2024年3月23日(土)3499 スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 灰矢印は左右に3つずつ有る灰緑を帯びた円い紋を指しています。これを胡麻粒に見立ててゴマケンモンと名付けたのでしょう。緑矢印は腎状紋を指しています。桃矢印は環状紋を指しています。これら二つの紋が有るので本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科かモンヤガ...
植物・昆虫・野鳥の観察から分かった多様性と生きる工夫を伝えたい。出会いから生まれた感動の記録です。
ブログ同様,同名のホームヘージもご覧下さい。 http://itotonbosan.web.fc2.com/ 植物図鑑には奇麗な写真が沢山あります。 蛾の図鑑には多様性に富んだ蛾が掲載されています。
2022年2月27日(日)ブドウホソハマキ 撮影日2017/08/05 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年8月5日に観察したブドウホソハマキです。 ①ブドウホソハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)前縁沿いに褐色の短い筋が並んでいます。これらは恐らくヒメハマキガ紋様だと思い検索しました。するとヒメハマキガ亜科とは見当違いでしたが偶然にもブドウホソハマキが見つかり...
2022年2月26日(土)2885 モンムラサキクチバ 撮影日2017/08/05 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年8月5日に観察したモンムラサキクチバです。 ①モンムラサキクチバ♂(ヤガ科シタバガ亜科)触角を背負っていますが,ツトガ科・メイガ科ではありません。翅が厚く屋根形にして止まっているのでシャクガ科でなくヤガ科と分かります。幼虫はフジ,ネムノキの葉を食...
2022年2月25日(金)2884 マルギンバネスガ 撮影日2017/06/13 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年6月13日に観察したマルギンバネスガです。 ①マルギンバネスガ(スガ科)額をつけて逆立ちしている格好の蛾です。スガ科の蛾は,この様な格好で止まることが多いです。幼虫はクリ,クヌギ,コナラ,アラカシ,ツブラジイの葉を食べます。前翅長が7㎜くらいの小さ...
2022年2月24日(木)2883 ゴマフボクトウ 撮影日2017/08/13 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年8月13日に観察したゴマフボクトウです。 ①ゴマフボクトウ(ボクトウガ科)ボクトウガ科は,4種類しか居ない小さな科です。ハイイロボクトウ以外は白地に黒ずんだ斑紋が有る蛾です。本種の斑紋は遠目には黒っぽく見えますが,近づいて見ると青味がかった金属光沢を...
2022年2月23日(水)キシタミドリヤガ 撮影日2015/10/03 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2015年10月03日に観察したキシタミドリヤガです。 ①キシタミドリヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)赤矢印は腎状紋を指しています。緑矢印は環状紋を指しています。これらの紋には白い縁取りが有るため見やすくなっています。それで,これらの紋が有るためヤガ科と分かります。②キシ...
2022年2月22日(火)シロテンツマキリアツバ 撮影日2017/06/20 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年6月20日に観察したシロテンツマキリアツバです。 ①シロテンツマキリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)赤矢印が指している前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からヤガ科のアツバの仲間と分かります。幼虫はミツバウツギ科,キブシ科などの葉を食べます。②シロテンツ...
2022年2月21日(月)ツトガ 撮影日2017/08/02 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年8月2日に観察したツトガです。①ツトガ(ツトガ科ツトガ亜科)触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。更に白地に薄褐色の筋模様ときたらツトガ科に決まりです。幼虫はシバやイネを食べます。②ツトガ本種と似た蛾にシバツトガが居るので注意が必要です。主な特徴は次の通りです。緑色のカギ括弧の所には3本の...
2022年2月20日(日)チャバネツトガ 撮影日2017/08/02 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年8月2日に観察したチャバネツトガです。 ①チャバネツトガ(ツトガ科ツトガ亜科)最初,この蛾の何処に目が届くかで同定の速さが決まってしまいます。それは仕方ありませんが,私は腹端に目が行ってしまいました。それは腹端がはみ出ていたからです。腹端が出ていれば,ほ...
