ちょっと汗ばむくらいな日があると、つぎの日にはぐっと気温が下がり寒い日もある。その合間では、雨が降ったり、強風の日が数日続いたり。こんな天候の激しいアップダウンのあるときに、さくらんぼの満開時期が重ることが多いのです。今年の開花は例年より10日ほど早く、この週末で満開になった園地が多いのです。気になる天気は晴れていながら低気圧が数日にわたり何度も通過して連日の強風。ここで心配なのは、さくらんぼの交配の要である地蜂「マメコバチ」の動き。この蜂は、気温は15度以上になると活動を開始をするのですが、この風では園地に設置された巣箱から飛び立っても風に煽られて、遠くまでは飛べません。こんな年は巣箱の廻りだけが豊作だったということもあります。それでも、マメコバチも必死で、風が弱ればすぐさま遠くへ飛び、懸命に花粉を集め...さくらんぼの作柄を決める交配時期
果樹農家を悩ます霜害の影響、今年もさまざまな霜対策が行われています。霜害とは初秋と晩春、季節外れの低温によって引き起こされる霜の害です、一晩で作物を枯らしてしまうこともあるため、対策を間違えると収穫物がなくなり大きな経済的な損失を被ることにつながります。晩春にこれが起きると、桃やリンゴの花が枯れて実がつかなくなります。(AGRIPICKより)霜の害を防ぐ方法としては①被覆法…寒冷紗や不織布、マルチなどの被覆資材や保温シートを使って作物を覆う②送風法…降霜時には、地表付近に比べて地上6~10cm付近の気温が4~5度違う。③燃焼法…薪などを燃やした熱で植物を温める方法④散水氷結法⑤燻煙法⑥機能性資材の散布などです。一昨年山形を襲った「遅霜」はまさにそれでした。サクランボの雌しべが枯れて黒くなり花が咲かなかった...今年の遅霜の影響は戦々恐々の山形サクランボ産地
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