ロシア水産情報。ロシア漁業ニュースヘッドラインを発行。ロシアIUU漁業関連情報を中心にピックアップ。
ポスト英国EU離脱 北アイルランドの物流ルールで見直し合意 北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
2023年02月28日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[ポスト英国EU離脱北アイルランドの物流ルールで見直し合意]英国とEUは2023年2月27日、英国EU離脱の際に結んだ北アイルランドに関する取り決めについて、物流に関するルールを見直すことで合意したと発表し、双方の間で再燃した対立が解消される見通しとなった。“北アイルランド議定書”による取り決めでは、北アイルランドは、EU加盟国のアイルランドとの間で物流が遮断されないよう英国EU離脱後もEUの規則に従うことになっている。このため英国本土から北アイルランドへ物品を輸送する際、英国内でありながら通関手続きが発生し、煩雑な書類の作成などで物流が停滞する事態になっていた。この問題を解消するため英国本土から北アイルランド向けの物品輸...ポスト英国EU離脱北アイルランドの物流ルールで見直し合意北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二
ポスト英国EU離脱 移行期間を終えて3年目 一部のスコットランド漁業が機能不全に陥る 北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
2023年02月27日リポート北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[ポスト英国EU離脱移行期間を終えて3年目一部のスコットランド漁業が機能不全に陥る]英国EU離脱移行期間を終えてから3年目を迎えるスコットランド漁業と関連業界は、期待外れの漁獲割当増加、労働者不足、費用を伴う行政障壁により、一部、機能不全に陥っている。英国がEU市場を離れたことに伴い、税関手続きの増加により、港で大規模な渋滞が発生、大型トラックで水産物製品が腐敗し、関連業界が経営危機に追い込まれた。窮地に立たされている業界は、依然として管理費に圧迫されており、英国EU離脱と新型コロナウイルス感染拡大の影響により帰国したヨーロッパからの労働者の業務の穴埋めにも苦労している。“スコットランド白身魚生産者協会”(Scot...ポスト英国EU離脱移行期間を終えて3年目一部のスコットランド漁業が機能不全に陥る北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二
ポスト英国EU離脱 アイルランド減船事業 大幅縮小の可能性 北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
2023年02月26日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[ポスト英国EU離脱アイルランド減船事業大幅縮小の可能性]英国がEUを離脱し、EUの共通漁業政策において漁獲割当を大幅に失ったアイルランドは、補償金7,500万ユーロ(7,950万ドル)の減船事業を行うこととなり、予定どおり、現有沖合漁船勢力の1/3の自主廃業申請があったと、昨年2022年12月に伝えられた。減船計画は、総船舶トン数8,000トン、総出力21,000kwで、トンあたり漁業者に1万2,000ユーロ(1万1,968ドル)、乗組員に各々5万ユーロ(4万9,868ドル)が支払われることとなっていた。現有沖合漁船約180隻の内、57隻が自主減船を申請したとされていたが、その後、補償、スクラップ義務等の減船内容の詳細か...ポスト英国EU離脱アイルランド減船事業大幅縮小の可能性北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二
サハリン州知事 漁船修理能力等コルサコフ港発展プロジェクトを再指摘
2023年02月28日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[サハリン州知事漁船修理能力等コルサコフ港発展プロジェクトを再指摘]サハリン州知事リマレンコは、大統領プーチンとの会談において、稚内の対岸となるコルサコフ港発展プロジェクトの重要性を再指摘した。リマレンコは、同州の漁船団が、韓国釜山港に漁獲物製品を供給すると同時に、そこで漁船の修理を受けることを目的としている実態があると語り、地元コルサコフ港での漁船修理能力の拡充を核とする発展整備プロジェクトが必要で、このためにカニ漁業大手“アンテイ”(Антей)社と択捉島根拠水産グループ“ギドロストロイ”(Гидрострой)社による投資の準備が既に用意されていると報告した。サハリン州コルサコフ港の発展整備プロジェクトは大統領プーチンからのタスクとな...サハリン州知事漁船修理能力等コルサコフ港発展プロジェクトを再指摘
日本から鯨肉4.6トン密輸した韓国の業者を逮捕…飲食店に流通 スケトウダラに偽装
2023年02月27日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[日本から鯨肉4.6トン密輸した韓国の業者を逮捕…飲食店に流通スケトウダラに偽装]韓国釜山本部税関は日本からミンククジラ、ブライドクジラなど鯨肉計4.6トンを密輸した6人を立件し、主犯の男A(58)の身柄を、2023年2月3日に送検したと今日27日、明らかにした。韓国中央日報が伝えた。税関当局によると、Aらは2021年2月から22年6月にかけて日本発の国際スピード郵便(EMS)を利用して品名を虚偽記載する手法で、郵便物1件あたり10キロないし20キロずつ、計366回にわたり4.6トンの鯨肉を違法密輸した疑い。捜査の結果、Aは計11人の受取人名義を利用して自家使用目的でスケトウダラなどを搬入するように品名を虚偽記載し、税関の...日本から鯨肉4.6トン密輸した韓国の業者を逮捕…飲食店に流通スケトウダラに偽装
ウクライナが漁業分野を含めアゾフ海におけるロシアとのすべての協力合意を破棄
2023年02月26日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ウクライナが漁業分野を含めアゾフ海におけるロシアとのすべての協力合意を破棄]ヴェルホフナ・ラダ(ウクライナ最高議会)は、アゾフ海とケルチ海峡の使用にかかるロシアとの協力合意を破棄することを決議した。ウクライナ国会議員ヤロスラフ・ジェレズニャクは、2023年2月24日、提出された法案“アゾフ海とケルチ海峡の使用協力に関するロシアとウクライナの合意の破棄”に、ヴェルホフナ・ラダの303人の国会議員が賛成票を投じ、これが可決されたとSNS“テレグラム”に投稿した。ロシアとウクライナによる当該協定は2003年に調印された。この協定は、ロシアとウクライナの船舶の移動の自由、漁業分野と海洋環境保護に関する協力、水路支援の共同規制等も盛り込まれていた。...ウクライナが漁業分野を含めアゾフ海におけるロシアとのすべての協力合意を破棄
