリベラル徹底抗戦派は増税に賛成しますか?
ウクライナのゼレンスキー氏が国連での演説や米国大統領との直談判などが行われました。 ウクライナにとっての成果は限定的のようです。「ゼレンスキー大統領 訪米の成果薄く 「団結」の欠如に危機感」(テレ朝2023年9月22日) マスコミにまで「成果薄く」と書かれてしまいました。 団結とはほど遠い分断。何よりも米国経済の方が破綻しそうです。「バイデン大統領との間では支援の継続を再確認しましたが、その裏付けとな...
参議院選挙街頭演説中の北海道警察による強制排除行為についての控訴審判決を受けて、改めて公共的・政治的表現の自由の意義について確認しその保障と実現のため活動していくことを宣言する会長声明
参議院選挙街頭演説中の北海道警察による強制排除行為についての控訴審判決を受けて、改めて公共的・政治的表現の自由の意義について確認しその保障と実現のため活動していくことを宣言する会長声明 2023(令和5)年9月22日 札幌弁護士会 ...
国連改革とは? 何を改革し、そして何を実際に議決したら国連の機能が回復してロシア軍を駆逐できるのですか
ゼレンスキー氏が国連で演説しています。空席が目立つ中で力のこもった演説がされています。 その中で国連改革について言及されています。「ゼレンスキー氏「安保理改革を」 国連演説」(朝日新聞2023年9月22日) 拒否権を持つのが常任理事国である5つの国。国連の安保理だけが実効的な決議ができることになっていますが、常任理事国が侵略行為を行った場合、その侵略した常任理事国に対する決議は当然のことながら拒否権が...
ウクライナがロシアに敗れれば第三次世界大戦? 他のNATO諸国に軍事侵攻? 世界がウクライナのために結束することはない
ロシア・ウクライナ戦争に対する世界の見方がどうなっているのか、それを象徴するのがこの国連総会ではないでしょうか。「異例の首脳欠席・目立つ空席…ゼレンスキー氏 対面演説で団結訴えるも“結束”程遠く」(ANN2023年9月21日) ロシアの侵略は許さない、しかし、それを武力によってでも解決すべきだというのは米国・NATOなどの西側諸国だけです。 その西側もかなり危うい状況にあります。 現状、西側、NATO諸国も経済的には...
北海道教育委員か札幌聾学校の日本手話潰しに奔走した経緯 体罰から無視によって児童を追い詰める卑劣さ
札幌聾学校問題では、何故、北海道教育委員会が全国に先駆けて日本手話による教育を宣言し、始めたにもかかわらず、その後、すぐにも日本手話教育を敵視し、口ではやるやると言っていながら何もせず、意図的に日本手話を使う教員に嫌がらせをし、日本手話ができない教員をわざと日本手話クラスの担任して児童をいたぶるようなことをしてきたのか、わからない部分もありました。 背景に予算問題があることは最初から明らかでした...
ろう児による北海道に対する訴訟 裁判報告 道教委が示した和解条項案は原告ら当事者を侮辱するだけのもの 教育者失格だ
本日、札幌地方裁判所で裁判期日(弁論準備手続)が行われました。 これに先立ち、裁判所から当事者双方に対して和解による解決があり得るのかという打診がありました。 私たちはこの訴訟の目的として、札幌聾学校における日本手話教育の充実、ろう児が日本手話で授業を受ける権利が基本的人権の1つであることを認めさせることにありました。 そこで私たちは次の和解条項案を提示しました。1 被告は、原告らに対し、日本手...
ゼレンスキー大統領による世界に向けた脅し ウクライナが敗北しても第三次世界大戦にならない
ウクライナによる反転攻勢が始まってしばらく立ちますが、時折、「奪還」という報道はあるものの、全体を左右するようなものなのかは全くわかりません。 現実には厳しいのではないでしょうか。「ウクライナ軍の領土奪還「高いハードル」 米軍制服組トップ」(時事通信2023年9月18日) それがこのゼレンスキー大統領の発言につながっているのだと思います。「「ウクライナ敗北なら世界大戦」 ゼレンスキー氏が警告」(共同通信...
小袋に入れていながら「ご自由に」がよくわかりません。店だけの問題ではなく、他の消費者にも跳ね返る
未だにこのようなことが起きているのが不思議でなりません。「牛丼店の紅ショウガ袋、両手にごっそりと…調味料「大量持ち帰り」は無料でもマナー違反? それとも法律違反?」(弁護士ドットコム) わざわざ小袋に分けているのだから、1人1つまで。それを店の管理で行えば足りるではありませんか。 弁当持ち帰りであれば小袋を1つ入れて渡す、それだけの話なのに、何故、「ご自由に」になるのか、やっていることの意味がわか...
