政治家に必要な資格の前にはまずこの△(三かく)を一、智によって具わる人格二、胆によって具わる風格三、見せかけの好みではない高感覚人格、風格、高感覚、この三つめがなかなかむずかしい鈍では話にならないが、鋭に過ぎても困りもの好のみではない、高感覚が望ましい罪人などはさっさと退陣させ、次に議場に出してはならぬさて、もう一かくは、政治家自身の実践企画ではないかな政治家に必要な資格
政治家に必要な資格の前にはまずこの△(三かく)を一、智によって具わる人格二、胆によって具わる風格三、見せかけの好みではない高感覚人格、風格、高感覚、この三つめがなかなかむずかしい鈍では話にならないが、鋭に過ぎても困りもの好のみではない、高感覚が望ましい罪人などはさっさと退陣させ、次に議場に出してはならぬさて、もう一かくは、政治家自身の実践企画ではないかな政治家に必要な資格
つい先ごろ、無茶苦茶な方法で無理やり可決した「性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」というあの長たらしい法律の名で、いちばん気になるのは「国民の理解の増進に関する」という部分だ。性の問題の多様性は、ごく少数の人の個人のことで、生まれながらの自分では気分が収まらないのは、個人個人の勝手な思いだろう。そこには、国民が生活の基礎知識として持たなければならない特別な知識は何もない。身近にそういう人がいれば、「そうなのか」と思えばよいだけのことだ。生物には男女の別がある、それ以上により深く理解していくことを、なぜ増進しろというのだろうか。世の中のことは、生活の必要に応じて知識を得、理解していけばよいので、法律で決めたから進んで理解しろというのは、いかにも押しつけがましい専制政治ではないの...奇妙な法律
<あわぞうの覗き穴サブ穴開口のお知らせ>「あわぞうの覗き穴」は、2009年3月から続けてきましたが、長文を書く根気が続かなくなり、昨年11月からは連続ゼロ記事月間になってしまっています。このままずるずると無記事状態を続けるには気が咎め、区切りをつけておきたいと、一時休止も考えましたが、やめてしまうのではなく、今続けられそうな短文を主にして形を変える方法を思い立ち、ツイッターの場をお借りすることにします。⇒ツイッターのアカウントをお持ちでない方はこちらからhttps://help.twitter.com/ja/using-twitter/create-twitter-account記事には#あわのぞのハッシュタグをつけますので、これで検索していただくとまとめてご覧になれます。あわのぞは、説明するまでもなく、...あわぞうの覗き穴サブ穴開口のお知らせ
<難解の理由>新聞記事はとかく読みにくい。記事のあり方について、大手各社がたてまえではあってもどういうつもりでいるのかWebサイトを覗いて見た。ーーーーーーーー👁👁ーーーーーーーー朝日新聞綱領一、真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す。毎日憲章一.毎日新聞は言論の自由独立を確保し真実敏速な報道と公正な世論の喚起を期する。産経新聞倫理綱領正確と公正新聞は歴史の記録者であり、記者の任務は真実の追究である。報道は正確かつ公正でなければならず、記者個人の立場や信条に左右されてはならない。論評は世におもねらず、所信を貫くべきである。ーーーーーーーー👁👁ーーーーーーーー実際はこういうこともあろうかというメールが届いたのでご紹介しよう。https://in.tsutsumimika.jp/mab...難解の理由
<封筒のデザイン>2カ月に一度ずつ戴ける年金、まことにありがたい。毎年一回「扶養親族等申告書」を出しなさいと通知が来て、書き込んで返送する。ほとんど用のない切手の買い置きがないと、いきなりポストへというわけにはいかないが、まあこのくらいは仕方がないと、いつも思う。その「大切なお知らせ」が今朝来た。今年の封筒は新しいデザインになっている。黒枠だらけの新デザイン、一目見ていやな気分になった。年寄りは早く片付けと催促されているような、黒々としたこの封筒、印刷代は黒色が安価なのかもしれないが、その気があれば、もう少し明るく元気になるような色合いにできるだろう。こういうのを考える人は、そんなに毎日の仕事を暗い気分でこなしているのかなあと、気の毒な思いもする郵便物だった。封筒のデザイン
<円形鍵盤>ピアノもオルガンも、鍵盤は横長が普通の形だが、円形の鍵盤もあった。PianoArcと名付けられたその鍵盤は、294鍵ものキーがあるというが、どういう配列なのか、また効用は、と考えてもわからない。そうだろう、凡人にわかるような効用を求めたのではクールはことはできないから。円形鍵盤の紹介はこちらに円形鍵盤
<クイズ:転職>クイズを一つW⇒Vこんなふうに仕事を変えた有名人がいます。誰でしょう。ヒント窓⇒防解答はこちら転職
<バスも二刀流>鉄道~バスと乗り換えるのは面倒、そんな目的地にバスへ乗ったまま行けるという、では行ってみようかという気にもなる。線路も道路もどちらも走れるという二刀流バスがあるそうだ。バスも二刀流
<カナ書きのカッコよさ>カーボンニュートラルというカッコよさそうなカナ書きの、よく考えるとナンチャッテ話がある。電気代がどんどん上がるのはナーンデカ、という話がここで見られるのでどうぞ。期限つきで早く見ないと鍵がかかってしまうので、お早めに。カナ書きのカッコよさ
<課税の研究>研究と呼ばれる行為は、何かを減らしていくよりも、増やしていくことを考えるほうが多い気がする。では、増減を同時に考える研究はないのだろうか。それがあった。増税と減税をうまく組み合わせる方法を研究しているところがあった。その名は「税研」、研究の事例はここに。課税の研究
<意味ありげな>十二支のサルの次はトリ、意味ありげなその順でいくと、サル痘はトリ痘の予告編か。薄気味の悪いこんな想像は、ダジャレの域だ気にするなとしておきたいところだが、考えてみればやはり怪しい。何が怪しいかというと、病がはやるとすぐワクチンが出来上がっていること。特定の種の動物以外には感染しないものと思っていたウイルスが、人にもうつる。こんなことは、ウイルス自身が自分の性格を変えるのでなければ、つくり変えが行われているのではないか。こんなつくり変えを、素人ができるはずがない。どこかの大先生の「研究」成果なのかも知れない。ウイルスをつくり変えられるなら、ワクチンだってできるだろう。「研究」費用がうまく手に入れば、ウイルスとワクチンをセットでというマッチポンプ式のプロジェクトも、製薬会社と共同でなら、これは...意味ありげな
<欲しいもの>欲しいものが増えた。https://qr.paps.jp/BS7bs欲しいもの
<京の都>京の都がいまあるのは?↓ご覧ください。https://pages.keieikagakupub.com/24infr1_9000_fe/京の都
<骨太って何だ>「骨太の方針」という日本語離れした奇妙な形容詞のついたことばが、近ごろ当たり前のように使われている。「論理は個々の言語に内在する事情によって多様でありうる」(外山滋比古「日本の修辞学」)という名言があるが、この「多様でありうる」ことには、でたらめやたがの外れたことばは含まれていないだろう。骨太とは、私の感覚からすれば、骨が太いことを表すことばであって、骨格の芯の部分がしっかりしていいるというたとえことばであったと思う。想像するに、はじめにこのことばを使った人は、政策の方針がしっかりしたゆるぎないものであることを示そうとしたのではないだろうか。そのとき、「骨太」という表現をお気に召した方が、政策の根幹を「ここに示すのは骨太の方針である」と言ったのではないだろうか。「示した方針は骨太であるぞ」...骨太って何だ
<ニュースの種>ああ言った、こう言ったは、情報解説ニュースの種には適当でなさそうだ。こんな新聞記事があった。ロシアが欧米の武器輸送路への攻撃強化かプーチン氏「武器供給停止」要求5/4(水)20:03配信産経新聞プーチン露大統領は3日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行い、「西側はウクライナ政府に適切な影響力を行使し、武器供与も停止することで、この残虐行為を止めることができる」と発言し、欧米諸国によるウクライナへの軍事支援強化の動きを強く牽制(けんせい)した。https://qr.paps.jp/Ktld8プーチンがとぼけて自分の仕業を残虐行為と言っているようにも読める。プーチンの発言⇒翻訳⇒仏文情報⇒翻訳⇒和文情報⇒新聞記事このどこかで、省略、誤訳、異訳のいずれかが行われたのだろう。ニュースの種
思い込みというと、頭に何かが錆びついているような、あまり良くない感じがする。でも、伝統や文化も思い込みだろという話があった。それをご紹介→https://in.38news.jp/24ura_2203reすぐ読まないとつながらなくなりそう。思い込みは悪いことか?
