越冬のため山から下りて天童の配送センターにもどって2か月。狭いハウスの仕切りの中でワラを食み悠然と日を送っているサイハンです。2か月もすると爪が伸びてきて痛くなるようで、鳥海さんを頼んで爪を切ってあげることにしました。サイハンは困ったことにあちこち好きなところに糞をしてしまいます。直らない習性のようです。以前、診てもらった獣医さんから「この子は頭が悪い、目を見ればわかる」と断言されたポニーのサイハン。当時は夢も大きく、馬車を引かそうと岩手の馬具屋さんに頼んで馬車を作ってもらいました。子どもたちが目を輝かせて馬車に乗る姿を思い浮べ、さあ練習とタイヤを2本つけて引かせたところ馬が驚いて一馬力の力で駆けだしたのです。その時手綱を引いたのがモンゴルの友人と山形山クラブの永渕さんでした。すごい力で引きずられ危うく大けがを...サイハンの爪切り
記憶にしっかりと刻まれたあの日。2021年1月17日は大震災から26年を迎える祈りの日です。あの年に生まれた子供たちがもう26歳の青年になり、社会の中核を担いこれからの時代の屋台骨になっていく存在なのです。私たちはこの大震災を経験していくつかの大地震、そして東日本大震災へと連なるのですが、この四半世紀日本は大災害に見舞われてきました。その多くは周期的に襲ってくる地震や津波、豪雨災害ですが、昨年はそれに加えて感染症の恐怖にも曝されています。世界で280万人以上がなくなり未だ収束の見通しの立たないパンデミック。国は大型予算を組んでこの難局を乗り切ろうとしていますが、感染は拡大の一途をたどっています。かつて経験したことのない感染症の脅威が私たちを分断させ脅かしています。今年の神戸市主催の「阪神・淡路大震災追悼式典」も...阪神・淡路大震災から26年、いま世界はパンデミック
ここのところ穏やかな日が続いている山形、この日は大根掘り出しに備えて、まず除雪をするという江利子さんの畑に米山と二人で向かいました。晴れてはいても年末年始の大寒波到来で雪は相当積もっています。江利子さんの家から車で5分ほど、道路一つ隔てたところに畑はありました。その昔集落の組合長の肝いりでここに広い農業団地を作りました。観光サクランボ園です。その組合長から江利子さんの祖父澄夫さんを紹介してもらいました。今は観光サクランボ園も施設だけを遺して閉鎖されています。「このあたりで除雪しているはず」と米山が言い、ほどなく江利子さんの頑丈なトラクターが見えてきました。トラクターにバケットを取り付け除雪用にしています。農道から畑の入り口まで約800メートルほど。この日は雪も少なく除雪もすぐ済んだようです。多いときは1日がかり...豪雪との闘い、大根を掘る江利子さん
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