2000年代に長らく韓国の会長だった黃善祚氏は、当時よくこのように説明されていた。「お父様は祝福と大会で摂理を進めておられます」と。たしかに、節目節目のときに「祝福式(国際合同結婚式)」が開催された。未婚の青年男女をはじめ、すでに結婚しているが神の前に再度誓い合う既成家庭の男女の参加者も多かった。家庭を基盤として、神様を親とした人類一家族世界をめざす統一教会(家庭連合)のメインの行事である。それから大...
たまたまYoutubeのおすすめ動画に出てきたものに興味をひかれ、けっこう面白かったので紹介する。どのように組織は崩壊するのか?まず組織といっても色々あって、一番小さな単位は二人からある。夫婦。その組織が「崩壊する」ということは「離婚」。小学校、中学校の学級。それが崩壊すると「学級崩壊」野球やサッカーのチーム。そして会社組織。組織崩壊のサインを7つ挙げてある。私が一番印象に残ったのは「諦めた段階で人は離...
文鮮明先生は、ダンベリー刑務所に入る前日、信徒たちにこう叫ばれた。「私は潔白です。私は何の過ちも犯していませんが、ダンベリー刑務所の向こうに昇ってくる輝かしい希望の光を見ながら行きます。私のために泣かずに、アメリカのために泣いてください。アメリカを愛し、アメリカのために祈ってください。」(文鮮明自叙伝 P.194)私は今思う。文鮮明先生がご健在であれば、「教会のためではなく、日本のために祈れ!」と叫ば...
昨年7・8以降、激動の1年間を振り返ってみると男性食口はネットに情報を求め、気に入った動画を共有・拡散したり、さらには情報を発信したり。(自分も含め・汗)女性食口は、組織の目の前の人(アベル?)を求め、とにかく「言われたとおりにしよう。そうすれば道は開かれる」と思考停止、妄信的状態。一言でいうと、男は「評論家」に、女は「盲信者」に。その結果・・・、何にも変わらなかった(涙)というか、ますます劣化して...
いつからこんなに内向きになったんだろう?いつからこんなに世間と乖離してしまったんだろう?自分たちだけの自己満足の世界に閉じこもって、地上からどんどん離れていった。あちらこちらにある天空の城では、誰が決裁しているんだろう?天空の城では、誰が人を配置し動かしているだろう?天空の城では、誰がお金の使い道を決めているんだろう?地上からは、さっぱりわからない。天空の城のことは、采配していた本人たちで、しっか...
ジャニーズ問題で「報道しない自由」を行使し続けてきたとして最近批判されているテレビ局だが、安倍元首相を殺したテロリストを擁護し、統一教会を叩いて調子に乗ったのか、ついにやらかしたようだ。なんと中東情勢解説に、日本赤軍最高幹部でイスラエル銃撃テロを行った重信房子の娘を起用した。駐日イスラエル大使は激怒。これは電波を取り上げられるところまで行くんじゃないか?総務省は何をしている!?...
安倍元首相が暗殺されて、坂道を転がり落ちるように壊れていく日本。そしてそれに先駆けて壊れていく米国もひどい。破壊されつつある米国 誰も知らない「黙示録の時代」の対処方法は?このコラムで指摘された、米国がトランプ政権からバイデン政権になって変わったこと。・不正選挙・言論統制・行動制限・不法移民の積極的受け入れ・LGBT・ロシア、ウクライナ戦争・万引天国・脱炭素政策・中東と対立・反米国の増加政策確信犯的に...
イスラエルとハマスが戦争状態になった。とんちんかんな報道、政府の声明が出ているようだ。国際情勢の基礎知識として、ハマスが何か確認しておこう。馬渕睦夫氏 2021年5月28日配信の動画 (4分20秒)ウクライナと中東が戦争になったので、米国は東アジアまで手が回らない。中国の台湾侵略、北朝鮮の南進、そして第3次世界大戦にまで発展する可能性もある。最悪を想定しての備えが緊急だ。馬渕大使は「泥沼に蓮の花を咲かせよう...