岸田改造内閣にご祝儀なし 支持率低迷は河野太郎、高市早苗両氏の留任 国民の生活苦は眼中になし
岸田文雄総理が内閣改造を行いました。 しかし、内閣支持率は低迷したままです。「岸田内閣支持率横ばい25% 発足以来最低タイ 毎日新聞世論調査」(毎日新聞2023年9月17日)「内閣改造「評価しない」57%、政権浮揚効果は限定的 朝日世論調査」(朝日新聞2023年9月17日) 普通ならご祝儀として内閣改造をするだけでリフレッシュ効果なのか、支持率が上がるものなのですが、全く効果なし。内閣改造は自民党内のポストの割り...
ロシアと北朝鮮の蜜月(?)な様相で日米韓が騒ぐ前に自分たちの軍事的威嚇一辺倒のやり方を顧みるべき
ロシアが北朝鮮にラブコールとでもいうのでしょうか。北朝鮮金正恩総書記が訪ロにより蜜月ぶりがアピールされています。 もともとは安保理決議により北朝鮮には経済制裁の真っ只中。 ロシアが弾薬欲しさに北朝鮮指導部に急接近したというのがもっぱらの見方です。 ロシアの弾薬不足? ということなのかどうなのか、その点はよくわかりません。 ここは白井邦彦先生の論考を参照します。「北朝鮮のロシア政権への武器供与(当...
前国民民主の参議院議員矢田稚子氏を首相補佐官に 連合は沈没する
岸田政権の中での人事ならぬ珍事に前国民民主の参議院議員である矢田稚子氏を首相補佐官に起用したことです。 国民民主党の分断を図るものという憶測もあります。 国民民主党では先般、代表選挙があり、政権入りしたがって仕方がない玉木氏が代表に選出されました。 もちろん、国民民主党内には政権入りに対して反対する意見はあり、それが前原誠司氏への批判票になって表れています。 支持母体である連合(の中の旧同盟系)...
岩手県知事選挙と立川市長選挙 やはり野党の候補一本化は必須だ
先日、行われた岩手県知事選挙と立川市長選挙では立憲民主党を軸にした野党候補が当選しました。 岩手県知事選挙の場合は野党候補が現職ですから当選して当然とも言えなくもありませんが、あの小沢一郎氏が選挙区で敗れるということでしたから、勝手当然とまでは言えません。 余談ですが小沢一郎氏が選挙区で負けたのはもしかして立憲民主党からの立候補だったからではと思うことがあります。少なくとも無所属の方が当選してい...
日本維新の会の馬場伸幸代表の発言です。「維新・馬場代表「スキャンダル追及、国民は求めていると思わない」」(朝日新聞2023年9月6日)「やはり国会では、立法府の名の通り、いろんな法律や予算、政策を与党と議論して、ブラッシュアップしていく。それを国民は望んでいると思う。変に足を引っ張ったり、スキャンダルを追及したりするようなことを、国民が求めているとは思わない。」 野党の役割は何なのか、ということになり...
配偶者を扶養している場合、勤務先によっては扶養手当が支給されています。 これが同性婚の場合には支給しないということが争われていましたが、札幌地裁はその請求を棄却しました。「札幌地裁、同性扶養認めず 「多様性の時代に逆行」 元道職員、判決に失望」(北海道新聞2023年9月11日)北海道新聞の社説「<社説>同性間扶養判決 社会の変化踏まえたか」(北海道新聞2023年9月12日) 時代の流れは同性婚を認める、これは...
ロシア・ウクライナ戦争 現代兵器のもたらす恐ろしさは従来の価値観で見てはいけない 即時停戦しかないわけ
ロシア・ウクライナ戦争では、ウクライナ側の反転攻勢が足踏みをしている状態の中で、米国がさらに強力な武器を供与しようとしています。 クラスター弾搭載長距離ミサイルを供与というのですから、かなり強力だと思います。「EXCLUSIVE-米、ウクライナにクラスター弾搭載長距離ミサイル供与で最終調整=高官」(ロイター2023年9月12日) その射程がモスクワまで届くのか否か。かなり恐ろしいものを感じます。 米国は既に劣化...
車で出かけた場合、駐車場の問題が当然にあります。路駐できるところは限られています。車で行った方が公共交通機関よりも安い! というときにきちんと駐車場代も負担した上で考えていますか? 目的地に駐車場がない場合、とても困ることがあります。近くにコインパーキングがないときは車で行けない、ということにもなります。その場合、公共交通機関を利用します。仕方ないです。時間は掛かるし、費用も掛かるしですが、駐車...
