久々に飲みたいなと思っていた扶桑鶴。基本的にはお燗の銘柄かと思いますが、タイミングで生酒を。念頭にあるのが、僕はまだ飲んでないですけど天穏のセレクトシリーズの9号。ちょうどこのお酒も9号系×佐香錦でレシピとしては近いものになっています。ああいった山陰吟醸的な味わいが楽しめればと思っていたのですが、結論から言うと大正解でした。とはいえこの蔵は石見杜氏の系譜で、天穏は出雲杜氏の系譜です。石見杜氏は絶滅危...
たまにはこういうのも飲んでみましょう。15度、うすにごり~にごりの間くらいですかね。はっきりとブドウ系の香味。そこまで甘いという感じでなく、最近の流行りっぽく酸味多めできゅーんと。とろんとしたミディアムな重量感があって、でもそれなりに軽さもあり、すとんと落ちてさっぱり、悪い意味じゃなく寸足らずというのか。仄かにミルキーさ、すとっと落ちた後に、ふわっと甘い余韻が残るような感じも。もちろん軽いガス感によ...
こないだ熊本に行ったときも飲みにいくのめんどくさくてホテルで飲んでたんですけど。その時も前に飲んだNVだったので樽熟成を取り寄せました。でもアレうまいんですよね~3000円で普通に買えて、白ワインの普段飲みあれでいいやと思っちゃう。アンダー5000円の海外のものとかほとんど飲んでないので専門外どころか履修すらしてないんだけど。あ~。いやね、もはやNVのほうが好きまである。あっちはバニラっぽい樽感と程よいスッキ...
no.1827rice & polishing ratio:越端麗・五百万石55grade:純米吟醸(non alcohol-added)ABV:16%yeast type:不明vintage:2022shipping date:2022.12processing:中採り、直詰め、生原酒other:-advice:-久々に山間。うっかり新潟から買ってしまったのですが、少し遅れたものの無事届きました。酒屋さんもヤマトもありがてえ。ん~。こんなだったかな。こんなだった気もするな。なんというのか、たぶんちょっとカプ系で、その...
no.1826rice & polishing ratio:社下久米産特等山田錦29grade:純米大吟醸(non alcohol-added)ABV:15%yeast type:自社vintage:2021?shipping date:2022.10processing:火入れother:-advice:-今年ひかりを飲みましたけど、伯楽星5000~1万くらいのものなら、味わい的にも飲みやすさがあって出番がありそうな感じが致しました。今回はご覧のとおりの商品ですが、特A地区の中ではやや知名度の低い社地区の山田錦を使った商品...
はいメリクリメリクリ~。ちょっと早いけどクリスマス週間という事でシャンパーニュ。もはや何でこれを買ったのかとかはよく覚えていなしどんな生産者かもしらないけど、たぶんなんか見てちょっといいかも~とか思ったはずだからきっと大丈夫!グランクリュ、エキストラブリュットね。ブランドブランでもNVのキュヴェ・ヴァンデミエールとは倍くらい違います。あとはクロドラベイって同じくらいのがあるのかな。なんか少し泡がもこ...
no.1825rice & polishing ratio:山田錦55grade:純米(non alcohol-added)ABV:16%yeast type:不明vintage:2022shipping date:2022.12processing:一回火入れ(生詰)other:-advice:-なんでもないような酒が飲みたいよね~とか言ってなんとなく田酒を買ってみました。本当は山廃の特純が良かったのですが近所のお店に速醸しかなくって。そのかわりこの時期限定?で山田錦100%のものが売ってたのでそれにしました。結局なんで...
no.1824rice & polishing ratio:中伊豆産山田錦65grade:純米(non alcohol-added)ABV:16%yeast type:静岡new-5vintage:2022shipping date:2021,11processing:生原酒other:-advice:-どーも中伊豆産山田錦マニアです。今年は予約分のみ瓶詰めで、なんと生原酒が登場。どんな感じでしょうか。柔らかく、滑らかなとろみ。優しくバナナ系の香りから、和梨や杏仁なども。もっとそっけない味わいも想像していたのですが、比較的ま...