10年ほど前、当時の宋龍天総会長(現世界会長)の指導をよく覚えている。誰もこの10年間の歩みを総括しないので、つたない記憶を辿り、まとめてみた。Vision2020の戦略。原理観に基づいた本質的なものだった。まずは信徒の拉致監禁事件が連発し、「生存権」も危うい状態から、後藤徹さん裁判の勝利によって、拉致監禁がストップした段階。「生存権」を獲得した。次に「統一教会」から「家庭連合」への名称変更がなされ、「市民権」を...
極端に揺れたものは、振り子のように、その後揺り戻しが来る。その現象が始まったようだ。韓国のニュースを見ても、文在寅政権で極端に左傾化したものが、尹政権で揺り戻されている。英国のスナク首相が、LGBT問題で明言した映像。これ(英語)日本のネットニュースも、ジャニーズでもちきり。ようやく闇に光が当たられ始めた。旧統一教会も?「潮目が変わる」とは?まず「潮目」とは、海水の流れが収束しているところ、潮の流れが...
パウロは牢獄の中から信徒たちへ手紙を書いた。体は拘束されていても、心は自由であり、喜びに満ちていた。「主は御霊です。そして、主の御霊のあるところには自由があります。 私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。 これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」(コリント人への第二の手紙 3章17〜18)解散命令請...
「ブログリーダー」を活用して、自由人さんをフォローしませんか?
2000年代に長らく韓国の会長だった黃善祚氏は、当時よくこのように説明されていた。「お父様は祝福と大会で摂理を進めておられます」と。たしかに、節目節目のときに「祝福式(国際合同結婚式)」が開催された。未婚の青年男女をはじめ、すでに結婚しているが神の前に再度誓い合う既成家庭の男女の参加者も多かった。家庭を基盤として、神様を親とした人類一家族世界をめざす統一教会(家庭連合)のメインの行事である。それから大...
言われたことを言われたとおりに、忠実に、従順に信じて行う。教団の中ではこれが一つの模範的な姿だ。しかしそれは一方で、極めて無責任な姿でもある。言われたとおりにやっています。言われたとおりにやりました。でも、ダメでした。私には責任がありません。数字だけは帳尻を合わせました。下駄を履かせて誤魔化しました。こんなことばかりではないだろうか?人間はロボットではない。人間には人間自身の責任分担がある。自由意...
「天災は忘れた頃にやってくる」「備えあれば憂いなし」と言う。文鮮明先生も、しばしば「準備しない者は滅ぶ」と語られた。頻発する地震に、もはや「忘れた頃」ではなく、多くの人が目覚めた頃だろう。いつ何時、災害にあってもおかしくないこの頃だ。災害で飲料水が確保できなかったときに、ペットボトル2個で簡単に作れる浄水器の作り方を知った。忘れないように忘備録として記録しておく。...
洗礼ヨハネは「悔い改めよ、天国は近づいた」と荒野で叫んだ。いつの時代も、変革を促す者は全力でメッセージを発信する。統一運動においても文鮮明先生の「米国よ、神に帰れ!」というメッセージ、「国際合同結婚式(祝福運動)による人類一家族世界の実現」「国連改革、UPF創設」「国際ハイウェイ、日韓トンネルの提唱」などが発信されてきた。勝共においては「共産主義は間違っている!」と訴えてきた。次期米国大統領としてト...
今日は天暦3月1日、「真の父母の日」だ。心からお祝いと感謝を天に捧げたい。特に、祈祷の結びの言葉が変わっていったことを振り返ってみて、ありがたいなあと改めて実感している。1960年にご聖婚されるまで、文鮮明先生は祈りの最後に「主のみ名を通してお祈りします」と祈られていた。主というのはメシヤであり、イエス様のことだ。クリスチャンも皆そのように祈る。罪人である堕落人間が神様に祈るときには、神様と人間との間...
「ポジショントークとは、とは、自分の所属する組織や部署に有利な情報しか話さないこと。自分にとって有利になることばかり恣意的に選んで話し、自分に都合が悪いことは話さず黙っているようなトーク(語り方)。和製英語」ウィキペディアよりマスコミ報道はポジショントークの典型だ。教会員であれば、マスコミ報道がいかに偏っているか、身をもって体験しているだろう。まえもって筋書きが書かれており、その筋書き通りに集めら...