みなさま、ながらくご無沙汰いたしました。体の部品に出てしまった錆を落とす間、気力も失せて300余日休んでいましたが、どうやら動けるようになりましたのでブログを再開します。励ましのお言葉も賜りありがとうございました。何分中古を通り越した廃車寸前なので、はじめはローギヤでのろのろと動き出すことにします。「あわぞうの覗き穴」と「うっかりユーザーのパソコン奮闘記」を交互に、当分は週一程度のペースになるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーじっとしている間にまだ覗いていない穴だらけになりましたが、まずこのあたりから。天皇、皇室と国民の関係についてみなさんはどうお考えでしょうか。考えるにしてもその糸口が見つからないという方へのご案内です。□天皇、皇室と国民の関係を...<お知らせ>ブログを再開します。
妖怪の世界ではどういう教育が行われているか。その現場の実態を知れば、どういう子どもが育ち、どういう大人になっていくか想像がつく。教育ペアさんたちは、これをご覧になってどう思われるだろうか。にほんブログ村それでよいのか:10妖怪教育
某社が国会議員全員にジェノサイト問題でアンケートを取ったところ、回答なしが79%もあったという。人間社会では通用しない暴挙に、何も意見を表明しない国会議員が8割近くもいるという事実の証拠である。低料金の外野席にずっと居座り続ける性癖以外には何も持たないのだろうか。国会は、国営の会議運営組織で、そこでは、空気だけを読みながら、獲得してある会員権を次の期間にも失わないよう、これ務めればよいという、それが毎日の仕事なのか。にほんブログ村それでよいのか:9外野癖
国家は、人間集団の最高の権限を持った組織であると言われている。国家である資格を考えてみよう。まず人間の集団であることが第一条件。人間以外の動物や妖怪が構成する集団には、人間の国家群が認め得る国家の資格はないということになる。隣接周辺の国を勝手に占領し、その民族を根絶やしにして、自分たちのお気に入りの民族に入れ替えてしまおうと画策するような、人倫に目もくれない軍閥集団は、人間の集団とは言えない。妖怪の集団は、国家として扱うべきではない。国家の形態を装った非国家集団は、国際連合をはじめとする諸組織から排除するか、規程上排除が困難であれば、人間の国家は、その組織から抜け出て、あらたにまともな国家集団を構成するよう、国際組織の再構築が必要なのではないか。にほんブログ村それでよいのか:8国家の資格
いま、この旗を知っている小中学生はどのくらいいるだろうか。世界の鏡に映る日本の姿は、皇国ではなく貢国になってしまっている。貢国、貢ぐだけの国、カネは出す、モノは贈り届ける、平和であるためには、それしかないと思い込まされている。持って生まれた能力も、テレビのクイズ番組で優勝を目指すなど、遊びごとの分野にしか発揮される場を得られない。優れた記憶力が、歴史や文化の伝承に使われる機会はごく少ない。優れた思考力を、科学や技術の発展に尽くせる場はごくわずかしかない。貢ぐだけの国が辿る方向は、荒廃でしかない。とりあえずカネを儲けて税金さえ納めればよいのか。いや、日本人のような顔をして、日本に経営の本拠を持ちながら、海外で利益を得た形にして、まともに税金を納めない、頭だけがよい経営者もいるではないか。にほんブログ村それでよいのか:7貢国の荒廃
対策検討⇒発令⇒効果不明⇒検討⇒延長⇒制限強化⇒効果不明⇒検討⇒ヤッテル感誇示これだけ一所懸命なのだから「そこをなんとか」と望みを託しても、ウイルスは生き物、人間の感情の忖度はしてくれない。にほんブログ村それでよいのか:6誇示
盗られた領土が巧みな外交交渉で変換される。そんな夢は唱え続けられ、そして叶えられることはない。夢は、別の世界のことだから。平和を装っている交渉の相手は、一つの地球に棲む別の民族の人、あるいは人間の顔かたちをした別の世界の妖怪なのだ。にほんブログ村それでよいのか:5夢想
話したことが後にたびたび引用されると、その内容が誤っていても、事実であるかのような錯覚を多くの人に与える。それが利用されたり悪用されたりするときには、XX談話という名前まで付く。名前が付けられ使われた結果が、多数の人に迷惑を及ぼしたり、外交上不利な条件になったりすれば、最初の発言者は、通常の神経の持ち主であれば、おそらく罪の重さにさいなまれるであろう。気付かぬはずのない発言の過ちの取り消しを阻むものは、発言時の立場を考えた沽券か、取り消しへの反応を恐れる意気地の無さか、あるいはすでに判断力を失った生理的障害だろう。発言者本人が悩んでいるとすれば、その悩みの解消に、近親、周辺にある人が誘導する努力を惜しんでいることになる。事なかれのつもりが事を大きくしているのだ。にほんブログ村それでよいのか:4談話の罪
ワクチンの「接種券」2枚、「診察したが接種できない場合」2枚、「予防接種済証(臨時)」1枚が切り取られる形の券が、接種案内に同封されている。この券には名前がついていない。右上に、「あなたの券番号」という枠があって、これは太字ではっきり読み取れる。この券の名前は「わたしの券」なのかなあ。いや待てよ、紙の左側中央に囲いがあって、そこには、「接種の時期が来るまで、このクーポン券は大切にお持ちください」と書いてある。それなら「XXクーポン券」とでも名付けて紙の左上の目立つところに書いておけばよいではないか。クーポン券と名付けるのがダサいと思うなら、「XX券」だけでもよい。名無しでは、「あれ持ったか」「それ忘れるな」と、所持を確かめるのに、そのものを見なければならないという面倒が付きまとう。そもそもクーポン券というのはど...それでよいのか:3ワクチン接種:2
市から「新型コロナウイルスワクチン接種のご案内」という封書が来た。近くに集団接種会場にできそうなところがあるのに、電車、バスを乗り継いで行かなければならない遠方の会場が指定されている。休日には2日間の予定で送迎用バスを出すとされているが、なぜ休日のみなのか、回数制限のためなのか、よくわからない。疑問なのは申し込み方法だ。1,受付開始日は書いてあるが、第1回接種希望の何日前が受付締め切りなのか、どこを探しても見当たらない。2,電話がつながりにくいのでできるだけ市の公式LINEアカウントにて申し込めと書いてある。LINEには大きなセキュリティリスクがあるというのに、いまだにそれをできるだけ使えと薦めるのはどういうわけなのか。通知文書の体裁にはだいぶ気を配って作られているが、肝心の中身がどうなのか、誰がチェックをして...それでよいのか:2ワクチン接種
国際組織に有力な提唱があると、理由も影響も深く追究されずに、その時の気分次第ではないのかと思えるような決まり方で採択され、新たな風潮が生み出される。例えば、今吹いている脱炭素の風、人類が何万年も付き合ってきた炭素を追い出そうという話。炭素の何がどう悪いのか、激減させたらどういう影響が出るのか、それが容認でも納得でもない、本当に理解されるような解説はまだ耳にしていない。「国際会議で決まったことだから」などという言葉は、説明の端くれにもなりはしないのだが。にほんブログ村それでよいのか:1風潮
何かを知りたいとき、たいがいのことはインターネットの検索でわかるようになっている。問題は回答の迅速性と確実性だ。概要を知りたいときは迅速性、行動計画のための情報を得たいときは確実性に重きが置かれる。迅速性を求めるときは検索、これなら探し当てて見るだけで答えが得られる。この検索も、広い範囲の検索と、相手を絞った検索ができる。たとえば、言葉の意味を知りたいなら広い範囲の検索、決まっていることを確かめたいなら相手を絞った検索ということになる。例えば、コロナ・ワクチンの申し込み期日などは、行政の電話窓口を見つけるのもよいが、こういう問い合わせはとかく集中して、いつまでも待たされることになる。試みにわが住まいでは、「M市ワクチン」で検索したら、「新型コロナウイルスワクチン接種について」というサイトに行きつき、すぐに答えが...ちょいちがい:31検索
懸命に作ろうとすると壊れるものがある。環境もその一つ。人工の環境は自然の環境を破壊する。わかっていても、破壊が次の期待を生むなどと、変な理屈が頭にこびりつくと、思考の環境も壊され、カーボン・フリーなどというわけのわからない産業振興策略にわれもわれもと参集する。炭素をなくすと何がどうなるのかを考えているのか。にほんブログ村ちょいちがい:30環境
失言探し、それは現代記者にとって仕事の要領の一つになっているようだ。探して見つからなければ、作り上げるしかない。ぶら下がりの機会に、失言に仕立てられそうな、望みの言葉が出るまで食い下がる。掴むのは言の端、片言隻句で十分なのだ。言葉の意味には表裏があるから、切り貼りつなぎ方の腕次第でどうにでもなり、どんな記事でも書けるから。にほんブログ村ちょいちがい:29記者の道
