PART1に引き続きPART2も一気読み グランドフィナーレに向かって物語りも急加速 しかも ここに至ってなお 次々と繰り出される驚異的なアイデアの奔流に 圧倒されました 傑作SF小説の肝は それまで誰も思
【讀書録】『さやかに星はきらめき』村山早紀 著 読了しました。
いつものことですが まったく事前情報無で しかも完全に未知なる作家さんの作品でしたが 「SFマガジン」連載作品というキーワードが 私のセンサーに引掛かり入手 しかし 手に取り装丁を見たときに まる
【讀書録】『赦しへの四つの道』アーシュラ・K・ル・グィン 著 読了しました。
恥ずかしながら ル・グィン作品は 初読みでした もちろん『闇の左手』などの諸作品が SF史に残る傑作だという評価は知っていましたが 科学派でハードSF愛好家の私としては 文学派というか社会派の彼女
終活としてやってる 未読積読蔵書解消活動なんですけど S-Fマガジンだけでもまだ30冊以上あるというのに ついつい 新刊に手が伸びてしまい なかなかすすみません それにしても SNSでよく見かける 積読
【讀書録】『ときときチャンネル 宇宙飲んでみた』宮澤伊織 著 読了しました。
先日読んだ『ホライズン・ゲート』の感想には ガチハードSFという言葉を使いましたが 本書には ガチャガチャハードSFの大傑作という称号を贈呈したいと思います だからといって バカSFではないようで
【讀書録】『美味しいサンマはなぜ消えたのか?』川本大吾 著 読了しました。
とにかくサンマが 魚のなかでは一番大好きで サンマの塩焼きなら 頭と背骨とヒレ以外 きれいに食べるのが特技と言っていたので このところの サンマの不漁と 価格高騰のニュースを 恨めしく眺めては
【讀書録】『ホライズン・ゲート 事象の狩人』矢野アロウ 著 読了しました。
宇宙の大規模構造において 銀河団から離れ 銀河も星もないボイドと呼ばれる領域 そこで 生物由来と想われる有機化合物の存在が観測され 調査に向かった船団が その領域で発見したのが 十五兆太陽質量とい
【讀書録】『星、はるか遠く 宇宙探査SF傑作選』中村融 編 読了しました。
編者の中村融氏が「埋もれた秀作を再び世に出したい」と編まれたアンソロジーだけあって 収録の10作品 すべて面白く堪能させていただきました 「SFマガジン」が隔月刊になったりして 海外の短編SF小説に
【讀書録】『推す力 人生をかけたアイドル論』中森明夫 著 読了しました。
さて 本書の感想を書くためには 私が著者の中森明夫氏と同世代であるということを 書かなければならないのは 少しばかり恥ずかしいのですが え!そんな爺さんだったのと驚く方は いないとは思うのですが・・
【讀書録】『本の背骨が最後に残る』斜線堂有紀 著 読了しました。
先日 初めて手を出してやっぱりなじめなかった 伝統的アンソロジーシリーズの 『異形コレクション』に掲載された6作品に 書き下ろし1作品を加えた短編集 本書の発刊にあたっての 作者のインタビュー記事
【讀書録】『宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選』立原透耶 編 読了しました。
2年前の春 『時間の王』『移動迷宮』『時のきざはし』という 3冊の中華SFの短編集とアンソロジーを読んだことから 私の 中華SF沼が始まりました 特に『時のきざはし』では 中華SFの勢いと広大さ
《Drama》『ソロ活女子のススメ3』 (2023) 全12話 鑑賞しました。
4月から4がスタートするという告知を見て その前に放置してあった3を鑑賞 このシリーズが続く理由はいまいちわからないのですが 乃木坂46も『おひとりさま天国』を歌ってるように おひとりさまで活動する
【讀書録】『読書する人だけがたどり着ける場所』齋藤孝 著 読了しました。
たまに こういった読書についての本だとか 知的生活の方法などという本を読みたくなる たぶん 自分がやってることに自信がなくて もっと高度な人生があるのではないかと 迷い さ迷っているのだと思う
【讀書録】『最後のライオニ韓国パンデミックSF小説集』 読了しました。
昨年来 韓国のSF作家であるキム・チョヨプさんが マイブームなので 彼女の作品が載ってるということで 本書を読もうと思ったのですが・・・ 巻頭の彼女の作品を読み始めてすぐ これ読んだことがある!と気
【讀書録】『未来省』キム・スタンリー・ロビンスン 著 読了しました。
やばかった また2023年度ベストSFクラスの一冊を読み逃して あとで慌てるところでした とにかく重厚な一冊でした 本文が二段組600ページ弱のボリュームで しかも文字の細かさに 最初はびびってしまいま
《Drama》『CRISIS公安機動捜査隊特別班』 (2017) 全10話 鑑賞しました。