2022年 ロシアのフィッシュミールの生産量と価格 リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2023年02月15日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[2022年ロシアのフィッシュミールの生産量と価格](生産量)昨年2022年のロシア漁業のフィッシュミール生産量は、前年同期を12%上回り、16万600トンに達した。漁業生産量において日本の400万トンに対し、ロシアは500万トンで近年リードしているものの、フィッシュミールの生産量は日本(20万トン弱)より大幅に遅れ、これは、設備投資が求められる残滓利用が進んでいないロシアの状況を表すものとなってきた。しかし、資源に対する漁業製品歩留まりの向上、出現した極東海域のイワシ資源の利用、残滓の不法投棄問題の解決等を目的に、中国の水産養殖向け飼料市場ほか、世界的に需要が高まっている当該製品の生産を拡大しており、2018年に初めて10万トンを突破、以...2022年ロシアのフィッシュミールの生産量と価格リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
国後島(北方領土)沿岸の海面養殖区画がオークションに上場される
2023年02月22日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[国後島(北方領土)沿岸の海面養殖区画がオークションに上場される]ロシア漁業庁は、2023年3月30日、国後島(北方領土)沿岸沖合の海面養殖2区画のオークションを実施すると発表した。オークションは、電子媒体で行われ、落札者との区画利用契約期間は25年となっている。上場区画とスタート・プライスは次のとおりとなっている。①区画SOOM(СООМ)-320国後島北西沿岸沖合501ヘクタール480万ルーブル②区画SOOM(СООМ)-321国後島南西沿岸沖合501ヘクタール480万ルーブル南クリール(北方領土)沿岸沖合では昨年2022年8月にも海面養殖区画をオークションが実施されている。当該オークションには4区画が上場され、この内2区画が落札された。やはり...国後島(北方領土)沿岸の海面養殖区画がオークションに上場される
韓国 2022年ロシア産スケトウダラ輸入量28.1%増 33万1,000トン リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2023年02月21日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[韓国2022年ロシア産スケトウダラ輸入量28.1%増33万1,000トン]昨年2022年、韓国のロシア産スケトウダラの輸入量は、前年2021年比28.1%増の33万894トンに達した。また、モニター対象のW/R(ラウンド)20kg/csの平均価格は50,027ウオンで前年を16.3%上回った。昨年2022年の韓国の冷凍スケトウダラの輸入量は33万6,287トンとなり、ロシアに続いたのは米国で5,233トン、このほかカナダが93トン、日本48トン、そして中国が19トンだった。韓国2022年ロシア産スケトウダラ輸入量28.1%増33万1,000トンリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
北海道機船漁業協同組合連合会の学校給食 2年連続100万食超 道産安定供給 2023年02月21日 日刊みなと新聞
北海道機船漁業協同組合連合会の学校給食2年連続100万食超道産安定供給2023年02月21日日刊みなと新聞
洋上風力発電と漁業 海外の経験#14 オーストラリア 漁業リスクに対する強い懸念
2023年02月19日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[洋上風力発電と漁業海外の経験#14オーストラリア漁業リスクに対する強い懸念]南オーストラリア州沿岸住民は、提案されている洋上風力発電所が地元の漁業に影響を与える可能性があることを強く懸念している。ポートランドの西、南オーストラリア州とビクトリア州の沖合8km-20kmに77基タービンを設置する1.1GWの“サザンウィンズプロジェクト”は計画の初期段階にあるが、地元住民はロブスター漁業と環境への影響を危惧している。開発者の“ブルー・フロート・エナジー”社は、プロジェクトの詳細な調査をまだ開始していない。ライムストーン海岸の最南端の町“ポート・マクドネル”には、約800人が住んでいて、その沖合には、国内で最も生産性の高いロブ...洋上風力発電と漁業海外の経験#14オーストラリア漁業リスクに対する強い懸念
洋上風力発電と漁業 海外の経験#13 ポルトガル 新たなる計画をめぐり漁業者が怒り露わにする
2023年02月15日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[洋上風力発電と漁業海外の経験#13ポルトガル新たなる計画をめぐり漁業者が怒りを露わにする]ポルトガルの15の漁業者協会が、ヴィアナ・ド・カステロで会合を開催、洋上風力発電所の設置に向けて公開協議中の問題について共通の立場をとるための合意を形成することが2023年2月15日までにわかった。最大3,000平方キロメートルに及ぶ洋上風力発電のための区域がポルトガル漁業を終わらせようとしている。危機に瀕している5つの区域は、ヴィアナ・ド・カステロ、レイショネス、フィゲイラ・ダ・フォス、エリセイラ・カスカイス、そしてシネスの沖合となっている。フィゲイラ・ダ・フォスには最大の風力発電所が提案されており、1,237平方キロメートルにま...洋上風力発電と漁業海外の経験#13ポルトガル新たなる計画をめぐり漁業者が怒り露わにする
北海道機船漁業協同組合連合会は北朝鮮によるミサイル発射を強く非難する
北海道機船漁業協同組合連合会は北朝鮮によるミサイル発射を強く非難する北海道機船漁業協同組合連合会は北朝鮮によるミサイル発射を強く非難する。日本海、北太平洋では、日本ばかりでなく、韓国、ロシア、中国、そして台湾などの漁船も活動しており、極めて危険な行為である。日本の政府、関係機関に、北朝鮮に対する強い対応を求める。2023年02月18日北海道機船漁業協同組合連合会(担当常務理事原口聖二)北海道機船漁業協同組合連合会は北朝鮮によるミサイル発射を強く非難する
ロシア 極東サケマス51万トン予測 21年比5%減 日刊水産経済新聞
ロシア極東サケマス51万トン予測21年比5%減日刊水産経済新聞
2023年02月13日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア外務省ノルウエーとの漁業分野の重要性を指摘]ピューリッツァー賞受賞記者シーモア・ハーシュは、ロシアと欧州を結ぶ天然ガス・パイプライン“ノルド・ストリーム”爆破が米国中央情報局(CIA)とノルウエー政府の共同作戦だったと先に報じた。この件についてロシア外務省報道官ザハロワは、ブリーフィングにおいて、ロシアとノルウエーの合同漁業委員会を停止し、漁獲割当協定を一方的に破る可能性について質問を受けた。これに対しザハロワは、漁業分野におけるノルウエーとの対話は、全般的にみてロシアの利益になると語り、昨年2022年10月に開催された第52回ロシア・ノルウェー漁業委員会の合意結果と、これまでのバレンツ海での共同資源管理等について重要性を評価した。一方で、...ロシア外務省ノルウエーとの漁業分野の協力の重要性を指摘
ロシア 2022年商業養殖漁業生産量 前年比7.5%増 38万3,500トン