記憶は植え付けられるもの「覚えてろ」のひと言がからだのどこかに刺さっている刺さった記憶の痛みをなくすには抜き取ればよいということに70年も経ってからようやく気付いた歴史のカスのような棘それをだいじにしておく必要はなかったのだにほんブログ村ちょいちがい:28思い込み
会と名がつくと、人の力は偉大になる。専門家、有識者と呼ばれる人の発言力は、会の名によって支えられる。その力は、求められる知見に有効な働きをする成分と、別の働きをする成分とが合成されたものになる。別の働きとは、会の名による票田に水を湛える働きである。専門家、有識者と呼ばれる人が、会の名の看板を掲げて、注文に応じた「別の働き」のほうに意力を注ぎ込めば、有効な知見はごくわずかになる。ときには無に近い、そんなことさえある。会の名というものは、なんとなく確からしいというだけで、信頼の素因にはなりにくいものなのだということが、世の中に目立って来ている。「別の働き」が増えてきているからだ。困ったものだ。にほんブログ村ちょいちがい:27会の力
カナ文字の好きな旗手たちが往く。旗手たちには、言葉の意味はわからない。雰囲気と風に逆らわずに歩く、その心得だけは忘れない。旗手たちは、その風が何を運んでくるかも気にしていない。にほんブログ村ちょいちがい:26雰囲気手
日本とEUとの共同研究による「高度バイオ燃料と代替再生可能燃料」における新規課題が決定された、という所管省のニュースメールが届いた。両国の共通の関心事項である脱炭素社会の実現に貢献することを期待できるものとして、公募で集められた課題が3課題に絞られたと説明されている。この3課題がどういうものなのか、リンクを辿りたどり探したが、内容が見つからず、途中で嫌気がさして諦めた。意地悪な想像をすると、詳しく知りたければ、尋ねてくれば話せる範囲で教えてやるぞという構えのようで、このニュースは、MK省が「決めた」ということだけが主眼らしい。ニュースの項目を見たとき、この課題がなぜMK省の所管なのか、不思議に思った。研究と呼ぶものはみなMK省?そんなことはあるまい。KS省はどうしているのだろうか。課題を決めるだけなら、あちらに...ちょいちがい:25所管
操り人形は、操られていることを観客に忘れさせれば、一流の演技と言える。操り方の巧拙が気になるうちは、三流以下の学芸会級だろう。庶民の政治感覚の低さを、「操られている人が意識していない」と表現した人がいる。操り人形には、もともと意識はないのだから、それがあたりまえのような気もする。多分その人は、時流に漂っている人が、操られるままの人形のようになってしまっていると言いたかったのだろう。人形のようでは言い過ぎになるかとの気遣いが、歯に衣を被せる結果になったのかもしれない。まっすぐものを言いにくい今の世で、聞きたくないことを聞かせる苦心の程が感じられる。この数行の拙文でさえ、終わりまで読ませずに切り取ってしまえば、その論会に参加した発言者をなじるようなことにもなってしまう。それと似たようなことをして、バカな議員に騒ぎの...ちょいちがい:24操り人形
外交には演技が必要とされ、しばしば演技が用いられる。この演技の功罪はさまざまで、外交交渉が演技中心になってくると、罪過を招く割合が増えてくる。演技が度重なると、相手が交渉の対象ではなく観客に、しかも旦那芸を見せられる観衆のように思えてくるのではないか。国と国との約束事も、脚本の一部分として、書き換えられたり削除されたり、善良の装いが狙い目とされることさえある。演技外交、名演に酔ってはならず、迷演に依ってもならないものなのだろう。にほんブログ村ちょいちがい:23演技外交
電話相談口にはいろいろな人が出てくる。小型のモノの扱い方を尋ねているのに、モノを手元に置かずに、マニュアルを見ながら答えてくれることが多い。わかりやすく書かれたマニュアルがあれば、電話でいちいち相談はしないのに。マニュアルに載っていないことを尋ねると、そのたびに何分か待たされる。窓口の人もわからないので、誰かに聞きに行っている様子。相談窓口をOJTの場にしているところもあるのか。相談窓口からは、答えがほしいのではない、応えて欲しいのだ。にほんブログ村ちょいちがい:22サポート
ちょっとの芯ずれが、削り出される芯の長さに倍の違いを招く。普通に使いたければ、削った鉛筆の削り手直しということになる。これはDXXX-さんの失敗商品。にほんブログ村ちょいちがい:21ずれ芯:2
鉛筆の芯は、軸の真ん中に入っているものと思っていたところ、芯ずれの鉛筆にお目にかかった。電動鉛筆削りで、鉛筆をグルグル回しながら削ればと、ふと思ったがそれは大誤解、バカだね。にほんブログ村ちょいちがい:20ずれ芯
化けものの手足が、いま動かなくても、いつかは動き出す。動かないように見えるのは手足だけで、頭は化けものなりの行動規範に従って働いている。手足が伸び切ってしまった化けものの行動規範は、わかりやすくできていて、それは記念日や国際イベントの節目で動き出す企みが芯になっている。今は静か、だからと言って、化けものの活動が収まったなどと、暢気に構えてはいられないのだ。にほんブログ村ちょいちがい:19無刺激
政治と経済、どちらかを立てれば一方がうまくいかない。なぜそんなことになるのか。経済は政治とは別ものという、奇妙な不文律、いや分別律がはびこって、邪魔をしているからだ。政治は国の運営の総括概念であるから、経済問題も政治に含まれた重要要素とされなければならない。半世紀前に時の総理が演説に使い、そのときには都合がよかった政経分離という時事用語が、いつの間にか国の運営の原則であるかのように思い込まれてしまった。経済人たちは金儲けのためにそれを利用し、巧く立ち回った。一般人はそんなものかなあとあえて逆らわず、非常識をノリで固めて常識のようにしてしまったお守り札の文言、それが政経分離なのだ。お守り札は、個人の役には立っても国の役には立つことがない。お経をあげていれば安泰と思っているお題目政治には、都合のよいときもある。これ...ちょいちがい:18板挟み
梯子には二とおりの使い方がある。主なのは作業用具、高いところに登るために使う。もう一つは舞台装置、見せるために使う。この舞台で見せるのは、技量の高さと誇り。それを見せられるのは、梯子を支える人達への信頼。外交、安全保障の場では、この支えを外される危険が、常に付きまとっている。七十余年前の苦い経験を忘れてはならない。にほんブログ村ちょいちがい:17梯子
感情表現はボヤキと同類だから、それが行動であるとは言えない。懸念の表明は、行動に値するだろうか。否、懸念表明は感情表現であって、何か行動したことにはならない。政治家に求められるのは行動で、ボヤキの声ではない。にほんブログ村ちょいちがい:16感情表現
鉄道の故障がしばしば起きる。故障、不通、開通のニュースは流れるが、人命にかかわらない故障の場合、発生の根源をつきとめたというニュースは聞かない。原因不明、もうこの辺で、あるいはそういうことにしておけという、追究打ち切りが多いのではないか。不明とされることに、目立たずに行われる社会実験など、仕掛けのもとが隠れてしまっていることはないのだろうか。くわばらくわばら。にほんブログ村ちょいちがい:15故障原因
コロナ対策の時短問題で、不利な協力金支給条件に、苦い汁を飲まされた企業グループがある。施策に逆らうその主張が、首長から狙い撃ちの的にされた。なんともいやらしい恨みの晴らし方ではないか。にほんブログ村ちょいちがい:14仇討ち行政
EVは、ガソリンで走っていた自動車のエンジンを電気モーターに入れ替えたものか、そんな簡単なものではないらしい。ガソリン車では、乗せて運ぶのは人間だった。EVでは、乗った人間の行動情報がいっしょに運ばれる。交通機関だったものが、情報収集機関に変身している。止めて、乗って、行って、下りれば終わりではなくなった。EVは、動力付きのスマホだよ、と言う人もいる。にほんブログ村ちょいちがい:13自動車
インフルエンザ・ワクチンは皮下に接種したのに、これから打ちましょうと言われる武漢コロナのワクチンは筋肉注射、接種でなく注射。ワクチンで植え付け方の違うものがあるのは何か変だなと思っていたら、武漢コロナのワクチンは、ワクチンと呼ばれながら、実際はワクチンではないらしい。予防接種はウイルスを植え付けるのだが、武漢コロナのいわゆるワクチンは遺伝子を注入してウイルスを体内で作らせる方法だという。お医者さんが解説したがらない、このワクチンもどきは、壮大な人体実験ではないのか。豆でも遺伝子を組み換えたものは気味が悪いのに、人間にじかにそんなことをして大丈夫なのかなあ。にほんブログ村ちょいちがい:12ワクチン
