この本を書かれた西岡常一氏は、薬師寺宮大工棟梁で、「木」そして「薬師寺」に対する氏の熱い思いの詰まった一冊です。 文中、「鉄を生産した、石油を生産したいうても、あれは地球の中から出しただけですがな。ですけど農山林資源はほんとうに作り出すんや、太陽の光合
政治・経済・古言・映画・音楽・貧乏グルメ・日頃の鬱憤まで、浅学菲才のジジイの言いたい放題ブログ!
浅学菲才も顧みず勝手気儘のジジイ放談。妄論暴論お構いなしに、気の向く儘、思いつく儘の言いたい放題。ご異論もありましょうがご笑覧願いたく。皆様から是非ぜひご意見、ご教示をいただきたいと思います。
この本を書かれた西岡常一氏は、薬師寺宮大工棟梁で、「木」そして「薬師寺」に対する氏の熱い思いの詰まった一冊です。 文中、「鉄を生産した、石油を生産したいうても、あれは地球の中から出しただけですがな。ですけど農山林資源はほんとうに作り出すんや、太陽の光合
東野圭吾氏の著作は、「容疑者Xの献身」に始まり、ほとんど読んだと思うのだけど、この「真夏の方程式」は心に残る一冊です。 推理小説として面白いことはさることながら、「科学技術」に対する氏の考え方に非常に共感しています。 作中、海底金属鉱物資源機構DESME
かれこれ四十年前、私が若造していたころの話であるが、長崎の江山楼に連れられて行ったことがある。 研修旅行のカメラマンをしていた時の話で、講師が海軍OB氏だったのだけど、長崎で海軍兵学校時代の仲間が集まると言う。で、「君も暇だろうから、長崎では何処かに連れ
これまた三つ子の魂のクチであるが、見かけるとつい買いたくなるのが、麩菓子(写真は、鍵屋製菓の麩菓子。これが美味い…)である。 かれこれ40年以上も前のこと、それこそ三丁目の夕日'64の世界そのものの時代、駄菓子屋には必ず麩菓子があった。昨今は写真のようにこげ
小田急線藤沢本町駅徒歩1分ばかりの、実に目立たない場所に「蕎麦ひら井」はある。 もう何年前になるだろうか、このお店が開店したばかりの頃に立ち寄ったのだけど、実に蕎麦がいい。 世に蕎麦屋は数多あれど「旨い蕎麦屋」に出会うことは極めて稀である。この「ひら井」
パラグアイ共和国といっても、多くの方には馴染みがないと思いますが、南米大陸の中央部に位置する、日本より少々大きな(面積が)国。昭和11年から日本人移住が開始され、現在約1万人の日系人が活躍しています。※人口は約700万人、牛1500万頭!私は青年海外協力隊昭和62年2
「遠藤周作」といっても、今の若い方々にはピンと来ないかもしれないが、我らの如きヂヂイにとっては「狐狸庵先生」シリーズでお馴染みの作家です。一時期(大昔、そうね40年ぐらい前)、ネスカフェ・ゴールドブレンドのCMに出ていらして、「違いの分かる男」って。 狐狸庵
さだまさしさんは、元々グレープというデュオ(さだまさし、吉田正美)でデビューして、あの「精霊流し」が大ヒット。 しかしアルバム「三年坂」を最後にグレープは解散、さださんはソロに転向してしまいます。 グレープ時代というのはわずかな期間ですが、若々しいさだ
Part 1,2と二部構成で、2008年と2009年に公開された映画「レッドクリフ」。 私、実は最初「これって何の話?」と思ったのだけど、三国志の赤壁の戦いのことなのね。「レッドクリフ」なんていうから分からないんで、最初から「赤壁の戦い」と言ってくれればいいのに…。
JR東海道線藤沢駅のJR改札階段下に、大船軒という立喰い蕎麦屋がある。 昨今JR各駅では、立ち食い蕎麦屋の入れ替わりが進みつつあり、「あじさい」などのJR系列店が、ローカル蕎麦屋を駆逐しつつあるという、実に悲しい現実がある。 そんな中、なぜかこの階段下には大船
