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やよいのおはり
やっぱり 忙しさには勝てなかったよ(ヒメリュウキンカ) ようやく一息ついた時には 三月が尽きていた(サイネリア) いまを無理に削ってまで 為すべきこと…
2025/03/31 00:00
とわののはら ついのたび 8
第十五話 終の旅(8) 俺の軽と施設の福祉車両二台。総勢十名近い大所帯で野原に向かったが。到着時、野原のアプローチ下にある駐車スペースはすでに芋洗い状態だった…
2025/03/30 00:00
とわののはら ついのたび 7
第十五話 終の旅(7) 急に決まった話だ。日常のスケジュール優先になるから子供らには声をかけないつもりだったが、豊島さんにたしなめられた。「あんたねえ。早苗さ…
2025/03/29 00:01
とわののはら ついのたび 6
第十五話 終の旅(6) 考え事をしていた時間は思ったよりも長かったようだ。とっくに中天を越した太陽は、すでに反対側にぐらりと傾き始めていた。飲まず食わずでずっ…
2025/03/28 00:26
とわののはら ついのたび 5
第十五話 終の旅(5) 野原の主はこれまで誰にも認知されていない。綾瀬さんの前に現れても、存在を認めてもらえないだろう。出て行ってくれという懇願や恫喝を直接行…
2025/03/27 00:00
とわののはら ついのたび 4
第十五話 終の旅(4)「隠す……か。どこに?」 ここで、初めてどこに隠したかという話になるが。その前に、野原の主が何をどこまで動かせるかを考えてみよう。改めて…
2025/03/26 00:00
とわののはら ついのたび 3
第十四話 終の旅(3)「苦労して作土を持ち込んだことで、草木が生えやすくなってしまったんだろうな」 死んだ男が生前掲げていた最終目標は、尾根を畑にすること。だ…
2025/03/25 00:12
とわののはら ついのたび 2
第十五話 終の旅(2) 野原の主が農夫だとして、彼がどのような立場だったのかを考えてみよう。 まず年齢。若いはずだ。痩せこけた疎林を開拓するには一にも二にも体…
2025/03/24 00:07
とわののはら ついのたび 1
第十五話 終の旅(1) 冬と春の間で振り子が揺れ続けているものの、三月初旬になればだいぶ春めいてくる。年度末ゆえ業務多忙だが土日も出てこいというほどではないの…
2025/03/23 00:01
おさむいことだ
「寒波も一段落で、これから春の陽気らしいが」「体はあったまるかもしれないが、懐が寒いよ。なにせ、野菜も果物もばか高くてな」「野菜のくせに、お高く止まりやがって…
2025/03/22 00:00
かぜぇひきましてん
おかしいなあ。 どあほのわたしは、風邪なんか絶対に引かないはずなんですが。 花粉症による鼻炎が例年以上にひどいなあとびーびー鼻をかみまくっているうちに、喉が…
2025/03/21 00:39
かれきらない
「枯れると味が出るっていうから、枯れてみたんだけど」「どうだった?」「ただ枯れただけで 味にはならなかったわ」「ま、そんなものかも」(カニクサ)「枯れるのが嫌…
2025/03/20 00:30
どくしょのーと 302 おおくをかたるにんぎょうたち
読書ノートの302回めは、梨木香歩さんの『りかさん』(1999年発表。文庫版は新潮文庫)です。 梨木さんは児童文学分野の作家さんですね。これまで著作をいくつ…
2025/03/19 00:37
こうふくのかたち
幸福の形を描き出そうとしない方がいい筆を重ねれば重ねるほど輪郭が不鮮明になってどんどん嘘くさくなる幸福はもとよりぼんやりしたものだそれなのに形を定めようとする…
2025/03/18 00:00
かげをならす
《ショートショート 1509》『影を均す』 (ラフ・キャンバス 4)「オトコはね、少し影があるくらいがいいのよ」 お姉ちゃんは普段からよく言う。だから、わたし…
2025/03/17 00:03
おうじょうぎわ
「男ってのはな、引き際が肝心なんだよ!」「ええー?」「おめえは往生際が悪すぎる! いつまで過去の栄光にしがみついてんだ!」「そんなこと言ったって」(カシワ)(…
2025/03/16 00:06
なみ