ロシア・ウクライナ戦争は、ロシアによる軍事侵攻という現代社会の中ではあってはならないものでした。それが国連常任理事国であったということから国連の機能不全も言われています。 私に言わせれば米ロに拒否権を与えているからというよりも米ロが核超大国だからであり国連は機能しないということになるのですが、いずれにしても核超大国が国際法に違反するようなことをしたとしてもそれを実効的に規制することはできません。...
ジャニーズ事務所の性加害報道 今さら感があるだけでなく、結局、芸能界って何でしょうね
ジャニーズ事務所の性加害報道は、あるあると言われながらのものだったようで、そもそもジャニーズに興味のない私はそのような報道(?)に接してもいなかったので「黙認」でした。社会の無関心ということになります。 もちろん、今回の問題は未成年者に対する性的な強要であり、犯罪レベルのものです。この被害が女の子とであれば扱われ方も違っていたでしょう。 改めて芸能界の問題を浮き彫りにしたのではないでしょうか。 ...
ウクライナの反転攻勢はほとんど変化なしという状況をどのように見るのか 注目すべき点はどこに向けるべきか
ウクライナがロシアの第1の防衛戦を突破したのではないかと報じています。「ウクライナ反攻3カ月 露軍の防衛線突破、要衝トクマク奪還が焦点に」(毎日新聞2023年9月10日) この記事の気になるところは最後の部分です。「今後、秋に入るとウクライナでは長雨によって地面がぬかるみ、戦車などの移動が困難になる。その先の厳冬期も戦闘は容易ではない。欧米の軍事支援を継続させるためにも、ウクライナ側がそれまでにどれだけ...
結局、岸田自民党政権は汚染水海洋放出で何がしたかったのか 敢えて中国を煽って禁輸を招いたその先の展望がない
中国政府が水産品の全面禁輸に踏み込みましたが、水産業者は大打撃。青森県「県産ホタテ相場打撃 ナマコ「値つかず」懸念 中国禁輸に関係者動揺 」(読売新聞2023年9月8日)「原発処理水放出で中国禁輸、兵庫でも打撃 養殖カキ出荷、キャンセル相次ぐ「他の国に広がると厳しい」」(神戸新聞2023年9月2日)北海道「ホタテ、ブリ…輸出できず「億単位の損失」も 中国禁輸、業者に影響」(朝日新聞2023年8月31日)「処理水海洋...
即時停戦論が人命尊重なのはそのとおり 誰も隠したりはしていない むしろ領土が大事だという人ははっきりと「人命よりも領土が大事だ」というべきだ
今さらなのですが、ロシア・ウクライナ戦争に対し、即時停戦を主張するのは、これ以上、戦争がエスカレートし、第三次世界大戦や核戦争を引き起こされてはたまったものではないということと、そこまでにはならないとしても死傷者が増大するだけです。特にウクライナによる「反転攻勢」が始まってからの死傷者は増大するばかり。 まずは停戦なのです。 ところが徳岡宏一朗氏は、これをはっきり言えと主張されています。「ロシア...
米国バイデン大統領は、ロシア・ウクライナ戦争について民主主義との闘いを強調しています。 最初はそれで通用していたのかもしれませんが、米国世論をそれだけで引きつけておくことはもはや困難な状況です。 その民主主義ですが、ウクライナは言うに及ばず、ポーランドも危うい状況です。「「親ロ市民公職から排除」法、内容を緩和 内外の批判受けポーランド」(AFP2023年8月3日)「改正法ではこうした批判を受けて処罰規定を...
後から当時、報じられた内容を見るだけでも米国・NATOによるロシアに軍事力を向けていたことは明らかだ
ロシア・ウクライナ戦争ですが、ウクライナの「反転攻勢」に勢い、というような記事が報じられたかと思えば、最近は情報が流れてきません。 ロシアのプーチン大統領が北朝鮮の金正恩総書記と会うとか、武器供与かなどの記事が目につくくらいです。 それとG20の共同宣言にウクライナが不満を表明したこと。「G20サミット、1日目に予想外の進展 ウクライナは共同宣言の内容を批判」(BBC2023年9月10日) ゼレンスキー氏はも...
ウクライナへの支援は米国というよりもバイデン大統領の個人的思惑?
バイデン政権はなおもウクライナ支援を継続していくことを表明しています。 クラスター弾に続き、劣化ウラン弾まで供与を決めました。 何でもありのやり方は、ウクライナがこのままでは「反転攻勢」が失敗に終わるという危機感と、実際に米国の弾薬切れがあるんだろうと思います。 ただそれ以上に気になるのはバイデン政権の姿勢です。 白井邦彦先生の論考です。「反転攻勢の戦況・軍事支援・国防相更迭、後援者起訴・拘留と...