2022年2月19日(土)オオキイロホソバヒゲナガキバガ 撮影日2017/08/04 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年8月4日に観察したオオキイロホソバヒゲナガキバガです。①オオキイロホソバヒゲナガキバガ(ヒゲナガキバガ科)前翅長と同じくらいの長さがある触角を前方へ伸ばして止まっています。前縁の縁が明るい黄色ならキベリハイヒゲナガキバガですが目立っていません。黄矢印が指している所に後方へ反り返る...
2022年2月18日(金)カシワマイマイ 撮影日2017/08/16 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年8月16日に観察したカシワマイマイです。 ①カシワマイマイ♀(ドクガ科) 2017/08/16撮影本種は♀と♂では別種と思うほど色彩も大きさも違っています。♀は白っぽくてミノオマイマイに似ていますが,♂は黒ずんでいます。♀は大きく前翅長が80~93㎜で,♂は♀より小さく44~52...
2022年2月17日(木)ウスグロコケガ 撮影日2019/06/04 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2019年6月4日に観察したウスグロコケガです。 ①ウスグロコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)コブガ科にも見えますが,翅の表面に突起物がありません。翅の厚さが薄く感じられます。幼虫は地衣類などを食べます。沖縄を除く全国に分布しています。②ウスグロコケガ 2017/08/20撮影...
2022年2月15日(水)ギンスジアオシャク 撮影日2017/07/12 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年7月/12日に観察したギンスジアオシャクです。 ①ギンスジアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)壁に貼り付くように止まり翅色が緑色のものはアオシャク亜科です。羽化したばかりのものは緑が綺麗でつい写したくなるほどです。特に前翅外縁に見られる白色のグラデー...
2022年2月15日(水)2878 ウスイロトラカミキリ 撮影日2017/07/10 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年7月/10日に観察したウスイロトラカミキリです。 ①ウスイロトラカミキリ(コウチュウ目カミキリムシ科)体長が10㎜以上の可愛いカミキリムシです。伐採木に小さい穴を開けて活動します。胸部のくびれの細くなった所に小さな突起が見られます。(赤矢印)②ウスイ...
2022年2月14日(月)ヒメエビイロアツバ 撮影日2017/08/31 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年8月/31日に観察したヒメエビイロアツバです。 ①ヒメエビイロアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)前翅を大きく開いて壁に貼り付くようにとまっていシャクガ科に見えますが・・・下唇鬚(かしんひげ)が突き出ていて翅の厚みが感じられます。だから,ヤガ科のアツバの仲...
2022年2月13日(日)ウンモンスズメ 撮影日2017/08/21 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年8月/21日に観察したウンモンスズメです。 ①ウンモンスズメ(スズメガ科)スズメガ科の多くの蛾は姿を見れば直ぐ分かる格好をしています。前翅の後縁がえぐれて腹部が丸見えになっているからです。私はこのウンモンスズメを見ると笑顔がついこぼれてしまいます。大きくて...
2022年2月12日(土)2874 ハジマヨトウ 撮影日2017/08/20 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2017年8月/20日に観察したハジマヨトウです。 ①ハジマヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)翅を閉じて矢尻の形をして止まっています。さらに腎状紋(緑矢印)と環状紋(青矢印)があるのでヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。②ハジマヨトウ赤矢印が指している外横線は腎状紋の...
2022年2月11日(金)フタスジツヅリガ 撮影日2021/07/26 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2021年7月/26日に観察したフタスジツヅリガです。 ①フタスジツヅリガ(ツトガ科ツヅリガ亜科)触角(黄矢印)を背負って止まっています。触角を背負っていたらツトガ科・メイガ科です。本種は止まるとき前縁を壁の方へ直角に曲げて止まる習性があります。この様な止まり方をす...
2022年2月10日(木)モンキクロノメイガ 撮影日2021/07/16 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2021年7月/16日に観察したモンキクロノメイガです。 ①モンキクロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。黒っぽい翅に白紋(よく見ると薄黄色)ときたらツトガ科に決まりです。幼虫はブドウ,エビヅル,ヤブカラシ,ヤマブ...