no.1823rice & polishing ratio:竜王町産山田錦35grade:純米大吟醸(non alcohol-added)ABV:16%yeast type:無添加vintage:2018shipping date:2021,11processing:火入れother:-advice:-いわゆるブラックアゾラ。前に飲んだ時に若い印象があって昨年の物です。ワインセラーや普通の冷蔵庫などを転々としつつ、意識したのは氷温ではない熟成。ある程度想定した通りの味わいなのは安心。たぶん今年リリースのものとか飲んでも...
no.1822rice & polishing ratio:山田錦grade:純米大吟醸(non alcohol-added)ABV:15~16%yeast type:静岡酵母vintage:2021shipping date:2022.11processing:other:+advice:-おお~。これは確かに今年も素晴らしい!!含んで最初に一口目から、舌先にソフト&エレガント、しなやかな甘みが感じられる気がする。去年よりも比較的わかりやすく純大的と、そんな第一印象です。それなりに甘く甘露で、程よくお米的なミルキー感...
ヴァンサン・エ・ソフィー・モレシャサーニュ・モンラッシェ1er レ・ザンブラゼ¥6,600シャサーニュの名手だったという、ベルナール・モレの息子。弟のトマ・モレとここに分かれたのかな?リッチでパワフルなスタイルの白が得意なようで、このザンブラゼは大部分を所有し看板の1つだそうですが、その畑の特徴ともあっているとかなんとかブルゴーニュ大全に書いてありました。6600円は格安ですが、他のヴィンテージもおおよそ1万く...
no.1820rice & polishing ratio:東条産山田錦35grade:純米大吟醸(non alcohol-added)ABV:16%yeast type:不明vintage:2021shipping date:2022.11processing:火入れother:-advice:-ヴィンテージは今年の物なので、新商品の純大とどう違うのか。似たようなお酒なのであれば、おそらく開いてくるまで多少時間がかかるので、30分1時間前に抜栓しとくのも手だと思います。ゆっくりコース料理で話しながらとかだったらいいけどね...
フェヴレはメゾンという表現がしっくりくるのか?ネゴシアンでもあるけど、ドメーヌもやってて、というかブルゴーニュ地方最大級の広さの自社畑を持っているおっきな会社という。今回は自社畑のジュヴレ1級カズティエ。カズティエはジュヴレの1erの中でもいい畑です。蔵出しの2016。とろっとしたタッチにこなれた酸、果実味や凝縮感はあるのだと思う。もう少し甘さとか華やかさが出てきてほしいなーというのがとりあえずの印象。無...
no.1819rice & polishing ratio:五百万石60/こしいぶき65(?)grade:本醸造(alcohol-added)ABV:16%yeast type:不明vintage:2022shipping date:2022.11processing:生酒other:-advice:-11月29日発売。僕が30日に熱を出しまして、飲むのが遅くなってしまいました。一応抗原検査をして陰性で、PCRより不正確らしいけどまあ症状的にも風邪だと思います。熱とか出ると色々不便ですね。どうかな~。セメダイン系にハーバルなニ...
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久々に飲みたいなと思っていた扶桑鶴。基本的にはお燗の銘柄かと思いますが、タイミングで生酒を。念頭にあるのが、僕はまだ飲んでないですけど天穏のセレクトシリーズの9号。ちょうどこのお酒も9号系×佐香錦でレシピとしては近いものになっています。ああいった山陰吟醸的な味わいが楽しめればと思っていたのですが、結論から言うと大正解でした。とはいえこの蔵は石見杜氏の系譜で、天穏は出雲杜氏の系譜です。石見杜氏は絶滅危...