零細事業者を狙った被害 新規顧客の獲得ができると勧誘する事案
悪質商法被害対策弁護団ホームページより転載零細事業者を狙った被害 新規顧客の獲得ができると勧誘する事案 零細事業者にとっては新規顧客を獲得できるか、特にオープンしたばかりであれば不安に思う気持ちがありますが、そこにつけ込まれた事案です。 4月に新規開店したネイルサロンでしたが、宣伝にはホットペッパーを利用していました。月額の利用料は結構、掛かりますが、実際にはこれを上回る集客方法はありません。 そ...
「戦時」薄いモスクワ 強制されたもの? 世界には異なる価値観があることを知るべき
先日、ご紹介した『10代が考えるウクライナ戦争』ですが、その中で奈倉有里氏の見解を紹介しました。「現在のロシア政府がおこなっている侵略行為と国民に対する弾圧がともに犯罪的な暴力によるものである限り、犯罪者を捕らえもせずにその主張として受け入れるべきでなく、まして脅された国民も同じであるかのように報道するべきではありません。」 正直、何が言いたいのかよくわからないのですが、要はロシア国民のプーチン...
石井敏宏氏のツイートが飛ばしている 離婚後の共同親権がいかに危ういかがよくわかる
離婚後の共同親権ですが、その導入に向けて法務省が遮二無二にごり押ししようとしています。 同意を条件にしているようですが、全く意味がありません。 離婚して欲しければ同意しろ、になるのは目に見えているからです。 モラハラに苦しむ妻側が「同意」してしまうことは全く不思議なことではないのです。 こんな制度は絶対に導入させてはいけません。「法務省への申し入れ「共同親権導入の結論ありきで議論を進めないでくだ...
渋滞の先頭合流は「ズルじゃない」 大多数が勘違い? 円滑な「ファスナー合流」が推奨される理由
二車線道路で片方が渋滞、他方が流れているとき、どうします?という問いです。「「隣の車線は流れてる…」渋滞中の“ジグザグ走行” 迷惑だけどそもそも意味あるの?」(乗りものニュース2023年9月3日) 答えは読まずとも、どちらも変わらない、むしろ渋滞を酷くするだろうと思いましたが、そのままでした。 しかし、だからといって車線変更を思いとどまることができるのか… 要は、何故、その1つのレーンだけが渋滞なのかわか...
岩波ジュニア新書の『10代が考えるウクライナ戦争』です。 ここで紹介されている高校生たちの対談の内容が素晴らしい。 ロシア・ウクライナの歴史的背景などを指摘し、単純にロシア=悪だけの思考でありません。 政権側が垂れ流すプロパガンダに影響を受けないよう、どうしたら良いのか、という視点で述べられています。 鵜呑みにしない、大事ですね。 これに茶々を入れているのが「大人」のコメントです。 池上彰氏のコ...
ウクライナ・ゼレンスキー政権とは距離を置くべき 二国間協定などもってのほか
ウクライナ・ゼレンスキー政権はなりふり構わぬ姿勢で西側からの支援を要求しています。その姿勢は半分、脅しにもみえるようなものです。 岸田政権はウクライナとの二国間協定に前向きされます。 岸田政権は米中対立でも対米従属姿勢を露骨に示しています。 北方領土問題を武力で解決できないのは当然です。ウクライナ側は対ロ開戦を妄想しているが如くの「連帯感」を示してきていました。「ゼレンスキー大統領が北方領土問題...
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この記事は私にも覚えがあります。「タクシーで...運転手「3000円です」「あっちでは1900円なのに」→その後、運転手の“衝撃の一言”に「気をつけないと」」 とある地下鉄の駅からとある病院までタクシーを利用しました。仕事です。 2000円近く掛かりました。 帰りも同じタクシー会社に電話をして配車してもらいました。 1000円ちょっとで駅に戻りました。 行きはそんなもんと思っていましたが、帰りが安かったのでびっくりし...
イスラエルはラファ制圧に向けて軍事侵攻を続け、パレスチナ人への虐殺を続けています。 米国、エジプト、カタールによる停戦仲介にもイスラエルは全く聞く耳を持ちません。「「ハマス壊滅前の停戦あり得ない」新提案うけネタニヤフ首相が声明発表」(TBS2024年6月2日) 人質解放など停戦なくしてできるわけがありません。イスラエル・ネタニヤフ政権はもはや人質の命などどうでも良いのでしょう。本来、人質解放を本気でいう...
