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  • 【聖典48】最後の挨拶 —シャーロック・ホームズのエピローグ—〔時系列60〕

    ——1914年8月2日、第一次世界大戦開戦前夜。海峡を見下ろすある丘の上の屋敷で、2人のドイツ人が密談をしていた。一方の男、スパイのフォン・ボルクは、もう一方の男、駐英大使館のフォン・ヘルリング男爵に諜報活動の成果を語る。今や2人は英国の重要機密のいくつかを手にし、ベルリンに引き上げる算段を整えようとしていた。その最後の仕上げとして、フォン・ボルクは手下のアメリカ人アルタモントの到着を待っていた。これまでも...

  • 【ホームズ鑑賞録予告】次回最終回「最後の挨拶」

    事件の発生年順にシャーロック・ホームズの原作小説をご紹介してきた「ホームズ鑑賞録」。いよいよ次回、時系列上最後の作品「最後の挨拶 —シャーロック・ホームズのエピローグ—」を取り上げます。舞台は1914年、第一次世界大戦開戦前夜。ヨーロッパの歴史が大きく変わる転換点に、かつて大英帝国の全盛時代を支えたホームズはどう向き合ったのでしょうか。27日(火)20時更新予定です。お楽しみに。また、前回更新した「まだらの...

  • 【外典】まだらの紐(戯曲版)

    結婚を間近に控えたヴァイオレット・ストーナーという女性が、急死した。ヴァイオレットは義父のグライムズビー・ライロット博士、妹のイーニッド・ストーナーと共に暮らしていた。彼女が死んだ夜、イーニッドは、姉が今際の際に「バンド」「まだら」と叫ぶのを聞いた。ストーナー姉妹と以前から懇意にしていたワトソンは、イーニッドに請われ検死を行うが、死因は特定できなかった。検死審問の結果、未知の原因による死として処理...

  • 【ホームズ鑑賞録予告】寄り道します

    時系列順にシャーロック・ホームズの原作小説をご紹介してきたホームズ鑑賞録。シリーズ本編としては残すところ「最後の挨拶」だけとなりましたが、ここで最後の寄り道をしたいと思います。コナン・ドイル自身が執筆し、1910年に初上演された戯曲版の「まだらの紐」を取り上げます。「王冠のダイヤモンド」と同じく、シリーズ本編とは設定の矛盾するパラレルな作品ですが、ホームズ世界でも上演されたのかなという妄想を元に(笑)...

  • 【聖典57】ライオンのたてがみ〔時系列59〕

    探偵業を引退したホームズが、サセックスで隠遁生活を送るようになってから、数年。暴風雨が明けたある夏の朝、ホームズが海岸線の断崖を散歩していると、地元で懇意にしている学校経営者ハロルド・スタックハーストと出会った。スタックハーストは海岸に泳ぎに行くところで、同校の教師フィッツロイ・マクファーソンが先に行っているのだと言う。海岸に降りていく一本道に差し掛かったとき、マクファーソン青年がよろめきながら現...

  • 【聖典40】第二の汚点〔時系列7〕 ※時系列については記事中参照

    ヨーロッパのある国の君主から大英帝国に宛てられた手紙が、何者かによって盗まれた。手紙は大英帝国の植民地政策を極めて不穏当な表現で非難するもので、公表されれば英国国民の感情を刺激することは必至。英国とその国の戦争は避けられず、大戦に至る可能性もある。総理大臣ベリンジャー卿と、手紙を管理していたヨーロッパ問題担当大臣のトレロニー・ホープは、手紙の奪還をホームズに依頼する。しかし、ホームズの答えは「戦争...

  • 秘密結社「赤輪党」とは(「赤い輪」より)

    「赤い輪」の鑑賞録はこちら。ネタバレになってしまうので、具体的にどのような形で物語に関わるかは伏せますが、「赤い輪」には「赤輪党」なる架空の秘密結社が物語に影を落としています。この「赤輪党」とは一体如何なる組織なのでしょうか。(以下、「赤い輪」のネタバレをしないように気をつけて書いているつもりですが、何の情報も持たずに作品を読みたいという方はご注意ください)作中の説明によると、この「赤輪党」とは昔...

  • 【ホームズ鑑賞録予告】次回は「第二の汚点」

    シャーロック・ホームズの聖典(コナン・ドイルが書いた原作小説)を時系列順にご紹介しているホームズ鑑賞録。ベアリング-グールドの考察に従えば、次回は「ライオンのたてがみ」ですが、以前の予告にも書いた通り、ここで飛ばしていた「第二の汚点」を取り上げたいと思います。ベアリング-グールドはこの「第二の汚点」を初期の事件と推定していますが、作中では年代を「一の位はもちろん、十の位も」伏せており、研究家によって...

