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2012/12/31

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  • 砂漠の足、パジェロ

    昨日、バジェロ製造の坂祝町の工場閉鎖というニュースが入った。パジェロは活動にはなくてはならない足で、砂漠では大活躍している。ここで作られたパジェロは、ゴビ砂漠の道なき道の村々を長い時では1日700kmあまり走り、すでに32万kmあまり走ったが、おかげさまでまだまだ現役で活躍している。昨年末に発生したコロナの影響は色々な方面に出ていたが、まさかこのような部分にまで及ぶとは思わなかった。コロナは経済の回転まで止めてしまった。今後は、このコロナ禍を一日でも早く収束させて、次へのステップに繋げなければならない。この車は世界中で活躍しています。ありがとうパジェロ。砂漠の足、パジェロ

  • 彼らの宝物ナイフ

    モンゴル族やウイグル、カザフなどの遊牧民族の男子はいつもナイフを腰に身につけている。柄が単なる木だけでなく牛骨や貝が埋め込まれていたり、先が捌くために曲がっていたりする。工芸用には色々な絵柄が入っていたりして、それなりにマニアもいると思われるが、とても美しいナイフが多い。彼ら成人男子はナイフを器用に扱えることが何よりも重要であり、羊や山羊を器用にさばく。その他、日常でのハサミのような感覚で、袋を切るときもナイフ、車を修理したり、ネジを締めるときもナイフ、木を切るときもナイフだ。それさえできれば生きていくことができるからである。ある日、「お前もさばいてみろ」と言われた。「いや、そういうことが苦手で」と逃げようとしたが、その日は許してくれなかった。その後もエミューを肉にするときにもやらなければいけないことがある。ウ...彼らの宝物ナイフ

  • ふとした記憶

    今回は記憶についての話。阿拉善とは関係ないのだが、先日、北海道より夕張メロンを頂いた。普段、食べられないメロンに大喜び。その前の週にウズベキスタンや内モンゴルの甘いメロンの話をしていたのでさらにびっくり。そのメロンを食べていた時に、不思議な体験をした。ワニ亀を池から捕獲する録画番組が流れていた。そのワニ亀の凶暴な顔を見た時に、なぜか昔の記憶が蘇って来た。夜にラーメン屋に連れて行ってもらって入った記憶だった。古い亀のラーメン屋の看板と赤いのれんの古い店。夕張とは関係ないのだけれど、なんだか、そのあたりの記憶、急に何十年も前の夕食の記憶が鮮明に蘇って来たのにも驚いたのだが、とても濃い醤油味のスープと黄色っぽい縮れ麺、看板が古い亀の絵、亀、亀、なんだったかな?しばらく悩んでいて、確か「亀ちゃんラーメン」という名前だっ...ふとした記憶

  • 北は干ばつ、南は洪水

    ここ数日、三峡ダムや洪水が取り上げられている。三峡ダムの完成前に一度行ったことがあるのだが、ものすごい規模に圧倒されたことを思い出す。ただ、反対もあった三峡ダムよりも優先して南水北調プロジェクトの方を優先して欲しかったと今となって思う。内モンゴルの阿拉善の方もさぞかし雨が多いかと思いきや、今年は雨が少なく干ばつになりそうな天気が続いており、阿拉善北部はまだ2回ほどしか雨が降っていない。洪水の水の一部でも北に持ってきて貰えるとうれしいのだが、なかなか自然は思うようにはいかない。自然を破壊すれば、それだけの報いが返って来るのが自然で、この自然もこれまでの忍耐が切れてバランスを欠いてきているが、人も同じ。急激な変化や差が問題になるのであって、皆がバランスよくなってこれば、こうした災いにも耐えることができる。コロナ禍も...北は干ばつ、南は洪水

  • 化粧品にもなるかも(シアノバクテリア)

    砂漠には色々な植物が多いが、今回はシアノバクテリア(Nostoc)について。このシアノバクテリアにて砂漠化を防ごうという試みを行なっているが、乾燥地の大地も干上がっている中で、唯一、おかしなことに一面緑になっている場所がある。ここの土壌表面には、実は目に見える唯一のシアノバクテリアNostocが生えている。現地では髪菜ともいわれ、日本ではスイゼンジノリ(川苔)という名前の方が知っている人が多いかもしれない。これらが実は砂漠の表面に縦横にへばりついて育っているからこそ、雨が降った時に雨を捕まえて保水し、まるでキクラゲのように膨らみ、水を保水するだけでなく、黄砂を防ぎ土壌へ窒素を供給している。また、多糖類によってpHを下げる働きもあり、塩類集積をも防いでいる。実はこうした目に見えない大地の保護神であるために、自分で...化粧品にもなるかも(シアノバクテリア)

  • アフターコロナ2

    ここで2へと話題を変えた訳は、ここからが本題だからです。このコロナで一番見えて来たこと。それは私もやってみて痛感したことなのだが、「教育が変わる」ということだ。これまで、当たり前にあった社会が急転換する一番の変化は、実は一番変化の遅かった教育が変わるチャンスがやって来たということになる。なぜ、こう感じるかといえば、このコロナで自宅が教室になったからです。「あれっ、できる」と感じたことが一つ。そして世界は争いつつも、その反動がやって来そうな気がします。休日でも海外から日本語の勉強をしにチャットが開かれる。逆に考えると、学校教育もコロナで休みになり、急遽リモートになり、ここから先は。。。というと、学校の環境も。。。究極にはどこでもいいのではないかということです。例えば、世界中に協定校があっても、これまでは名前だけだ...アフターコロナ2

  • アフターコロナ1

    7月に入った。今年の半年はコロナ渦でここまで進むとは誰もが考えていなかった。ここ半年の急速な社会や事業の変化、これまで通勤が当たり前だったのが、リモートワークやリモート学習へと急速にシフトが進み、人と会うビジネスから人と会わないビジネスへとビジネスのやり方も大きく変わって来ている。内モンゴルのセンターもリモートでの仕事を余儀なくされ、ウェイチャットでの連絡がこれまで以上に主となった。スタッフもコンピューターをあまり使わなかったが、この際にコンピュータースキルを上げるよう指示した。実際にネットで顔を見ながらのやり取りでは不足な部分が大きいが、それでもできることに驚いている。問題は輸送や銀行送金などの部分、EMSはまだ難しいが、小さな会社がこの業務を受けて週に2便ほどであるが、物流も再開して来た。銀行決済の部分では...アフターコロナ1

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