米国のトランプ前大統領は陪審裁判によって「有罪」の評決となりました。 ゲームのような裁判のやり方には違和感を覚えますし、結論に理由がいらないというのは判決の正当性がなくていいのかと思います。陪審員が裁けばそれだけで正当なんだという発想ですから、それはゲームとしか見えないわけです。 それはともかく、有罪の評決に対してトランプ氏に対して大口献金が集まっているというのです。「トランプ氏に大口献金相次ぐ...
自民党によるパーティー券による収益は、自民党の集金構造の中核にあるそうです。 10万円以上でなければ公開の義務なしとしてしまうのでは当然にザルです。 公明党はその自民党のザル改正に賛成するという姿勢でしたが、世論に押されて5万円に引き下げるよう、方針を転換、どん底にあえぐ岸田総理に飲ませました。 今国会で自民党案が廃案になれば、いよいよ岸田政権は持たないというだけでなく、自民党の下落も不可避、公明...
不倫口止め料をめぐる事件で業務記録を改ざんした罪に問われたトランプ前大統領ですが、陪審員の評決は有罪だそうです。「【速報】トランプ米前大統領に「有罪評決」 不倫口止め事件で 大統領経験者で初めて トランプ氏は「戦い続ける」と強調」(TBS2024年5月31日) この陪審員の有罪判決に対して、上訴ができるんですね。https://news.yahoo.co.jp/profile/commentator/watanaberyoji/comments/bc277d0c-8346-4015-9b1b-930...
ようやくの規制強化です。「道幅狭い「生活道路」 法定速度一律時速30キロに引き下げへ」(NHK2024年5月30日)「生活道路にスピードを緩めず進入する車による交通事故が依然、各地で発生している一方、標識を設置するなどの対策には財政上の負担も伴うことから、警察庁は生活道路の法定速度を、一律で時速30キロまで引き下げる方針を固めました。」 なるほどというか、やっぱりというか、きめ細かい規制ができなかったのは...
もう珍しくなくなりました。 高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違い事故 やっぱり高齢者による踏み間違いは多いんですね。「わずか4秒で人生が一変 後を絶たない高齢者の「踏み間違い」、19歳の2人が死傷した福島県の事故」(福島中央テレビ2024年5月30日)「昨年度の踏み間違いによる事故は3110件、38人が死亡、4343人が重軽傷を負った(交通事故総合分析センター調べ)。2018年から3年間の統計だと、事故を起こしたド...
スポーツカーを街中で時速120キロで走行して右折車両に気づくのが遅れ、追突させた死亡事故「9歳の女の子死亡 なぜ精神科医は「観賞用」スポーツカーを時速120キロで走行させたのか 自らを「せっかちな性格」と分析 これまでに速度違反は3度も…」(広島家族RCC2024年5月28日) 被告は精神科医師だそうです。 街中でこのような速度を出すこと自体、狂気の沙汰。 勤務先に「殺人」という電話が入ったそうですが、やっている...
英国では、総選挙が近くなっていますが、敗北が必死の政権与党保守党。 その保守党が徴兵制復活を公約にするそうです。「英首相、18歳対象に徴兵制復活を表明 総選挙勝利なら」(日経新聞2024年5月26日) さらに余計に議席を減らしそう。 今や誰もが軍隊になんて行きたいとは思わなくなった時代です。特権階級でもありません。 英国は米国と並んで対ロシア強行姿勢の国でしたが、全く先も見通せない状態です。自国民のこと...
以前も問題提起しましたが、生活保護世帯の自動車保有の問題は、それが資産に当たるのかというよりも維持費の問題です。「「車はぜいたく品?」 自治体が生活保護受給者に認めない“車の保有” 「車に乗ったら生活保護止められた」当事者が語る現実」(CBCテレビ2024年5月26日) 地方に行けば行くほど公共交通機関はないに等しいですから、自動車がないと移動そのものが厳しくなります。 日常の買い物さえ徒歩では厳しい、となれ...
自民党の政治資金パーティーが酷い、あまりに酷い、どうにもならないくらい酷い、モラルのかけらもないカネに汚い人たちの集まり。カネがあれば何でもできる、自分は偉い勘違いするだけの集まり。 これに対して、立憲民主党が政治資金パーティーの禁止のルールを提唱したわけです。 ところで、その提案をしながら立憲民主党の議員が政治資金パーティーを開催することに対する難癖がつけられています。 国民(有権者)にわかり...
