フラワーアーティスト森正史が、日々思ったことをつづります。 デザイン、アート、本、その他もろもろ。
Heartwarming Christmas / 温かいクリスマス
Very popular tree among staffs of Cyber Agent and celebrities you see on Ameba…
Height is about 4m.@ Toranomon Hills Residence 高さは約4メートル虎ノ門ヒルズレジデンス
野山を彩る秋色の錦Tapestry of autumn leaves cover mountains.
手のひらの花壇。Garden on the palm.
武道に「型」があるように、いけばなにも「型」はある。この作品は自由花だが、「自由=闇雲に活ける」ことではない。予め、全体像を考える。花、枝、茎の長さや角度、…
奈良時代に中国から日本に入ってきたと言われる朝顔。 1803年の江戸の大火後、焼け跡にできた空き地(現在の下谷、御徒町界隈)に、植木職人たちが様々な朝顔…
百合には日本固有の種がいくつかあり、根を食す習慣は弥生時代までに遡る。大和の三輪山の麓で百合を摘んでいた五十鈴姫と、彼女に一目惚れした神武天皇が結ばれた…
実がなかなか割れず、口を開けなかいことから名付けられたと言われるクチナシ。将棋盤と碁盤の脚の部分は、実を象ったという通説もある。「周りは口出しするな…
※ 日本語版は英語版のあとです●Happiness in Rainy Blue●In Japan, June is not only the season…
花と蕾。直線と曲線の茎。葉や実もいろいろ。それぞれの状態を見極めて、どのように作品に昇華させるかを考える。8割くらいイメージが固まったら、一氣に制作。デザイ…
春の花のリレーが終わり、緑の初夏。梅雨の前に咲く、太陽のように眩い山吹は日本原産の花。 古来、揉んだ葉は止血剤に、黄金に例えられた花は草木染めに使われた…
旧暦の今日(1582年6月21日)は、本能寺の変。 比叡山延暦寺の焼き討ちなど、宗教弾圧をした暴君として知られる織田信長。それは、神道(伝統神事や習慣…
秋田県角館市を訪ねた折、初めて「秋田蘭画」というジャンルを知り、武士にして画家の小田野直武 (1750-1780) の作品に出逢った。調べてみると、…
1863年、西欧に向かった侍たちが、帰国時に持ち帰って来たのがチューリップの球根。日本の西洋化の象徴とも言える花。その使節団の中にいたのが、一…
源頼朝が放った討伐軍から逃れる義経と静御前は、女人禁制の吉野の山で離れ離れに。静御前は捕らえられ、鎌倉に送られた。 美しい舞で知られた静御前は頼朝の命により…
Compared to other flowers, wisteria doesn’t take up water well.Therefore, sa…
鋭い葉の形が刀に似ていることと、「勝負」と武運を祈る「尚武」が同じ発音であることから、端午の節句に飾られるようになった花菖蒲。 花菖蒲は同じ茎から二番目…
東京にある百人町は、高層ビルが立ち並ぶ新宿のすぐ近く。ここはかつて、ツツジの名所として栄えた。 江戸時代、江戸城警備等の任務に当たる「鉄砲百人隊」が組織された…
以前、私宅でいけばな レッスンを受講されたイタリア人ゲストから、素敵な花の画像が届きました。「(いけなばを)まだまだ始めたばかりで試行錯誤だけど、美しく優し…
桜前線は、東京を去り北上中。 いにしえの言葉によると、「さ」は神、「くら」は御座という意味。つまり、神が降りる場所。暦のない時代、人々は桜が開花して…
大和言葉の四十八文字には、一音一音に意味がある。「は」は「葉」「歯」「刃」「端」のように、「表に出る」「発する」という意味の音。「な」は「和やか」「…
昨日の作品(一枚目の画像)。朝の光を浴びたチューリップが、凛と佇んでいます。愛でる角度を少し変えるだけで、作品の姿が変わります。 いけばなは、うつろいの…
自然霊や祖霊をお迎えする依代としての木と、ご先祖様を慰めるためにお墓や仏壇にお供えする花。神道と仏教の風習が昇華した「たて花」は、いけばなの源流。 床の間文…
みよしのの山辺に咲けるさくら花雪かとのみぞあやまたれける - 紀友則 Here is “Tanaka”.It is a very short poem con…
武漢肺炎の影響で閉塞感漂っている中、OMAKASE TOURの皆さんが、今後を見据えた下町ツアーのPR動画を制作されています。その中に、いけばなレッ…
ソメイヨシノが開花し始めました。江戸時代後期に染井村で誕生した花で、エドヒガンとオオシマザクラの交配種。種はとても弱いので、ソメイヨシノは接ぎ木で育てられま…
源平桃。同じ枝に、白と赤の花が咲く。 旧暦の今日は、壇ノ浦の戦い(1185)。白を背景にした赤い丸の旗は源氏、赤を背景にした金の丸の旗は平氏。(白旗は…
儚い椿の命を伸びやかに。Vivid performance of short life camellia.