「どうも好不調の波が激しいんだよなあ」「おまえの気分はともかく、仕事の質は不調のベタ凪だ。少しは社会の荒波に揉まれろ!」(ヒメシロアミタケ?)「大波小波を乗り…
2025/03/15 02:47
かくどのもんだい
「ああ。角度の問題じゃない。角度が問題なんだよ」 三角形の内角の和は180度になるが、三角関係の和解は180度回転して修羅場になることが多い。 ……かあ。 平…
2025/03/14 00:00
きけんぶつ
「危険物が目前にある場合と、安全柵の向こうに危険物がある場合と、どっちがましなんだろ」「どっちもどっちだな」「目前に危険物があるなら、近づかず、十分に用心し、…
2025/03/13 00:00
どくしょのーと 301 すてられひきにーとのふんとうき
読書ノートの301回めは、加納朋子さんの『二百十番館にようこそ』(2020年発表。文庫版は文春文庫)です。 加納さんについてはこれまでもたくさん著書を取り上…
2025/03/12 00:36
へえー
花粉症で絶不調のため、今日は短いです。(T^T)◇ ◇ ◇ トキワマンサク。花には白と赤があるんですが。 冬に葉が変色する際、色がそれぞれ違うんですね。 白…
2025/03/11 00:07
かいくうど
「どれくらい頭上が開けていれば、見通しが明るいと感じられるんだろう」 業績が芳しくない小さな会社を苦労して切り盛りしている佐藤が、居酒屋で付き合いの長い広瀬と…
2025/03/10 03:04
かってなものだ
まったくもって勝手なものだ。呆れてしまう。咲き始めの秋は「もうそんな季節か」と言われ咲き進んだ冬は「けなげだなあ」と言われ咲き残りの早春は「まだがんばるのか…
2025/03/09 00:02
ひびわれ
《ショートショート 1508》『ひび割れ』 (ラフ・キャンバス 3) 跋扈する魔物ですら退屈すぎて近寄らない片田舎のさらに片隅で、エスタスという老人が一人工房…
2025/03/08 00:00
かるくなる
なし終えたから軽くなった解き放ったから軽くなった(ススキ)振り切ったから軽くなった(アキノエノコログサ)かたちがあるとこれ以上軽くはなれないんだだからゆっくり…
2025/03/07 00:00
おとこのこたち、おんなのこたち
男の子も女の子も。 一人の時と大勢いる時とでは、言動も行動も変化しますよね。見栄だったり、同調圧だったり、気後れだったり。本心以外にいろいろ作用しますので。…
2025/03/06 00:14
しる
なんだ知らなかったのか、とか必ず知らせてね、とか知る権利があるぞ、とか君が知らなくてもいいことだ、とか(フヨウカタバミ)ここにいても何も知ることはできない、と…
2025/03/05 00:16
みずのとびら
ふとしたはずみで水の扉が開くことがある扉の向こうに特別変わったものがあるわけじゃないそれは現実の写しに過ぎないんだけど写しを目にして初めて気づく現実もあるのさ…
2025/03/04 00:00
のこりものにふく?
季節画像消化のための臨時増刊です。(^^)◇ ◇ ◇「どうしよう。すっかり出遅れちゃった。今から赤くなってももう間に合わないよね」「どうだろ。残り物に福ってい…
まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい ちょうわ2
シーズン9 第三話 調和(2) ペテルの案を容れ、マルタを蜘蛛に戻した。脚を全て失い、小さな球体になってしまった蜘蛛を羅紗を敷いた水晶の容器に納め、テオに世話…
2025/03/03 00:05
まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい ちょうわ1
シーズン9 第三話 調和(1)それは。私にとって敗北にも等しい撤退であった。だが私怨、私憤に駆られている間はあの化け物竜を制することができぬ。この屈辱は必ずや…
2025/03/02 00:02
まーちおん
暖める必要はなく自ずと暖まるようになる(ラムズイヤー)凍えて赤くなるのではなく自ずと赤熱するようになる(シャリンバイ)あえて花を模らなくても自ずと花に見えるよ…
2025/03/01 00:00
2025年3月 (1件〜100件)
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