あすまと読む西遊馬氷川神社の秋と馬宮という地名の中心地
さいたま市西区の荒川左岸堤防のすぐ近くに西遊馬氷川神社があります。遊馬と書いてゆうまと読むのだと思いましたが、あすまと読むそうです。難読地名は多くあるものです。調べていくうち混乱しましたが、草加市にも遊馬があるようです。この地の話に戻ると、戦国時代の「市場之祭文写」に足立群遊馬郷指扇村市祭成之と書かれています。中世末にこの辺りは遊馬郷という名であり既に開発されていたようです。創建は不明ですが、すぐ近くの寺院が戦国時代からあったことから、神社もあったのではと考えられています。江戸時代の新編武蔵国風土記稿には氷川社として記載されています。かつての遊馬村の鎮守で、「宿の氷川様」と呼ばれていました。宿ということから宿場町だったのか思いましたが、そういう記載は特になくわかりません。市による案内板で「当地は大宮と川越のほぼ中間に位置し、「宿」の名が示すように、遊馬では神社前の...
2023/11/26 09:32