真のご家庭、ご子女様との直接の出会いは、ほんの少ししかない。しかしそのわずかな出会いと、そして後に書籍やビデオで伝わってくる情報と合わせて、自分自身の生き方に大きく影響を受けたことは間違いない。その一つが、1990年頃に孝進様が10日ほどかけて日本を巡回されたときのエピソードだ。説教をされ、バンド演奏もされた。エネルギッシュに語られ、歌われた姿が目に焼き付いた。しばらく後で、その時の様子が活字となって伝...
もし教会が分裂せずに、三男さん、四男、七男さんがいたら、今ごろどうだっただろう?最近よくそんなことを考える。2000年代、三男さんは社会活動分野、四男さんは経済分野、七男さんは宗教分野を担当するんだ、など聞いて希望に感じていたものだ。二世の祝福は、男性の候補者(祝福希望者)が決定的に少ないと聞く。二世の男の子たちが希望を失っている。それは一言でいうと、二世のモデル(お手本)である男の子女様たちを失った...
このニュースには衝撃を受けた。そして何だかズーンと重いものが心にのしかかってきて、申し訳ないような、悲しいような思いでいっぱいになった。語られた一言ひとことが重すぎて、顔を挙げられないような・・・。ソースはこちら 現代ビジネス【独自】安倍昭恵夫人が「加害者(山上徹也)を赦します」と発言《岡山刑務所での厳戒講演の中身を入手》以下、全文引用させてもらう。 緞帳が上がるとそこには昭恵夫人が「こんなVIPが...
大谷翔平投手の元通訳、水原一平氏が解雇されたことが大きなニュースになっている。脳裏に浮かんだのはこの聖句だ。堀江貴文氏も「そういう人を身内に起用してしまったということの、脇の甘さもあると思う」「これを機に、あまり人を信用しすぎないことを覚えるのも大事」と言っていた。「一平ショック」で思い出される大谷翔平の“カネ絡み”トラブル…ホリエモンも「ちょっと脇が甘すぎ」百田尚樹氏のコメントも的をついている。百...
あれは祝福を受けるために韓国のメッコール工場に行ったときのこと。祝福式の翌日だったか。文鮮明先生は6500組の青年男女を前に、3時間ずっと日本語で語られた。先生として、親としての「訓示」だった。今も心に残るその一言一言が、宝物だ。「率直であれ!率直は万事に通じる。確信したら率直に言え!そして問題を起こせ。復帰の道は戦争みたいなものだ。戦え、兵士!屈辱、それでいい。死ななきゃいい。先生もまだ、戦いの真っ...
「2024年青龍の年、邪気を吹き飛ばし、一つになって飛躍しよう」と年頭に、韓鶴子総裁から年頭の激励があったと聞く。2024年、飛躍するか、現状維持か、それとも衰退するか、大きな分かれ目があると思う。それは2023年あっての2024年ということ。2023年のスローガンを、私ははっきり記憶している。1年前、「黒いうさぎの年」と言われた。うさぎのように、フットワーク軽くこちらから訪ねていこう。そして、うさぎのような大きな2つ...
「文鮮明先生は再臨主、メシヤである」この一言が、原理講論の結論だ。キリスト教の失敗を蕩減復帰するために、劉孝元先生が洗礼ヨハネの立場で原理講論を書かれた。原理講師ナンバーワンと言われた36家庭の安先生(?)は「お父様のいらっしゃるところには原理があり、原理があるところにはお父様がいらっしゃる」と言われていたそうだ。統一原理のどれをとっても結論は再臨主だ。原理の実体としてのお父様。創造本然の人間の姿で...
幸福の科学がいち真理の探求団体から宗教法人となり、組織が大きくなるにしたがって、大川隆法氏の神格化がなされるようになった。大川隆法氏と家族は、豪邸で宗務と呼ばれる数十人の付き人に囲まれ、特別な存在になった。信徒からは崇拝される天上の人となり、信徒ではない一般人とは、ほとんど接点がなくなった。初期は積極的に講演会を開き、大衆を招いた。講演後は質疑応答の時間も持ち、その場で質問に即答した。その質疑応答...
