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  • 【ホームズ鑑賞録予告】次回は「第二の汚点」

    シャーロック・ホームズの聖典(コナン・ドイルが書いた原作小説)を時系列順にご紹介しているホームズ鑑賞録。ベアリング-グールドの考察に従えば、次回は「ライオンのたてがみ」ですが、以前の予告にも書いた通り、ここで飛ばしていた「第二の汚点」を取り上げたいと思います。ベアリング-グールドはこの「第二の汚点」を初期の事件と推定していますが、作中では年代を「一の位はもちろん、十の位も」伏せており、研究家によって...

  • 【聖典51】這う男〔時系列58〕

    ケンフォード大学プレスベリー教授の助手にして、将来の娘婿でもあるトレヴァー・ベネットは、最近の教授の言動に困惑していた。夫人を亡くしていた教授は2、3ヶ月前、同大学のモーフィー教授の娘と婚約した。かなり年の差のある老いらくの恋だった。教授が奇矯な行動を取るようになったのはその頃、突然行き先を告げずに旅行に出てしまったのが始まりだった。旅行から帰ってきた教授は以前よりも若々しく健康だったが、教授に懐い...

  • 【外典】王冠のダイヤモンド ——シャーロック・ホームズとの一夜

    221Bを訪れたワトソンを出迎えたのは、給仕のビリー少年とホームズにそっくりな蝋人形だった。どうやらホームズは空気銃で狙われているらしい。ホームズは先日盗難された「王冠のダイヤモンド」の行方を追っていた。すでにセバスチャン・モラン大佐の一味による犯行だと掴んでいたものの、肝心の宝石のありかが分からない。モラン大佐の方も、ホームズの追跡に勘付いており、それでホームズの命を狙っているのだった。ホームズとビ...

  • 【聖典49】マザリンの宝石〔時系列57〕

    221Bを訪れたワトソンを出迎えたのは、給仕のビリー少年と、ホームズにそっくりな蝋人形だった。どうやらホームズは「空き家の冒険」のときと同じく、空気銃で狙われているらしい。ホームズは先日盗難された「マザリンの宝石」の行方を追っていた。すでにネグレット・シルヴィアス伯爵の一味による犯行だと掴んでいたものの、肝心の宝石のありかが分からない。シルヴィアス伯爵の方も、ホームズの追跡に勘付いており、それでホーム...

  • 【ホームズ鑑賞録予告】今週の更新はお休みし、来週に2本更新します

    毎週火曜日に更新予定のホームズ鑑賞録ですが、タイトルの通り、今週は更新をお休みし、その分来週に2つ記事を上げたいと思います。と言いますのも、次にご紹介しようと思っている「マザリンの宝石」と「王冠のダイヤモンド」が、切っても切れない関係にあるため、両者を精読した上で記事をじっくり整理したい。また、「マザリンの宝石」は他の聖典(コナン・ドイル執筆の原作小説)と設定が矛盾する点が多い作品なので、その点も...

  • 【聖典55】三破風館〔時系列56〕

    久しぶりに会ったホームズとワトソンが雑談しようとしていたところ、突然大柄の男が押しかけてきた。男はスティーヴ・ディクシーという名の黒人プロボクサーで、ホームズが今まさに手がけようとしていた一件に手を出すなと脅迫しにきたのだった。冷静にディクシーを撃退したホームズは、この一件に黒幕が存在するとにらむ。その依頼とは、「三破風館」に住む老婦人メアリー・メイバリーからのものだった。「三破風館」に住み始めて...

  • 【聖典56】白面の兵士〔時系列55〕

    ボーア戦争から帰還したジェームズ・M・ドッドは、戦友のゴドフリー・エムズワーズの消息について疑念を抱いていた。作戦行動中に負傷したゴドフリーは、本国の病院へと送られ、それ以来音信不通になっていた。ゴドフリーの父、エムズワーズ大佐に所在を確認する手紙を送ったところ、息子は世界一周の旅へ出ていると素気ない返事が返ってきただけだった。納得がいかないドッドは、ゴドフリーの実家を訪ね、家族から彼の所在を聞き...

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