いやいや まいりました とにかく緻密に構成された物語が とびきり面白かったし スピード感のあるアクションシーンも凄まじく痺れました しかし それ以上にテーマが重厚で 考えさせられるドラマでした
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PART1に引き続きPART2も一気読み グランドフィナーレに向かって物語りも急加速 しかも ここに至ってなお 次々と繰り出される驚異的なアイデアの奔流に 圧倒されました 傑作SF小説の肝は それまで誰も思
ついにというか やっとというか とうとうというべきか 最終Xにたどり着きました そして主人公たちも目的の場所に到達したのですが いきなり 今までのSF小説では類をみないスケールの戦乱が勃発して 驚
先日読んだ『京都名庭を歩く』に続いて またまた京都を歩く本でしたが 京都観光に出かける予定があるわけではありません たまたまです まして京都の歴史を深く学びたいわけでもありません どちらかといえ
特集は「BLとSF2」 2年前にも同じ特集が組まれたそうですが そちらは未読でした そもそも LGBTQのジェンダー問題には 嫌悪感も拒否感もありませんが そもそも「BL」の起源となったという 少女小
なんだか 難しそうなタイトルがつけられていますが 内容は ほとんど2020年以降に発表された論文から 国立天文台台長特別補佐という役職にもある著者が おもに 最近発見された 宇宙の不思議な天体や現象
大量に読み残してしまっている SF小説のアンソロジーを できるだけ挽回しようとしていて NOVAシリーズ第一期10巻読み終わったところで ずっと気になっていた 第一回の創元SF短編賞の受賞作や応募
タイトルから 地球外生命探査の本だと思ったら その話は後半の40% それまでは 人類の宇宙探査の歴史が 18世紀のジュール・ベルヌの話からはじまって 現代に至る 宇宙を目指した人類の営みが そこに携
なんとも不思議な物語でした 解説によれば 作者が書き続けてこられた<コンティニュイティ>という 未来史に属する 立派なSFで 登場するのは 戦争のために製造された殺戮兵器のロボットだったり 人
巻頭で引用されている ラムズフェルド元アメリカ国防長官のことば 「(前略)一方、既知の未知というものもあります。つまり私たちは、自分の知らない情報が 存在することをわかっているのです。そしてさらに
本書も 時々やってる 未知の作家さんの一冊を事前情報完全に排除して読んでみよう などという 当たりかハズレか大博打 で選んじゃいました まず最初に 本書がアガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作品の
昨年 この先生の『なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論』(講談社)を読みましたが 最先端の宇宙論がぎっしり詰まっていて さすがブルーバックスらしく難解だった記憶があります 本書は 前著の最
ひとことで言ってしまえば 未知のウィルスによる ディストピアSF小説なんですが なんだろう この読後に残った この寂寥感は このウィルスには SFとしてもかなりユニークな物語が用意されていて 驚か
このところ 宇宙物理とか素粒子とかの本を選ぶことが多くなっている それは なぜこの宇宙が存在しているのかが なぜ 私のような者が存在しているのかという 人生最大の疑問の答えに辿り着きたいからであ
いよいよ グランドフィナーレが目前に迫った第Ⅸ巻 PART1では 前巻からの主要なキャラクターたちの 奮闘が深く掘り下げられたと思ったら そこにとんでもないプレイヤーというか 計算も面倒なほどの規模の軍
やはり21世紀のスペースオペラは こうなるのが歴史的な必然性だよねと 納得の一冊でした 作者の森岡浩之氏には 正直敬遠していた作家のひとりでした 私のSF遍歴の最初期には レンズマンやスカイラークな
宮内悠介氏は 2012年のデビュー作『盤上の夜』と 翌年の『ヨハネスブルグの天使たち』を 刊行当時に読みましたが 当時の私にはどうにも難解で惨敗し その後 様々な文学賞を受賞したとのニュースに接しても
宇宙論の書物が好物で 新刊についつい手が出てしまいます しかし 本書については このオビを見ただけで ガチガチでハードな宇宙物理の解説書ではないだろうなと予想はできたのですが まったく違った意味
今の日本SFを知るためには この「創元日本SF叢書」シリーズは必読だなと昨年気付いて 2022年以降に発刊された作品は読んできました もともと 10年以上前に 宮内悠介氏の『盤上の夜』と 酉島伝法氏の『
それこそ 一昔前のシリーズ第一作『新宿鮫』から マイペースではありますが読み続けてきた この新宿鮫シリーズも とうとう既刊分としては最後の一冊を読み終えたのは 感慨深いです このシリーズの魅力は