  • 【聖典51】這う男〔時系列58〕

    ケンフォード大学プレスベリー教授の助手にして、将来の娘婿でもあるトレヴァー・ベネットは、最近の教授の言動に困惑していた。夫人を亡くしていた教授は2、3ヶ月前、同大学のモーフィー教授の娘と婚約した。かなり年の差のある老いらくの恋だった。教授が奇矯な行動を取るようになったのはその頃、突然行き先を告げずに旅行に出てしまったのが始まりだった。旅行から帰ってきた教授は以前よりも若々しく健康だったが、教授に懐い...

  • 【外典】王冠のダイヤモンド ——シャーロック・ホームズとの一夜

    221Bを訪れたワトソンを出迎えたのは、給仕のビリー少年とホームズにそっくりな蝋人形だった。どうやらホームズは空気銃で狙われているらしい。ホームズは先日盗難された「王冠のダイヤモンド」の行方を追っていた。すでにセバスチャン・モラン大佐の一味による犯行だと掴んでいたものの、肝心の宝石のありかが分からない。モラン大佐の方も、ホームズの追跡に勘付いており、それでホームズの命を狙っているのだった。ホームズとビ...

  • 【聖典49】マザリンの宝石〔時系列57〕

    221Bを訪れたワトソンを出迎えたのは、給仕のビリー少年と、ホームズにそっくりな蝋人形だった。どうやらホームズは「空き家の冒険」のときと同じく、空気銃で狙われているらしい。ホームズは先日盗難された「マザリンの宝石」の行方を追っていた。すでにネグレット・シルヴィアス伯爵の一味による犯行だと掴んでいたものの、肝心の宝石のありかが分からない。シルヴィアス伯爵の方も、ホームズの追跡に勘付いており、それでホーム...

  • 【ホームズ鑑賞録予告】今週の更新はお休みし、来週に2本更新します

    毎週火曜日に更新予定のホームズ鑑賞録ですが、タイトルの通り、今週は更新をお休みし、その分来週に2つ記事を上げたいと思います。と言いますのも、次にご紹介しようと思っている「マザリンの宝石」と「王冠のダイヤモンド」が、切っても切れない関係にあるため、両者を精読した上で記事をじっくり整理したい。また、「マザリンの宝石」は他の聖典(コナン・ドイル執筆の原作小説)と設定が矛盾する点が多い作品なので、その点も...

  • 【聖典55】三破風館〔時系列56〕

    久しぶりに会ったホームズとワトソンが雑談しようとしていたところ、突然大柄の男が押しかけてきた。男はスティーヴ・ディクシーという名の黒人プロボクサーで、ホームズが今まさに手がけようとしていた一件に手を出すなと脅迫しにきたのだった。冷静にディクシーを撃退したホームズは、この一件に黒幕が存在するとにらむ。その依頼とは、「三破風館」に住む老婦人メアリー・メイバリーからのものだった。「三破風館」に住み始めて...

  • 【聖典56】白面の兵士〔時系列55〕

    ボーア戦争から帰還したジェームズ・M・ドッドは、戦友のゴドフリー・エムズワーズの消息について疑念を抱いていた。作戦行動中に負傷したゴドフリーは、本国の病院へと送られ、それ以来音信不通になっていた。ゴドフリーの父、エムズワーズ大佐に所在を確認する手紙を送ったところ、息子は世界一周の旅へ出ていると素気ない返事が返ってきただけだった。納得がいかないドッドは、ゴドフリーの実家を訪ね、家族から彼の所在を聞き...

  • 【聖典44】赤い輪〔時系列54〕

    下宿屋を営むウォレン夫人は、10日前に入居した奇妙な男に不安を募らせていた。男は入居した日の夜に一度出かけた以外は、全く姿を見せていなかった。部屋の中を歩き回る物音が一日中聞こえてくるものの、食事の時ですら部屋を出ようとしない。食事の際は間借り人がベルを鳴らすと、夫人が部屋の前に食事を乗せた盆を置くことになっており、もう一度ベルが鳴ると食事を終えた盆が部屋の前に置かれている。食事以外に所用のあるとき...