これは昨年の物です。ワインセラーの下段、おそらく16度とかになると思いますが立位保管したもの。熟成の嫌な感じはないですが、すこし大人しい印象もあります。熟成がどうこうというよりも紺ラベルのほうが少しドライな味わいだった記憶があるのでそのせいだと思います。白ラベルよりも辛口というか、向うのほうが甘くて、こちらは少しドライということですね。でもらしい味わいは健在というか。やっぱり10号なのでこの手の中では...
さて、勝手に勘違いしていたのですが悦凱陣の亀の尾は、花巻、遠野、黒澤米と3種あるようです。花巻は先日飲んだ長珍と同じお米のようですが、そのあたり混同していてこれがその花巻だと勘違いして買ってきました。やはり独特の味わいあるよな〜。シトラスすら感じるような酸味に、野趣というか苦味が独特のストラクチャーとなってバババーっとくるような感じ。これが亀の尾の特徴なのか、造り的なものなのか不明だけれども。ミネ...
おっ!!香りがいいですね。程よくシュッとしてるというか。一杯飲んだあとだと乾いたものもあるので、バニラっぽいような甘美さもぐっと出てかなりいい。その中に少し青さとかがあるんだろうな。味わいはどうだろう。少し薄味というか、それを酸味で引っ張って、少し強めの樽味。少しゴマっぽいようなニュアンスはいいと思いますけどね。 ちょっとり立体感とか膨らみや甘美さに欠けるところはあるんですが、悪くないですよ。少し...
アダージョが良かったので、スタンダードな大吟醸を選んでみました。磯自慢に関してはうーんという時期もあったのですが、また一周回って良さがわかってきたというか、こんなもんで良いんだよというようなところがあったりします。これが5000円だとハテナ?というところもあるんだけど、伝統芸能というかスタンダードとして安心感もある気もする。ビシッとしたキレ。甘み、軽い甘じょっぱさ。低酸だけど酸味も感じる静岡だから少し...
みむろ杉、新政な、久しぶりにこの手の流行とされるお酒の味わいを確認しています。その一環で昨年東条山田錦をやって好印象だった若浪。かなりビビッドな酸味。そこにまったり目の甘み、少し渋みや辛味、アタック感全くダメというわけではないんだけど、やはりこうなるかという感じ。どうしても洗練されないというか。これに関しては若波がダメというか、変わったお米を使った商品はこうなりがちだよなあ、というその想定のまんま...
カロリーオフ、ヘルシーな辛口ですね。酸味はあるが、一応旧来の日本酒に近いテイストも持たせつつ、それでいて少し今っぽく。軽快で飲みやすく。まああえて言えば山田錦を使う意味があまりないくらいか。香りもすごく強いって感じでもなくほどほどじゃないか。まあチューハイみたいなもんと言えばそう笑翌日なんかは少しトロミとかふくらみも出てくるので、常温で飲んだり寝かせたりしたらまた違うのかもしれません。造りは達者な...
福井滞在、福井酒の中なら白岳仙を選びました。何年か前に商品ラインナップをリニューアルしたのかな?表現に困る酒。余計な香りがないのは良い。仄かに薄甘いくらいで、少しバナナとか感じるのかね、自社か。少しヌメッとしてるというか粘性のあるようなテクスチャー。酸味があって、あとはなんというのかやや甘じょっぱいような味わい。甘いってほどではないが少しお米ジュース的は味わい。ということなのかな。濃醇、芳醇という...
弥栄鶴(やさかづる)。丹後のお酒になります。京都の日本海側。近くの蔵だと玉川なんかがあります。はるか昔に飲んだ蔵舞というシリーズはどうしようもなかったのですが、レギュラー商品はどうでしょうか?これはうまいな!ナッティさ、甘み、酸味もたっぷり。濃醇なタイプでやはり玉川なんかと近いところもあるが、こういった味わいが求められる食文化があるんだろうか?パンチがあるようで実は綺麗というか。転がりの良い円い甘...