原作は言わずと知れた「さだまさし」。2007年に松嶋菜々子、宮本信子、大沢たかおさんの出演で映画化されましたねぇ。 松嶋菜々子さんが可愛らしいのはさておいて、何といっても宮本信子さん演ずる「神田のお龍」がいいねぇ。宮本信子さんって、マルサの女とかのイメージ
今を去ること35年前、ジジイが厚顔の(?)美少年をしていた頃、さだまさしのファンであった。この一点を以てしても、私が如何に真面目な、純粋な、無垢な、青少年であったが想像できると思う。そして同時に、歳月は如何に人間を変えるか、ということを如実に示している。
この本を読んだのは私が高校生の時(1970年代後半)だった。何を隠そう隠れ「さだまさし」ファンでった私、著者宮崎康平氏はさだまさしさんの師匠ともいうべきお人。そんなことでこの本に出合った。(さだまさしの曲で「邪馬臺」は宮崎康平先生を歌ったものです!)一時期邪
私の京都遍歴は、高校時代の修学旅行に始まる(昭和54年かな)。我が母校は埼玉県の某県立高校なのだけど、修学旅行では学校は宿と新幹線しか予約せず、あとは生徒が自分で「歩き回る」というものだった。朝は8時半ごろには宿を追い出され、18時まで帰ってくるな、夕食
昨今はSDGsが大流行。持続可能な発展というのはその通りだと思うのだけど、これが「きれいごと」に思えるのは、私がおかしいのかなぁ…。昨日今日の新聞で「株価が最高値」とか言ってるし、「消費が(不調)」だの「成長が…」と、これはこれで大切なんだけど、どう考えても
現在は2024年、終戦の年昭和20年(1945年)から早79年か…。鈴木貫太郎といってもピンとこない方が大多数だと思うけど、鈴木氏は終戦時(昭和20年)の内閣総理大臣であった人。「ご聖断」といっても、またまた「?」の方が殆どでしょうけど、あの大東亜戦争を
私家版日本語文法/井上ひさし著は、今調べたら1984年(昭和59年)の発行なのね。私は日本語というものに漠然として「もやもや」を感じ続けていたのだけど、この本を読んで腑に落ちた!中学生時代の国語文法の「五段活用」の不思議さ、例えば、「言わない、言います、
「人新世の資本論」は2020年9月、「ゼロからの資本論」は2023年1月の発行なので、少々以前の書籍だけど、この本には学ぶところが多かった。今更マルクスでもないのだろうけど、「資本主義」に対する認識を改めさせられた一冊。昨今、どこぞの総理大臣が「新しい資
昨今「電気自動車」が大流行みたいで、タクシーに乗ると「充電設備、今なら0円!」なんてCMが流れている。で、本日はこの電気自動車について思うところを。①日本中の自動車(乗用車だけでもいい)を電気自動車にしたら… 電気自動車も結構、充電設備作るのも結構、なんだ
ガソリン代が順調に(??)値上がりしている。私は通勤の一部で使用する程度なので、多少値上がりしても打撃は少ないほうだと思うのだけど、それでも、ここまで上がると1回の給油の金額が前と随分違う(!)…。業務で使用したり、日常車が不可欠な人たちの打撃は相当なも
丸太町東大路を少し下ったところに、「聖護院蘭まる」がある。(京大病院の近くですね。)このお店は、大将が釣り人で、その日の釣果によりメニューが変わるというお店で、前々から「一度は…」と思っていたのだけど、コロナで休業、あるいは満席で機会を失しておりました。
京都の四条西洞院をほんの少し下ったところに、HAMBURG LABO がある。7月(令和5年)に京都を訪れた時の宿泊先が、お店の間で、何気なく入ったのだけどこれが大当たり。手で一つ一つ丁寧にこねて、焼いて、ふっくらと焼きあがったハンバーグ!大変美味しかった!細長だけど奥