  • 【聖典54】高名な依頼人〔時系列53〕

    社交界で名の知られた貴族ジェイムズ・デマリー卿を代理人として、さる高名な人物が持ち込んだ相談。それは、依頼人の旧友ド・メルヴィル将軍の娘ヴァイオレットと、アルデバート・グルーナー男爵の婚約を破談させてほしいというものだった。美男子で知られるグルーナー男爵は、数々の女性に悪事を働いており、ホームズも彼が財産目当てに前妻を殺害したと確信していた。男爵に夢中になり、数々の疑惑も濡れ衣だと信じるヴァイオレ...

  • 【聖典45】レディ・フランシス・カーファクスの失踪〔時系列52〕

    貴族の血筋であるレディ・フランシス・カーファクスが、スイスのローザンヌで行方不明になった。捜索の依頼を受けたホームズだが、別件でロンドンを離れられないため、ワトソンが彼女の消息を追うことに。レディ・フランシスが滞在していたホテルの支配人によると、彼女は5週間ほど前、7日先までの宿泊費を支払っていたにもかかわらず、突然出立したらしい。出立の前日、背の高い顎髭を生やした浅黒の男が訪ねてきていたが、彼女...

  • 来週から更新再開します。

    忙しかったり、心身の調子を崩したりして、予告なく更新が途切れていました💦(毎年9月ごろになると体調崩してる…反省)来週からホームズ鑑賞録の更新を再開していきます。できれば今年中にホームズ鑑賞録の更新を完結させたいと思っていますので、来週からは途切れず更新していく…つもりです😅期待せずに気長にお待ちください笑次回更新は10月11日(火)20時。「レディ・フランシス・カーファクスの失踪」を扱います。お楽しみに。...

  • 【聖典53】三人ガリデブ〔時系列51〕

    ロンドンの博物収集家ネイサン・ガリデブは、アメリカから渡ってきた弁護士ジョン・ガリデブから奇妙な話を持ちかけられる。アメリカ・カンザス州の大富豪アレクサンダー・ハミルトン・ガリデブは、「ガリデブ」という珍しい名字を誇っていた。独身であった彼は死の間際に際して、同じ姓を持つジョンに遺産の三分の一を譲渡すると言い残したらしい。ただし、条件は「ガリデブ」姓を持つ成人男性をもう2人見つけること。イギリスに...

  • 【聖典60】ショスコム荘〔時系列50〕

    競走馬調教師ジョン・メイソンは、雇い主のサー・ロバート・ノーバートンが発狂したのではないかと疑っていた。サー・ロバートは、持ち馬ショスコム・プリンス号に命運の全てを賭けていた。次のダービーでプリンス号が勝たないと、借金のかたに屋敷や厩舎を差し押さえられてしまう。現在は、亡き夫の財産を一代限りで相続した病身の妹レディ・ビアトリスに頼って暮らしていたが、彼女も馬好きであり、2人の仲は良好であったらしい...

  • 今週のホームズ鑑賞録はお休みします

    最近度々お休みを挟んでしまっていますがが、今週もホームズ鑑賞録の更新をお休みします。来週からはきっちりかっきり更新できるようになると思いますので、お楽しみください。...

  • 【聖典32】プライオリ・スクール〔時系列49〕

    ベイカー街にやってくるなり、憔悴のあまり気を失ってしまったのは、名門私立学校プライオリ・スクールの創始者ハクスタブル博士。同校で預かっていた、英国きっての大貴族ホールダネス公爵の一人息子ソルタイア卿が失踪してしまったのだ。ソルタイア卿が消えた3日前の夜から、ドイツ人教師ハイデッカーも行方知れずとなっており、彼が愛用していた自転車も消えていた。ソルタイア卿は両親の別居に心を悩ませていたというが、失踪...

  • ホームズ鑑賞録は来週更新します。

    先週も更新ができませんでしたが、今またバタバタとしているので、今週の更新もお休みします。最近更新お休みと延期のお知らせばかりですみません。。来週からはコンスタントに更新できるよう準備中です。次回更新は8月9日(火)20時。「プライアリ・スクール」を取り上げます。また今週後半には時間が取れるようになってくると思うので、もしかしたら今週か来週にもう一本、ホームズ鑑賞録とは別で記事を上げる…かもしれません(...

  • 【聖典50】ソア橋の難問〔時系列48〕

    イギリスに在住するアメリカの金鉱王ニール・ギブソンの妻マリアが、遺体となって発見された。容疑者として逮捕されたのは、住み込みの家庭教師グレース・ダンバー。ギブソンの屋敷近くのソア橋で倒れていた遺体は、銃で頭を撃ち抜かれていた。現場に凶器の銃はなく、ダンバーの部屋の衣装箪笥から、犯行に使われたものと同じ口径で、弾が一発発射された銃が発見された。さらに遺体の右手には、ダンバーがマリアをソア橋に呼び出す...