幸福の科学という団体には、使命があったと思う。1980年代後半、大川隆法氏が霊通して霊界のメッセージを語り始め、幸福の科学という団体を立ち上げた。その頃の再臨摂理のなかで、たしかに、霊界の義人聖人たちは地上に相対する人物を求め、大川隆法という人物を通して日本国民にメッセージを伝えたかったのではないだろうか?バブルに沸く世相の中で、物質的な繁栄に溺れてはいけない!神はいる!霊界はある!正しく生きよ!日本...
信じたい人はそう信じたらいい。信仰は自由だ。しかしそれを他人に押し付けないでほしい。文鮮明先生の聖和後10数年、教会が辿ってきた歩みを見ていると、「既視感」を感じる。「幸福の科学」の歩みにそっくりなのだ。超宗教的な真理の学習団体から、いち宗教団体へ。オープンで自由な雰囲気が、内向きで独善的に。そして、いち求道者が、教祖となり、神となり・・・。組織の力で影響力を誇示するも、一つの小さな信仰宗教で終わり...
いつからだろう?前は、世界中どの国に行っても食口がいるし、兄弟姉妹!という喜びと安心感があった。しかし今は、疑心暗鬼が先に立つのではないだろうか?疑心暗鬼(ぎしんあんき)とは?Weblio辞書によると、心の中に疑念が生じた結果、周りの何もかもが疑わしく思えてくる状況のこと。疑いだして止まらなくなり、普段なら何とも思わないような物事すら「おかしいな」「怪しいぞ」と疑ってかかるような心理状況。疑念が疑念を呼...
神のなせる業は、いつも奥妙だ。思いつきで、行き当たりばったりで、あれこれ対処療法的にやり散らしても、何にも変わらない。コンプライアンスとか、表面的なことに過ぎない。神の摂理は、もっと根本的なところに働きかけて、状況を劇的に変化させる。人の心の奥深いところから変化を促していく。統一運動においても、決定的に変わらないといけない転換点があった。日本教会においても。2010年代の、「統一教会」から「家庭連合」...
指示命令するだけのアベルは滅びる。アベルの正道、長子権復帰の道、僕の僕からの八段階復帰の道、これを着実に行くしかない。「お前なんか消えてしまえ」と、いてはいけない居場所がない存在から「仕方ない。まあ、いてもいいよ」となり、「ちょっとは役に立つな」利用価値がある存在となり、必要な存在、「あなたがいなくては困る」という、なくてはならない存在、そして尊敬される存在、慕われる存在にまでなる。既得権益にしが...
何だか、とても懐かしい〜感じがした。家庭連合に変わることを宣布され、宗教を超えた祝福運動が始まった1990年代後半から2000年代を思い出した。ああ、これが王道だよな〜というのが率直な感想だ。何の話かというと、COCOAさんのブログで紹介されていた「家庭平和国際カンファレンス」の記事を、翻訳して読んでみたのだ。「お前は分派の宣伝をするのか!」とレッテルを貼って耳と目を塞がないでほしい。私はどの派にも属しない。...
あれは1990年代のはじめの頃だった。大川隆法氏がベストセラーを連発し、毎年のように長者(高額納税者)番付の上位に入り、幸福の科学が会員を拡大させていたころ。法事で帰省した際、お坊さんが語っていた言葉を覚えている。それが「迷っちゃいけませんよ、迷っちゃ」ということ。「最近は金儲け宗教が流行っているようですが・・・」と。親族はそれを聞きながら「そう、そう」と笑ってうなずいていたが、私は大変な違和感を感じ...
あ、これは教会の話ではない(笑)張本勲さんが朝鮮日報のインタビューに応えられた際の言葉だ。「私の祖国だから言える…韓国は日本に『謝罪しろ、カネを出せ』といつまで言うのか」 被爆者で日本球界のレジェンド、張本勲さんインタビュー(下)朝鮮日報は、社説でも取り上げた。「日本にいつまで『謝罪しろ、カネを出せ』と言うのか」…在日韓国人・張本勲氏の苦言【5月13日付社説】尹大統領も3月に国会で同じような演説をしてい...
日本は八百万の神を拝する多神教、雑教文化であり、一神教のユダヤ教、キリスト教よりも劣っている、そのような思い込みがあった。自分でそのように思い込んでいたのか、学校教育か教会かで教えられたのか、定かではない。しかし、いまは違う考えに至っている。日本人の拝する神様は、天の根源なる存在だ。あちこちに神社がある。それぞれに主祭神がある。しかし、いちいちそれを区別して参拝しているわけではない。参拝しつつ、手...