「令和の日本型学校教育」の構築という課題がいま文科省にあるそうだ。全ての子供たちの可能性を引き出すこと、個別最適な学びと協働的な学びの実現が狙いと言われている。役に立ちそうな、型を使った型ものづくり、「何の役に」その肝心のところが抜けてしまっているような気がするのだが。にほんブログ村ちょいちがい:11教育の型
人間の体は動かなければ動かなくなる。自粛自粛と動かない状態を続けていると、いつの間にか度を越えて自縮になってしまう。自縮の害は徐々に嵩じていくから自分では気づかない。黙って言うことを聞いているうちに、病気を恐れて体はガチガチということになるから、自粛もほどほどに。にほんブログ村ちょいちがい:10自縮
友好も協力も、人間同士の場合には、ほほえましい行動様式に見える。だがこれが集団になると、生活の表通りのことばかりではすまなくなり、人倫に沿わない方向に友好、協力が求められるようにもなる。個人的な付き合いにしても、異国の人との間に離れにくいしがらみができて、そこに互いの利権が絡み合うと、協力利権、友好利権という構図が定着してしまう。そうなると、良いことのはずであった友好、協力が、国家の危機や国際信用の失墜を招くことにもなりかねない。もし政府や大政党の要職にある人に、この協力利権、友好利権がこびりついていたらどうなるか。橋渡し役としては、その関係は極めて有効なのだが、外交の表舞台では、相手側の横暴な発言にも、その人は無言で微笑ぐらいの生ぬるい態度しかとることができないだろう。友好協力も、内容の事実をとらえなければ、...ちょいちがい:9友好協力
主義と呼ばれる人間の考えは、数えても仕方がないにしても500近くある。信じている一定の主張を主義と呼ぶならば、何かことをなす方法も、主張を続ければ主義と呼ぶこともできそうだ。その実例として、多国間主義と呼ばれる方法がある。一つの課題に対して、多数の国で取り組むことをそう呼ぶらしいのだが、こんなのは、あることがらに対処する一つの方法であって、わざわざ主義と呼ぶにふさわしいかどうか、怪しいものがある。主義という旗印を掲げれば、ついてくる人が増えそうだと思うからではないのか。旗印といえば、あえてそれを掲げないのに、それがどんな場合にも是であるとされることがある。あるいはその逆に、全く本質が違うのに、旗印さえ立てれば是とされることがらもある。その代表格が民主主義と呼ばれている。民主主義に反すると言えば、無論理無根拠な障...ちょいちがい:8奇妙な新主義
お化けは無邪気、人間世界では思いもよらないことを、号令一下一斉にやってのける。大きな会議が開かれる期間中に、刃物の販売を禁止するというお触れを出して、言うことをきかせる。お化けの世界では、こんな奇政がごく当たり前のように行われるというお話、はてさて。にほんブログ村ちょいちがい:7奇政
新型コロナ出だされている緊急事態措置をどうするか、その決め手は、医療提供体制の逼迫にあるそうだが、病床確保の実態がどうなのか、肝心のデータについて、おやおやという話があった。これでは決め手が、どなたかの気分次第になってしまいそう。さあ、どうする。にほんブログ村ちょいちがい:6決め手
評論家という肩書で紹介されながら、招かれた席上で全く評論をしない先生がいる。そこで出るのは、こういうことで進めたいというその席の開催者のご注文に合うような話だけである。その話が、どこかの誰かが言ったというだけで、事実であるかどうか、根拠は何かなどには全然無頓着なこともある。それを聞いて、また始まったと思える視聴者の場合はよいが、先生さまのおっしゃることならその通りなのだろうと信じてしまう人を起点に、拡散が始まると始末の悪いことになる。はてさて。にほんブログ村ちょいちがい:5評論家
何か問題が起きて結論が欲しいとき、有識者会議が開かれる。この有識者会議の多くは、結論制作会議のようなものらしい。こうしたいということを予め示さずに、空気だけを会議に吹き込む。さすが有識者たちは、空気の読み取りにはたけていて、結論らしいものはすぐ見つかる。しかし、ある程度時間をかけなければ、検討の実績が残らないから、開会から大部分の時間は、有識者先生方のお勉強に割り当てられる。有識者がことさら何を勉強するのかと、不思議に思うだろう。有識者と呼ばれても、持ち出された問題について、専門知識を持っている先生は数少ない。知識がなければ、出された結論に箔がつかないから、このお勉強は必須事項となる。こうして時間をかけて検討されたことが結論の根拠になる。「有識者会議の意見によれ」という、決定者の責任の負担割合を極力低減する効果...ちょいちがい:4有識者
早く、早く、それはモノを売るとき、だれでも考えること。期間利益は時間利益の集積だから、扱う人、運ぶ人がどれだけ忙しかろうと、とにかく早く売れればよい、それが昔から言われた薄利多売。品物がいくらあっても限定販売、先着順は申し込んだ人はいつでも先着。こうして早い者勝ちだよと急かされたとき、勝ったのは、買った人ではなく売った会社なのだ。にほんブログ村ちょいちがい:3早い者勝ち
場を選ばずに出せる、それが力気分や都合に合わせて、出したり引っ込めたりするのは半端な力「継続は力なり」は半分ウソ継続だけが力と思っている議員がいるのはホント出したことのない力をいくら継続しても、それは歳費タダ取りの欲にほんブログ村ちょいちがい:2欲と力
ちがいを集めてみようと思いたった。集めるちがいは、稚貝ではなく、違い。スーパーにも稚貝が出るようになったが、どうして稚貝のうちに、採って売って買って食べてしまうのか。これは貝族との付き合い方が違うのではないか。大きく育った貝たちを想像すると、違いはちょいどころではなく超となる。人間が、待つことや我慢を忘れると、こういうまちがいをしでかすようになる。にほんブログ村ちょいちがい:1稚貝
外野の声がうるさい、自分のチームの声さえ気になる、うるさい声から逃れるには、とりあえずその場の取り繕いに走る。医学は科学であるのに、医師会のトップが出す情報は、皆が聞かせてほしそうな政治的な繕い話で、そこでは専門的な意見がはっきり知らされない。こんな情報は、怖がれ怖がれ、上手に怖がれと、不安を煽動する効果しかない。これでは、いざ病気というときに、信頼を寄せられるはずだった医師に、不安を抱きながら診療を受けるということになってしまう。こんなことが、子々孫々に当たり前のこととして引き継がれてよいのだろうか。にほんブログ村後世での最大難物:31取り繕い診断
軍が悪かった、戦ったことが悪かった、日本が悪かったという自虐史観、よほどの間抜けやお人好しでない限り、もうほとんどの日本人は気づいているはず。こういうことは、一人ずつがぼやいても、数人の集まりで話題になっても、さらっと消し去ることはできない。機会を作って、はっきりした声明を出さなければ、決して払拭はしない。こればかりは、持たされたまま子々孫々に引き継いではならない。N町の先生方、さあ、どうする。にほんブログ村後世での最大難物:30自虐史観
普通でないものごとが起きると、すぐに理由を聞きたがる。理由の検討段階では、考えられる原因をすべて列挙して、そのなかから真の理由を探り出そうとする。真の理由が見出しにくかったり、その理由を公表したくなかったりすると、時間がかかって、早くすぐにと責められる。そこで「待て」の言葉が出しにくくなれば、検討の際に出された要因から、もっともらしく聞こえそうなものを取り出して、「これが原因です」と言ってしまう。責める側では、原因と対策を確かめたいという気持ちがもともとあるわけでもなく、ただ騒ぎまくりたい、耳目を集めたいという気持ちなので、それが静まってしまえば、その話は持ち出されなくなる。騒ぎが収まると検討の意欲も萎え、真の原因が確かめられず、そうなれば効果のある対策も打てるはずがなく、問題はしりすぼみあるいは棚上げ状態とな...後世での最大難物:29無理由
いじめの多くは、一個人に狙いが定められると、いじめてやりたいという欲望をもたない人も加わって、いじめ集団が出来上がり、まるでいじめの乱取り状態になる。その集団の行為には、相手を正すつもりも、あるいは正す振りさえもない。いじめのターゲットをとことんひん曲げて見せるように、ドカドカといじめ行為が大きく強くなっていく。はじめは一個人に対して行われていたものが、やがてその家族や関係者にまで及ぶこともある。いじめ群団には、乱取りの型ができあがっていて、合法的に、もとの事情は深く知らせず、盛り上がりだけが肝心とばかりに、とにかくわいわい騒ぎ立てる。狙われた人の命だけは直接奪うことなく、その後の一生が暗くひっそりとなるように仕向ける。後に残るのは、追われた身のはかなさだけで、子供や孫にも、あああの方のという白眼の材料だけが引...後世での最大難物:28いじめの乱取り