本日、北海道札幌聾学校での日本手話訴訟、判決が出ました。 児童ら原告の請求を棄却、しかもその理由があまりに酷いものでした。 憲法26条は、母語による授業を受ける権利を保障しているか 判決は、抽象的権利としても認めませんでした。具体化する法律がなければ具体的権利と認められないとし、しかし、そうした法律などは一切ないからと権利性を一切、否定しました。憲法の議論をする意味を全く認めなかったわけです。 さ...
ガザ地区でパレスチナ人に対する虐殺を押し進めるイスラエルのネタニヤフ首相ですが、そのネタニヤフ首相に対して、国際刑事裁判所(ICC)に逮捕状が請求されました。 これに対する米国の半狂乱な対応は異常です。「ブリンケン米国務長官、ICCへの制裁を示唆 イスラエル首脳への逮捕状請求めぐり」(BBC2024年5月22日) ロシアのプーチン大統領に対する逮捕状の発布には絶賛していた米国ですが、あまりの二重基準が酷すぎ...
裁判員制度が始まって15年となりました。未だに惰性で続いています。 しかし、マスコミは未だにこの裁判員制度を絶賛しています。 北海道新聞の1面です。「裁判員「良い経験」96% 制度開始15年 北海道内の辞退率70%で全国上回る」(北海道新聞2024年5月19日) これだけみると裁判員になった人たちはほぼ100%が良い体験だというのに70%もの人たちが辞退してしまっているというところでしょうか。 そしてコメントをして...
東京のタワーマンションで起きた殺人事件の続編です。「東京タワマンで起きた殺人はストーカーなのか 詐欺による被害のダメージ」 被害者が、警察で述べたことが報じられています。「殺害された平沢俊乃さん「金は勤務する店の料金の前払い金」で受け取ったと説明 開店時に和久井学容疑者が贈ったとみられる花も」(FNN2024年5月10日)「平沢さんがこの金について、警視庁にストーカー行為の相談をした際、「店の料金の前払い...
大手4社の消費者金融からもクレームが入っていました。「借金減らす債務整理で弁護士が「義務違反」 消費者金融が連名で批判」(朝日新聞2024年5月16日) 本来、弁護士は債務整理の依頼を受けるためには、その多重債務者と面談することが義務づけられています。 しかもオンラインではダメだということにもなっています。 そうなると、ネットで集客している東京、大阪の法律事務所はそれだけでアウトということになります。...
自然環境を破壊するだけのリニア、北海道新幹線は今からでも建設を中止すべきです。「リニア工事原因か、岐阜・瑞浪で水位低下 JR東海、14カ所で確認」(朝日新聞2024年5月15日) リニアはほとんどがトンネルであり、それは北海道新幹線も同様です。 そうなると乗ってみたいとも思いません。 特にリニアは安全性もどうだか、わかりませんし。 これだけ自然環境を、この時代になってなお、破壊していくことって何なのでしょ...
米国・バイデン大統領は、イスラエルがラファへの侵攻を行うのであれば武器供与を停止などと言っていました。 しかし、イスラエル・ネタニヤフ政権は全く聞く耳を持つことなく、ラファ侵攻が始まったとも報じられています。「イスラエル ラファ東部市街地に進軍か」(テレ東2024年5月15日) 米国は結局は、イスラエルへの軍事供与を続ける意向です。「米政府、イスラエルに10億ドル相当の武器供与を計画」(CNN2024年5月15日...
イスラエルの狂気が止まりません。 宗教国家だからでしょうか。復讐だそうです。怨念と言えます。「ネタニヤフ首相「最後の一人まで復讐」 米国は「集団殺害」と見ず」(朝日新聞2024年5月14日)「イスラエルのネタニヤフ首相は13日、エルサレムで演説し、昨年10月に同国を越境攻撃したイスラム組織ハマスについて「攻撃を行った者に対し、最後の一人まで復讐(ふくしゅう)を果たす」と述べ、パレスチナ自治区ガザ地区での軍...
こちらの絵本ですが、知人の著作です『妖怪たちからのお手紙』(つなたねこ著) カッパさんが身を呈して子どもたちを守ろる姿、さらにそれを応援する妖怪たちの物語です 是非、お読みくださいブログランキングに登録しています。 クリックをお願いいたします。 にほんブログ村人気ブログランキングへ...
ロシアの戦死者数だけを報じて自国の戦死者数を報じないということをどのように思われますか。 前回の続きです。「ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦論 ウクライナ兵の死者を増やしたくないという理由は余計なお世話?」 やっぱり報道統制がなされていました。 白井邦彦先生の論考です。真実を知らされない国民だからこそクリミア奪還まで闘えが93%となるのではないでしょうか。「「ウクライナ社会はウクライナ軍の損失は知...