2022年2月9日(水)2871 ヒメネジロコヤガ 撮影日2021/07/23 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2021年7月23日に観察したヒメネジロコヤガです。 ①ヒメネジロコヤガ(ヤガ科スジコヤガ亜科)胸部背に瘤状のものが見えるのでコブガ科と思いましたがヤガ科スジコヤガ亜科でした。ヒメオビコヤガと似ているので注意が必要です。前翅長8㎜程度の小さな蛾です。翅の付け根...
トビフタスジアツバ 撮影日2021/07/04 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2021年7月4日に観察したトビフタスジアツバです。 ①トビフタスジアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)赤矢印は前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)を指しています。上から見ると矢尻の形をしています。これらのことから本種はヤガ科と分かります。勿来の関には幼虫が食べるエゴノキの分布が少ないのであま...
2022年2月7日(月)2869 クロフシロヒトリ 撮影日2021/05/04 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2021年5月4日に観察したクロフシロヒトリです。 ①クロフシロヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)ヒトリガ亜科の中で約半数は黒い足を持っています。白い地に黒くて長い紋があるのでコントラストが強く目に付きやすい蛾です。黒紋と黒紋の細い隙間は僅かに黄色を帯びていま...
2022年2月6日(日)フタテンオエダシャク 撮影日2021/05/07 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2021年5月7日に観察したフタテンオエダシャクです。 ①フタテンオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)大きく前翅を広げ平らに翅を開いているのでシャクガ科と分かります。赤矢印は内横線をさしています。黄矢印は外横線を指しています。本種と似ている蛾にウスオエダシ...
2022年2月5日(土)2867 オオマエキトビエダシャク 撮影日2021/05/07 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2021年5月7日に観察したモンキコヤガです。 ①オオマエキトビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を大きく開いて壁に張り付くように止まっています。ですから,シャクガ科と分かります。今日紹介する2種類は似ているので注意が必要です。しかし,赤矢印...
2022年2月4日(金)モンキコヤガ 撮影日2019/06/03 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2019年6月3日に観察したモンキコヤガです。 ①モンキコヤガ(ヤガ科スジコヤガ亜科)二枚目の写真を見て下さい。赤矢印三つが指しているのは黒い外横線です。この線の外側には白くて太い縁取り線があります。外横線は腎状紋(緑矢印)の所を外回りして後縁に向かっています。緑矢印が...
2022年2月3日(水)2865 ゴマフリドクガ 撮影日2019/05/07 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2019年5月7日に観察したゴマフリドクガです。 ①ゴマフリドクガ(ドクガ科)蛾に興味を持った方はドクガについて知識を持っていないと酷い目に遭ってしまいます。ドクガに触れると激しい痒みやかぶれに見舞われなかなか治りません。それは無数の目に見えないほど小さな毒針...
2022年2月2日(水)マユミオオクチブサガ 撮影日2019/04/23 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2019年4月23日に観察したマユミオオクチブサガです。 ①マユミオオクチブサガ(クチブサガ科)細長い体で前翅長10㎜~15㎜ほどの小さい蛾です。褐色の翅に3本の薄褐色の横線があります。幼虫はマユミの葉を食べます。②マユミオオクチブサガ赤矢印は小黒点を指していま...
2022年2月1日(火)オオアオシャチホコ 撮影日2019/04/22 撮影場所:勿来の関今日紹介するのは勿来の関で2019年4月22日に観察したオオアオシャチホコです。 ①オオアオシャチホコ(シャチホコガ科)緑矢印ははみ出している後翅を指しています。灰矢印は外縁から飛び出している腹端を指しています。これらの二つから写真の蛾はシャチホコガ科だと分かります。②オオアオシャチホコ主...
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2024年3月23日(土)3499 スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 灰矢印は左右に3つずつ有る灰緑を帯びた円い紋を指しています。これを胡麻粒に見立ててゴマケンモンと名付けたのでしょう。緑矢印は腎状紋を指しています。桃矢印は環状紋を指しています。これら二つの紋が有るので本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科かモンヤガ...
2024年7月20日(土)3575 フタトガリアオイガ(ヤガ科アオイガ亜科)2010/10/07勿来の関 ①葉裏に止まっているフタトガリアオイガ 葉の外に見える青い部分は空です。フタトガリアオイガ(ヤガ科アオイガ亜科)黄色地に薄褐色から褐色の筋が走る蛾です。外縁の近くは褐色の斑紋が広がっています。内横線と思われる線が桃矢印が指している所で交差しています。交差点が左右にひとつずつ有って,「W」の字のようです。その部分が尖...
