レジェンド&バタフライ ~信長の描写と新しい解釈~
先日に劇場公開が始まった「レジェンド&バタフライ」を鑑賞してひとこと。木村拓哉さんことキムタクの主演映画で、歴史フェチとしては合戦シーンが本能寺の変しかなかったことが不完全燃焼に感じた。この映画を今までのように歴史に基づいて鑑賞をするのか?はたまたラブロマンスのフィクションとして鑑賞するのかが大きなポイントで、斎藤工さんの家康特殊メイクも見どころだろう。(笑)斎藤道三家から輿入れした濃姫こと「帰蝶さん」が、体質を弱く表現して病死させているのは、側室の吉乃(きつの)さんの病死した史実と混同しているかのように見えた。帰蝶さんの実家である稲葉山城(のちの岐阜城)陥落時を境に、信長公記から帰蝶さんの消息が消えたのは、当時の常識から考えて、目的が得られたから離縁したと考えるのが史実に基ずく推測だろう。▲当時の本膳料...レジェンド&バタフライ~信長の描写と新しい解釈~
2023/01/31 14:25