春の気配がすると、やっぱり無性にしんどくなる。 「暑い」より「寒い」が苦手なほうだ。 もともと雪の降らない地域とはいえ、朝一番は氷が張っていたり 霜が降りていたりするっていうのに、ここ数年は滅多になかった。 それが今年は、雪だかあられだかみぞれだか、わんわん降った。 流石に寒すぎて堪えている。 本気で早く暖かくなってくれないか、と思っている。 でも春の気配を感じると、理由もわからず死にたくなる。 肌や呼吸で感じる風も、日差しも、街路樹も、自分自身にも責め立てられて どこか遠くへ逃げ出したくなる。 一刻も早くこの場から離れなければ!と思う。 自分でももはや意味がわか..