オームカレシュワルの巡礼路 【前編】サンガムの沐浴場へ
今日紹介するのは聖地オームカレシュワル(Omkareshwar)、マディヤ・プラデシュ州のヴィンディヤ山中にあるヒンドゥ聖地だ。 ナルマダ河の中洲島である『マンダタ島』の全体が聖地。上流にはダムが見える。 その中心は12ジョティリンガの内のひとつであるオムカレシュワル寺院で、この寺院の名前がそのまま地名にもなっている。 右手の白い砲弾型屋根がオームカレシュワル寺院 ジョティリンガとは光のリンガを意味し、世界の始原に最初にシヴァが現れたとき、それが眩い炎の柱だった事に由来する。 天地を貫く炎のリンガ・シヴァに礼拝するブラフマーとヴィシュヌ 世界の始原のある時ヴィシュヌとブラフマーが、どちらが真の…
2016/09/26 20:00