  • ホームズ鑑賞録は明日更新します

    毎週火曜日更新予定のホームズ鑑賞録。先週も更新できませんでしたが、今週も明日にずれ込みそうです。先日数年ぶりに突発性難聴による目眩を起こしてしまい、幸いにも回復はしたのですが、更新の準備に時間が取れませんでした。明日20日20時には更新しますので、よければ覗いてみてください。取り上げる作品はホームズシリーズ晩期の名作「ソア橋の難問」です。お楽しみに。...

  • 【聖典35】六つのナポレオン〔時系列47〕

    レストレードはこのところ、ナポレオン像が相次いで破壊される奇妙な出来事に頭を悩ませていた。犯人はナポレオンの胸像を販売する店や購入客の家に夜間侵入し、既に3体の像を破壊していた。ワトソンはナポレオン一世を恨む偏執狂の仕業かと疑うが、ホームズは違うと一蹴する。そして、4体目のナポレオン像が破壊されたとき、事態は急変する。ナポレオン像が盗まれた家の玄関先に、ナイフでひと突きされた男の遺体が転がっていたの...

  • ホームズ鑑賞録は明日更新します

    2週更新をお休みし、本日の20時に更新するとしていたホームズ鑑賞録ですが、明日の20時に更新を延期したいと思います。思っていた以上に今バタバタしています^^;明日は必ず更新しますので、どうかお楽しみに。...

  • 今週もお休みします

    先週お休みしたホームズ鑑賞録ですが、少し今バタバタしているため、今週もお休みします。来週以降は確実に更新していきますので、よければ覗きに来てみてください。次回、7月5日(火)20時に更新しますので、お楽しみに。...

  • 今週のホームズ鑑賞録はお休みします

    コロナワクチンの副反応による体調不良のため、今週のホームズ鑑賞録はお休みします。高熱は出なかったのですが、ずっと横になっていないとしんどいほど体がだるい状態が続いています…。おそらく数日中には良くなると思いますので、来週は必ず更新しますね。来週は「六つのナポレオン」を取り上げます。よろしければ覗きに来てみてくださいませ。...

  • 【聖典34】チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン(犯人は二人)〔時系列45〕

    結婚を間近に控えたさる令嬢から依頼を受け、ホームズはある人物をベイカー街に呼びつける。チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン——恐喝を生業とする悪党だった。令嬢が昔書いた恋文を種に、多額の金銭を要求するミルヴァートン。ホームズはなんとか令嬢から手を引かせようと交渉するが、狡猾な相手には通用しない。ミルヴァートンとの取引に応じず、破滅に追い込まれた著名人は数多い。支払い期限が迫り、暗澹たる結末が現実...

  • 【聖典58】隠居した画材屋〔時系列45〕

    ホームズの元に相談に訪れた男、ジョサイア・アンバリーはひどく憔悴していた。彼は画材会社を経営し、かなりの財をなして2年前隠居した。しかし先日、妻と友人のアーネスト医師が内通し、彼の現金と有価証券を持って姿をくらましてしまったのだという。他の事件で手が離せないホームズに代わり、ワトソンは調査に出向く。アンバリー邸を訪ねてみると、アンバリーは気を紛らわせるためにと、家中をペンキで塗っている最中だった。...

  • 【聖典30】踊る人形〔時系列44〕

    ノーフォーク州に住むヒルトン・キューピットから、依頼状とともに送られてきたのは奇妙な「踊る人形」の絵だった。1週間ほど前から自邸の窓下や庭の日時計に現れるようになったこの落書きを見て、彼の妻エルシーが異様に怯えているのだという。ヒルトンとエルシーは、1年前にロンドンで出逢い結婚したのだが、エルシーは自らの過去について口をつぐんでいた。それでも夫婦仲はとても良好だったが、ひと月前にアメリカからエルシ...

  • 【外典】時計だらけの男

    その日、ユーストン発マンチェスター行き列車の発車直前に、車掌のパーマーは、列車に駆けてくる2人の男女を目にした。2人は一等車を希望するが、最初に案内した客室には葉巻を燻らす黒髭の男がおり、2人がタバコの煙を嫌ったため隣室に移動することに。列車がラグビー駅に到着した時、一等車のドアが開き放しになっていることに、駅員が気づく。当の車室は黒髭の男がいたはずだが、空っぽになっていた。しかも隣室では2人の男...