2024年7月20日(土) シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)2016/05/02勿来の関①シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)赤矢印はキバ,緑矢印は触角,桃矢印は後縁沿いの白い筋を指しています。白地に黒い紋が有る蛾を見つけ写真を取りました。なんとキバが生えています。不思議なことに小さい蛾はキバが生えていることが多いので横方向や斜め後方から狙うと良い写真が撮れます。上から見ると頭胸部や後縁に...
2024年7月20日(土)3575 シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)2016/05/02勿来の関①シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)白地に黒い紋が有る蛾を見つけ写真を取りました。なんとキバが生えています。不思議なことに小さい蛾はキバが生えていることが多いので横方向や斜め後方から狙うと良い写真が撮れます。上から見ると頭胸部や後縁に沿って白い筋が有ることが分かりました。足にも白い筋が有ります。こ...
2024年7月19日(金)3572 ウコンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2010/10/22勿来の関①ウコンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅と後翅を大きく開いて止まっています。この様な蛾はシャクガ科の蛾に多く見られます。本種の大きな特徴として♂と♀では形態に違いが見られることを挙げることができます。それは赤矢印が指している所です。♂には透明な膜のような物が見られますが,♀にはこんな膜はありません。いかな...
2024年7月17日(金)3574 アミメオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2011/05/09勿来の関①アミメオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅も後翅も大きく開いています。この様な蛾はシャクガ科に多い蛾です。大きい蛾で開張が59~65㎜あります。黄矢印は内横線,赤矢印は外横線を指しています。途中で一部分が接触していて混同しがちですが,胸部を囲んでいる方が内横線です。これらの太い線は見事ですが,本種に...
2024年7月16日(水)3573 キマダラツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2014/08/08勿来の関①キマダラツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅も後翅も大きく開いて止まっています。この様な止まり方をするのはシャクガ科で多く見られます。翅頂付近がカレハガ科を思わせるような感じですが,シャクガ科です。赤矢印は後翅外縁中頃の突起,青矢印は後翅外横線,桃矢印は前翅外横線,黄矢印は前翅内横線を指し...
2024年7月16日(火)3572 ミヤマツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2018/09/14勿来の関①ミヤマツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅後翅ともに重なること無く翅を広げて居ます。この様な格好で止まる蛾はシャクガ科に多く見られます。赤矢印は後翅外縁中頃にある突起を指しています。桃矢印は前翅外横線,黄緑色矢印は後翅外横線を指しています。本種にはキマダラツバメエダシャクという似た種が居ます...
2024年7月16日(火)3572 アヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)2019/05/26勿来の関①横から見たアヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)2019/05/26桃矢印は腎状紋,黄矢印は環状紋,を指しています。これら二つの紋の存在から本種はヤガ科だと分かります。ヤガ科でもヨトウガ亜科かキリガ亜科或いは,その他の亜科となります。青矢印が指している部分に注目した学者さんがある仲間を細分化してしまったので,...
2024年7月13日(土)3572 アトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2019/06/12勿来の関①横から見たアトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)②上から見たアトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)ちっと変わった止まり方をする蛾を紹介します。翅を大きく開かず,半開きで止まります。表面の模様が分からず大きく開くのを待っていましたが,何回も待っていてもいつも半開きのままです。そこで全開になるのを待...
2024年7月11日(木)3572 ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科2019/06/12勿来の関①ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科)黄緑矢印は外横線,空色矢印は腎状紋,黄矢印は環状紋を指しています。更に,白矢印は外横線と外縁の間にある縦筋の黒線を指しています。本種にはよく似たホソバネグロヨトウが存在するので注意が必要です。でも違いが見られる所が有るので区別することが出来ます。その場所は,黄緑色矢印と白線が...