自由民主党の総裁選挙もいよいよ後半戦。河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏の争いだけど、現況ではどうやら、→党員票では、河野氏優位、岸田氏・高市氏が追撃中→議員票では、岸田氏優位と言うことろのようだけど、果たしてどうなりますことやら…。 コロ
そもそもテレビをあまり見ないものだから、昨今のコロナ騒動も「どうなっとるんじゃ…」と言う感じではあるが、チラチラTVを横目で見ても、どうやらパラリンピックに紛れているようだなぁ。まぁ終わればまたぞろ大騒ぎなのだろうけど。 その(コロナ)騒動も、空しい期
鰻で伊豆栄を書いたのだけど、伊豆栄を言ったら、ここも書かねば片手落ちといいもの。上野駅徒歩3分、丁度伊豆栄の道を挟んだ反対側にあるのが「龜屋一睡亭」。 実にここの鰻も旨い。旨いと言ったら旨い。 鰻→先ずは上野へ行く、ところまではいいのだが、上野駅を降りて
「鰻」はいいもんです。私、育ちが悪いんもんで「ご飯に何かのっかってる」のが好きで、鰻はその筆頭。Facebookなんぞ観てたら、「鰻のたれだけかけたご飯、300円」というのが本当にあるらしく、何やら物悲しいような、寂しいような、何とも言えない複雑な心境になったのだ
釜飯の「月村」は、西木屋町通りを四条から下ったところにある。細い路地にあって、知る人ぞ知るお店である。 小さなお店で、大宴会には向かないし、キャーキャーする向きも似合わない。しっとり飲んで、食べて、という落ち着いて楽しむ向きにはお勧めのお店。釜飯もさる
最近は「孫守り」と口実を設けて、京都を訪れる機会が多いのだけど、最近はコロナの影響もあって、以前のように「人がわんさか…」という状態から一転して「ガラガラ」。40年ぐらい前の京都の平日って、こんな感じだったような気がするのだけど、「わんさか」一転「ガラガ
いってきました!出馬記者会見!(令和3年7月8日、ホテルニューグランド)ホント久しぶりに、少しスリムになった田中康夫さんにお目にかかりました。昨日田中康夫さんの横浜市長選出馬についてはちょろっと書いたのだけど、そのなかで、「田中さんの考え方の基本は、「昨日の
かの「なんとなくクリスタル」の田中康夫大先生が横浜市長選に出馬する、との報道があってビックリしているとこ。暫くお目にかかっていないけど、久方ぶりに田中康夫さんについて。 田中康夫大先生とは、東日本大震災の直後にお互い大いに意気投合した出来事があって、何
いやぁ、緊急事態宣言出ましたねぇ。今、『「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和2年3月28日/令和3年1月7日変更)」新型コロナウイルス感染症対策本部決定』を呼んでるけど、A4で36頁もあって、しかも簡潔に書かれていないので、「何が目的か」がわかりにく
またこの日がやってきた。5年前のこの日も暑い日だったと伝え聞くが、今年も暑い暑い日だった。先の大戦については人それぞれ様々な考え方があるのだろうけど、あの戦争を戦い命を落とした先人たちに心からの敬意を表する。「国のため」「天皇陛下のため」と言えば格好はいい
【コロナ騒動その3】(令和2年8月3日) 何やら「感染者」が大幅に発見されているようで、マスコミ諸氏はどことなく「嬉しそう」「楽しそう」に大騒ぎ。 各都道府県でも独自の緊急事態宣言だの、何だのとこれまた大騒ぎ。 コロナ、コロナと2月以来早6か月。無暗に安心して
コロナの話題(その2)本日(令和2年7月14日)時点のお話だけど、東京では連日200人超の「感染者」が確認され、マスコミ報道を見てると、「すわ、第二派襲来か!!」といった感じだけど、皆さんは如何お感じでしょうか。(そもそも)緊急事態宣言が解除され、人でも通常状態