新政の熟成、俺もそんなことをやっていたこともあったよ。7、8年前かな。いまでやさんの熟成商品です。先行で抽選の案内が来ていたのでなんとなく応募してみたいのですが、あとから見たら1万5千円でした。まあでもオリジナルの熟成商品と考えれば普通だし、新政だって本当に商品に自信があるならここまでと言わずとも全商品5千円~1万円くに上げるべきだと思うんだけどね。ヴィリジアンは2020BYを飲んで妙にリッチな仕立てだった記...
久しく飲んでないみむろ杉、最近はトップクラス級の人気を誇るとか。あまり好きな路線の味ではないことと、かつてバランスが良くない物を飲んだことがあるのでご無沙汰でした。ろまんシリーズとか菩提もとシリーズとか、やたら品数が多いのは不満だけどこれはどこの蔵もそうだからしょうがない。その中では比較的ラインナップが整理されているほうではないか。基本的な商品としてとしてこの純吟山田、低アルDio Abita、特別純米辛...
ニュイ・サン・ジョルジュ側の村名の畑。生産者もヴォーヌ・ロマネの生産者って感じではないけどどうでしょう。うん、十分おいしい。少し黒い果実のイメージはあるものの、しっかりフレッシュな果実味もあるし、酸のトーンやテンションも高い。そのうえで妖艶さというか、果実的なニュアンスも複雑。寝かせたらもっもムンムンしてきそうだし、今でも十分香り高いと言って良いだろう。黒糖もちらっとでるが少し青さ。酸の伸び、シル...
久々に天明。一時期は高く評価していたのですが、3年前くらいから私の嗜好とはズレが出てまいりましてご無沙汰でした。会津産リンゴを思わせるキュートな酸味と甘み、とか書いてありますが調べるとリンゴ酸生成酵母を境界10号と混ぜて使っているようです。その時点で大きく酒質が異なるんだから、そんなものをろくに明記せずに同じ銘柄として出す意味がわからない。混ぜている分少しシンプルめに作って入るのだろうが、やはり酸味...
すっかり『日本酒を毎日飲む』ことから縁遠くなっている昨今。最近は飲みたい日本酒が本当になくって、今日は日本酒でも飲むかとはなっても、最寄りの酒屋にいってうーんうーん悩んだ挙句に何も買わずに……なんてことも。今日は久々に天明を手に取ってみました。一時期は高く評価していることもあったのですが、ここ2、3年は低アルコール路線など、私が求めるものとの乖離があって距離を置いていました。日本酒の蔵元の問題点として...
そこらのスーパーでも置いてあったりする醉心。調べてみると製造石数が1万5千とかなのでかなり大きいですね。広島で大きな蔵、賀茂鶴と二大巨頭ですが賀茂鶴は上から下までのイメージですが、失礼ながら醉心は大衆酒に強いイメージがあります。地元の方の肌感覚、地元での立ち位置みたいなものを聞いてみたいですね。普通に悪くない。もちろんクラシックな系統だけどね。ややメイラードな感じで熟成的な味わいもあるが、割ときれい...
もういっちょNZのSB。クラウディベイのマールボロではなく、同じ南島の南端でセントラル・オタゴのワインで、より冷涼な気候ということになります。香り豊かなのはそうだが、なにか火打石のような香りがするか?還元的、ちょっとビオ系、ちがうか……なんだろうな。そんなに青いという感じでもないがそういうほろ苦さ的な表現なのか?あるいは軽くスパイシー。酸味のボリュームは結構あってやはりだいぶ違う。つややかでコクもあるは...
なかなか良い所をついているのではないか。磨き80で綺麗に作ろうという、良い意味でスッキリというかアミノ酸なんかを低めにしようというスッキリヘルシーな造りも見え隠れするし。一方で程よく酸味とか、語弊を恐れずに言えば、雑味を少しうまく残したような味わい。お米を炊いたような素朴な味わいのお酒だけど、クラシックとモダンの間。9号だからか少し薄甘いようなところは完璧に俺の好みではないけども。仄かなバニラ感とい...
