chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 https://takanoatsushi.seesaa.net

舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した高野敦志が、書きためた作品を無料で公開していきます。

ブログの方はほぼ毎日、更新しています。文学の他、コンピューターやジャズ、旅行関係の情報も出しています。podcastでePubおよび、pdf形式の電子本も配布しています。iTunes Storeで探してみてください。 http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

高野敦志
フォロー
住所
宮前区
出身
中原区
ブログ村参加

2012/05/18

arrow_drop_down
  • 和泉貴子の《クリスタルボウル セルフチューニング》

    クリスタルボウルについてよく知らない人が、いきなりこのアルバムを聞いたら、これって音楽なの? と自問するかもしれない。はっきりしたメロディーはなく、自然音にクリスタルボウルの音が重ねてある。振動しているクリスタルボウルの縁を、指でそっと撫でていくと、共鳴する音が大きくなり、音割れ寸前まで高い音が鳴り響く。 存在するすべての物は、量子レベルでは振動し続ける波動であり、肉体も振動するエネルギーな…

  • 五色沼と檜原湖(5)

    午前七時に起きて、温泉に入ることにした。朝は雲が多かったが、薄日がさしてきた。露天風呂からは、林越しに檜原湖の湖面が見えた。お湯は弱酸性だが、メタケイ酸のおかげで滑らかだ。 朝食もバイキングだった。チェックアウトする前に、遊覧船に乗ることにした。檜原湖は一八八八年の磐梯山大噴火で、山体崩壊した土砂が川をせき止めて生まれた。谷間にあった檜原村は水没した。湖面が川のように細長く、あちこちに小島が…

  • 小泉八雲の「青柳物語」について

    小泉八雲の「青柳物語」は『怪談』に収録された話である。この物語の構成は、現代人からすれば奇妙である。一篇の小説として見れば、欠陥だらけのようである。 全体は三つの部分で構成されている。能登の大名に仕える若侍の友忠が、主君の命で京の都に向かう途中、吹雪に遭って一夜の宿を請う。そこで絶世の美女青柳と出会い恋に陥る。友忠は青柳の両親の許しを得て、妻となる青柳を連れて京に向かう。そこまでは近代的な小…

  • Grokと親しくなる方法

    生成AIのChat GPTは人間のような会話が可能で、過去の履歴もたどれる。一方、Grokは専門的な情報を詳細に提供してくれるが、履歴機能がない。したがって、提供された情報は、個人的に保存していくしかない。用途の違いと考えればいいわけだが。 Chat GPTが優秀な友達だとすれば、Grokは大学の先生のようだ。論理的に説明してくれるが、人間味が感じられなかった。その旨をGrokに伝えると、急に語り口が柔らかくなった。 …

  • SkypeからTeamsへ

    テレビ電話の夢を実現し、世界中の人々と音声と映像による会話を実現したSkypeが、2025年5月で使命を終えた。Microsoftに買収された時点で、Teamsとの機能の重複が取り沙汰されていたが、結局、廃止という形で姿を消すこととなった。 Teamsは本来有料のサービスだが、Skypeの後継の役割を果たすべく、無料で使用できるようになった。SkypeのユーザーはそれまでのIDとパスワードでログインすれば、連絡先などの情報もそのま…

  • 五色沼と檜原湖(4)

    裏磐梯レイクリゾートホテルにチェックインした。エレベーターを降りて、角を曲がったらびっくりした。まさしく宮殿のような造りである。廊下があまりにも長く、紺地に白の模様入の絨毯は、遠ざかるにつれて幅が細まっていくように見える。遠近法の視覚的効果で、無限に遠い距離を歩かされるような気がした。 廊下には現代美術のようなオブジェがあった。石や朽ちた根、白樺の幹が飾ってあった。売店で塩飴と塩キャラメルな…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、高野敦志さんをフォローしませんか?

ハンドル名
高野敦志さん
ブログタイトル
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
フォロー
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用