啓蟄。地中にいた虫や様々な生き物が動き出し、花が咲き始める。三月の中旬は「桃始笑(ももはじめてさく)」頃と言われるように、昔は花が咲くことを「花が笑う」「花…
ニュージーランドからいらしたゲストが、いけばなでひな祭りをお祝い。 普段からお部屋に花を飾っているそうで、剣山を購入されました。ご自宅でもい…
ニュージーランド生まれで、現在は日本で働いているゲストのいけばな体験。 桃の花と蕾が、水面を跳ねる雫のようです。 Omakase Tour の坂元さん、…
タイからいらしたゲストは、今回が五度目の来日。ありがとうございます!以前は、お花屋さんで働いていたそうです。 雛飾りに用いられる桃と菜の花に、アイリスを…
3月3日は「ひな祭り」。雛人形を飾る桃の節句。 昔ながらの風習で、桃は邪気を祓うと言われ、長寿と子宝の象徴(桃の木がたくさんの実をつけるため)。そのため、桃…
ドライフラワーの作品Dried flower arrangement.
ボケと菜の花が見頃を迎え、「四季折々の花のリレー」の始まりを教えてくれます。 今日は、日本人とスイス人のゲストがいけばなを体験されました。…
Ikebana was one of samurai's accomplishment.Once you cut stems and branches by…
アートが好きな、ロンドン在住のオーストラリア人とイギリス人ゲスト。人生初のいけばなは、春を寿ぐ、啓翁桜、菜の花、椿の作品。花とのパントマイムで、彼らの…
何度も来日されているフィリピンからのゲスト。レッスンは、ご主人様から奥様へのプレゼント(装花のお仕事をされています)。今が旬の河津桜の作品。早めの春…
いつもお世話頂いている歯科クリニック様の新しいディスプレイ作品。ご依頼主様がお好きな緑を基調に、院内が華やぐ花々をアレンジ。 Display work…
花の本数が少なくても、作風は無限であることが、いけばなの魅力のひとつ。 Even if numbers of flowers is few, ways …
中華人民共和国、深圳からのゲスト。毎週家の中に花を飾っていらっしゃるそうで、花に対する想いは、扱い方(特に繊細な啓翁桜)から分かりました。 初めてとは思え…
一期一会 / One time, one encounter
共に再来日された、アメリカと香港からのゲスト。ありがたいことです。初対面でも、異国からいらした方たちが短時間のうちに花を通じて仲良くなれることは、…
いけばなの愉しみは、 A. Aroma (香り。本作の蝋梅)※もちろん、香りのないものも使うB. Best season (旬、季節の植物)C. Color…
明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願い致します。 今年初のゲストは、香港から。大学在学中、一年間日本語を学ばれたそうで、初めて「日本語で…
本年最後のゲストは、ブラジルから。いけばなレッスンは、ご主人様から奥様へのクリスマスプレゼント。素敵ですね! 茶道や着付けも体験され、日本を楽しまれ…
一年の労をねぎらい、新しい年を寿ぐ。 Appreciation for what happened in this year and wishing hap…
何度も来日しているアメリカからのゲスト。竹、千両、葉牡丹。新年を祝う季節の花。 いけばなの歴史について、熱心に話を聴いてくださいました。 Guests…
恒例のインターナショナルスクールでの講習会。可愛らしい作品ができました!Annual event of flower lesson at In…
新春はすぐそこ。New year is coming soon.