ニュージーランドと言えばクラウディベイというくらい有名な1本です。SB自体本家よりもニュージーランドのものがなじみがあるという方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそもニュージーランドのSBを広めたというのがここ。産地においてこういう絶対的な定番の1本があるというのは飲み手としてはわかりやすいですよね。産地・生産者の側としてもそっちのほうが売りやすいんじゃないかな?これなんか5000円するんですがどこの成城...
ロワール、サンセール10代続く名門という話。いくつかキュヴェがありますが、こちらはシレックス土壌のブドウを使ったキュヴェだそうです。青さもなくはないけど少しフローラルというかハーブ系の花みたいな。僕のイメージするいいフランスのソーヴィニヨンですね。含むとスッキリとしつつもふわっと樽というか芳醇なニュアンスもあり、余韻の長さを感じます。果実味がないというのも変な話ですが、良くも悪くもニュージーランドの...
少しおとなしめというか、甘美さは控えめかな。2020のほうが美味しかったけどヴィンテージがうまく作用したのだろうか?その分エレガントということもできるが、やはり少し垢抜けないか。それでもメオ・カミュゼっぽい香りはちゃんとあるし、赤系の果実やミネラル感なんかも感じる。凝縮感はあるのでまだ寝かせてもいいかな。それを少し鉄分というかぴしっとまとめてるような感じ?香り高いというか縦方向にすーっと抜けるような構...
久々に旭若松。というかリリースが3年ぶり?とからしいけど。濃醇、甘い、バナナスパイシーだけどちょっと酸味もある。ただの雑な濃厚バナナとか、高アルコールのスパイシーアタックだけじゃないところが素晴らしい。お米ジュースな深みのある甘みや、ビビッドな酸味にタニックさなども感じ。だから冷酒でも美味しく飲めちゃうよね、もちろん荒々しくはあるんだけど。改めて飲んでみると、こういう熟成&お燗向きみたいなお酒の中...
もう一回くらい飲んでみたいと思っていた飛鸞。にこまるというのは地元の飯米のようで、火入れで一応14度あるし、というのでこの商品を選びました。もちろん流行のライトタイプの生酛。軽く甘みもありますが、基本はクリアーでゴクゴク飲めるタイプちょっとチャーミングに、リンゴのようなニュアンスといえばいいのかな。あとはやっぱり飯米なので、少しクセみたいなものを感じる旨みのような気がします。ただそれが面白いと言えば...
登山のついでにココ・ファームで買ってきましたが、この商品に関してはブドウは余市のものです。これはなかなか面白いね!!黒糖のような焦がしたニュアンスが非常に印象的。もちろん柑橘系、そしてサクランボやフランボワーズのような赤系のニュアンスもある。酸味は良い意味で鋭いというか、十分に足りている。僕は基本的には酸があまり得意ではないので日本酒を飲んできた人間ですが、それでもワインにおいては酸がダメなのが一...
白鷹、極上。純大で磨き50、上のほうのスタンダードって感じかな。毎年2月とかにこれの生バージョンも出るみたいだけど、まずはレギュラーからね。いいねえ。あくまでクラシックではありますが、生酛、また西のお酒というテイストもある。カラメル、プリン、ナッツに穀物とそういうニュアンスもありつつ、高めの酸に引き連れられてフルーツ的な印象ももあって。どちらかというと洋酒的な香味だと思います、タイミングでプルーンと...