緊急事態宣言は解除されたとはいえ、まだまだ日本中「コロナ、コロナ」で大騒ぎ。本日はこの「コロナ」について思うところを。報道を見ていても良くわからないことだらけ、どなたかのご教示をいただきたい!!(疑問その1)【本日の感染確認者】毎日毎日飽きもせず「本日の
当初は「インフルエンザの延長みたいなもんだろ?」なんて多寡を括って眺めていた「新型コロナ」。日本国内もさることながら、海外では大変な蔓延ぶりですな。 国内も、外出自粛要請だの何だのと言われだし、マスコミは大騒ぎ。食料品やら何やらは払底してるし、どうなっ
ご紹介する「どんぐりの家」はコミック(漫画)なのだけど、非常に感ずるところの多い、心に残るコミックです。 埼玉県さいたま市を舞台にして、ろうの重複障害抱えた子供を持つ親の話から始まり、ろう学校の教師たちなど、ろうの重複障害の子供を取り巻く人々を多層的に
先に遠藤周作のキリスト教三部作と勝手に私が称している「イエスの生涯」「キリストの誕生」「沈黙」をご紹介したけど、この遠藤周作の著作は、狐狸庵シリーズ(と言っても分かる方は60歳近い方々でしょう)からは想像もつかない、非常にまじめな固い著作です。 私は典型
本を読むことは数少ない私の「趣味」というか「良き習慣」の一つと言えると自負しているのだけど、「新しい作家」にトライすることには大きなエネルギーを要し、新しい作家(今までに読んだことのない作家)の本にその膨大なエネルギーを投じてトライしても、「これぞ!!
パラグアイのベラスケス副大統領が来日されて、日本パラグアイ友好議員連盟の谷公一事務局長(衆議院議員)を表敬訪問(しかも、特別待遇の国会視察付)が実現したことは「その1」のお話。続いての第2幕は…。 やや無理筋気味だった表敬が実現し「やれやれ」と思ったの
大変ご無沙汰のブログなのだけど、個人的には「パラグアイ月間」と化した令和元年10月の、パラグアイ絡みのお話をいくつか。 令和元(2019)年10月、パラグアイ共和国のベラスケス副大統領が、今上陛下の即位礼参列のため来日されていたのだけど、これはまさに
平成30年12月2日、日本国総理大臣としては初めて、安倍晋三内閣総理大臣がパラグアイ共和国を訪問されました。 パラグアイ共和国はちょうど地球の反対側、南米大陸の中央部に位置し、地図で見ると小さな国のように見えますが、国土面積は日本の約1.1倍、人口700万人余りの
憲法改正に関する浅学菲才ジジイの憤懣「その2」は軍隊について。【2】第9条をどうするつもりなのか、保守よ、堂々と主張せよ。 自民党の改憲案というものがあるらしいし、特に憲法第9条については全国民の関心の集まるところで、幾たびか説明がなされているようだ。で、何
憲法改正論議が盛んで、総選挙の争点になるのでは、との観測もあるようだが、今日はこのお話を。まず私の立場を説明するけど、私個人としては「憲法は改正されるべき」と思っているし、国軍を保有することにも否定的ではない。 というと、何となく「保守的な」→「自民党
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この本を書かれた西岡常一氏は、薬師寺宮大工棟梁で、「木」そして「薬師寺」に対する氏の熱い思いの詰まった一冊です。 文中、「鉄を生産した、石油を生産したいうても、あれは地球の中から出しただけですがな。ですけど農山林資源はほんとうに作り出すんや、太陽の光合
東野圭吾氏の著作は、「容疑者Xの献身」に始まり、ほとんど読んだと思うのだけど、この「真夏の方程式」は心に残る一冊です。 推理小説として面白いことはさることながら、「科学技術」に対する氏の考え方に非常に共感しています。 作中、海底金属鉱物資源機構DESME