早いもので、新年の2020年はすぐそこ。 冬場は花が咲かないので、山間部では紅白の餅を花に見立てて新年を迎える風習があります。(場所によっては花餅とも餅花と…
インドネシアからのゲスト。東西に長い国なので、所変われば言語、風習、人種が異なるという興味深い話を伺いました。植民地時代の宗主国オランダの影響や、地…
アメリカからいらした20名のお客様の前で、いけばなの生け込みをしました。 いけばなは、神道と仏教の影響を受けています。下谷神社でいけばなの歴史につい…
アメリカからのゲスト。いけばなは正面から愛でるという点に興味を持たれたようです。(作品を床の間に飾るため) 今回は東京だけの滞在でしたが、観光名所や美…
シャトーアメーバ@ Chateau Ameba
アーティフィシャルフラワー(造花)は、生きている花でないからこそ、活けることが難しい。 綺麗なドーム状であり、自然な風合いのある作品。Iさん作 Sinc…
毎年、新米の収穫後の11月23日に、天皇は「新嘗祭」という神道の儀式を司る。皇祖神である天照大神をはじめ多くの神々にその年の豊作を感謝する。同じ儀式でも、新…
アメリカからのゲスト。ボケと菊の二種活けです。花の本数は少なくても、デザインは未知数。シンプルな美しさ。いけばなの魅力。 Guest from the …
アメリカからのゲスト。以前、日本に約五年間住んでいたそうです。「日本は第二の故郷」と。私にとって、アメリカは第二の故郷。母国以外にも、親しい人たちが…
初来日のウェールズとイングランドからのゲスト。リンドウとみかんの枝の線が印象的です。花卉(花、枝、葉、実の総称)の特徴を活かした作品。 日光、京都、大阪…
作品1Multi colored leaves and frost in forest.色とりどりの紅葉と初霜の森。作品2Cold wintry win…
神仏習合 / Syncretism of Shinto & Buddhism
神道と仏教の影響を受けているいけばな。神社仏閣を訪ねることで、それらについてより一層理解を深めることができます。下町を歩いた後は、えびす屋さんに…
中華人民共和国からのゲスト。今回は、四度目の来日。ありがたいです!みかんの美味しい季節。花言葉は「やさしさ」。愛らしい黄色い玉に宿る太陽の雫をいただ…
カナダからのゲスト。普段から教会のお花のアレンジやブーケ作りと、花に接しているそうです。お嬢様の結婚式のアレンジも全てご自分でされたとのこと。…
アメリカからのゲスト。勢いよく伸びるスズバラと清楚なユリのバランス。 レッスン後、アメリカの政治、経済など多岐にわたる話を伺いました。花を通じて日本…
アーティフィシャルフラワー作品Artificial flower work
アメリカからのゲスト。初来日の旅を楽しまれたことが、お話をしていて伺えました。 フリーランスとして、広告や様々なお仕事に携わっているとのこと。そのため、…
アメリカからのゲスト。今回は二度目の来日。おかえりなさい! いけばなは初めてとのこと。洗練された美しい佇まいです。 Guest from the U.S…
アメリカからいらしたゲスト。 ススキの穂をなでる秋風。完成まで、お互いの作品を見ていないのに、出来上がった作風はとても良く似ています。作品を前に手を…
爽やかな秋晴れ。Crisp autumn day.
初来日された、イタリアからのゲスト。数週間にわたる日本の旅は、とても楽しかったそうです。茶道、日本料理作りの体験をされ、日本滞在最後の日に私宅でいけば…
AndBeyondTokyo様からご紹介頂いた、日本人とインドネシア人のお客様。会社のご同僚です。運営されているホテルには、外国からのお客…
ルクセンブルグからいらした韓国人ゲスト。日本が大好きで、何度も来日されているそうです。ありがとうございます!…が、いけばなは初めて。秋の風に凛と佇む…
蒸し暑い夏が過ぎ、涼やかな秋の気配。 After hot summer, cool autumn day.