あ、しくじった、ま、とにかく謝っとけ。誠意を見せて置くことがまず第一。こうして誠意のある振りをしておけば、心証を悪くはしない、これが通じるのは、日本国内で日本人どうしのことのみ。日本人が何かやらかせば、すぐ謝るから、それを待とう、謝ったのは罪の意識を持っているからで、その意識の冷めないうちにどんどん責めたてろ、と待ち構える人もいる。謝罪は免罪に有効だろうか、そんなことはなく、実際に罪を犯したのであれば、海外に向かっての謝罪も、謝罪したことの海外への報道も、罪の証文の複製増刷になってしまう。問題にされていることが本質とは全く無関係か、あるいは冤罪の場合は、とんだ濡れ衣にシャワーを浴びせるようなことにもなる。世界には通用しないこんな風習を、子々孫々に常識として伝えてよいものだろうか。にほんブログ村後世での最大難物:27謝罪先行
言葉は、単語の組み合わせによって意味が生まれる。さも真面目そうな言葉を並べて、意味のないことをぺちゃくちゃしゃべり倒す人もいる。ちょっと意味を解しにくいけれどもだいじなことをギャグに仕立て、挨拶に織り交ぜて話すのが得手な人もいる。それが、ギャグの通じない相手が揃った場では、笑い声さえ聞こえない。なかには、ギャグをギャグと受け取らずに、問題発言に作り直すいたずら記者もいる。このいたずらをまた、いたずらと受け取らずに、大騒ぎのタネにするバカなメディアが現れると、他社も遅れてはならぬと、すぐ寄り集まる。世界中から注目されている大イベントを取り仕切っている人を引きずり降ろして、イベントのぶち壊しを狙う人もいる。こういうテロ同様の所作を、舌なめずりをしながらやってのける悪人も出てくる。騒ぎのもとはギャグ発言ではなく、言葉...後世での最大難物:26言葉切り
一色の装束の人の集団は不気味に見える。個々の言論や威力で太刀打ちできないと、集団一色装束という借りものの威力が持ち出される。一仕事の前か後か、みな嬉しげに記念写真。写真を見る限りでは、まるで何十年振りかの同窓会の雰囲気。脅しの仕事のあとはパーティー気分か。これが1日何億円かを食いつぶしている国会議員の行動なのだ。これはこれは、子々孫々に、決して自慢できない話。この記念写真、自分の孫にも見せるのかなあ。にほんブログ村後世での最大難物:25装束借威
悪者は、どういうときに仕立てられるのか。化けものは別として、人間の場合産まれた途端に悪者という人はいないから、いつかどこかで悪者にされることになる。ともすれば暗くなる空気を、少しでも明るくしようと放ったギャグが通じない場合、明るくという善意のもとの行為が、たちまち悪事に転換させられてしまうことがある。悪事には謝れ、謝るのは悪者だからと、そうなれば狙われた人は蟻地獄。新聞雑誌の記事は、暗く悪いことのほうが読者の目を引きやすいから、記事を作るデスクたちは、ものごとを悪く悪くと記者たちにけしかける。「これも仕事」という自分への言い訳カードが、記者たちをむりやり奮い立たせる。ある一つのことを誰かが捉えれば、我も我もと蝿がたかるように押し掛ける。記事作りには、何か悪く思われることを探し、ネタを捕まえればしめたこれだと繰り...後世での最大難物:24悪者仕立業
ついうっかりものを言ってしまった、エイヤッとものごとを決めてしまった、そのあとで、言った言葉や決めたことがらに縛られて、動きがとれなくなることがある。これが政治をつかさどる人の場合は、当人を縛るのでなく、人々の口をふさぎ、動きを鈍らせることになるから始末が悪い。しかも、本当は縛られるような話でもことがらでもないのに、言ったやったで皆が迷惑と、縄目の宣伝だけが広がり固まってしまうこともある。生活環境があまりにも自由であり過ぎると、ときには縛られたい願望が芽を吹く。その願望が共有され、自縛気風が強まると、人々の動きが鈍くなり、それが民意の現れと、グズな政治屋たちに行動しない口実を提供することになる。迷惑をこうむるのは、当事者の次世代次々世代、その迷惑が、しばられる対象が溶けてなくなっていて、気にして見ているのは縛っ...後世での最大難物:23自縛気風
国会議員が漁場に行こうとすると、水産庁がそれを許可しない。不許可の根拠をただしても、ムニャムニャ。根拠のない判断には説明のしようがないからムニャムニャは当然。当然であることには、わざわざ説明を求めるものではないという横暴が、奇妙にも、毅然とした態度の標本のように積み重ねられていく。規定によって縛られることのない融通無碍の有り難い自由、その根源を無根拠に置いているとは。パンデミックの情勢想定を求められ、「根拠なし」と大きな顔をして解説する医師会の幹部もいるという。こうして無根拠横行が常態のようになってしまえば、次世代次々世代の社会はどうなるのか。そんなことを無根拠に放置しておいてよいのか。にほんブログ村後世での最大難物:22無根拠横行
領海にどこかの国の船がやってきて、海産物を爆漁している。その暴挙を、こちらの人間に直接危害を加えられてないからと、黙って見ている。反対行動がなければ容認されているものと、勝手な理屈で爆漁はどんどん拡大する。相手から経済援助を受けているから、同盟国だからといって、こんな暴挙は許しておけないと、敢然拿捕、これは人間世界の当たり前の行動だった。それが偉業であるかのように報じられるは、鷹揚ぶって無難を望んで黙認を続けるアホな国もあるからだろう。ことに望んでまず無難な方法をとる、それが常道になれば、無難選択症に陥り、危急存亡の時にも手を出せなくなる。そんな意気地のない国に生まれた悲劇を、子々孫々にわざわざ体験させたいのか。にほんブログ村後世での最大難物:21無難選択症
懸念は反行動である。「懸念している」という表明は、関心は持っているが何もしないという、反行動の表明である。平たく言えば「わしゃ知らん」と同義だろう。外から何かを仕掛けられ、様子を伺われているとき、態度表明によって、相手の増長ぶりは当然のように変わる。国土の領有や国民の生存が脅かされようとしているとき、懸念の有無を伝えてみたところで、その侵略行為を制止する効果は全くない。政府の懸念表明は、無関心ではいないと自国民に言い訳をしているだけである。こういう懸念逃法を常道にしてしまうと、逃げることが平和維持の唯一の方法となり、人間の根源を放棄した生活態度を子々孫々に伝承していくことになる。そんなことでよいのか。にほんブログ村後世での最大難物:20懸念逃法
戦わずして勝つ、その戦法の一つに脅迫がある。脅迫に屈しないためには、相手が恐れるような脅迫の仕返しが有効だ。脅迫にも恐怖にも、それを続ける限り限界はない。戦ってしまえば恐怖は消える。怖ろしいなどと言っていたのでは戦いにならないからだ。脅迫勝法と言っても、勝ちを収めるときが訪れることはない。それはなぜか、商法を勝法と書き換えているだけのことだから。もともと勝ちも負けもないのだ。勝てるようにしておきたいという願望だけが積み重なっていく。人間が、悪魔を相手に始めてしまった、ケリのつく宛てのないこと、そんなバカげたことに、子々孫々際限なく付き合わせるのか。にほんブログ村後世での最大難物:19脅迫勝法
始めについた嘘は改め難い。その嘘を教育の場で広めてしまうと、真実への転換はなお難しくなる。それに、人情がらみの絵空ごとの話が織り交ざると、本当の話も受け入れにくくする。その嘘空教、代表的な話がここにあった。嘘ばなし絵空ごとでしか知られにくい、このお話の国の人々はいま、海外に出ると自分の家族への連絡もできなくなっているという。子々孫々、これでよいのか。にほんブログ村後世での最大難物:18嘘空教
核兵器より始末の悪いウイルスの製造、悪魔がその技術を手にしてしまった。それをうまく利用しようとの最悪人の思惑は見事に外れ、犠牲が大き過ぎた。数年に一度またこれを繰り返されれば、地球はたちまち疲弊衰弱する。Gotoがどうとか、閉店時刻がどうとか、そんなことは、些末の切れ端のようなこと。ウイルスの製造機能を悪魔の手からどうもぎ取るか、それが最大の課題なのだが、いわゆる水面下に役目を覆いかぶせるしか、今はだれも策を持たない、考えても口にも出さない。製造機能の徹底破壊、モノもヒトも、そんなことができるかと、おおかたの顔はみな横を向く。多数の人間を苦しませ、ワクチン漬けにして、最悪人グループの何人かが喜ぶ、そんな世界を後世に遺すのか。にほんブログ村後世での最大難物:17ウイルス製造
歴史に関する後世での困りものの一つは、ねじ曲がった見方の創作物を、歴史小説と称して流布された脚色歴史。(例)▼国に功績を残した人物を、悪者に仕立てた書▼植民地から解放した行動を、悪行に仕立てた書にほんブログ村後世での最大難物:16脚色歴史