かれこれ四十年前、私が若造していたころの話であるが、長崎の江山楼に連れられて行ったことがある。 研修旅行のカメラマンをしていた時の話で、講師が海軍OB氏だったのだけど、長崎で海軍兵学校時代の仲間が集まると言う。で、「君も暇だろうから、長崎では何処かに連れ
これまた三つ子の魂のクチであるが、見かけるとつい買いたくなるのが、麩菓子(写真は、鍵屋製菓の麩菓子。これが美味い…)である。 かれこれ40年以上も前のこと、それこそ三丁目の夕日'64の世界そのものの時代、駄菓子屋には必ず麩菓子があった。昨今は写真のようにこげ
小田急線藤沢本町駅徒歩1分ばかりの、実に目立たない場所に「蕎麦ひら井」はある。 もう何年前になるだろうか、このお店が開店したばかりの頃に立ち寄ったのだけど、実に蕎麦がいい。 世に蕎麦屋は数多あれど「旨い蕎麦屋」に出会うことは極めて稀である。この「ひら井」
パラグアイ共和国といっても、多くの方には馴染みがないと思いますが、南米大陸の中央部に位置する、日本より少々大きな(面積が)国。昭和11年から日本人移住が開始され、現在約1万人の日系人が活躍しています。※人口は約700万人、牛1500万頭!私は青年海外協力隊昭和62年2
「遠藤周作」といっても、今の若い方々にはピンと来ないかもしれないが、我らの如きヂヂイにとっては「狐狸庵先生」シリーズでお馴染みの作家です。一時期(大昔、そうね40年ぐらい前)、ネスカフェ・ゴールドブレンドのCMに出ていらして、「違いの分かる男」って。 狐狸庵
さだまさしさんは、元々グレープというデュオ(さだまさし、吉田正美)でデビューして、あの「精霊流し」が大ヒット。 しかしアルバム「三年坂」を最後にグレープは解散、さださんはソロに転向してしまいます。 グレープ時代というのはわずかな期間ですが、若々しいさだ
Part 1,2と二部構成で、2008年と2009年に公開された映画「レッドクリフ」。 私、実は最初「これって何の話?」と思ったのだけど、三国志の赤壁の戦いのことなのね。「レッドクリフ」なんていうから分からないんで、最初から「赤壁の戦い」と言ってくれればいいのに…。
JR東海道線藤沢駅のJR改札階段下に、大船軒という立喰い蕎麦屋がある。 昨今JR各駅では、立ち食い蕎麦屋の入れ替わりが進みつつあり、「あじさい」などのJR系列店が、ローカル蕎麦屋を駆逐しつつあるという、実に悲しい現実がある。 そんな中、なぜかこの階段下には大船
原作は言わずと知れた「さだまさし」。2007年に松嶋菜々子、宮本信子、大沢たかおさんの出演で映画化されましたねぇ。 松嶋菜々子さんが可愛らしいのはさておいて、何といっても宮本信子さん演ずる「神田のお龍」がいいねぇ。宮本信子さんって、マルサの女とかのイメージ
今を去ること35年前、ジジイが厚顔の(?)美少年をしていた頃、さだまさしのファンであった。この一点を以てしても、私が如何に真面目な、純粋な、無垢な、青少年であったが想像できると思う。そして同時に、歳月は如何に人間を変えるか、ということを如実に示している。
この本を読んだのは私が高校生の時(1970年代後半)だった。何を隠そう隠れ「さだまさし」ファンでった私、著者宮崎康平氏はさだまさしさんの師匠ともいうべきお人。そんなことでこの本に出合った。(さだまさしの曲で「邪馬臺」は宮崎康平先生を歌ったものです!)一時期邪
私の京都遍歴は、高校時代の修学旅行に始まる(昭和54年かな)。我が母校は埼玉県の某県立高校なのだけど、修学旅行では学校は宿と新幹線しか予約せず、あとは生徒が自分で「歩き回る」というものだった。朝は8時半ごろには宿を追い出され、18時まで帰ってくるな、夕食