2023年02月12日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[ロシア2022年商業養殖漁業生産量前年比7.5%増38万3,500トン]昨年2022年、ロシアの商業養殖漁業生産量は、前年2021年比7.5%増の38万3,500トンに達した。製品別では、サケマスが12.6%増で15万4,000トンを占め、この内、トラウトが7万700トン、タイセイヨウサケが2万2,000トン等となった。また、チョウザメ類が6,400トン、コイ14万6,800トン、カニが100トンとなった。さらに、ホタテ、イガイ(ムール)、ウニ、カキ、ザリガニ4等が生産された。ロシア2022年商業養殖漁業生産量前年比7.5%増38万3,500トン
2023年02月11日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[ロシア科学研究機関アゾフ・黒海カタクチイワシ等資源調査]全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ/アゾフ・黒海支部アズニルフは、商業漁船2隻に職員を派遣し、アゾフ・黒海の”ヨーロッパカタクチイワシ”(Хамса:ハムサ:Engraulisencrasicolus)と”クルペオネラ”(Тюльки:チュルキ:Clupeonella)等を対象にモニタリングを行っている。調査は同支部職員が、SRTMタイプ”ヴィノグラードノエ”(СРТМ”Виноградное”)とSChSタイプ”カピタン・ゴルベンコ”(СЧС”КапитанГорбенко”)に乗船し、2023年1月12日から開始されており、同年3月2日まで継続されることになる。当該資...ロシア科学研究機関アゾフ・黒海カタクチイワシ等資源調査
漁場を失う日本の漁業者も戦争の被害者 北洋漁業の盛衰 短歌集に 釧路の元漁労長・駒板さん自費出版 「船員の苦労残したかった」
2023年02月09日北海道新聞[漁場を失う日本の漁業者も戦争の被害者]北洋漁業の盛衰短歌集に釧路の元漁労長・駒板さん自費出版「船員の苦労残したかった」「北洋は厳しくも美しい海だった」と釧路港で往事を振り返る駒板芳夫さん(国政崇撮影)釧路市の元漁労長、駒板芳夫さん(89)が、北洋漁業にかけた半生をたどった短歌集「我(わ)が海の歌」を自費出版した。ロシアのウクライナ侵攻による日ロ関係悪化で、北方四島周辺海域での安全操業を巡る政府間交渉が進まぬ中、北洋漁業盛衰の記録を短歌で残そうとまとめた。厳冬の海を語らぬ乗組員高きマストに着氷太き船員の姿を振り返った歌だ。「命がけで北洋を開拓した船員たちの足跡を、本に残したかった。水揚げ高は記録されても、船員の努力や苦労は誰も知らないから」。駒板さんがそう言って歌集を開いた...漁場を失う日本の漁業者も戦争の被害者北洋漁業の盛衰短歌集に釧路の元漁労長・駒板さん自費出版「船員の苦労残したかった」
洋上風力発電と漁業 海外の経験#12 米国 北東部漁業分野全体に懸念が広がる
2023年02月10日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[洋上風力発電と漁業海外の経験#12米国北東部漁業分野全体に懸念が広がる]米国“FOXNews”(原口聖二:同メディアは共和党寄りとされている)は、洋上風力発電プロジェクト計画により、漁業分野全体に懸念が広がっていると2023年2月6日伝えた。米国北東部の漁業者は、洋上風力発電所建設が、沿岸における水棲生物資源を危険に晒し、漁業経営を悪化させて、雇用を喪失させる可能性があることを指摘している。風力エネルギーの需要が高まる中、米国政府が再生可能エネルギー源を追求しているため、風力タービンの生産が急増している。大統領バイデンは、2030年までに30ギガワットの洋上風力エネルギー開発を達成するという目標を設定しており、洋上風力タ...洋上風力発電と漁業海外の経験#12米国北東部漁業分野全体に懸念が広がる
“またがり資源”スルメイカ 日本・韓国・ロシア・中国のTAC設定・漁獲勧告と漁獲量の比較
2023年02月09日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[“またがり資源”スルメイカ日本・韓国・ロシア・中国のTAC設定・漁獲勧告と漁獲量の比較]2023年1月23日、日本国水産庁は2023年漁期に向けた“またがり資源”となるスルメイカの資源評価を発表した。最も新しい入手可能な情報から、当該資源に対する、日本・韓国・ロシア・中国のTAC設定・漁獲勧告と漁獲実績を比較すると次のとおりとなる。①2021年漁獲実績(括弧内前年比)日本2万6,915トン(74.2%)韓国4万3,418トン(131.9%)ロシア4,800トン(34.3%)情報は南クリール海域のみ中国15万トン(100%)情報は秋季発生群を対象とした北朝鮮海域の漁船行動等による推定計≒22万5,000トン(96.5%)②2022年TAC・漁獲勧告...“またがり資源”スルメイカ日本・韓国・ロシア・中国のTAC設定・漁獲勧告と漁獲量の比較
ポスト英国EU離脱 アイルランド 2030年までに漁業離職者1,200人以上
2023年02月03日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[ポスト英国EU離脱アイルランド2030年までに漁業離職者1,200人以上]英国のEU離脱の影響により、アイルランドのサバ、ブルーホワイティング、そしてニシン操業のセグメントで、2030年までに1,200人の失業、離職者が発生し、地域経済の損失は8億ユーロに達すると見積もられている。アイルランド漁業者は2021年-2023年の3年間で、サバ等の漁獲割当を3万7,500トン失うことになった。この喪失は、英国EU離脱にかかるEU・英国貿易協力協定で合意された結果であり、EU加盟国が特定の漁業権を放棄しなければならなくなった。英国がEUを離脱し、EUの共通漁業政策において漁獲割当を大幅に失ったアイルランドは、補償金8,000万ユ...ポスト英国EU離脱アイルランド2030年までに漁業離職者1,200人以上
ウクライナ情勢の日ロ漁業への影響日刊水産経済新聞
ウクライナ情勢による日ロ漁業協定とロシア漁業ダイナミズムへの影響“切り離せない貿易関係”
2023年2月6日、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター様/NPO法人極東研様/公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)様主催”北東アジア国際情勢シンポジウム”に登壇の機会を賜り、「ウクライナ情勢による日ロ漁業協定とロシア漁業ダイナミズムへの影響“切り離せない貿易関係”」を報告させて頂きます。北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二ウクライナ情勢による日ロ漁業協定とロシア漁業ダイナミズムへの影響“切り離せない貿易関係”
ロシア漁業ニュースヘッドライン 2023年02月 http://kisenren.com
2023年02月05日ユーザー各位拝啓時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。さて、発効を2026年に延期する業界の要望は認められず、投資目的漁獲割当第2弾設定のための法案が、農業省の強硬な主張によって、ほぼ原案どおり、昨年2022年12月、上下院を通過、採択され、同29日、大統領プーチンがこれに署名しました。さらに、極東地方のほとんどの太平洋サケマス漁場利用の契約が2027年-2028年に更新をむかえるにあたり、ロシア漁業庁は、遡河性魚種を漁獲する定置網漁場利用等にかかる投資義務の設定法案の準備を進捗させており、昨年2022年末には第1回目の作業会合も開催されました。同庁は、この太平洋サケマス漁場利用にかかる投資義務のあり方の明確な基準の設定を、今...ロシア漁業ニュースヘッドライン2023年02月http://kisenren.com