ロシア軍の戦死者数は報道されますが、ウクライナ軍の戦死者数はほとんど報道されません。以前から言われてきた報道統制は日本でも行われているということです。マスコミが「自主的」にということなんでしょうけれど。戦時下の中で事実が伝えられないほど怖いものありません。 実際のウクライナ兵の死者数はどのようになっているのでしょうか。 白井邦彦先生がまとめられています。「ウクライナ側死者の4分の3は戦闘員、死者...
現状、核戦争の危険を考えるのであれば即時停戦しかないのは常識だと思うのですが、何故か核戦争は起きないという楽観論が日本社会に蔓延しています。不思議です。 絵に描いたようなウクライナの反転攻勢が成功し、ロシア軍が退却していく、勝利だ、という構図なんでしょうが、あまりに幻想的です。 ロシア軍が退却した後はどうなるのですか? ロシア軍は不利になっても戦術核を使用しない、というのはどこからその自信はは来...
そもそも猟銃であろうと民間人が所持できること自体がおかしいのです。普通の感覚があれば「銃の所持なんてやめてくれ」と思うんです。 害獣駆除のためであれば別に家庭に銃を保管する必要など全くありません。「長野4人殺害、なぜ犯人に銃所持を許可したのか? 元警察官僚「精神状況の把握は容易でない」」(弁護士ドットコム)「男性の動機は不明ですが「ひとりぼっちを罵られたと思った」と供述しているとも報じられていま...
立憲民主党と国民民主党は構成メンバーをみれば烏合のように見えてしまう関係です。 もっとも国民民主党は右派であり、「立憲」とも相性が合わない人たちです。立憲民主党との合流に最後まで抵抗し、合流しなかった、いわばかなり右寄りなメンバーです。 そうなるとどう考えてもじり貧です。最初から支持率は低迷したままです。右派野党であれば維新の会が支持を集めるのですから、国民民主党は最初から存在意義をみつけること...
いよいよ維新の会と立憲民主党が決別です。もともと生まれも育ちも違いますから一緒にはなり得ないのですが、この決別には泉立憲民主党が維新の会に袖にされたというのが実際のところです。 それに追い打ちを掛けようとういのがこれです。それでも他の野党を落とすためというやり方にはえげつなさがあります。「維新が立憲・泉代表、岡田幹事長に対抗馬を擁立 野党第1党目指し」(朝日新聞2023年5月25日) 橋下徹氏は、予備選...
私が理解できないのは口当たりを良くしてまで、何故、そこまでしてアルコールを飲みたいのか、でした。 この弁護士ドットコムの記事は素晴らしい。「東スポレモンサワー「度数13%」は濃すぎ? 依存症の専門家が「怖さ」指摘」(弁護士ドットコム) 以前、私は飲み会でカルピスを注文したのですが(アルコールは飲めない、飲みたくない)、何故かアルコール入りのカルピスが来ました。一口飲んで口の中で違和感がありました。...
東京の弁護士に多いでしょうか。被告側の代理人となった弁護士の主張の中で鼻につくものの1つに「速やかに棄却されるべきである」というものがあります。 速やかに棄却されるような案件としては、請求原因も曖昧(だと棄却ではなく却下されてしまうか)、あるいは客観証拠のないような案件、時効援用で被告側の主張に合理性があるような場合などが想定されますが、そうでない場合にまで決まり文句のようにこの定型文言が主張さ...
受験勉強のあり方としてどうあるべきか。自分の頭で考える力を養うことが勉強の目的です。ちょっと古くなりますが、以下の記事からです。「茂木健一郎氏 子供4人東大理三の佐藤ママを「バカでしょ笑」と批判した堀江貴文氏に「賛成」」(東スポ2023年4月16日) 茂木氏のような他人を嘲笑するだけの人間にはなりたくないですね。まあ、ざっくり言うと、Race to the bottomとは、勝つためには徹底的に劣化しなくちゃいけないク...
先の広島でのG7は、自分たちだけがえらく、他を見下す姿勢を鮮明にしました。自分たちだけは正しく、それ以外は間違いだという世界の人々を馬鹿にしたものです。 遠藤誉先生のご意見が素晴らしい。「G7広島サミットは第三次世界大戦への「進軍ラッパ」か 米国軍事安全保障シンクタンク公開書簡から」 戦闘機の供与まで宣言するに至ってはもはや第三次世界大戦に突入してもいい、という露骨な挑発行為です。この1年間、米国...