昨今はSDGsが大流行。持続可能な発展というのはその通りだと思うのだけど、これが「きれいごと」に思えるのは、私がおかしいのかなぁ…。昨日今日の新聞で「株価が最高値」とか言ってるし、「消費が(不調)」だの「成長が…」と、これはこれで大切なんだけど、どう考えても
現在は2024年、終戦の年昭和20年(1945年)から早79年か…。鈴木貫太郎といってもピンとこない方が大多数だと思うけど、鈴木氏は終戦時(昭和20年)の内閣総理大臣であった人。「ご聖断」といっても、またまた「?」の方が殆どでしょうけど、あの大東亜戦争を
私家版日本語文法/井上ひさし著は、今調べたら1984年(昭和59年)の発行なのね。私は日本語というものに漠然として「もやもや」を感じ続けていたのだけど、この本を読んで腑に落ちた!中学生時代の国語文法の「五段活用」の不思議さ、例えば、「言わない、言います、
「人新世の資本論」は2020年9月、「ゼロからの資本論」は2023年1月の発行なので、少々以前の書籍だけど、この本には学ぶところが多かった。今更マルクスでもないのだろうけど、「資本主義」に対する認識を改めさせられた一冊。昨今、どこぞの総理大臣が「新しい資
昨今「電気自動車」が大流行みたいで、タクシーに乗ると「充電設備、今なら0円!」なんてCMが流れている。で、本日はこの電気自動車について思うところを。①日本中の自動車(乗用車だけでもいい)を電気自動車にしたら… 電気自動車も結構、充電設備作るのも結構、なんだ
ガソリン代が順調に(??)値上がりしている。私は通勤の一部で使用する程度なので、多少値上がりしても打撃は少ないほうだと思うのだけど、それでも、ここまで上がると1回の給油の金額が前と随分違う(!)…。業務で使用したり、日常車が不可欠な人たちの打撃は相当なも
この本を書かれた西岡常一氏は、薬師寺宮大工棟梁で、「木」そして「薬師寺」に対する氏の熱い思いの詰まった一冊です。 文中、「鉄を生産した、石油を生産したいうても、あれは地球の中から出しただけですがな。ですけど農山林資源はほんとうに作り出すんや、太陽の光合
東野圭吾氏の著作は、「容疑者Xの献身」に始まり、ほとんど読んだと思うのだけど、この「真夏の方程式」は心に残る一冊です。 推理小説として面白いことはさることながら、「科学技術」に対する氏の考え方に非常に共感しています。 作中、海底金属鉱物資源機構DESME
かれこれ四十年前、私が若造していたころの話であるが、長崎の江山楼に連れられて行ったことがある。 研修旅行のカメラマンをしていた時の話で、講師が海軍OB氏だったのだけど、長崎で海軍兵学校時代の仲間が集まると言う。で、「君も暇だろうから、長崎では何処かに連れ
これまた三つ子の魂のクチであるが、見かけるとつい買いたくなるのが、麩菓子(写真は、鍵屋製菓の麩菓子。これが美味い…)である。 かれこれ40年以上も前のこと、それこそ三丁目の夕日'64の世界そのものの時代、駄菓子屋には必ず麩菓子があった。昨今は写真のようにこげ
小田急線藤沢本町駅徒歩1分ばかりの、実に目立たない場所に「蕎麦ひら井」はある。 もう何年前になるだろうか、このお店が開店したばかりの頃に立ち寄ったのだけど、実に蕎麦がいい。 世に蕎麦屋は数多あれど「旨い蕎麦屋」に出会うことは極めて稀である。この「ひら井」
パラグアイ共和国といっても、多くの方には馴染みがないと思いますが、南米大陸の中央部に位置する、日本より少々大きな(面積が)国。昭和11年から日本人移住が開始され、現在約1万人の日系人が活躍しています。※人口は約700万人、牛1500万頭!私は青年海外協力隊昭和62年2