“ロシア漁業会社”スーパー・トロール“”投資クオータ”利用シリーズ船2隻目が引き渡される
2023年02月03日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[“ロシア漁業会社”スーパー・トロール“”投資クオータ”利用シリーズ船2隻目が引き渡される]ロシア漁業最大手”ルスカヤ・ルイボァプロムシェレンナヤ・カンパニヤ“(Русскаярыбопромышленнаякомпания「ロシア漁業会社」)が“投資クオータ”を利用して進めているスーパー・トロール漁船シリーズ建造プロジェクトの2隻目”メカニック・マスラク”(МеханикМаслак)が、2023年2月2日、サンクトペテルブグのアドミラル造船所で引き渡された。「ロシア漁業会社」は2025年末までに、10隻をロシアの造船所において建造することが”投資クオータ”利用の付帯として義務付けられている。「ロシア漁業会社」はスーパー・トロールのモデル...“ロシア漁業会社”スーパー・トロール“”投資クオータ”利用シリーズ船2隻目が引き渡される
2023年02月02月北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア科学研究機関と業界がスルメイカ資源の開発について協議]全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ太平洋支部チンロは業界の代表者らとともに、極東海域におけるイカ漁業の動向、当該資源状況と要因等について会合を行って展望を協議した。ロシア漁業者による極東海域でのドスイカの漁獲量は9万トンに達する年もあり、この内、約8割が主にトロール漁業により北クリール海域で生産されている。研究機関はドスイカ資源のバイオマスが安定して高位にあると評価している。一方、極東海域におけるスルメイカはロシア漁業にとって最も不満足な開発にとどまっている資源となっており、近年、勧告された漁獲量の10%-20%程度しか生産されていない。この原因は専門化された船団が組織されてこなかったことで、...ロシア科学研究機関と業界がスルメイカ資源の開発について協議
ロシア スケトウダラ・フィレ生産 米国を抜く 高次加工戦略 日刊水産経済新聞
ロシアスケトウダラ・フィレ生産米国を抜く高次加工戦略日刊水産経済新聞
網走重油漏れ事故で汚染範囲の調査と全量撤去を 西網走・網走両漁協が意見広告で市民に問題訴える 水産北海道
2023-02-0111:16:57 系統通信(水産北海道)網走重油漏れ事故で汚染範囲の調査と全量撤去を西網走・網走両漁協が意見広告で市民に問題訴える網走湖に近い呼人地区で発生した8千リットルの重油漏れ事故に対し、西網走、網走の両漁協は1月23日、汚染範囲の早期把握と汚染土の全量撤去を求める意見広告を出した。北海道新聞、読売新聞、朝日新聞の各紙にA4判のチラ合計1万枚を折り込み、網走市内、大空町の住民に配布した。新谷哲也網走漁協代表理事組合長はSNSを通じて「昨年3月に発覚した重油漏れ事故に対する漁業者としての懸念を皆さんに知っていただきたい」と訴えている。意見広告によると現在、北海道、網走市、網走観光ホテル(原因者)、専門家で組織された「網走呼人地区油流出事故に関わる連絡会議」で対応が進められている。ホ...網走重油漏れ事故で汚染範囲の調査と全量撤去を西網走・網走両漁協が意見広告で市民に問題訴える水産北海道
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2025年04月18日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[トランプ2.0ロシア産水産物禁輸措置を1年間延長ロシア大統領府想定の範囲内]米国トランプ政権は2025年4月10日付官報において、ウクライナ問題の制裁パッケージとしてのロシア産水産物禁輸措置の継続を発表した。米国は、2022年7月、ロシアからの水産物製品の輸入を全面禁止し、更に2023年12月には、第3国が加工した製品についても、ロシア原産水産物の輸入を禁止する追加制裁措置をとっている。この大統領令は、米国の国際緊急経済権限法に基づき毎年更新する必要がある。当該パッケージについて官報は、ロシアの活動が”米国とその同盟国・パートナー国の自由で公正な民主的な選挙と民主的制度の実施を損なう”などを継続中の理由として指摘している。2025年3月24日、サ...トランプ2.0ロシア産水産物禁輸措置を1年間延長ロシア大統領府想定の範囲内
2025年04月17日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア投資目的漁獲割当対象期間5年延長法案撤回へ]2025年4月初め、ロシアの投資目的漁獲割当(”投資クオータ”+カニ漁獲割当オークション)の対象期間を15年間から5年間延長、20年間とする法案を上院議員数名が下院に提出したが、今般、これを撤回したことが分かった。この法案について同院農業問題委員会委員会長ウラヂミル・カシンも懸念を表明していた。カシンは、輸出志向部門に対する優遇措置の問題には深い正当性等が必要だと言及していた。提案された変更は、漁業者を不平等な状況に置き、輸出志向の資源利用者を保護することを目的としているとした上で、義務付けされた漁船建造プロジェクトへのアプローチが効果的でないことを考慮する必要があると指摘していた。また、...BREAKINGロシア投資目的漁獲割当対象期間5年延長法案撤回へリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
ロシアオホーツク海スケトウダラ終漁終盤加速前年比2%増84万トン(株式会社水産経済新聞社様著作権許諾番号R07-1023)
2025年04月17日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシアロット・パッケージ変更深海カニ投資目的漁獲割当オークション5回目設定]ロシア極東海域の深海カニのベニズワイガニとトゲズワイガニについては採算性の低さが指摘され、漁獲割当オークションの不成立が続き、投資目的漁獲割当からこれを除外する法案も検討されてきた。一方でロシア漁業庁は、ロット・パッケージの構成を変え、昨年2024年秋から当該オークションの実施を試み続けているが、先に、第4回目も応札者がなく不成立に終わった。これを受け、ロシア漁業庁は、今般、スタート・プライスを10億5,100ルーブルまで引き下げ、第5回目を2025年5月20日に実施すると発表した。参加申請受付期限は同年5月12日までとなっている。第1回目の設定が2024年11月28日、...ロシアロット・パッケージ変更深海カニ投資目的漁獲割当オークション5回目設定
