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香が散る https://blog.goo.ne.jp/ruu_2008

大好きな本のこと、映画のこと、音楽のこと、日ごろの楽しいこと悲しいこと諸々色々と書き綴っています

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2011/09/05

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  • 優雅なのかどうか、わからない

    松家仁之さんの『優雅なのかどうか、わからない』を読み終えた48歳にして再び独身になった主人公、匡(ただし)は、吉祥寺にある古い一軒家を老婦人に借り受け、自分好みに改装を始める。気楽な一人暮らしは、順調に滑りだすが、かつての恋人、佳奈とばったり再会。佳奈は、父親とふたりで同じ町に住んでいた……。「気ままな一人暮らし。うらやましいかぎりだなあ。これを優雅と言わずして、なんと言う」。まわりにそう言われることに違和感を覚えつつ、佳奈との関係を取り戻したいと願う匡だが、彼女の父親は認知症となり、いつしかその介護に巻き込まれていく。自分の家と行ったり来たりの生活は、さらに思わぬ展開となり、どう暮らしたいのか、誰と生きたいのかの選択を否応なく迫ってくる---。かつて妻や息子と暮らした代々木のマンション、一人になって借り受けた...優雅なのかどうか、わからない

  • 読書熱

    相変わらず、平日は慌ただしく休日は、体と心をリラックスするマイペースな日々この頃、少し停滞していた読書熱が少し上がってきて平日休日限らず、静かに本を読む時間を大切に出来るようになってきた芥川賞受賞作品を読む予定で、雑誌文芸春秋を買ったのだけど今回で選考委員を辞められる宮本輝さんの投稿だけ読んで寝かせてしまっている直木賞受賞作が、想像以上に重かったので、なかなか手に取る元気が湧かないんだよねTwitterで話題になっていた窪美澄さんの『トリニティ』を読んでみたどんなに強欲と謗(そし)られようと、三つとも手に入れたかった――。50年前、出版社で出会った三人の女たちが半生をかけ、何を代償にしても手に入れようとした〈トリニティ=かけがえのない三つのもの〉とは?かつてなく深くまで抉り出した、現代日本を生き抜く女たちの夢と...読書熱

  • みんなのミュシャ

    なんだか仕事が忙しくて、必死になって働いていた日々仕事とオフの切り替えをうまくやって頑張って働いて、楽しく過ごしたいんだけど、なかなかうまくは行かないよなぁそんな中、すごく時間をかけて読んだ今回の直木賞受賞作川越宗一さんの『熱源』樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。文明を...みんなのミュシャ

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