2024年7月5日(金)3571 ヤマトエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2019/06/12勿来の関①ヤマトエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を平たく大きく開き,後翅の紋様がよく見えています。この様な止まり方をするのはエダシャク亜科の蛾に多いです。本種は,赤矢印が指している翅頂付近の色が薄褐色になっています。黄緑色矢印は前翅外横線,桃矢印は後翅外横線を指しています。前翅外横線の外側は少し濃い目の褐色...
2024年7月5日(金)3570 シロモンアオヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)撮影2019/06/16勿来の関①シロモンアオヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)前日の雨で湿度が上がり,明け方の低温で冷やされた空気が露天に達しタイルの表面に露が付いています。緑の地に白い紋が有る小さい蛾です。普通,緑を帯びた蛾はアオシャク亜科に属しますが,例外は必ずありましてこのシロモンアオヒメシャクは前翅後翅とも緑色を帯びてい...
2024年7月5日(金)3569 クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)撮影2022/12/24勿来の関①クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)左右の翅を合わせるように立てて止まっています。この様な止まり方をするのは,シャチホコガ科に多く見られます。発達した触角が目に留まります。触角が羽毛状なら♂,糸状なら♀です。写真の蛾は羽毛状の触角なので♂と分かります。腹端が外縁から見えないので本...
2024年7月4日(木)3567 ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2022/1019勿来の関①ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)内横線と外横線の間が明るい橙黄色なので目を引き付けます。黄緑色矢印は環状紋,桃矢印は腎状紋を指しています。これら二つの紋が本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科の仲間であることを示しています。赤矢印は翅頂付近を指しています。写真の様に翅頂付近が尖っていることから和名の由来「トガリ...
2024年7月3日(水)3566 モンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)撮影2018/09/15勿来の関①上から見たモンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)茶褐色の地に白紋が並ぶ小さい蛾です。黄緑矢印は環状紋,桃矢印は腎状紋,黄矢印は外横線を指しています。内横線は黄緑矢印が指している白紋に接するように並んでいます。本種は黒ずんだ地色に白い紋が並んでいるので対比が鮮やかで目を引きます。幼虫は栽培される作物エゴマの...
2024年7月2日(火)3565 コマエアカシロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2022/09/03勿来の関①コマエアカシロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)黄緑矢印は白紋の腎状紋,黄矢印は環状紋を指しています。腎状紋や環状紋があるので,ヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。和名にある「マエアカ」とは環状紋がある前縁部分が茶褐色を帯びて赤味が感じられるからでしょう。和名にある「シロヨトウ」とは胸部背から後縁に沿って腹端に...
2024年7月1日(日)3564 ノコメセダカヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)撮影202406/28勿来の関①ノコメセダカヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)赤矢印は腎状紋,黄緑色矢印は環状紋,黄矢印は上方へ盛り上がった後縁,灰楕円内は鋸目状の外縁を指しています。腎状紋や環状紋があるので,ヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。和名にある「ノコメ」は鋸目状の外縁に由来しています。「セダカ」とは盛り上がった後縁に因んでいます。...
2024年6月29日(土)3564 ツマグロシロノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)撮影202406/28勿来の関①ツマグロシロノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)黄矢印は触角を指しています。触角を背負って止まっています。この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。白い地に褐色系の紋様はツトガ科に多いです。和名にある「ノメイガ」しは「野メイガ亜科」の意味で野原や野山に多く見られるという意味であろう。幼虫はイボタノキの...
2024年6月24日(月)3563 ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)撮影2022/07/01/18勿来の関①ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)三つの桃矢印は外横線,黄矢印は後縁までのびている外横線を指しています。それらの横線をよく見ると「U字形」が横に並んでいることが分かります。このような仲間の多くはナミシャク亜科に見られます。この写真の個体は擦れた個体ですが,そうでなければ黒紋の部分はビロード...
2024年7月16日(水)3573 キマダラツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2014/08/08勿来の関①キマダラツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅も後翅も大きく開いて止まっています。この様な止まり方をするのはシャクガ科で多く見られます。翅頂付近がカレハガ科を思わせるような感じですが,シャクガ科です。赤矢印は後翅外縁中頃の突起,青矢印は後翅外横線,桃矢印は前翅外横線,黄矢印は前翅内横線を指し...