2本目。これはインターエステートKM山仁(麻布台ヒルズ)で売っていたものです。値札には2023と記載がありましたがどうなんでしょう……ラベルには謎の2251という書き込みもあります。出荷は3月なので普通に考えれば直販と同じもののはずですが、もしかしたら違うかもしれません。微妙に印象が違うな。若くて、硬くて苦め?いい意味で生酛っぽい少しくぐもったようなエキス感、熟成感もあるが気持ち浅く感じるような。やはり高めの酸...
大腸の内視鏡検査をやりまして検査前に3日、さらにポリープを取ったのでその後3日で1週間禁酒してました。面倒なのですがお酒を飲む人は大腸がんのリスクが高いのでこればっかりは定期的にやらないといけません。本当は術後1週間ほどはやめといたほうがいいみたいのですが無理でしょ。ポルトガル屈指の生産者なんだそうですが、その中から白のトップレンジというこの1本コシュというキュヴェ名はコシュ・デリから来ているよう...
年に1回くらいは。そうなると自社田を選んでしまうのだけど、自社田1万は大賛成だけど、自社田がうまいとは限らない。日日は最初に当たりロットを引いたのか、その時が一番うまかった。まあロットを語るほど飲んでないけど。うーん。まず今の時点で飲んでも、相当なマニアでないとポテンシャルもなにもわからない。ガスにライトな酸味と甘み、悪く言えば気の抜けたサイダーだし、わかる人にはわかるバランスや奥行き(低アル比)...
白鷹。何年か前にやりましたね。松竹梅の然土、そのあとの惣誉あたりの流れで、ちょっと気になる生酛ということで再登板してみました。前は本醸造と超特撰(山田錦の純吟60)だったと思います。今回は特別純米70の金松白鷹と純米大吟醸の極上白鷹を買ってみました。いいね。こういうお酒なら、ぐい吞みでチビチビってことになるんでしょうね。モダンではないです。それこそ昭和の薄ぼんやりしたような味わいもあるので決して最高と...
高知のお酒を飲んでみようということで土佐鶴。CMもやってますし、高知、というか四国随一の大手という勝手な印象です。何を飲むのか迷ったのですが、上からということで、ハイランクの中では最もスタンダードぽい大吟醸を選びました。4合で4000円くらいですね。素晴らしいのは500、720、900とサイズが選べることでしょうか。うーむw弱カプに薄ぼんやりしたなんとも言えない味わい。辛口感についてはもちろんあるし、その辛口の出...
スタンダードな磨き55の純吟。ある意味で何でもないお酒で、そこらのスーパーで売っていると言われればそう思ってしまいそう。新酒の荒走り生はもっとラムネっぽいらしいけど。それがなんとなくわかるようなわからないような。人気なのはCEL-24なんでしょ?俺がやるなら鄙か夢函だよなあ。R5BYじゃないかもな。こういうスタンダードの火入れっていつ買うのか結構難しいよね。夏くらいに買うのが一番いいのかもしれない。このサシの...
思うところあって、文佳人&美丈夫を買ってきました。最近は宮城のお酒くらいの華やかさと癖のなさ、日本酒飲みたいって時にこれくらいがちょうどいいよねっていう気持ちがありまして。つまりラーメン通が尖ったラーメンじゃなく、上質な普通の中華そばを薦める、みたいなもんですけど。それであれば高知あたりももう少し確認しておきたいなと。実は5年ほど前に、まったく同じ銘柄・商品の組み合わせで似たようなことをやっていま...
昨年やったこれ、どこでも売ってるしこれで満足できるなら凄く助かるので、再確認しましょう。まず香りが好ましい。宮城のお酒としてイメージするタイプの香りであり、ボリュームもうるさくなく適切。ネガティブさはない。華やかなお酒に慣れてる人からすると、普通の純米酒やん?って思うかも。でも本来の吟醸香ってこのレベルでしょ。イメージよりはややエキス感が厚めな気もするが、これがお米の旨みでもあるし、常温やお燗への...