  • 【ホームズ鑑賞録予告】寄り道します

    ホームズの原作小説を時系列順にご紹介しているホームズ鑑賞録。ベアリング-グールドの考察に従うと、先週更新した「悪魔の足」は1897年3月16〜20日の事件で、次は翌1898年7月27〜8月13日の「踊る人形」となりますが、ここでまた寄り道をしてみたいと思います。1898年7月に発表された「時計だらけの男」を取り上げます。シャーロック・ホームズシリーズの作品ではないドイルの推理小説なのですが、以前ご紹介した「消えた臨時列車...

  • 【聖典43】悪魔の足〔時系列43〕

    過労と不養生により健康を害したホームズは、コーンウォール州で静養することになった。ところがある日、ホームズたちが滞在している小屋に、2人の男が血相を変えて飛び込んできた。静養生活の間に顔見知りになっていた地元の牧師ラウンドヘイと、牧師館に下宿しているモーティマー・トリジェニスである。トリジェニスの3人の兄弟たちが、恐怖の表情を浮かべたまま、死亡あるいは発狂したのだという。トリジェニスと兄弟たちは、...

  • 来週から更新再開します。

    2ヶ月ほどブログを放置していました🙇‍♂️前回の記事で不定期更新にすると書いていたのですが、予想以上に忙しく全く更新できませんでした💦すみませんようやく落ち着いてきたので、来週から更新を再開したいと思います。まず17日(火)にホームズ鑑賞録を更新します。また読書記録も2、3、4月の3ヶ月分溜まっているので、随時更新していきたいと思っています。お楽しみに!...

  • 3、4月は更新曜日を不定期にします

    年度替わりや私事でバタバタしているため、来月までブログ更新を不定期とします。ただ、極力週1回程度は更新するつもりです。更新曜日が火曜以外になります。なお、次回ホームズ鑑賞録は「悪魔の足」です。ゆったりとお待ちください。...

  • 【聖典39】アヴィ屋敷(僧坊荘園、修道院屋敷)〔時系列42〕

    ホプキンズ警部に呼び出され、ホームズとワトソンはケント州マーシャムにあるアヴィ屋敷に向かう。屋敷の主人であるサー・ユースタス・ブラックンストールが何者かによって撲殺され、夫人のメアリーも顔に重傷を負った上、椅子に縛り付けられていた。意識を回復した夫人によると、先日近郊で強盗を働いた3人組の親子ランダル一家による犯行に違いないという。一味は侵入の際に出くわした夫人を殴って椅子に拘束し、異変を感じて棍...

  • 今週のホームズ鑑賞録は明日更新します

    毎週火曜更新予定のホームズ鑑賞録ですが、今週は明日2月23日(水)20時に更新します。ちょっと今、公私ともにゴタゴタしています^^;取り上げる作品は「アヴィ屋敷(修道院屋敷)」です。お楽しみに。...

  • 【聖典38】スリー・クォーターの失踪〔時系列41〕

    ケンブリッジ大学のラグビー部主将シリル・オーヴァートンは、ひどく慌てていた。オックスフォード大学との定期戦を翌日に控えた昨夜、チームの大黒柱であり国際試合にも招集される名スリー・クォーター、ゴドフリー・ストーントンが滞在先のホテルから突然姿を消してしまったのだ。ホテルのボーイの証言によると、1人の男がやってきて、ストーントンと連れ立ってホテルを出て行ったらしい。2人ともひどく落ち着かない様子だった...

  • 【聖典52】サセックスの吸血鬼〔時系列40〕

    「吸血鬼に関して」——。ホームズが受け取った依頼状は、そんな奇妙な文言から始まっていた。ワトソンと旧知の仲である依頼人ロバート・ファーガソンは、5年前にペルー出身の女性と再婚し、自身の連れ子ジャック、妻との間に生まれた赤ん坊と暮らしていた。そんなある日、赤ん坊の乳母は、夫人が赤ん坊の首に噛みつき血を吸っている場面を目撃してしまった。一度は夫人に口止めされた乳母だったが、その強烈な場面が頭から離れず、...

  • 今週のホームズ鑑賞録は明日更新します。

    火曜更新のホームズ鑑賞録ですが、先週から仕事が立て込んでいるため、1日遅れそうです…。明日2/9(水)20時に更新する予定ですので、ぜひ覗いてみてください。取り上げるお話は「サセックスの吸血鬼」です。どうぞお楽しみに。...