「遠藤周作」といっても、今の若い方々にはピンと来ないかもしれないが、我らの如きヂヂイにとっては「狐狸庵先生」シリーズでお馴染みの作家です。一時期(大昔、そうね40年ぐらい前)、ネスカフェ・ゴールドブレンドのCMに出ていらして、「違いの分かる男」って。 狐狸庵
さだまさしさんは、元々グレープというデュオ(さだまさし、吉田正美)でデビューして、あの「精霊流し」が大ヒット。 しかしアルバム「三年坂」を最後にグレープは解散、さださんはソロに転向してしまいます。 グレープ時代というのはわずかな期間ですが、若々しいさだ
Part 1,2と二部構成で、2008年と2009年に公開された映画「レッドクリフ」。 私、実は最初「これって何の話?」と思ったのだけど、三国志の赤壁の戦いのことなのね。「レッドクリフ」なんていうから分からないんで、最初から「赤壁の戦い」と言ってくれればいいのに…。
JR東海道線藤沢駅のJR改札階段下に、大船軒という立喰い蕎麦屋がある。 昨今JR各駅では、立ち食い蕎麦屋の入れ替わりが進みつつあり、「あじさい」などのJR系列店が、ローカル蕎麦屋を駆逐しつつあるという、実に悲しい現実がある。 そんな中、なぜかこの階段下には大船
原作は言わずと知れた「さだまさし」。2007年に松嶋菜々子、宮本信子、大沢たかおさんの出演で映画化されましたねぇ。 松嶋菜々子さんが可愛らしいのはさておいて、何といっても宮本信子さん演ずる「神田のお龍」がいいねぇ。宮本信子さんって、マルサの女とかのイメージ
今を去ること35年前、ジジイが厚顔の(?)美少年をしていた頃、さだまさしのファンであった。この一点を以てしても、私が如何に真面目な、純粋な、無垢な、青少年であったが想像できると思う。そして同時に、歳月は如何に人間を変えるか、ということを如実に示している。
この本を読んだのは私が高校生の時(1970年代後半)だった。何を隠そう隠れ「さだまさし」ファンでった私、著者宮崎康平氏はさだまさしさんの師匠ともいうべきお人。そんなことでこの本に出合った。(さだまさしの曲で「邪馬臺」は宮崎康平先生を歌ったものです!)一時期邪
私の京都遍歴は、高校時代の修学旅行に始まる(昭和54年かな)。我が母校は埼玉県の某県立高校なのだけど、修学旅行では学校は宿と新幹線しか予約せず、あとは生徒が自分で「歩き回る」というものだった。朝は8時半ごろには宿を追い出され、18時まで帰ってくるな、夕食
昨今はSDGsが大流行。持続可能な発展というのはその通りだと思うのだけど、これが「きれいごと」に思えるのは、私がおかしいのかなぁ…。昨日今日の新聞で「株価が最高値」とか言ってるし、「消費が(不調)」だの「成長が…」と、これはこれで大切なんだけど、どう考えても
現在は2024年、終戦の年昭和20年(1945年)から早79年か…。鈴木貫太郎といってもピンとこない方が大多数だと思うけど、鈴木氏は終戦時(昭和20年)の内閣総理大臣であった人。「ご聖断」といっても、またまた「?」の方が殆どでしょうけど、あの大東亜戦争を
私家版日本語文法/井上ひさし著は、今調べたら1984年(昭和59年)の発行なのね。私は日本語というものに漠然として「もやもや」を感じ続けていたのだけど、この本を読んで腑に落ちた!中学生時代の国語文法の「五段活用」の不思議さ、例えば、「言わない、言います、
「人新世の資本論」は2020年9月、「ゼロからの資本論」は2023年1月の発行なので、少々以前の書籍だけど、この本には学ぶところが多かった。今更マルクスでもないのだろうけど、「資本主義」に対する認識を改めさせられた一冊。昨今、どこぞの総理大臣が「新しい資