Sparkle of fireworks in the end of summer.晩夏の花火。
夏の蒸し暑さがだいぶ和らぎ、夜風が心地よくなってきました。 Less humidity and it's getting cooler.Night bree…
たわわに実る稲穂秋の野山 Ears of rice swinging in paddies.Autumn scenery among mountains.
旧暦の時節に因んで、夏と秋の花を。器の上に移ろう季節モダンリビング東京社からいらしたフランス人のゲスト。According to old lunat…
アメリカからのゲスト。いけばなの後は、合羽橋商店街、浅草寺を自転車で廻る下町ツアーへ。東京大空襲の際、私宅長屋を含め、下谷神社界隈…
アメリカからいらした新婚さんのゲスト。どちらも伸びやかで美しい作品です。 いけばなレッスンの後は、自転車で下町散策。地元の食に触れることも楽し…
梅雨が明け、蒸し暑い夏到来。令法(りょうぶ)の枝ぶりは、まるで緑の炎のよう。 Rainy season has gone now.Hot and humid…
東京で働いているお嬢様と、イギリスからいらしたお母様。 長引く梅雨の中、富士山の頂上から御来光を、そして河口湖からは美しい富士山を見ることができたそ…
ニュージーランドからのゲスト。伸びやかなレンギョウの枝が、水墨画の竹のように見えます。星に願いを。 Guest from New Zealand.L…
昨日に続き、本日も日本人男性の作品です。武田信玄の軍旗に記された有名な言葉。風: 疾きこと風の如く林: 徐(しず)かなること林の如く火: 侵し掠めること火の如…
武士の嗜み / Samurai's accomplishment
本日は日本人男性の作品です。明治維新以前まで、いけばなは精神修養を目的とした武士の嗜みの一つでした。 日本刀とは異なりますが、鋏で花や枝を切る時に決断力…
ザ・リッツ・カールトン東京様からご紹介頂いた、アメリカからのお客様。お母様は、以前東京で働いていたそうで、ご主人様にお会いした想い出の場所。この度、…
アメリカからのゲスト。雨天のため、自転車での下町散策を中止して立ち寄ったハリネズミカフェ。そこにいらしたスタッフの男性は、なんとお母様が経営している…
日本の漆器や陶器がお好きな、香港からのゲスト。これから日本の茶道を習得されるそうです。日本について理解を深めようと、いろいろと行動されているゲスト…
グランドハイアット東京様からご案内頂いたゲスト。タイからいらした彼女は、日本が大好きで、何度も来日されていると。ありがたいことです。この日のいけばなレッス…
アメリカ、ワシントン州東部からいらしたゲスト。23年前にシアトルに住んでいたことがあるので、話に花が咲きました。大好きな街です。 当時、「フ…
オーストラリアからのゲスト。涼しい北海道と温泉を満喫されたそうです。離日する直前のレッスンでは、ユリの色彩と香りを楽しまれていました。冷た…
中華人民共和国からいらしたゲスト。日本庭園(特に枯山水)、抹茶(茶道)、いけばなに興味があるとのこと。シンプルな作品を意識されていました。静と動が宿…
Vibrant sounds of flowers.花が奏でる交響曲。
アメリカからいらした父と息子さん。同じ花材、異なるデザインを楽しまれていました。 レッスン後は、自転車で下町散策。土砂降りの雨もなんのその。笑…
日本で和紙、水引、べっ甲を学ばれているイスラエル人のジュエリーアーティスト。彼女の好きな日本語は「和」。芍薬と緑の調和。Jewelry artist …
日本のアニメが大好きな、オーストラリアからのゲスト。本日のレッスンは、ご主人様から奥様への誕生日プレゼント!奥様は、私宅に来るまで一体何が起こっている…
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