「知らざぁ言って聞かせやしょう」白浪五人男＠歌舞伎座

どうもご無沙汰しております。暫くコンサートも展覧会も行っておりませんでしたが、2014年劇場初めは歌舞伎でございました。去年リニューアルオープンの歌舞伎座です。青砥稿花紅彩画、通称 白浪五人男の通し狂言を観てきました。三幕九場からなる通し狂言です。っ

ロシアの空気と大地を感じた「エフゲニー・オネーギン」＠ MET live viewing

2013-14のメトロポリタン新シーズンを飾ったのは、チャイコフスキーのエフゲニー・オネーギン。ロシア物って地味なイメージあるけど、シーズンのオープニングって凄いな〜でも、このLive Viewingのポスターみると、引き込まれるというか、つい観たくなってしまうんですね〜

今年の第九はちょっと違うよ(当社比)

ワタクシゴトですが、今年の第九はちょっと違うよ！年末の風物詩、ベートーベン先生の交響曲第九番ですが、今年はミサソレに続き某協会合唱団で3回の第九演奏会に乗せてもらいます。私にとって、なんちゃっても入れると4回目の第九ですが、初めて交響曲だということ、つま

ダンボールの「フィガロの結婚」@新国立劇場

10月23日、新国立劇場の「フィガロの結婚」を観てきました。バーゼル歌劇場の引越し公演以来、今年2回目のフィガロです。以下ネタバレ注意!!! すごく良くできた演出です。真っ白い箱のような舞台に、真っ白いダンボール。それと大きなチェストという超シンプルなセット。

ポップ・アート史をひもとく ～アメリカン・ポップ・アート展@国立新美術館

国立新美術館のアメリカン・ポップ・アート展に行って来ました。会期終わってからのブログになってしまってすみません。John & Kimiko Powers夫妻のポップアートコレクションを紹介する展覧会ということのようです。凄い盛りだくさんで、人気があるだろうリキテンスタインや

奇跡のようなタイミングで風が吹くなど、オーケストラピクニック＠野音

日比谷野音90歳記念イベントでいろんなコンサートが企画されてるみたいです。その中で10月6日、新日本フィルが野音でやるっていう日比谷野外オーケストラピクニックに行ってきました。実は某所でタダ券もらったので・・・J. シュトラウス： 常動曲（TV「オーケストラがやって

硬質な印象がした。アンドレアス・グルスキー展

すっかり書くの忘れてましたが、国立新美術館のアンドレアス・グルスキー展に行ったんですよ。私の良くあるパターンで、会期終了間近にあわてて行ったんですが、その後いろいろあって、ブログ書くのを忘れてました。アンドレアス・グルスキーという人は現代の写真界を代表す

発声あるある

お歌の指導の先生方がよく言うけど、人体の構造上実際ムリじゃなねぇ？ってこと。呼吸について○空気をおなかに入れる→空気が入るのは肺です。おなかには入りません。○空気を背中にも入れる→空気が入るのは肺です。背中には入りません。○息を吸っておなかを膨らま

祝☆40周年 ミサソレ終了！

私事で恐縮ですが、私の所属しております某合唱団の40周年記念コンサートで、ベートーヴェン先生のミサ・ソレムニスを歌ってきました。一緒に歌った合唱団の皆、指導の先生方、オーケストラ、マエストロ、ソリスト、そしてチケットを買ってくれたお友達はじめ来てくれた

贅沢な宴～ミラノ・スカラ座 「ファルスタッフ」

9月12日、ミラノ・スカラ座の引越し公演でファルスタッフを観てきました。NHKホールでリゴレット、ここ東京文化会館ではファルスタッフの上演ということになっております。ファルスタッフ役のアンブロージョ・マエストリも当たり役で得意とするところですが、アリーチェのバ