今度は、ウクライナ情報当局によるプーチン大統領暗殺に対する言及です。「ウクライナ情報当局幹部、プーチン氏暗殺に言及=独ウェルト紙」(ロイター2023年5月26日) 先日は、クレムリンに対する無人機による攻撃がウクライナ側によるものではないかという米国政府筋の分析が報じられました。このときはウクライナ政府側は関与を否定していました。 今回はウクライナ情報当局の者の発言ですからウクライナ政府が知らないでは...
立憲民主党は維新の会でも支持率で差を付けられ、野党第一党に対する期待は維新の会に移りつつある、という世論調査結果がありました。「野党第1党、ふさわしいのは 維新47%、立憲25% 毎日新聞世論調査」(毎日新聞2023年5月23日) 先の統一選挙でも維新の会は「躍進」したとされ、他方で、立憲民主党、共産党は議席を減らしています。 何故、維新の会なのか、そこに目立った政策といえば右寄りのものばかりが並んでいまし...
また日本でも銃を使った犯罪が起きてしまいました。 本日、長野県中野市で散弾銃をもった男が人質をとって立てこもりました。 現時点で、死者3人(警察官2名を含む)というあまりに悲惨な状況です。 なぜ、現在の日本で散弾銃などを所持しているのでしょうか。 これが米国であれば銃規制をせよという声が上がると同時に銃規制に反対する保守派が暗躍する構図がいつものパターンになり、全くと言ってよいほど米国で銃規制が進...
今年5月、無人機によりクレムリンに対する攻撃がありましたが、ロシアによる自作自演か、そうでなければウクライナ政府が関与しているのかどうかということが憶測を呼んでいました。 今般、ウクライナが関与しているという米国政府筋の見立てが報じられています。「モスクワ攻撃、ウクライナか クレムリンに無人機、米分析」(共同通信2023年5月25日)「米紙ニューヨーク・タイムズは24日、ロシアの中枢に当たるモスクワのクレ...
少々ネタは古いですが、やはり自分の中でも大きな関心があります。「「めった刺しにして殺す」インフルエンサー候補を襲った2万通の嫌がらせ 港区議・新藤加菜さんの戦い」(弁護士ドットコム) ネット界では有名な方だそうですが、選挙に立候補(当選)したことによって膨大な嫌がらせのメールなど。「選挙期間中の候補者に対する暴力や暴言、誹謗中傷が相次いでいる。4月23日、東京・港区議選で当選した新藤加菜さん(29)も...
小泉悠先生の著書『ウクライナ戦争』です。 軍事オタクということだけあって軍事面の分析はなるほどそうだったのかという観点から読めます。最初の戦略がゼレンスキー政権の「斬首」とのその失敗の原因などは正しいかどうかはともかくなるほどという流れです。 ただ、何故、ロシアが軍事侵攻したのかという点についての分析は、ちょっと相容れないものがありました。 プーチン論文はそれ自体が例えばヒトラーの『我が闘争』の...
広島で行われているG7に何故か、ウクライナのゼレンスキー大統領がやってきました。 G7の枠組みを民主主義国などと言っていますが、要はに旧西側諸国が自分たちを正義と自称するために大義名分に使っているのが「民主主義」です。 しかし、この場合の民主主義にどれほどの意味があるんだろうねということ。従来の西側というとイメージが悪くなるから、「民主主義」を持ち出したにすぎません。要は西側がこれまで作り上げた国...
こうしたツイートが弁護士から流されるのだから、一体、何を考えているんだろうと思います。 どうみても大人の男の視点でしかありません。 未だに自由恋愛だとか言ってしまうところに相手(特に女性側)への配慮は微塵も感じられないわけです。大人目線で望ましくないセックス、望ましくない恋愛を決め、選挙権を奪われている18歳未満の国民の、恋愛の自由、性交渉の自由を、寄りにもよって寄りにもよって「犯罪」「刑罰」「懲...
ふるさと納税とは言いながら、自身のふるさとは全く無関係な自治体に住民税を納めることができる、しかもそれには高額の返礼品がつく、こんな制度を何故、未だに維持しているのか全くわかりません。 泉佐野市は、極めてえげつないやり方で全国から集金していましたが、総務省の特別交付税減額処置に対する取り消した大阪地裁判決に対し、大阪高裁は泉佐野市の請求を却下するというすごい判決を出しました。「泉佐野市が逆転敗訴...
立憲民主党の泉健太代表は次期衆議院選挙では目標は150議席だとし、それに達しなかったら辞任するなど述べています。 この真意は、次の衆議院選挙までは辞任しない、ということの決意表明です。 誰もがもはや泉氏では選挙の顔になり得ないと思っているという現実があるのに、それをこのような自爆宣言で自身の代表の座の延命を図っただけです。 そして何よりも問題なのが共産党との決別です。「立民、共産と選挙協力せず ...