真の王と偽りの王 その違いは何か?国民のために生命をかける覚悟のある者。それが真の王様だ。危機の時、われ先に逃げる。それが偽りの王様。ここぞというときに、それがわかる。たとえば、昭和天皇がマッカーサーと初対面された時のエピソード。船の船長が、事故の時は最後まで残る。乗客を守る。それは船の中で王様の立場だ。この春、京都で川下りの船が転覆する事故があり、二人の船頭さんが亡くなった。二人の船頭さんは溺れ...
引き続き「平和経」を訓読している。文先生の40年ほど前の講演文を読みながら、宗教の和合にどれほどエネルギーを注がれていたかを改めて知った。神様の目には宗教宗派の違いはない、ただ人が神とともに幸福に生きることを願っておられる、その思いが伝わってきた。日本にも長い宗教の歴史がある。日本のあちこちに神社がある。8万箇所というからコンビニの数以上だ。人は節目節目のときに神社に参拝してきた。そして神社が地域コ...
日本の「和をもって貴しとなす」という考え方は、決して他人に迎合するということではない。自分を尊重しているから、他人の意見も尊重する、自分を愛すから他人も愛す、それが根底にあるように思う。ベストセラー作家の樺沢紫苑さんが、「自分軸で生きるために必要な5つの基準」として語られた10分間の話が明確でわかりやすい。これはまさに家庭連合、氏族メシヤ時代に必要な考え方ではないだろうか。自分軸を持つ、自分ファース...
前回、「日本人こそ聖書的な生き方をしてきた?」という記事を書いた。そんなことは考えもしなかったと、驚かれた方もいたのではないかと思う。「彼を知り己を知らば百戦危うからず」ではないが、日本人とは何か、日本とはどんな国なのか、それを知らずには、日本人の伝道、特に氏族メシヤ活動はできない。荒野時代の伝道は、「時の人」を求め、時の摂理に貢献できる人、実践要員を求めた。「時でない」と判断した人は容赦なく切っ...
統一原理、特に創造原理は、神様がこのように創造されたという宇宙の法則であり、原理原則だ。原則というものは、科学の法則に再現性があるごとく、時代や国を越えて変わらない。真理というのはそういうものだ。それに従って生きれば幸せになる。神がともにあることを感じさせてくれる。それは、特定の宗教に所属しているかいないかには関係ない。特に、現代のような混沌とした時代には、原点に帰る、原則に従う、それが確かな生き...
一つの節目を越え、「悔い改めて新しい出発」という言葉をよく耳にする。聞き慣れた慣用句のようなその言葉に「そうだよな」とは思うけれど、はて、何を悔い改め、どう新しく出発するんだろう?という素朴な疑問も浮かぶ。「悔い改め」とはなにか?「悔い改め」をWeb辞書で調べると、「キリスト教で、自らの罪を懺悔(ざんげ)して神にゆるしを願うこと」と出てきた。もっと深く語源をみてみると、ギリシア語の「メタノイア」。「方...
「神霊と真理」にあふれる教会にしよう!そのスローガンには大賛成だ。しかし、スローガンを口にしたからといってそうなるものではない。礼拝で、説教者から「お母様は神霊と真理にあふれた教会にしなさいと語っておられます」と聞いて、そうだと思っても、その礼拝自体がどれだけ神霊と真理にあふれているのかという話。ここ3年ほど多くの制約があったとはいえ、式次第の中で聖歌を歌う機会もぐっと減り、祈祷の時間も短く、聖書...
イエス様の教えとキリスト教は異なる。12弟子が3年間、イエス様と寝食をともにして受け継いだイエス様の教えと、パウロが霊的にイエス様と出会った後に悟った(作り上げた)教えも異なる。だから、新約聖書でパウロの書いた手紙がたくさんある中で、12弟子のヤコブが書いたヤコブの手紙だけは異質のものになっている。また、ユダヤの人たちがイエス様をメシヤとして受け入れた教えと、ギリシヤ(アンテオケ)、ローマ人などの非ユ...