2024年7月16日(火)3572 ミヤマツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2018/09/14勿来の関①ミヤマツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅後翅ともに重なること無く翅を広げて居ます。この様な格好で止まる蛾はシャクガ科に多く見られます。赤矢印は後翅外縁中頃にある突起を指しています。桃矢印は前翅外横線,黄緑色矢印は後翅外横線を指しています。本種にはキマダラツバメエダシャクという似た種が居ます...
2024年7月16日(火)3572 アヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)2019/05/26勿来の関①横から見たアヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)2019/05/26桃矢印は腎状紋,黄矢印は環状紋,を指しています。これら二つの紋の存在から本種はヤガ科だと分かります。ヤガ科でもヨトウガ亜科かキリガ亜科或いは,その他の亜科となります。青矢印が指している部分に注目した学者さんがある仲間を細分化してしまったので,...
2024年7月13日(土)3572 アトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2019/06/12勿来の関①横から見たアトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)②上から見たアトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)ちっと変わった止まり方をする蛾を紹介します。翅を大きく開かず,半開きで止まります。表面の模様が分からず大きく開くのを待っていましたが,何回も待っていてもいつも半開きのままです。そこで全開になるのを待...
2024年7月11日(木)3572 ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科2019/06/12勿来の関①ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科)黄緑矢印は外横線,空色矢印は腎状紋,黄矢印は環状紋を指しています。更に,白矢印は外横線と外縁の間にある縦筋の黒線を指しています。本種にはよく似たホソバネグロヨトウが存在するので注意が必要です。でも違いが見られる所が有るので区別することが出来ます。その場所は,黄緑色矢印と白線が...
2024年7月5日(金)3571 ヤマトエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2019/06/12勿来の関①ヤマトエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を平たく大きく開き,後翅の紋様がよく見えています。この様な止まり方をするのはエダシャク亜科の蛾に多いです。本種は,赤矢印が指している翅頂付近の色が薄褐色になっています。黄緑色矢印は前翅外横線,桃矢印は後翅外横線を指しています。前翅外横線の外側は少し濃い目の褐色...
2024年7月5日(金)3570 シロモンアオヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)撮影2019/06/16勿来の関①シロモンアオヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)前日の雨で湿度が上がり,明け方の低温で冷やされた空気が露天に達しタイルの表面に露が付いています。緑の地に白い紋が有る小さい蛾です。普通,緑を帯びた蛾はアオシャク亜科に属しますが,例外は必ずありましてこのシロモンアオヒメシャクは前翅後翅とも緑色を帯びてい...
2024年7月5日(金)3569 クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)撮影2022/12/24勿来の関①クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)左右の翅を合わせるように立てて止まっています。この様な止まり方をするのは,シャチホコガ科に多く見られます。発達した触角が目に留まります。触角が羽毛状なら♂,糸状なら♀です。写真の蛾は羽毛状の触角なので♂と分かります。腹端が外縁から見えないので本...
2024年7月4日(木)3567 ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2022/1019勿来の関①ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)内横線と外横線の間が明るい橙黄色なので目を引き付けます。黄緑色矢印は環状紋,桃矢印は腎状紋を指しています。これら二つの紋が本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科の仲間であることを示しています。赤矢印は翅頂付近を指しています。写真の様に翅頂付近が尖っていることから和名の由来「トガリ...
2024年7月3日(水)3566 モンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)撮影2018/09/15勿来の関①上から見たモンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)茶褐色の地に白紋が並ぶ小さい蛾です。黄緑矢印は環状紋,桃矢印は腎状紋,黄矢印は外横線を指しています。内横線は黄緑矢印が指している白紋に接するように並んでいます。本種は黒ずんだ地色に白い紋が並んでいるので対比が鮮やかで目を引きます。幼虫は栽培される作物エゴマの...
2024年7月2日(火)3565 コマエアカシロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2022/09/03勿来の関①コマエアカシロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)黄緑矢印は白紋の腎状紋,黄矢印は環状紋を指しています。腎状紋や環状紋があるので,ヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。和名にある「マエアカ」とは環状紋がある前縁部分が茶褐色を帯びて赤味が感じられるからでしょう。和名にある「シロヨトウ」とは胸部背から後縁に沿って腹端に...