  • 「ちがい」は「価値」だ:『ハウ・トゥ・アート・シンキング』ほか——2022年1月に読んだ本

    以前のお伝えしたブログ更新計画では、読書記録を一旦お休みするとしていたのですが、全く書かないのも惜しいなという気がしてきたので、今回から先月1ヶ月間で読んだ本をまとめてご紹介していくことにしました。皆様の読書習慣に、少しでもお役に立てると幸いです。▼若宮和男『ハウ・トゥ・アート・シンキング 閉塞感を打ち破る自分起点の思考法』(実業之日本社、2019年)「ロジカル・シンキング」、「デザイン・シンキング」...

  • 【聖典59】ヴェールの下宿人(覆面の下宿人)〔時系列39〕

    下宿の女将であるメリロー夫人からの依頼は、最近どうやら自殺を考えているらしい下宿人についての相談だった。その下宿人ユージニア・ロンダー夫人は、常にヴェールで顔を覆い、ひっそりと暮らしていた。メリロー夫人は一度だけ彼女の素顔を目撃していたが、それは人の顔とは思えないほど無惨な状態だったらしい。そんな彼女が、近頃何事かに苦しめられ、やつれはてているという。実は彼女は7年前サーカスのライオンに団長の夫を...

  • 来週よりブログ更新再開します

    前回の記事で更新計画を発表したにもかかわらず、長らくブログを放置していました🙇‍♂️気がついたら、年が明けてもうすぐ1ヶ月が過ぎようとしていますね。来週よりぼちぼち更新を再開していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。前回の記事にも書いたように、ホームズの原作を時系列順にご紹介している「ホームズ鑑賞録」をもっぱら更新していきます。「ホームズ鑑賞録」完走後は、メジャーからマイナー作品まで古今東西...

  • 今月からのブログ更新について

    前回の記事で詳しく書きました通り、ブログの更新についていろいろ考えました。結論として以下のようにしたいと思います。①ホームズ原作の鑑賞録完走までは現状のまま。②ホームズ原作の鑑賞録完走後、今までのホームズ関係の記事を新ブログor新サイトとして分離する。③分離後は当ブログの更新を一旦休止。前回の記事の終わりの方に書いた通りですね。ただ、新しくホームズブログorサイトを作るにはいろいろと準備が必要なのですが...

  • 今後のブログ更新について

    久々の更新です。当ブログを定期的に見にこられている方がいらっしゃるのか分かりませんが、皆様お変わりないでしょうか?8月ごろからブログの更新が途絶え、前回9月上旬に更新した記事で「少しの間休止」としていましたが、今月いっぱいまで更新をお休みしたいと思います。前回の記事にも書いた通り、8、9月に更新をお休みしていたのは、仕事の都合で心身の調子を崩していたからでした。しかし、9月の下旬に差し掛かる頃には仕...

  • ブログ、少しの間休止します

    前回の記事で今週からブログ更新を再開するとしていましたが、もう少しの間休止したいと思います。元々忙しくしていたところに、ちょっと今精神的な調子が崩れていますので、手をつけられなくなっていることが増えています。元気になったらまた更新を再開したいと思います。二転三転してすみません。...

  • 来週からブログ更新再開します。

    体調不良でブログ更新を放置していましたが、タイトルになる通り来週から更新復活します。前回更新したときに更新の予告をしていたのに、放置状態になってしまい申し訳ありません💦7〜8月中旬まで仕事が忙しいことは予想していたのですが、思っていた以上に大変で、終わったときには心身ともに消耗しきっていました。そして、体力が少し回復してきた頃に受けたコロナワクチンの1回目接種の副反応が思いの外キツくて、再びダウン。1...

  • 今週のホームズ鑑賞録は木曜日に、読書記録は日曜日に更新します。

    ブログ更新計画を変更したばかりですが、仕事がかなり忙しく、早速更新が遅れます💦タイトルにある通り、ホームズ鑑賞録は5日(木)に、読書記録は8日(日)に更新します。ホームズ鑑賞録の次回は「ヴェールの下宿人」です。お楽しみに。...

  • 【外典】競技場バザー

    ある朝食の席、ホームズが突然ワトソンに言った。「僕ならきっとそうするね」ワトソンはエディンバラ大学のクリケット競技場のバザーに協力するか迷っていた。ワトソンがまだひと言も話していないのに、なぜホームズは協力すべきだと助言できたのだろう。果たしてホームズの推理とは?〈原題:The Field Bazaar、1896年初出〉〈作中年代:1896年?〉§お馴染みの推理ドッキリを描いた掌編「ワトソンの推理法修業」と同様、商業誌以...