2025年04月17日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア”北西漁業コンソーシアム”系列ズワイガニ資源利用契約解除請求審理1回目は5月22日]ロシア漁業庁は、2019年に実施された、投資目的漁獲割当第1弾カニ漁獲割当オークションの落札者2社との資源利用解除請求を今年2025年3月初旬にモスクワ仲裁裁判所へ提出、これが受理されている。被告は、14の漁業会社によって年間1万トンのタラバガニと7,100トンのズワイガニ(オピリオ)、そして4万5,000トンの魚類等を生産するロシア”北西漁業コンソーシアムSZRK”(Северо-ЗападныйРыбопромышленныйКонсорциум”СЗРК”)傘下ムルマンスクの”アルファ・トレイド”(АльфаТрейд)社と”エタ・トレイド”(...ロシア”北西漁業コンソーシアム”系列ズワイガニ資源利用契約解除請求審理1回目は5月22日
ロシアオホーツク海スケトウダラAシーズン3%増で終漁
2025年04月15日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁業はスケトウダラすり身生産供給を着実に発展させるカニカマが完全国産化]今年2025年漁期、同年1月1日から始まったロシア漁業にとって最も重要なオホーツク海春季抱卵スケトウダラ操業“Aシーズン”が同年4月10日をもって完了、当該操業による漁獲量は84万6,100トンに達し、前年となる2024年同期を2.5%上回った。今漁期、報告日となる同年4月10日までの極東海域全体のスケトウダラの漁獲量はTAC約240万トンに対して105万8,000トンとなっている。当該期間の洋上でのスケトウダラのすり身製品出来高は、約4万1,400トンに達し、前年2024年同期を36%から37%上回った。昨年2024年、ロシア漁業のすり身生産量は7万800トン...BREAKINGロシア漁業はスケトウダラすり身生産供給を着実に発展させるカニカマが完全国産化リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
ロシア漁業庁漁業生産高2025年目標500万トン日刊水産経済新聞(株式会社水産経済新聞社様著作権許諾番号R07-1022)
2025年04月10日ユーザー各位拝啓時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。さて、ロシア漁業庁長官シェスタコフは、“漁業と水棲生物資源保全に関する連邦法”採択20年を記念し、”漁業分野発展のための立法支援”と題し講演を行い、ロシア漁業の高次加工による付加価値産業化の進捗を国会で報告しました。シェスタコフは、2016年に更新された“漁業と水棲生物資源保全に関する連邦法”に、漁船団の更新、水産加工場建設等を義務付け付帯プロジェクトとする投資目的漁獲割当(“投資クオータ”+カニ漁獲割当オークション)の実施が盛り込まれた点を指摘、これら第1弾、第2弾の進捗を報告すると同時に、高付加価値製品生産が15%から32.5%に増加しており、2030年までには、当該シ...ロシア漁業ニュースヘッドライン2025年04月http://kisenren.com
タラの高騰で英国民食フィッシュ&チップス影響日刊みなと新聞
2025年04月09日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア投資目的漁獲割当対象期間5年延長法案下院関連委員会委員長が懸念を表明]先に、ロシアの投資目的漁獲割当(”投資クオータ”+カニ漁獲割当オークション)の対象期間を15年間から5年間延長、20年間とする法案が下院に提出されたが、同院農業問題委員会委員会長ウラヂミル・カシンが懸念を表明している。カシンは、輸出志向部門に対する優遇措置の問題には深い正当性等が必要だと言及している。提案された変更は、漁業者を不平等な状況に置き、輸出志向の資源利用者を保護することを目的としているとした上で、義務付けされた漁船建造プロジェクトへのアプローチが効果的でないことを考慮する必要があると指摘している。また、義務付けされた漁船建造プロジェクトを未履行のまま、漁...ロシア投資目的漁獲割当対象期間5年延長法案下院関連委員会委員長が懸念を表明リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2025年04月09日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[2024年ロシア漁業総括レヴューロシア漁業庁幹部会合拡大会議]ロシア漁業庁幹部会合拡大会議で、今般、昨年2024年のロシア漁業の総括レヴューが行われた。昨年2024年、ロシア漁業は490万トンの水棲生物資源を生産した。登壇したロシア副首相パトルシェフは、水棲生物資源の生産に関して、前年2023年比において8%減少したが、これは、太平洋サケマスの減少が大きく、一方で、スケトウダラやニシンが増加し、イワシについては、ソ連崩壊後において最高を記録したと基調報告した。ロシア漁業庁長官シェスタコフは、今年2025年、再び500万トンを達成するため、全ロシア海洋漁業研究所ヴニロと協力し、漁獲勧告の精度を上げ、漁業組織の編成について徹底的な分析を行う必...BREAKING2024年ロシア漁業総括レヴューロシア漁業庁幹部会合拡大会議
2025年04月08日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ポスト英国EU離脱英国“金曜の夜”のご馳走フィッシュ&チップス高騰“FridayNightFantasy”Again]EUは2024年から2026年の新たな自主関税割当(ATQ)制度から、ロシア産の主要なスケトウダラ等の白身魚を含め水産物製品を除外、輸入免税はなくなり、13.7%の標準関税が設定され、さらに、第3国が加工した製品についてもこれが対象になった。英国は、2022年7月、ロシア産白身魚の輸入関税を引き上げ、35%を設定した。欧州の水産加工・冷凍食品業界は、白身魚原料の値上がりにより窮地に追い込まれている。英国一般紙は、これらに、北海でのタラとハドック(コダラ)漁獲割当の削減が加わり、外食・中食フィッシュ&チップ業界が提供価格に転...ポスト英国EU離脱英国“金曜の夜”のご馳走フィッシュ&チップス高騰“FridayNightFantasy”Againリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2025年04月08日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア何度も繰り返す“ビルジャ”での水産物取引法案論議]ロシア独占禁止庁が、何度も頓挫している水産物製品の一部を“ビルジャ”(Биржа:商品取引所)を介して流通させることを義務化する法案を、再び用意していると報じられている。流通過程における価格形成の透明化、消費者保護を大義としている。過去、ロシア財務省が提出した当該法案には、スケトウダラ、ニシン、マダラ、カラフトマス、シロザケ、ベニザケ等の冷凍原魚、フィレ等の製品等を対象に全体の25%を、“ビルジャ”でのオークションで販売することの義務付けすること等が盛り込まれていた。一方で、業界は、“ビルジャ”での取引が魅力的であれば、義務付けしなくても、経済原理に基づきこれを利用すると指摘、強く反...ロシア何度も繰り返す“ビルジャ”での水産物取引法案論議リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2025年04月07日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア投資目的漁獲割当付帯義務プロジェクト完了期限当初の6年から2倍の12年以内へ]ロシア政府は、投資目的漁獲割当(”投資クオータ”+カニ漁獲割当オークション)に付帯して義務付けされている漁船建造、陸上水産加工場建設等のプロジェクトの完了期限を12年以内まで延長する決定を行った。一方、この延長には、投資プロジェクト選定のための省庁間委員会の決定が必要で、同委員会に対し、産業貿易省からの正当性を認める情報の提供が求められることになる。また、当該漁獲割当の利用者は、プロジェクトの実施に対する担保を提供しなければならない。ロシア政府は、2022年5月、完了期限を当初の6年から8年以内に延長していた経緯があり、これとの比較において2倍の期間設定に...BREAKINGロシア投資目的漁獲割当付帯義務プロジェクト完了期限当初の6年から2倍の12年以内へ