2024年7月1日(日)3564 ノコメセダカヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)撮影202406/28勿来の関①ノコメセダカヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)赤矢印は腎状紋,黄緑色矢印は環状紋,黄矢印は上方へ盛り上がった後縁,灰楕円内は鋸目状の外縁を指しています。腎状紋や環状紋があるので,ヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。和名にある「ノコメ」は鋸目状の外縁に由来しています。「セダカ」とは盛り上がった後縁に因んでいます。...
2024年6月29日(土)3564 ツマグロシロノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)撮影202406/28勿来の関①ツマグロシロノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)黄矢印は触角を指しています。触角を背負って止まっています。この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。白い地に褐色系の紋様はツトガ科に多いです。和名にある「ノメイガ」しは「野メイガ亜科」の意味で野原や野山に多く見られるという意味であろう。幼虫はイボタノキの...
2024年6月24日(月)3563 ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)撮影2022/07/01/18勿来の関①ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)三つの桃矢印は外横線,黄矢印は後縁までのびている外横線を指しています。それらの横線をよく見ると「U字形」が横に並んでいることが分かります。このような仲間の多くはナミシャク亜科に見られます。この写真の個体は擦れた個体ですが,そうでなければ黒紋の部分はビロード...
2024年6月25日(水)3563 ハナオイアツバ♀と♂(ヤガ科クルマアツバ亜科)撮影2022/07/12,2023/0628勿来の関①ハナオイアツバ貧弱な下唇鬚を持つ♀(ヤガ科クルマアツバ亜科)撮影日2022/07/12桃矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っているのでクルマアツバ亜科の仲間と分かります。ところが,クルマアツバ亜科を検索してもなかなか見つかりません。翅頂に近い外縁に白紋や白線が有ったりする蛾は居るのですが...
2024年6月24日(月)フタクロテンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)撮影2022/0608勿来の関①フタクロテンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)黄矢印は外縁近くで二つ対になった黒紋,緑矢印は外横線,桃矢印は前方の二つの黒点を指しています。本種には沢山の横線が見られます。特に外横線線より外側には多いです。それらの横線を観察すると「U字形」が横に並んでいます。この「U字形」の並びがナミシャク亜科のトレード...
2024年6月20日(木)3561 クロギシギシヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)撮影2018/08/17の関①クロギシギシヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)全体に黒ずんだ茶褐色をしているので和名に「クロ」が付くのでしょう。赤矢印は外横線,黄矢印は腎状紋,黄緑矢印は環状紋を指しています。あまり見かけない蛾です。幼虫の食べ物を調べるとテンサイとありました。しかし,テンサイは寒冷地で栽培される作物ですから,勿来の関周辺では観察されるはず...
2024年6月20日(木)3561 ヨツメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2018/08/17の関①ヨツメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)赤矢印は前翅の黄緑色矢印は後翅の横脈紋を指しています。どちらの紋にも白い筋が入っています。大きさは開張が39-51mmなので中くらいの蛾に入りますが大きく感じます。本種を表から見ると白っぽく見えますが,表が黒ずんでいる所は裏も同じく黒ずんでいます。但し,黒紋にある白い筋模様...
2024年6月18日(水)3561 オオミズアオ(ヤママユガ科)撮影2018/04/24の関①オオミズアオ(ヤママユガ科)本種は開帳80~120㎜と大きな蛾です。黄矢印は後翅の眼状紋を指しています。前翅にも後翅にも眼状紋が見えていますが,普通は前翅の重みで前翅が垂れ下がり後翅の眼状紋は隠れてしまいますが,葉が前翅を支えていて垂れ下がらないようにしているので後翅環状紋が見えています。大きくて目立つので天敵に狙われます。だから...
2024年6月18日(火)3560 キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2018/05/10の関①キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)黄緑矢印は外縁線,黄矢印は環状紋と思っていましたがよく分かりません。詳しくは「キバラモクメキリガ - かのんの樹木図鑑」を参照して下さい。でもこの様な紋が有るので本種はヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。本種の特徴はカメラを向けると急に死んだふりをして雨後からく成ったり,逆に急に...