鳩ノ巣渓谷とその名の由来と双竜の滝、水神の滝
多摩川上流部に鳩ノ巣渓谷があります。JR青梅線に乗っていくと、青梅駅から先は電車の運行本数も少なくなり、編成も短くなりますが、多摩川沿いの南側車窓の景色は素晴らしく、山や川そして様々な橋を見て楽しめます。鳩ノ巣駅で下車すると、すぐ前には雲仙橋が架かっています。通行車両は車幅2.2メートル、重量2トンに制限された、大きくはない橋ですが、両端には鳥居のようなゲートのような高い構造物があります。何かと考えましたが、おそらく以前はここは吊り橋であったものが老朽化等により改修工事され、そのワイヤーの支柱が残されたものでであろうかと思われます。多摩川左岸側を川へ下っていくと、双竜の滝という案内板があり滝音が聞こえてきます。駅のすぐ近くにありながら意外と大きな滝で、落差18メートルほどあります。滝口のあるとんがり岩で二分された流れが、浸食された溝で一本になる形から名付けられたと言いま...
2024/07/07 08:55