  • ブログ更新計画を変更します。

    本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。今年に入り、更新頻度を増やしてきた当ブログですが、下記の通り変更します。①読書記録5の倍数の日更新→毎週木曜日に変更②ホームズ鑑賞録毎週火曜日に更新(今まで通り)③運動記録8月1日より毎週日曜日に更新正直読書記録をまとめるのに、かなりの時間を取られていました。元々将来への勉強として始めた読書習慣だったのに、読書記録更新のために、スキルの勉強に回す時間を削...

  • 【聖典42】ブルース・パーティントン型設計書〔時系列38〕

    霧の深いある朝、ベイカー街をホームズの兄マイクロフトが訪ねてきた。兵器工場職員カドガン・ウエストが地下鉄の線路脇で死んでいた件について、調べてほしいという。ウエストは政府の最高機密である「ブルース・パーティントン型潜水艦」の設計に携わっていた。設計書は工場外への持ち出しが禁じられているはずだったが、遺体の胸ポケットからそれが発見されたのだ。しかも、重要箇所の設計書がなお3枚行方知れずとなっていた。...

  • 坪井賢一『これならわかるよ!経済思想史』

    これならわかるよ!経済思想史 - Amazon〈ダイヤモンド社、2015年〉前回、前々回とティモシー・テイラー『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門』をご紹介しましたが、今回は経済思想についての入門書です。新古典派経済学、ケインズ経済学、マルクス経済学といった主要経済思想は『経済学入門』(特にマクロ編)でももちろん登場しており、ざっくりとした内容は知ったのですが、より詳しく知りたいと思って本書を手に取りま...

  • 読書記録も今週はお休みします

    今週のホームズ鑑賞録をお休みしたばかりですが、読書記録の更新も1回お休みしようと思います。先週末からの忙しさはすでにひと段落しているものの、また来週から来月末までかなり忙しくなりそうです😅その期間中も、それ以降も安定的に記事を更新していけるように、今週は準備に充てたいと思っています。読書記録の次回は20日20時に更新予定ですので、どうぞお楽しみに。...

  • ホームズ鑑賞録お休みします

    毎週火曜日更新のホームズ鑑賞録ですが、仕事で根詰めすぎて体調が優れないため、今週分はお休みします。その代わり、来週は「ブルース・パーティントン型設計書」と外典「競技場バザー」の2回分やりたいと思います。お楽しみに。...

  • ティモシー・テイラー『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編』

    スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編 - Amazon〈かんき出版、2013年 ※原著初版は2012年〉今回もティモシー・テイラー氏の『経済学入門』をご紹介します。前回もご説明しましたが、原著では1冊だったものを、日本語版では『ミクロ編』と『マクロ編』に分冊しています。前回ご紹介した『ミクロ編』が原著の前半部にあたり、今回ご紹介するのは後半部の『マクロ編』です。よって、本書は『ミクロ編』を読んでいるこ...

  • 【外典】ワトソンの推理法修業

    ある日の朝食の席。ワトソンはホームズをじっと観察して、言った。「君の推理法は上っ面だけだ。誰にでも身につけられる」「全くだ」と笑うホームズ。「君自ら、推理法を実践してみせてくれるんだろ?」「喜んで」そして、ワトソンの推理が始まった。——ホームズにずっとおちょくられてきたワトソン。ついに推理力開眼か?まさかの主人公交代か?!〈原題:How Watson Learned the Trick、1920年初出〉〈作品内の年代:不明〉§王妃の...

  • ティモシー・テイラー『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編』

    スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編 - Amazon〈かんき出版、2013年〉財政赤字は…量的金融緩和はいつまで…貿易収支が…設備投資が…格差の拡大が…失業率は…貧困の人は…老後の備えには…インフラは…ニュースを見ていると、経済政策や企業の方針、個人の備えについて、今日も様々な意見が飛び交っています。しかもコロナ禍によって、経済の状態もビジネスのあり方も大きく変わっています。今がどういう状況になっている...

  • 【ホームズ鑑賞録予告】寄り道します

    ホームズの原作小説を時系列順にご紹介している、ホームズ鑑賞録。ベアリング-グールドの考察に従うと、次は「ブルース・パーティントン型設計書」ですが、ここで少し寄り道をしてみたたいと思います。ドイルは1920年に執筆したショートショート「ワトソンの推理法修業」を取り上げたいと思います。これも、以前ご紹介した「消えた臨時列車」同様、「ホームズの原作小説」の枠には入らない作品です。ホームズとワトソンは登場しま...