そうだね、レモンだね!パスカル・コタのレ・モン・ダネ。サンセール、ソービニヨン・ブランでもかなり著名な1本になるのではないでしょうか。うわお。最初は少し軽い飲み心地なんだけどミネラル感はしっかりと。独特の華やかさ、独特のミネラル感。少しストーンフルーツとか、あるいはフローラルというのか。そこにSBの爽やかさやハーブ感などがマッチして、非常によろしい。また香りもそうだけど、じわっとした土壌のミネラル感...
個人的には円がなかったのですが、都内に革命君という酒屋がありました。斎藤さんという方がお1人でやっていて、花陽浴とか射美とかを発掘した方だったのですが、ご病気をなさっていて2021年に惜しくもなくなってしまいました。こちらは越前岬の蔵に齋藤さんが本醸造で袋吊りをやってほしいと依頼していたお酒を形にしたもの。優勝というのは越前岬の蔵が昔使っていた銘柄名。うえもさんで販売していて、今期で2期目だったかな。基...
正しいモダンな生酛の造り手というと、この蔵は必ず名を挙げるべきでしょう。松竹梅の然土が大変すばらしい生酛だったので、そのイメージに近いものをと買ってきたのですが、間違ってはいないようです。完璧に似ているというわけではないので、そこはあまり期待しすぎないように。あえて言えばここは目指す味わいのレベルが非常に高いだけに、その最高のイメージで採点をすると70点とかになっちゃってちょっとガッカリすることが多...
入荷情報が流れているのを見かけ、ふと興が乗ってひとっ走り買ってきました。このブランドが出回るようになった初期に何本かやったのですが、どうもその後は僕の希望と違う方向で人気が出てしまっているようでご無沙汰に。うーん。抑えめっちゃ抑えめだけど……。これなんの酵母だっけ?M310とか?やっぱちょっとカプ系なんですよね。確かに甘さはやや控えめでヘルシーめの造りです。そこに高さめの酸でさっぱりと、酸のあたりは少し...
2年前くらいにバージョン違いを飲んで好印象だったので再登場。うーん、どうかな。すっきりめでモダン。流行っぽい酸味の表現に、やや軽薄にも感じられるエキス感。若干の辛口テイスト。度数15なんだけどもっと低アルに感じるくらいなのは良いのか悪いのか。基本的にアルコール感を感じにくいお酒を目指しているらしいので、狙い通りではあるのか。個人的な意見としてはやや流行に寄せすぎなような。やりたいことはわかるし上手な...
ドンペリの5代目醸造最高責任者を務めたリシャール・ジョフロワが指揮する日本酒プロジェクト。シャンパンがお好きな人はよくご存じでしょうが、ドンペリのような大手メゾンのシャンパーニュは色んな生産者や畑、ヴィンテージのお酒を調合して、安定したクオリティの商品をたくさんリリースするという少し工業製品的に近いお酒でもあります。ボルドーやシャンパーニュといったイギリスとつながりの深いワインにはそういう傾向があ...
禅が良い印象だったので季節酒を。気合を入れないで軽く日本酒を飲みたいときに、宮城の比較的スタンダードなお酒くらいがちょうどいいのかもなあ……という想いが最近あって。これで問題なくイメージ通りであれば、特約店酒屋でプッシュしているような酒よりもこっちの酒のほうがありがたく、しかも入手も容易で最高なんだけどなあという気持ちで買っています。どうかな~。若干の春酒仕様といったところなのか。凄く華やかではない...
久々にリアタイ更新。今月、日本酒としては一番楽しみにしていたお酒。ド大手、宝酒造白壁蔵の新商品。昨年の秋に飲食店限定みたいな感じで出してたのをチラ見して気になっていたのですが、今月50本直販でリリースがあったので購入。山田錦100%でサスティナブルな米造りから関与するというコンセプトみたいです。それで届いて調べてみたら、山仁の大橋健一MV(マスター・オブ・ワイン)が一枚噛んでるっぽくやや不安も。先日オー...