舞台模様・芝居「原爆の子」の眼目は「反戦平和」(「新川劇団」・平成22年10月公演・小岩湯宴ランド)
【新川劇団】(座長・新川博也)〈平成22年10月公演・小岩湯宴ランド〉芝居の外題は「原爆の子」。開幕直後の舞台背景には、昭和20年8月6日、広島に原爆が投下されたニュース写真が映し出され、登場するのは、血だらけ傷だらけ、衣服はボロボロ、立っているのがや
午後3時、炎天下の浅草界隈に辿り着く。木馬館開場までまだ1時間ある。私は、迷うことなく「浅草観音温泉」に飛び込んだ。入浴料700円。えっ?これって、ほんとに温泉なの?看板に天然温泉と書いてあるのだから、間違いない。それにしても、愛想も何もない風情で、脱
劇団素描・「梅澤武生劇団」・《芝居「団十郎囃子」・昭和58年3月公演・浅草木馬館》
「終活」をしていたら、押し入れの中から古いカセットテープが15本出てきた。タイトルを見ると、いずれも「トミオ」「浅草」「十条」などと記されている。日付けは、昭和57年から59年にかけて、「梅澤武生劇団」が芝居小屋で興行していた頃の舞台模様が収録されていた
極め付き名狂言・「土方一代・岡崎の夢」(「劇団都」・平成23年9月公演・小岩湯宴ランド)
【劇団都】(総座長・都京太郎)〈平成23年9月公演・小岩湯宴ランド〉「湯宴ランドニュース」(2011年9月 Vol.7)には以下の記事があった。〈劇団都 総座長・都京太郎 座長・都京弥 座長・藤乃かな 平成元年5月に旗揚げした人気劇団です。「忠臣蔵」など、侍
舞台模様・芝居「女の一生」は笑川美佳の「独断的」独壇場(「近江飛龍劇団・平成21年5月公演・横浜三吉演芸場)
【近江飛龍劇団】(座長・近江飛龍)〈平成21年5月公演・横浜三吉演芸場〉 芝居の外題は「女の一生」。私はこの演目と「ほぼ」同じ内容の芝居を、他に3本見聞している。①「噂の女
舞台模様・「劇団花吹雪」・《芝居「道中夢枕」》(平成20年5月公演・浅草木馬館)
【劇団花吹雪】(座長・寿美英二、桜京之介)〈平成20年5月公演・浅草木馬館〉 関西の人気劇団、ゴールデンウィーク開催ということもあってか、館内は「大入り」、昨年、大阪・浪速クラブで見聞した時の雰囲気・情景が蘇ってきた。この劇団も、「人気」「実力」「財力」
名舞台・「三島と弁天」(「たつみ演劇BOX」・平成22年2月公演・大阪鈴成座)
【たつみ演劇BOX】(座長・小泉たつみ)〈平成22年2月公演・大阪鈴成座〉 満座劇場の「劇団澤宗」(座長・澤村城栄)も見聞したかったが、どうしても
極め付き名狂言・「噂の女」(「鹿島順一劇団」・平成20年2月公演・川越三光ホテル小江戸座)
【鹿島順一劇団】(平成20年2月公演・川越三光ホテル・小江戸座) 夜の部の芝居は「噂の女」。主演・春日舞子、共演・鹿島順一。配役は、「噂の女」(お千代)、その父(蛇々丸)、弟(花道あきら)、弟の嫁(春大吉)、嫁の父(梅
極め付き名狂言・「春木の女」(「鹿島順一劇団」・平成20年3月公演・小岩湯宴ランド)
芝居の外題は、昼の部「春木の女」、夜の部「仲乗り新三」。いずれも特選狂言、特に「春木の女」は「鹿島順一劇団十八番の内」と銘打っている。さもありなん、この芝居は、これまで私が観た大衆演劇の中でも「最高傑作」といっていい舞台であった。 春木の浜の漁師夫妻(
舞台模様・「劇団竜劇隊」・《大御所・沢竜二の「舞台姿」拝見》(平成21年12月公演・まんてん星の湯三国館)
【劇団竜劇隊】(座長・木内竜喜)〈平成21年12月公演・まんてん星の湯三国館〉 昨日に引き続き、猿ヶ京温泉・まんてん星の湯三国館で大衆演劇観劇。「竜劇隊」(座長・木内竜喜)。座長・
名舞台・「お吉物語」(劇団「朱光」・平成23年12月公演・小岩湯宴ランド)
【劇団朱光】(座長・水葉朱光)〈平成23年12月公演・小岩湯宴ランド〉芝居の外題は「お吉物語」。配役は、明烏お吉に座長・水葉朱光、船大工鶴松に水谷研太郎、大工棟梁に梅沢洋二朗、総領事ハリスと鶴松の母二役が舞坂錦、下田奉行に花形・水廣勇太、居酒屋亭主に潮
名舞台・芝居「大島情話」(「劇団紫吹」・平成23年2月公演・大宮健康センターゆの郷)
【劇団紫吹】(座長・紫吹洋之介)〈平成23年2月公演・大宮健康センター湯の郷〉 劇場の案内パンフレットには以下のように紹介されていた。〈劇団紹介 座長・紫吹洋之介・生年月日:1972年4月8日 出身地:神奈川県 初舞台:18歳 ゆの郷おなじみ「若葉劇団
極め付き名舞台・「玄海竜二一座」・《舞踊「ヤットン節」》(平成22年8月公演・大阪朝日劇場)
【玄海竜二一座】(座長・玄海竜二)〈平成22年8月公演・大阪朝日劇場〉5時数分後に入場するとすでに椅子席は満員、200円追加して桟敷席に向かう。ミニショーでは、久しぶりに観る東雲長次郎の舞姿(女形)が実に鮮やかで、文字通り「筆舌に尽くしがたい」景色であ
舞台模様・「筑紫桃太郎一座」・《頭取・筑紫桃太郎の風情は、そのまんま「無法松」》(平成22年5月公演・浜松バーデンバーデン)
【筑紫桃太郎一座・花の三兄弟】(座長・筑紫桃之助)〈平成22年5月公演・浜松バーデンバーデン健康センター〉
名舞台・芝居「故郷の兄」((「劇団春陽座」・平成21年正月公演・浅草木馬館)
【春陽座】(座長・澤村心)〈平成21年正月公演・浅草木馬館〉 夜の部、芝居の外題は「故郷の兄」。江戸時代、貧乏長屋の夫婦の物語。夫(澤村心)は、ぼーっとした駕籠かき、今日は相方が病気で仕事にあぶれたが、借金取りが押し寄せる。それをテキパキと口八丁で追い
「ブログリーダー」を活用して、酒乱童子さんをフォローしませんか?