説明責任という厄介なことがらがある。求められた人は、説明を求める人が納得するように、話を繰り広げて見せなければならないという、随分いい加減な責任追及様式である。聞く人が理解するかどうかではなく、納得するかどうかが要求の根源だから、ねじ曲がった頭、しかも智の薄い頭の持ち主の場合には、その人が気に入るような言葉が引き出されなければ、要求を満たすには至らない。構えたキャッチャーミットのその位置へ、するっと収まるような球が来なければ、説明責任を果たすことができない。気に入る言葉はただ一つ、それを見つけ出せなければ、多くの言葉は無用になるのだ。にほんブログ村後世での最大難物:15多言無用
天使のふりをした最悪人は、悪魔との互恵戦にさまざまな戦略を繰り出す。いま世界中の人が欲しいと思うもの、多分それはコロナ・ワクチンだろう。天使の側も、適切な時期に適切量が出来上がるように、工程調整に知恵をしぼる。悪魔の側にも、競争の誘いをかけてワクチンを作らせ流布させる。無償でばらまかれたワクチンには、300種を超える副作用があるぞと言いながら、悪魔は平然と恩を売る。ことによると、最悪人と悪魔連には、見えないつながりがあるやも知れない。そもそも互恵戦とは、つながりの証なのだから。にほんブログ村後世での最大難物:14悪魔連
悪人にも階級がある。極め付きの悪人は、誰が見ても、どう見ても悪人にしか見えない。こういういわゆる極悪人こそが、悪人のなかで最も悪い悪人だろうか、いや、そうではない。人品骨柄どこから見ても淑女か紳士、善人の鑑のようでいて芯は悪人、個人でもグループでも、それが最悪人。最悪人は、悪魔までも手なずけようとする。悪魔はこれ幸いと、互恵の舞扇をひらひらさせながら寄っていく。そこで、最悪人と悪魔との騙し合い、互恵戦が繰り広げられる。悪魔の目標はまず世界制覇、これを声高らかにとなえる。最悪人は目標など示さず、制覇というような目立つことは旗印にもしない。互恵戦では、一つのものを取り合うような原始的愚行はなされない。この穏やかそうな波に巻き込まれれば、難行苦行を強いられる。そう、互恵の裏面は、難行苦行なのだ。にほんブログ村後世での最大難物:13最悪人
産まれたときからそっくり悪人という人間はいない。性善説と呼ばれるその考えは、通常、甘いという感覚で受け止められる。父母ともに完全な悪人の場合には、生まれたときすでに悪人ということもあるかもしれない。しかし、そんな組み合わせは、世にはびこっている悪の巣の奥深さを形成するほど多くあるわけがない。あったとすれば、それはもう人間の世界の生きものではなく、悪魔なのだ。初めからそうではない人を悪人にするには、その仕立てを業とする人間がいるに違いない。そうだ、悪人仕立屋だ。これは思ったより路地の奥が深そう。しばらくの間、ここに分け入ってみようか、そんなことを今考えている。にほんブログ村後世での最大難物:12悪人仕立屋
減っては困る、増え過ぎても困る、しかも認められた適性値がない。概算ではおよそ15億から20億人ほど、いや50億という説など、さまざまあって、定説がない。人口問題も、神の思し召しに従うまでなのか。にほんブログ村後世での最大難物:11人口問題
世情の論評に、「私はこうしている」「私の家族はこうだ」ということが引っ張り出されると、その主張は途端に怪しくなる。行儀のよい自分の家族がそうしているからと言って、それを皆も同様にできるはずというのは強弁であることに、やや興奮気味のその人は気づいていない。自分や家族の行動を変えなければならないのが嫌なだけなのかもしれない。著名人が私情を訴えれば同情を集めやすい。もし声の響きによってその同情の結果が、為政者の判断に迷いを招くことがあれば、後世に禍根を残すおそれも出てくる。私情を原理に持ち出してはならないのだ。にほんブログ村後世での最大難物:10私情原理
緊急事態宣言を、ラヂオで数日前に聞いた。これが宣言なのか、こういうことに決まったからそれを知らせるという決定報告ではないかという気がした。緊急事態には、何よりも国民が一致団結して宣言された方針に従わなければならない。ものごとこれからという宣言は、宣言文朗読ではなく、発令者の強い意思が汲み取れる演説でなければならない。決定事項に半ば賛成ではない、本心は避けて通りたい、態度を明らかにすることも避けたい、そういう内心の裏側が朗読には表れる。「いや、そんなことはない」と言われても、はじめに耳に入った感覚を打ち消すには至らない。冷静沈着と外見の似た避賛避明、この態度が、ことに望んでの通例となっていけば、さほど遠くない未来へも良い影響は伝わらないだろう。にほんブログ村後世での最大難物:9避賛避明
政治家や実業家が、外国に行って罹りやすい仕掛けがある。ハニー&マニー・トラップ、略称をHMTとしてみた。手厚いもてなしをしていただいたと、浮かれて帰ってくると、程なく返戻徴収係がニコニコしながらやって来る。もてなし~お返しの関係が一度でも結ばれれば、あとは決してほどけない、固い結び目になる。仕立てられた腐れ縁も、絆と言えば聞こえがよいが、これが孫子の代まで引き継がれたのでは、HMT網がますます強固になって、まことに始末の悪いものになる。にほんブログ村後世での最大難物:8HMT
国会は、法律を作るのが仕事の仕上げとされている。法律は、それが施行されれば何かが決まっていくものと、誰しもが考えそう。ところが、こういう法律で、こういうことが決まった、これからはこうするのだと、国民が最近心に刻んだことを述べてみろと言われても、何も頭に浮かばない。頭に入っていないというのは、それが報じられてないからで、報じられないのは、決めたことがないということ。それでも、法律は次々にできている。法律ができて、決まっていないのは、決めない法律を作っているから。ものごとをあえて決めない、しかしだいじなことだから各々が心に記して忘れるな、そういう類の法律が多いのではないだろうか。あることを決めようとすると、反対の声が必ず出る。何ごとにつけ「そうだ、それで行こう」という共感は表さずに、とにかく対立という図式を敷き、そ...後世での最大難物:7無決各銘
急発進で一度失敗すると、途端に用心深くなり、次の手をなかなか打てない、そういう人はリーダーの資質に欠ける。機敏誇示の演技でしくじったら、そのあとはしくじりを拭い去るような演技を見せなければ、しくじりだけが見る人の記憶に残る。まだ大統領になってもいなかった人に、他には負けじと祝言を伝えてしまった。そのとき演者には、大統領は一代、財閥は永代という通奏低音がずっと響いていたのだろうか。財閥らに、うっかり忠誠を誓ってしまったという自縄も、正直者には容易にほどけない。正直の首に神が宿ったのは、狭い日本列島の中でのことだった。失敗落第演技を払いのける大見えが切れない人に、リーダーのバトンを預けて、後世に難儀の種袋を渡してしまったことに、人々は漸く気づき始めたが、さあこれからどうする。にほんブログ村後世での最大難物:6失落演
「政治は、折り合いのつけ合い」と言った人がいる。そこまで折り合えばここまでは儲かる。そんな勘定は、必ず目先のこと、わが身のかかわりにまず限定される。何ごとも、まず折り合いの線を見つけることに終始すれば、線でなく面で勝負と望む相手には、立てる歯を持てない。大陸の片隅にある小国ならいざ知らず、世界の趨勢を変えてしまうような大国の大統領選挙で、投票有権者数よりも投票集計値の合計が多いという、超大ペテンが実政治の場で行われていても、折り合いが見つかればそれでよいのか。そんな折り合いのつけ方を、民主主義政治の手本であるかのように、声を大きくして叫ぶ阿呆もいる。折り合い政治は、折り合いの線の数だけ難儀を積み重ねていく。まことに後世多難である。にほんブログ村後世での最大難物:5折り合い第一
密であることを避けるのが社会常識のようになってしまうと、それがとりあえずのあり方だと承知している大人はよいのだが、外の人との接し方をそういうものと教え込まれてしまった子供たちには、どういう習癖がつくのだろうか。・他人との間には、常に一定以上の距離を置くことが、通常の姿だと思い込む。・親密であることが、見苦しいことのように思い込む。・体を寄せ合うことは、サルの生活習慣に等しいものと思い込む。密を避ける避蜜、読みはヒミツ、この習癖は、明るい未来には結び付きそうにない。多分、子を持つ親御さんたちには難物になるに違いない。にほんブログ村後世での最大難物:4避蜜習癖