U-Oneニュースで、新しく献堂された教会の様子が映された。田中会長の挨拶「どんなに教会がきれいになっても、教会の良し悪しはそこにどんな人がいるのかによって、これからきまります。家庭連合の人たちはどういう人たちなのかという評価をこれから受けていきます。だから本気で実体で勝負をかける時だと思います。」そのとおり。でも、どのように評価されるだろう?あなたはどう思われるだろうか?「ああ、自分たちの実体で評価...
前回は、田中会長ご自身が「個人救援時代の価値観を家庭救援摂理時代に向けて転換しきれていなかったことを、私たちは改めて反省し、根本的な教会革新に向かって取り組んでいかなければなりません」とおっしゃっていることを紹介した。家庭救援摂理時代とは?個人的な見解だが、神観も罪観もメシヤ観も違う、人生観、価値観も違うと思う。たとえば、「堕落観念に徹せよ」というみ言のように、原罪があること、罪人であることを徹底...
「教会内の2つのベクトル」として私が日頃感じていることを2回書いた。その答えが、田中会長の記事(講話?)にあったので紹介する。これは数ヶ月前「世界家庭」の冊子にも掲載されていたものだ。ファミリーフォーラム家庭救援摂理時代にふさわしい文化革新を!記事の内容にたいして、私もほぼ同感だ。ただ、この文化革新の呼びかけはどれほど浸透しているんだろう?その真意は伝わっているんだろうか?現場の意識はがまったくつ...
イエス様は「悔い改めよ。天国は近づいた」と語って宣教を始められる前、40日の断食をして、悪魔から三つの試練を受けたと聖書に書かれている。「石をパンに変えよ」「宮の頂上から飛び降りよ」「権力と富を与えるから、私に従え」この三つだ。この三つの試練を越えたとき、「悪魔はしばらくのあいだイエスから離れた」とある。(マタイ4/13)まずこの三つの試練を越えて、メシヤとして出発された。これを越えずしては出発もできな...
地上天国、天上天国実現と掲げて出発したこの道。理想と現実の違いに気を落とす人もいるだろう。話だけ大きくても実体が全然伴っていないではないかと。そもそも、どこまで行ったら地上天国の完成なのか?堕落論の「人間世界に対する サタンの活動」にはこうある。地上天国を復帰するということは、全人類がサタンとの相対基準を完全に断ちきり、神との相対基準を復帰して、授受作用をすることにより、サタンが全く活動することの...
前回の記事で、最後に「夢」と「志」の違いを書いた。以下引用「夢を持つ」とよく言われるが、個人的なニュアンスを感じて私はあまり好きではない。「志(こころざし)」というほうが好きだ。そこには個人としての夢ではなく、自分もみんなも喜ぶ、そういう公的な意味が込められているから。そして、自分の代で成せなかったならば、次の世代に引き継いででも成したいそんな意味もある。「志」良い日本語だ。み旨は「夢」ではなく「...
違和感の正体という記事を昨日書いたが、決して教会批判ではない。むしろ個人個人の自覚の問題だ。「天一国主人、私たちの家庭は」と家庭盟誓で誓っているように、主体性を持った個人として家庭として立っているか?という話だ。私は日本が大好きであり、世界最古の皇室をもったすばらしい国だと思っている。しかし、日本の悪しき文化もある。その一つは「空気」に左右されるということだ。マスコミの論調に影響される。空気に違和...
メンバーは兵隊ではない。命令一下、組織的に動かして何とかしようと、どうやらその発想から抜け出ていないようだ。それがここ最近ずっと感じてきた違和感の正体。メンバーを、それぞれが祈りとみ言で判断し、行動できるように、自立できるように育てるのか?それとも、思考停止せさて、ただ従順にしたがって付いて来るようにいつまでも依存させるように育てるのか?教会スタッフと話していると、なんだか話が噛み合わないその理由...
40日精誠路程ということで「平和経」を訓読していて、恩恵が多い。改めて気づかされることがたくさんある。約20年前、2000年代に、世界のVIP、平和大使たちに対して文先生が繰り返し語られていた内容が何だったのか?ということだ。魂の叫びとも、遺言とも言える言霊の数々。語られる内容には一貫したものがある。アダムとエバを通してなそうとされた神様の理想、真の家庭から天国が出発すること。歴史はその理想を取り戻そうとす...