日本庭園が好きで 本書で紹介されている平等院など 京都のお庭も何箇所か訪ねていますが まだ訪れていない名庭もたくさん残っているので また庭園めぐりに行きたいと思っています そんな折に書店で見つけた
昨年 10年余りの眠りから突然目覚めて SF読書熱が復活した一環として 未読だった「NOVA」シリーズも1巻から読み進めて 先日ようやく6巻にたどり着いた所です そんな時にこのシリーズ新刊の知らせが
変なタイトルの韓国映画は面白いという 個人的なジンクスがあって選んだ一作 内容がまったく想像できませんでしたが とっても素敵なラヴストーリーでした 軍の休暇で 久しぶりに恋人タヘの家に
第一章が結構面白かったので 続けて第二章も鑑賞しました 前回ですっかりなじんだメンバーとの再会ですが 環境は驚くほど変化していました なにしろ日ノ出警備保障がIT系の企業に買収され KICKSガードと
昨年から中華SF沼にはまっているので 著者初のSF作品集というふれこみや ガーンズバック変換などどいうタイトルに魅かれて かなりの期待をもって読み始めました しかし 1/3ほど読み進める中で 私の
未読在庫S-Fマガジンの終活的読書です なにしろ25年間書棚を飾っていただけなので データとしては古くさいかもしれませんが SF小説は時代を超越していると思いますので 今でも面白く読めています この
タイムトラベル+恋愛の映画やドラマに弱くて ついつい見てしまいます だいたいがエモーショナルでほんわかして 過去心に残る傑作に数多く出会ってきました さて 本作はどうなんでしょうか・・・ 主人
SPかと思ったら 民間の警備会社 日ノ出警備保障の身辺警護課の物語 当然 拳銃の所持はできないから丸腰という設定なので アクションは身体を張った格闘シーンのみ 主演の島崎を演じた木村拓哉さんも
小さな版形と可愛いイラストの まるで絵本のような一冊ですが なかには 人類2500年の英知がぎっしり詰まっていました といっても 決して難解な言葉の羅列ではなく 突然 テッド・チャンの『あなたの人生
美しい映画でした 美しい北海道の風景 美しい家族愛と友情 美しい牛や羊たち 美しい農産物 美しい料理 ・・・ 大泉洋さん主演の ハートウオーミングな物語 ということなのですが ひねくれ者の私のハ
ひとことで言ってしまえば 史実とは正反対に インカ帝国の皇帝がスペインに攻め入り 西ヨーロッパを支配してしまうという 歴史改変小説です しかし 戦争によって攻略したという単純なお話ではなく 16世
かねてから 私の自律神経には問題があるだろうなと思っていたので 参考になればいいなと思い読んでみました もう少し 医学的な内容を期待していたのですが 本書では日常生活のなかで 自律神経を整える
毎度のことですが 録画しっぱなしで放置していたこのドラマ なぜもっと早く見なかったのかと後悔したほど面白かったです あの『東京ラブストーリーズ』の脚本家坂元裕二さんの とても丁寧な脚本と 主演の
残念なことに 追悼特集がお二人という 本号 お二人ともまだお若くて これからもまだまだご活躍が期待されていたのに残念です 津原泰水氏の作品は S-Fマガジンやアンソロジーに掲載されていたものを数編
天邪鬼な私なので 現在の地球温暖化を防げとか脱炭素キャンペーンは どうも胡散臭い感じがしてました 地球の46億年の歴史においては 地球全体が氷に覆われてしまった全球凍結の時代や 今の世界各地に残る
序章で 木星の大赤斑のなかで謎の遺跡が発見されたシーンでは興奮しました 『2001年宇宙の旅』のモノリスや 『星を継ぐもの』の月面の人骨に匹敵するような興奮でした ただでさえ 大赤斑の存在自体がけっこ
十余年にわたる私的なSF読書冬眠期間を終えて SF読書を再会して1年 読書力を取り戻すためのウオーミングアップとして 冬眠期間中に発行された SFアンソロジーを読みはじめましたが これが結構数が多
初回のオープニング 『漂流教室』で見た気がするような 霧におおわれた荒涼とした山麓を 呆然とさ迷い歩く片桐はいりさん 衝撃的すぎてビビリましたよ そこは 東京から120km離れた伊豆大島 ドラマで
じつは これは再読になります といっても 前に読んだのは旧版で はるか大昔のことで 記憶も曖昧で 少年がゲームと思ってたら じつはエイリアンとの実戦だった ということだけが記憶に残ってました ビ
2015年4月クール放送の 堺雅人さん主演 中園ミホさん脚本 の 医療ドラマです しかも 大学病院の精神科が舞台ということで かなり心理ドラマ的な要素もありました 初回いきなり 会社でのイジメ
前回のラストで「あかさんできました」と報告があったと思ったら もう産まれちゃってたのかい 妊娠中のエピソードはつわりとか破水とか一瞬で終了でしたね そういえば『舞いあがれ!』の舞ちゃんの出産も同