自己責任という言葉がはやった。肝心なことはそれぞれが判断し、自分で責任を負えという、ごく当たり前に聞こえる呼びかけ。喧伝に使われているうちわの裏側にはこう書いてある。「わしゃ知らんぞ」「緊急事態だと早く宣言してくれ」首長が集まってうちわをかざした。裏書きの2行は、「これで自己責任を要請できる」「結果がどうあろうとやむをえまい、緊急事態なんだから」自己責任、その背面の文字は、他遣責任。この政治手法が定着すれば、表の文字はどんどんかすれてくる。そのうちわは、きっと後世の難物になる。にほんブログ村後世での最大難物:3他遣責任
箱根駅伝、天候上々。スタートして15分経っても、誰も走り出さずジョギングが続く。往路は向かい風、記録は無理だから順位を狙え。総合監督でもいたかのようだった。飛び出して負けないよう、損失だけはゼロに。生物兵器実験への対処で身についた習癖が、競技態度にまで及んだのか。零損で行け、目指すのはとにかく零損。それで半行程に残った結果は、監督が考えてもいなかったチームの優勝。後世に伝わって困るのは、いったん沁みつくと転換の難しい、蝸牛追随型実行習慣。にほんブログ村後世での最大難物:2零損習癖
悪魔を成長させるものは寵愛。悪魔の成長とは、増長による悪魔性の強靭化。寵愛によって悪魔を増長させてしまった失敗例は数限りなくある。失敗の原因は悪魔という動物が、姿かたちだけは人間の一種族のようでありながら、心を持たないことに、人間が気付かなかったことにある。愛が人を救うのは、人が心を持つからであり、もともと心のない悪魔は、愛によって救われることは断じてない。人間は、泰然として寵悪を重ねてきた。それが後世に大きな難物を残すことに気づくのが遅かった。その一つが一昨昨年来の生物兵器実験であったことに、ようやく気づいた人もいれば、いまだに気づかない超善人、あるいは気づきながらも過去の寵愛に要したヒト・モノ・カネを忘れきれない吝嗇人がいる。まだまだ権力にしがみついていれば、ありもしない悪魔の心をとらえられると、いまだに思...後世での最大難物:1泰然寵悪
みなさんいよいよ苦難の年の幕開けです。深呼吸できる空気もあればよしとにかく元気を出すよう心がけましょう。~~~~~~~~~~~~X番の最終を自運としたが、自動運転ではない。自ら選んだ運命のこと。明けましておめでとうと、素直に言いにくい元日の朝。それも、自分の運命が連れてきた朝。誰のせいにもできない、世界中をこういう酷い目に遭わせて、それを決して罪とは思わない、そんな悪魔の所業を追及したところで、地球の運命は逆戻りしない。新しい運命をどう切り開くか、創り上げるか、それが地球人の新しい仕事。悪魔を相手に構えないこと、耳を貸さないことだ。悪魔の機嫌取りなど、とんでもないこと。それは、運命を底抜けにするだけ。にほんブログ村珍語X番勝負:31自運
人間は遊び好きである。そして究め好きである。遊びと究めが結び付くと、すばらしい遊具が出来上がる。遊具は、どれほど素晴らしくても、役立つのは遊びの世界の中でのみ。素晴らしい遊具を作る頭が、やがて素晴らしい生活用具を作る働きを見せる。だからこの遊びは優れているのだと、遊びの推奨者は言う。遊びから生きること、生きるため備えることへの肝心な転換が、どう有効になされるか、誰にも予想はつかない。究め好きと遊び好きの、どちらに傾注するか、人の心を引き寄せるには遊びのほうがたやすいから、どうしてもそちらの割合が強くなる。遊びが、やがて呆けにつながったとき、その結び目はなかなかほどけない。遊び呆け、平和愛好、日本の人々は、そういう人たちなのだ、心を奪われ、言葉も奪われ、そのうちに住む場所を奪われても、平和が続くと信じ切った人の集...珍語X番勝負:30遊生
おかしい、この回の記事がぬけ落ちていた。何を書いたかも思い出せない。忘れてずっこけ。1日だけ、理由なく欠けるのは誠に遺憾。失礼、陳謝。にほんブログ村珍語X番勝負:29脱忘
やれやれ終わった。終わって片付けることをわらうという。セットを片付けるときは、みな笑顔になる。笑顔が嫌いな人は、この「わらう」にも意味を付けたがる。そして、意味らしくない意味が捏ねられる。終わってニコニコ、それでいいじゃないの。にほんブログ村言葉さらい:29わらう
ぶら下がり取材にも、質問通告と回答準備があって、要人は原稿を持たされているという。これでは、問答の場所が違うだけで、ボケ野党とアホ記者が入れ替わっただけではないか。そこで行われるのは、疑問を質す質疑ではなく、質問という儀式なのだ。それが記事になって、ただ読ませるというだけの、無価値な文字列が流布される。報道とは、いったい何なのだろう。にほんブログ村珍語X番勝負:28質儀
BHは略号、何の略号か。ブラックホール、バイオハザード、いろいろ考えられるが、ここでは良くない見出し、badheadingのこと。マス・メディアにとっては使われたくない、そんな言葉は決してはやらない。このBHが、今日の新聞に三つもあった。・『沖ノ鳥島調査中国政府主導』・『国賓延期対中関係再考へ』・『外交・経済に打撃募る中国不信』『沖ノ鳥島調査中国政府主導』もし責められれば、日本の政府よボヤっとするなと言うつもりと、多分編集者は言い逃れるだろう。しかし、中国政府主導という表現は、チャイナの政府がしっかりやっていると褒めているように読める。とんでもない話で、要らぬことに手を出してきているということを、見出しで感じさせないのはどういうつもりなのか。『国賓延期対中関係再考へ』コロナをチャンスにご破算にと、なぜ働こうとし...珍語X番勝負:27BH
自分に酔う、そのとき、そこに自分はいない。酔いを保つ空気があればよい。一緒に酔う人がいればなおよい。酔いを保つ空気は、実は淀んでいるのに、それを流れのように感じてしまう。酔った人は、自分が定まらずにふらふらと動いているのを、流れの中にいると勘違いしている。心の定まっていない人が、政治の場に放り込まれたとき、まず感じ取るのがその場の空気、小才の効く鋭敏な人ほど、いち早く自分に酔う。既成の自酔クラブに吸い込まれる人もいれば、酔人同士が意気投合して新たな自酔クラブが作られたりもする。こういうありさまを冷徹な目で眺めながら、舌なめずりをしている悪党どもが海のすぐ向こうに居ることは、自酔の境地に漂ううつろな眼にはなかなか映らない。自酔を覚ますサプリメントは、腹の脂肪を減らすものより需要が薄いから、出回ることがないだろう。...珍語X番勝負:26自酔
何やかや考えてはみても、結論を出せない。手を着けては見たが、結果を見いだせない。獲たものは迷いのみ。なぜそうなるか。途中で気にするから。何を気にするのか。していることに、何か言われないだろうか、マスメディアに騒がれないだろうか、野党から突つかれないだろうか、世論がどうなるだろうか。次に考えるのは、その嫌な思いをかわすにはどうすればよいか。こうしてマスに操られた政治集団は、無結獲迷へまっしぐら。内閣・行政の仕事は「気遣い」ではないのだが。にほんブログ村珍語X番勝負:25無結獲迷
ハウツーばやりのいま、「こうするとよい」という記事が数多く見られる。「議事録の書き方」というサイトにこんなことが書かれていたた。『あなたが“正しい”と思う「議事録」は別の誰かにとって“正しくない”』この“正しくない”には、1.誤認記録~修正可能2.黙認記録~修正不能の二通りがあるだろう。記録の際に誤りを生じた誤認の場合には、皆に認められる修正を施すことができる。黙認の場合には、正しくはないが、そのように記録しておかないとその会議を終えることができなかった、まあそういうことにしておこうという内容の記録が多い。種々論議はしたが、審議未了になった事柄のうち、その旨をはっきり記録できない場合が、その部類に入る。審議未了と記載できれば、それが正しい記録になるのだが、次の機会がない会議では、審議未了で済ませることはできない...珍語X番勝負:24欠議
ウイルスは憂鬱そうにしている人に近寄り、快活な人から逃げていくそうだ。いじいじ大好き、元気は苦手らしい。昔から言われる病は気から、そうだ、病気はその二文字。気を付けよう、くしゃみ触り魔ツバ飛ばし。あとは元気でいればウイルスは逃げていく。にほんブログ村珍語X番勝負:23逃快寄鬱
考え込むと面倒なもの、それは「さんじ」。「さんじ、何にする?」と聞かれたとき、それはほとんど質問ではない。何か考えて作れという指令なのだ。「さんじ」には、まず三時と賛辞の二つの言葉が思い浮かぶ。心の底から食べさせたい三時、心の底から褒めてあげたい賛辞、それならば悩む必要はない。そうではなく、後からの空気へのつくろいが先に立ったとき、碌な「さんじ」にはならない。首相の初仕事で、電話であいさつの順番が良かったなどという賛辞、それしか褒めることがなかったとすれば、これはもう大げさに言えば惨事ということになる。前途散々でなければよいが。にほんブログ村珍語X番勝負:22さんじ
「ブログリーダー」を活用して、あわぞうさんをフォローしませんか?