2025年04月06日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア上院深海ガニ資源利用への効果的アプローチを規制当局に求める]ロシア上院関連委員会は、投資目的漁獲割当にカテゴライズされ、オークションが繰り返されているものの、資源利用契約に至っていない極東海域の深海ガニへの有効なアプローチを検討するように求めた。ロシア極東海域の深海カニのベニズワイガニとトゲズワイガニについては採算性の低さが指摘され、漁獲割当オークションの不成立が続いている。当該漁獲割当は、投資目的漁獲割当第1弾の枠組みにあり、オークションの落札者には全長50m以上のカニ漁船の建造が義務付けされることになっている。現在、上場の設定は、日本海ベニズワイガニとオホーツク海トゲズワイガニの漁獲可能量の50%x2ロットとなっている。以前、継続して上...ロシア上院深海ガニ資源利用への効果的アプローチを規制当局に求める
2025年04月06日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[トランプ2.0急減速が危惧される日本の対米ホタテ輸出]昨年2024年、米国のホタテの輸入量は大幅に増加した。輸入量が米国の生産量(むき身換算)を上回ったのは4年連続となった。米国の自国生産量(むき身換算)は2023年の1万トンから、昨年2024年には6,700トンに減少している。昨年2024年、米国市場へのホタテの総供給量において、記録上初めて、日本からの輸入(殻なし製品5,389トン)が米国国産(輸出を除く)より多くなった。日本が第1位となり、米国、中国、カナダがそれに続いた。米国からのホタテの輸出は、ドル高と生産の減少により国内にとどまる数量が増えたため、低水準にとどまっている。今年2025年の米国の輸入量は、トラン...トランプ2.0急減速が危惧される日本の対米ホタテ輸出北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二
2024年06月26日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[EUのスケトウダラ・フィレの輸入量と価格の推移等(2024年3月)]近年、世界のスケトウダラ生産量は350万トンで、ロシアが180万トン-190万トン、米国が昨年2022年の約3割減を除き150万トンを占めている。スケトウダラ生産において、ロシアは洋上でH&G(ドレス)を生産し中国へ輸出、中国が陸上でフィレ加工してEUへ再輸出、米国は日本へすり身として輸出することを、それぞれ仕向けの主流としてきたものの、ロシアについては、新型コロナウイルス(CV19)拡散防止対策による中国の冷凍水産物輸入制限により、当該貿易が鈍化、2021年初めから韓国でのコンテナ積み替え経由等、仕向けの構造が大きな変化を示したが、ポストCV19となった2023年現在、...EUのスケトウダラ・フィレの輸入量と価格の推移等(2024年3月)リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月26日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[日本で資源管理の“優等生”と評されるノルウエー漁業“サバの強奪国”として批判を浴びている事実]日本の一部の識者とされるグループにおいて、資源管理の優等生と評されるノルウエー漁業が、“サバの強奪国”として批判を浴びている事実が存在している。ノルウエー政府は2024年6月17日、英国、フェロー諸島とともにNEAFC海域のサバの向う3年間有効とする漁業協定に合意したと発表した。TAC設定(2024年漁期沿岸国73万9,386トン)に対する国別割当は、ノルウエー31%(22万9,210トン)、英国27.48%(20万3,211トン)、そしてフェロー諸島が13.35%(9万8,708トン)としている。この行動にアイスランドやアイル...日本で資源管理の“優等生”と評されるノルウエー漁業“サバの強奪国”として批判を浴びている事実北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二
2024年06月25日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[2024年漁期北海道と隣接ロシア・サハリン州のシロザケ来遊予想(漁獲勧告比較)]近年、北海道に隣接するサハリン州では太平洋サケマス増殖事業において10億尾内外の稚魚放流を実施しており、一昨年2022年、初めてシロザケのみで10億粒を超える採卵が行われ、その内容を問わなければ、数量的に、双方は、ほぼ、同等の増殖事業を展開していることになる。一般社団法人北洋開発協会(北海道機船漁業協同組合連合会内担当原口聖二)は、2021年漁期から、シロザケの生産において増殖事業に依存度が高い北海道とサハリン州の各沿岸の当該資源漁獲量等をモニターし、双方の事業効率の比較などを行っている。今年2024年、秋サケ操業漁期前、ロシア科学研究機関に...2024年漁期北海道と隣接ロシア・サハリン州のシロザケ来遊予想(漁獲勧告比較)
2024年06月25日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[プーチン水産物為替レート連動輸出関税引き下げ国内市場への供給貢献とのリンケージ案等提出指示]ロシア大統領プーチンは、2024年6月24日、ロシア産業企業家同盟(РСПП:日本の経団連に相当)との会合で、政府に対し、業界が求めている水産物為替レート連動輸出関税引き下げについて、国内市場への製品供給貢献を条件とする案を同年8月1日までに提出することを指示すると表明した。ロシア大統領プーチンは、2024年4月末、ロシア産業企業家同盟との会合において、全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ(ВАРПЭ)会長ズベレフが、スケトウダラ、マダラ、そしてカニ製品の輸出関税の撤廃を求めたことに対し、これを支持して、関係省庁に検討を指示すると発言した経緯があ...プーチン水産物為替レート連動輸出関税引き下げ国内市場への供給貢献とのリンケージ案等提出指示リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月24日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア業界来年2025年スケトウダラTAC設定需給バランス考慮科学的勧告より少ない数量を求める]ロシア漁業庁長官シェスタコフは、来年2025年のスケトウダラのTAC設定について、その需給バランスを考慮し、ロシア業界が科学的勧告よりも少ない数量を求めていることを明らかにした。主な対象はベーリング海域の設定と指摘されている。