政治家に必要な資格の前にはまずこの△(三かく)を一、智によって具わる人格二、胆によって具わる風格三、見せかけの好みではない高感覚人格、風格、高感覚、この三つめがなかなかむずかしい鈍では話にならないが、鋭に過ぎても困りもの好のみではない、高感覚が望ましい罪人などはさっさと退陣させ、次に議場に出してはならぬさて、もう一かくは、政治家自身の実践企画ではないかな政治家に必要な資格
つい先ごろ、無茶苦茶な方法で無理やり可決した「性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」というあの長たらしい法律の名で、いちばん気になるのは「国民の理解の増進に関する」という部分だ。性の問題の多様性は、ごく少数の人の個人のことで、生まれながらの自分では気分が収まらないのは、個人個人の勝手な思いだろう。そこには、国民が生活の基礎知識として持たなければならない特別な知識は何もない。身近にそういう人がいれば、「そうなのか」と思えばよいだけのことだ。生物には男女の別がある、それ以上により深く理解していくことを、なぜ増進しろというのだろうか。世の中のことは、生活の必要に応じて知識を得、理解していけばよいので、法律で決めたから進んで理解しろというのは、いかにも押しつけがましい専制政治ではないの...奇妙な法律
<あわぞうの覗き穴サブ穴開口のお知らせ>「あわぞうの覗き穴」は、2009年3月から続けてきましたが、長文を書く根気が続かなくなり、昨年11月からは連続ゼロ記事月間になってしまっています。このままずるずると無記事状態を続けるには気が咎め、区切りをつけておきたいと、一時休止も考えましたが、やめてしまうのではなく、今続けられそうな短文を主にして形を変える方法を思い立ち、ツイッターの場をお借りすることにします。⇒ツイッターのアカウントをお持ちでない方はこちらからhttps://help.twitter.com/ja/using-twitter/create-twitter-account記事には#あわのぞのハッシュタグをつけますので、これで検索していただくとまとめてご覧になれます。あわのぞは、説明するまでもなく、...あわぞうの覗き穴サブ穴開口のお知らせ
<難解の理由>新聞記事はとかく読みにくい。記事のあり方について、大手各社がたてまえではあってもどういうつもりでいるのかWebサイトを覗いて見た。ーーーーーーーー👁👁ーーーーーーーー朝日新聞綱領一、真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す。毎日憲章一.毎日新聞は言論の自由独立を確保し真実敏速な報道と公正な世論の喚起を期する。産経新聞倫理綱領正確と公正新聞は歴史の記録者であり、記者の任務は真実の追究である。報道は正確かつ公正でなければならず、記者個人の立場や信条に左右されてはならない。論評は世におもねらず、所信を貫くべきである。ーーーーーーーー👁👁ーーーーーーーー実際はこういうこともあろうかというメールが届いたのでご紹介しよう。https://in.tsutsumimika.jp/mab...難解の理由
<封筒のデザイン>2カ月に一度ずつ戴ける年金、まことにありがたい。毎年一回「扶養親族等申告書」を出しなさいと通知が来て、書き込んで返送する。ほとんど用のない切手の買い置きがないと、いきなりポストへというわけにはいかないが、まあこのくらいは仕方がないと、いつも思う。その「大切なお知らせ」が今朝来た。今年の封筒は新しいデザインになっている。黒枠だらけの新デザイン、一目見ていやな気分になった。年寄りは早く片付けと催促されているような、黒々としたこの封筒、印刷代は黒色が安価なのかもしれないが、その気があれば、もう少し明るく元気になるような色合いにできるだろう。こういうのを考える人は、そんなに毎日の仕事を暗い気分でこなしているのかなあと、気の毒な思いもする郵便物だった。封筒のデザイン
<円形鍵盤>ピアノもオルガンも、鍵盤は横長が普通の形だが、円形の鍵盤もあった。PianoArcと名付けられたその鍵盤は、294鍵ものキーがあるというが、どういう配列なのか、また効用は、と考えてもわからない。そうだろう、凡人にわかるような効用を求めたのではクールはことはできないから。円形鍵盤の紹介はこちらに円形鍵盤
<クイズ:転職>クイズを一つW⇒Vこんなふうに仕事を変えた有名人がいます。誰でしょう。ヒント窓⇒防解答はこちら転職
<バスも二刀流>鉄道~バスと乗り換えるのは面倒、そんな目的地にバスへ乗ったまま行けるという、では行ってみようかという気にもなる。線路も道路もどちらも走れるという二刀流バスがあるそうだ。バスも二刀流
<カナ書きのカッコよさ>カーボンニュートラルというカッコよさそうなカナ書きの、よく考えるとナンチャッテ話がある。電気代がどんどん上がるのはナーンデカ、という話がここで見られるのでどうぞ。期限つきで早く見ないと鍵がかかってしまうので、お早めに。カナ書きのカッコよさ
<課税の研究>研究と呼ばれる行為は、何かを減らしていくよりも、増やしていくことを考えるほうが多い気がする。では、増減を同時に考える研究はないのだろうか。それがあった。増税と減税をうまく組み合わせる方法を研究しているところがあった。その名は「税研」、研究の事例はここに。課税の研究
<意味ありげな>十二支のサルの次はトリ、意味ありげなその順でいくと、サル痘はトリ痘の予告編か。薄気味の悪いこんな想像は、ダジャレの域だ気にするなとしておきたいところだが、考えてみればやはり怪しい。何が怪しいかというと、病がはやるとすぐワクチンが出来上がっていること。特定の種の動物以外には感染しないものと思っていたウイルスが、人にもうつる。こんなことは、ウイルス自身が自分の性格を変えるのでなければ、つくり変えが行われているのではないか。こんなつくり変えを、素人ができるはずがない。どこかの大先生の「研究」成果なのかも知れない。ウイルスをつくり変えられるなら、ワクチンだってできるだろう。「研究」費用がうまく手に入れば、ウイルスとワクチンをセットでというマッチポンプ式のプロジェクトも、製薬会社と共同でなら、これは...意味ありげな
<欲しいもの>欲しいものが増えた。https://qr.paps.jp/BS7bs欲しいもの
<京の都>京の都がいまあるのは?↓ご覧ください。https://pages.keieikagakupub.com/24infr1_9000_fe/京の都
<骨太って何だ>「骨太の方針」という日本語離れした奇妙な形容詞のついたことばが、近ごろ当たり前のように使われている。「論理は個々の言語に内在する事情によって多様でありうる」(外山滋比古「日本の修辞学」)という名言があるが、この「多様でありうる」ことには、でたらめやたがの外れたことばは含まれていないだろう。骨太とは、私の感覚からすれば、骨が太いことを表すことばであって、骨格の芯の部分がしっかりしていいるというたとえことばであったと思う。想像するに、はじめにこのことばを使った人は、政策の方針がしっかりしたゆるぎないものであることを示そうとしたのではないだろうか。そのとき、「骨太」という表現をお気に召した方が、政策の根幹を「ここに示すのは骨太の方針である」と言ったのではないだろうか。「示した方針は骨太であるぞ」...骨太って何だ
<ニュースの種>ああ言った、こう言ったは、情報解説ニュースの種には適当でなさそうだ。こんな新聞記事があった。ロシアが欧米の武器輸送路への攻撃強化かプーチン氏「武器供給停止」要求5/4(水)20:03配信産経新聞プーチン露大統領は3日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行い、「西側はウクライナ政府に適切な影響力を行使し、武器供与も停止することで、この残虐行為を止めることができる」と発言し、欧米諸国によるウクライナへの軍事支援強化の動きを強く牽制(けんせい)した。https://qr.paps.jp/Ktld8プーチンがとぼけて自分の仕業を残虐行為と言っているようにも読める。プーチンの発言⇒翻訳⇒仏文情報⇒翻訳⇒和文情報⇒新聞記事このどこかで、省略、誤訳、異訳のいずれかが行われたのだろう。ニュースの種
思い込みというと、頭に何かが錆びついているような、あまり良くない感じがする。でも、伝統や文化も思い込みだろという話があった。それをご紹介→https://in.38news.jp/24ura_2203reすぐ読まないとつながらなくなりそう。思い込みは悪いことか?
みなさま、ながらくご無沙汰いたしました。体の部品に出てしまった錆を落とす間、気力も失せて300余日休んでいましたが、どうやら動けるようになりましたのでブログを再開します。励ましのお言葉も賜りありがとうございました。何分中古を通り越した廃車寸前なので、はじめはローギヤでのろのろと動き出すことにします。「あわぞうの覗き穴」と「うっかりユーザーのパソコン奮闘記」を交互に、当分は週一程度のペースになるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーじっとしている間にまだ覗いていない穴だらけになりましたが、まずこのあたりから。天皇、皇室と国民の関係についてみなさんはどうお考えでしょうか。考えるにしてもその糸口が見つからないという方へのご案内です。□天皇、皇室と国民の関係を...<お知らせ>ブログを再開します。
妖怪の世界ではどういう教育が行われているか。その現場の実態を知れば、どういう子どもが育ち、どういう大人になっていくか想像がつく。教育ペアさんたちは、これをご覧になってどう思われるだろうか。にほんブログ村それでよいのか:10妖怪教育
某社が国会議員全員にジェノサイト問題でアンケートを取ったところ、回答なしが79%もあったという。人間社会では通用しない暴挙に、何も意見を表明しない国会議員が8割近くもいるという事実の証拠である。低料金の外野席にずっと居座り続ける性癖以外には何も持たないのだろうか。国会は、国営の会議運営組織で、そこでは、空気だけを読みながら、獲得してある会員権を次の期間にも失わないよう、これ務めればよいという、それが毎日の仕事なのか。にほんブログ村それでよいのか:9外野癖
国家は、人間集団の最高の権限を持った組織であると言われている。国家である資格を考えてみよう。まず人間の集団であることが第一条件。人間以外の動物や妖怪が構成する集団には、人間の国家群が認め得る国家の資格はないということになる。隣接周辺の国を勝手に占領し、その民族を根絶やしにして、自分たちのお気に入りの民族に入れ替えてしまおうと画策するような、人倫に目もくれない軍閥集団は、人間の集団とは言えない。妖怪の集団は、国家として扱うべきではない。国家の形態を装った非国家集団は、国際連合をはじめとする諸組織から排除するか、規程上排除が困難であれば、人間の国家は、その組織から抜け出て、あらたにまともな国家集団を構成するよう、国際組織の再構築が必要なのではないか。にほんブログ村それでよいのか:8国家の資格
つい先ごろ、無茶苦茶な方法で無理やり可決した「性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」というあの長たらしい法律の名で、いちばん気になるのは「国民の理解の増進に関する」という部分だ。性の問題の多様性は、ごく少数の人の個人のことで、生まれながらの自分では気分が収まらないのは、個人個人の勝手な思いだろう。そこには、国民が生活の基礎知識として持たなければならない特別な知識は何もない。身近にそういう人がいれば、「そうなのか」と思えばよいだけのことだ。生物には男女の別がある、それ以上により深く理解していくことを、なぜ増進しろというのだろうか。世の中のことは、生活の必要に応じて知識を得、理解していけばよいので、法律で決めたから進んで理解しろというのは、いかにも押しつけがましい専制政治ではないの...奇妙な法律