今年2024年3月、ロシア科学研究機関は来年2025年の極東海域におけるスケトウダラのTAC設定について、前年となる今年2024年より12%増の255万4,300トンを勧告した。スケトウダラ漁業者協会、漁船船主協会、そして全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペは、パンデミック後の輸出の再構築と、非友好国による制裁の発動によ...ロシア業界来年2025年スケトウダラTAC設定需給バランス考慮科学的勧告より少ない数量を求めるリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月24日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁業南極オキアミ復活操業第1航海を完了]長い休止期間を経て、ロシア漁業が南極オキアミ操業を再開、“復活の日”を迎え、今年2024年3月6日-5月22日、BMRTタイプ漁船“コマンドル”(БМРТ“Командор”)が着業、同年6月3日、第1航海を完了した。当該期間、CCAMLR(南極海洋生物資源の保存に関する委員会)海域操業船は、“コマンドル”を含め11隻だった。“コマンドル”はサウス・オークニー諸島AchA(АчА)海域を主漁場として利用した。この海域のオキアミのTACは約560万トンで、これに対し、年間の漁獲量は8%未満となっている。“コマンドル”には科学的支援や製品加工技術の研究を任務として、全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ大西洋支部ア...ロシア漁業南極オキアミ復活操業第1航海を完了“復活の日”北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月22日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[2024年北海道隣接サハリン州太平洋サケマス人工孵化稚魚放流概況(6月17日)]ロシア漁業庁サハリン・クリール地域管理局は、今年2024年の北海道隣接サハリン州太平洋サケマス人工孵化稚魚放流の概況を発表した。今年2024年、サハリン州では、78施設が太平洋サケマス稚魚放流事業を展開している。稚魚放流は、同年5月20日から開始され、6月18日までにシロザケ7億1,141万3,769尾、カラフトマス1億2,421万5,882尾、計8億3,562万9,651尾が放流された。増殖事業(河川)放流実績対計画比、放流養殖事業(内水面)等は別表のとおりとなっている。なお、当該放流は同年7月末まで継続される予定となっている。2024年北...2024年北海道隣接サハリン州太平洋サケマス人工孵化稚魚放流実績(6月17日)
2024年06月21日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア国内のスケトウダラH&G卸売価格推移(2024年6月6日)]100ルーブル/kgへ一気に上昇2024年6月6日H&G(25cmアップ)卸売価格(ウラヂオストク倉庫前)100ルーブル/kgへ一気に上昇近年、世界のスケトウダラ生産量は350万トンで、ロシアが180万トン-190万トン、米国が昨年2022年の約3割減を除き150万トンを占めている。スケトウダラ生産において、ロシアは洋上でH&G(ドレス)を生産し中国へ輸出、中国が陸上でフィレ加工してEUへ再輸出、米国は日本へすり身として輸出することを、それぞれ仕向けの主流としてきたものの、ロシアについては、新型コロナウイルス(CV19)拡散防止対策による中国の冷凍水産物輸入制限により、当該...ロシア国内のスケトウダラH&G卸売価格推移(2024年6月6日)100ルーブル/kgへ一気に上昇リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月21日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア農業大臣遠方漁場操業対象燃料費補助復活案作成を指示]ロシア農業大臣アクサナ・ルートは、ロシア漁業庁に対し、遠方漁場操業対象燃料費補助の復活案作成を指示した。ロシア内閣は、今年2024年2月、公海、外国水域等、遠方漁場で操業を行うことを条件とした燃料費の補助金支払いに関する命令を無効とする決議を行った経緯がある。対象となっていた補助金は、2021年夏に決定された漁業支援策で、公海、外国水域等、遠方漁場で操業を行うことを条件に燃料費の30%を補償することを規定した命令に基づくもので、補助金の10倍金額相当の製品を国内市場と海外市場へ供給することが義務付けされていた。一方、既に、この補助金の支払いは2022年に停止され、2023年8月には打ち切り...ロシア農業大臣遠方漁場操業対象燃料費補助復活案作成を指示北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
ノルウエー漁業協会ズワイガニ許可更新に懸念表明日刊みなと新聞
2024年06月18日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ノルウエー来年2025年1月1日ズワイガニ漁業許可一斉更新参加制限陸上産業供給漁獲割当導入]ノルウエー貿易産業水産省は来年2025年1月1日、ズワイガニ漁業許可の一斉更新を行い、参加条件を変更すると、2024年5月下旬に発表した。既存のすべての許可の取り消しとなり、新たな条件に基づく許可申請が必要となる。ノルウエー漁業海洋大臣マリアンヌ・シベルトセン・ネスは、ズワイガニ漁業の収益性確保のため、より厳格な参加制限が必要だと指摘、着業者が少なければ、漁業効率が高まると言及した。来年2025年から、ズワイガニのTACの10%が活製品出荷のために確保されることも決定された。これは、新たにズワイガニ操業許可を取得した漁船が、陸上産業との協定締結を条件に漁獲...ノルウエー来年2025年1月1日ズワイガニ漁業許可一斉更新参加制限陸上産業供給漁獲割当導入北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月16日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[ポスト英国EU離脱アイルランド漁業・水産加工業5団体団結してEU改革を求める]アイルランドの漁業・水産加工業5団体の代表者がダブリンに集まり、団結して英国離脱後のEU改革を求めるための初の作業会合を行った。キリーベグズ・漁業者機構(KillybegsFisherman’sOrganisation:KFO)、アイルランド漁業生産者機構(IrishFishProducersOrganisation:IFPO)、アイルランド南部・西部漁業生産者機構(IrishSouth&WestFishProducersOrganisation:IS&WPO、アイルランド南部・東部漁業生産者機構(IrishSouth&EastFishProd...ポスト英国EU離脱アイルランド漁業・水産加工業5団体団結してEU改革を求める
2024年06月16日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア科学研究機関国後島沿岸水棲生物資源調査]全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ・サハリン支部サフニロは、2024年5月-6月、国後島沿岸で小型定置網を利用し、水棲生物資源調査を実施した。漁獲物の情報収集作業は、水産加工場”ユジノクリリスキー・ルイブコンビナート”(Южно-Курильскийрыбокомбинат)で行われた。2,605個体のサンプルが収集され、漁獲物の構成ではコマイが60%を占め最大となった。各漁獲物のサイズ構成は長期的な平均値であり、急激な変化は観察されず、調査地域の資源の安定した状態が示されている。ロシア科学研究機関国後島沿岸水棲生物資源調査漁獲物コマイが支配的
2024年06月16日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[#83洋上風力発電と漁業海外の経験米国トランプは洋上風力を軽蔑している鳥とクジラを殺す]日本での先行する欧米の洋上風力発電の漁業分野との共栄、相乗効果等の成功体験は、ほとんどが開発事業者による切り抜き発信で、実際に漁業分野の情報にアクセスしていくと様々な問題が報告されている。世界中の漁業者は共通に、洋上風力発電プロジェクトについて、自らが知らない間に選定地が決まって唐突に説明会が始まり、漁業当局に十分なヒアリングを行うことなく、他の部局が主導する地方自治体の前傾姿勢による拙速な取り組みが行われ、事業開発者から漁業分野の科学的知見を理解しようとしない姿勢を感じていると指摘している。一方、新型コロナウイルスのパンデミックを発...#83洋上風力発電と漁業海外の経験米国トランプは洋上風力を軽蔑している鳥とクジラを殺す
2024年06月14日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシアカニ大手“アンテイ”アリババ・グループのリテイル売場フェースを確保カナダ産上回る評価]ロシアのカニ大手グループ“アンテイ”(Антей)は、中国アリババ・グループのリテイル“HemaFresh”(盒馬鮮生)の売場フェースを確保した。製品は自社ブランドの冷凍ズワイガニ(オピリオ)で、中国リテイルへの参入は初めてとなる。2024年5月、最初のロットが上海、深圳、広州の“HemaFresh”のフェースに並んだ。“HemaFresh”は中国全土に350以上の店舗を展開しており、将来的には当該3地域以外にも“アンテイ”の製品が供給される予定となっている。“アンテイ”代表イワン・ノビコフは、“HemaFresh”へのプレゼンテーションにおいて、自社ロシ...ロシアカニ大手“アンテイ”アリババ・グループのリテイル売場フェースを確保カナダ産上回る評価
2024年06月13日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシアスケトウダラ業界中国HoReCa市場の白身魚需要により供給の安定化を展望]ロシアのスケトウダラ業界は、中国向け製品について、これまでのEU等向け再輸出用加工原料の供給ばかりでなく、同国HoReCa市場の白身魚需要による供給の安定化を展望している。中国の白身魚加工業者や世界中のパンガシウスやその他の安価な魚の供給業者は、ケータリング施設や電子商取引サービスを含め、中国HoReCa市場の拡大で白身魚製品の需要が増加していると認識している。中国の外食業界は、大衆的な魚料理レストランの人気が高まっており、海鮮料理を提供する外食チェーンの展開が活発になっていると評価している。中国は世界最大の水産物消費国であり、ロシアの水産物輸出の最も重要な目...ロシアスケトウダラ業界中国HoReCa市場の白身魚需要により供給の安定化を展望
2024年06月10日ユーザー各位拝啓時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。さて、ロシア大統領プーチンは、2024年5月7日、“2030年までと2036年までの国家発展目標”を概説して、漁業分野の課題設定を行い、これに基づきロシア政府が、同年9月1日までに既存の国家プロジェクトを調整し、新しいプロジェクトを開発すること、また、当該発展目標を達成するための戦略的統一計画を策定、大統領傘下評議会に提出することを求めました。さらに、漁業分野の輸出機会と経済的利益を発展させるには、数量を増やして新たな市場を開拓するだけでなく、引き続き付加価値の高い製品の供給を増加させる必要があることを指摘しました。今月号においては、これらのロシア漁業の政策の動向に関する直...ロシア漁業ニュースヘッドライン2024年06月http://kisenren.com
2024年06月10日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア中国を漁業分野における真の戦略的パートナーと評価する]ロシア漁業庁副長官ソコロフは、先にサンクトペテルブルグで開催されたロシア国際経済フォーラムにおいて、中国が漁業分野における真の戦略的パートナーだと語った。現在、ロシア産水産物の輸出において中国向けが50%以上を占め、昨年2023年は約130万トン、約30億ドル相当に達し、数量ベースで前年2022年を33%上回った。ロシアと中国の漁業協力は貿易以外でも発展している。南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)やWTOなどの国際機関レヴェルでも共通の取り組みが行われている。ソコロフは、特に商業養殖の分野における国家間の協力に大きな展望があることを指摘した。ロシアでは、この養殖漁業が...ロシア中国を漁業分野における真の戦略的パートナーと評価する北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月10日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁業庁長官中国向けカニ製品等輸出伸張を報告]ロシア漁業庁長官シェスタコフは、今年2024年1月-5月、同庁沿海地方管理局の輸出証明手続きによって中国に対し1万4,031トンのカニ製品が供給され、前年2023年同期を10.2%上回ったと発表した。先にサンクトペテルブルグで開催されたロシア国際経済フォーラムにおいてシェスタコフは、中国への水産物輸出の伸張を報告した。現在、ロシア産水産物の輸出において中国向けが50%以上を占め、昨年2023年は約130万トン、約30億ドル相当に達し、数量ベースで前年2022年を33%上回った。制裁措置による米国市場の封鎖により、カニについては北部地方(バレンツ海)からの中国市場向けボイル製品の商流・物流が構築され...ロシア漁業庁長官中国向けカニ製品等輸出伸張を報告北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月09日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[ロシア政府一部紛争地帯アゾフ・黒海地域の漁業支援10億ルーブルを用意]ロシア首相ミシュスチンは、2024年6月5日、政府として、紛争地帯が含まれるアゾフ・黒海地域、クリミア、ヘルソン、ザポリージャ、ドネツク、ロストフ、そしてクラスノダールの漁業分野に3年間で最大10億ルーブルの支援を用意すると発表した。当該支援により、漁業会社は、従業員への給与支払、年金、医療、社会保険料の費用の一部負担が軽減されることになる。補償額は過去3年間の漁業・海面養殖の年間平均生産額の20%相当で、一方で漁業会社は前年比少なくとも80%の従業員雇用を維持することが条件となる。ロシア政府一部紛争地帯アゾフ・黒海地域の漁業支援10億ルーブルを用意