  • 藤𠮷豊、小川真理子『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』

    「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 - Amazon〈日経BP、2021年〉文章が上手い人と下手な人。その違いはなんでしょうか?たくさん読書する人は、やっぱり文章が上手い?しかし、日々大量の活字を読んでいるはずの研究者が、必ずしも分かりやすい文章を書くとは限りません。生まれ持った文才が違う?確かに文才に優れ、芸術的な文章を書く人は存在するのかもしれません。しかし、あなたが日常で文章を書...

  • 読書記録は明日更新します

    読書記録は明日更新に延期します。「5の倍数の日更新」とブログのトップに掲げていながら、3回連続となって申し訳ありません💧明日1日20時に更新予定ですので、是非ともお楽しみに。...

  • 【聖典29】ノーウッドの建築業者〔時系列37〕

    ある朝、暇を弄んでいたホームズとワトソンの元へ、若い弁護士ジョン・ヘクター・マクファーレンが駆け込んできた。身に覚えのない殺人容疑をかけられ、警察に追われているという。マクファーレンの事務所に、ノーウッドの建築業者ジョナス・オールデイカーがやってきたのは昨日のこと。オールデイカーはマクファーレンの両親の知り合いであったらしく、自分の没後、全財産をマクファーレンに譲りたいと言い出した。手続きを早いう...

  • 出口治明『哲学と宗教全史』

    哲学と宗教全史 - Amazon〈ダイヤモンド社、2019年〉教養を身につけたいけれど、哲学ってよく分からない…。宗教って今の時代ではオワコンでしょ?今更学ぶ意味あるの?そう思っている方にお勧めしたい本です。自然科学が発達し、宇宙の構造や脳が世界をどう認識しているか段々と分かってきた昨今。「世界はどういう原理でできているのか?」「人はどこからきて、どこへ向かうのか」人類がずっと抱いてきたこうした疑問についても、...

  • 読書記録は明日更新します

    2回連続になってしまいますが、読書記録は更新を1日延期して、明日更新します💦明日20時にアップしますので、お楽しみに。...

  • 【聖典33】ブラック・ピーター〔時系列36〕

    ホームズが期待するロンドン警視庁の若手警部ホプキンズは、このところある殺人事件の捜査に頭を悩ませていた。元捕鯨船船長ピーター・ケアリーが、銛で胸をひと突きされて殺されたのは1週間前のこと。ケアリーは「ブラック・ピーター」とあだ名されるほど陰険な性格で知られており、母屋から離れた小屋でいつもひとり寝泊まりする風変わりな男だった。現場はその小屋の中で、遺体のそばにはケアリー船長と同じ「P.C」のイニシャ...

  • 博報堂行動デザイン研究所・國田圭作『人を動かすマーケティングの新戦略 「行動デザイン」の教科書』

    人を動かすマーケティングの新戦略「行動デザイン」の教科書 - Amazon〈すばる舎、2016年〉「モノからコトへ」会社員ならこの言葉を聞いたことのある人は多いんじゃないでしょうか。かつてはモノの性能が向上すれば売れた。しかし、現在ではモノは十分すぎるほど行き渡り、性能も十分すぎるほど向上した。必要なモノはいつでも手に入るし、高性能でなくても十分。モノ自体の要素(性能や価格)だけでは、もはや消費者は動かない。...

  • 「読書記録」は明日更新します(読書迷子になってる話)

    5の倍数の日更新予定の「読書記録」ですが、明日に延期します。実は今ちょっと読書の「迷子」状態になっています😅私はいつも紙の本(こちらが大体メイン。朝食後や寝る前などにガッツリ読む)と電子書籍(隙間時間や入浴中にKindleで読む)のそれぞれ1冊ずつを並行して読んでいます。今回紙の本は少し分厚めの本に挑戦中だったのですが、一部に馴染みの薄い分野の記述がある本でして、途中から「あれ、ちょっとついていけないぞ💧...

  • 【聖典31】孤独な自転車乗り(美しき自転車乗り)〔時系列35〕

    母と貧しい2人暮らしをしていたヴァイオレットの前に、ある日伯父の友人であるカラザースとウッドリーが現れた。カラザースは申し分のない紳士だが、ウッドリーの方は非常に下品な男だった。身寄りのことを心配していたという伯父の遺志を尊重し、カラザースはヴァイオレットを娘の家庭教師として雇う。しかし、度々カラザース邸を訪ねてくるウッドリーに色目を使われ、彼女は落ち着かない。ついにはウッドリーが彼女に強引に迫っ...

  • 鎌田隆史『センスがないと思っている人のための 読むデザイン』

    センスがないと思っている人のための 読むデザイン - Amazon〈旬報社、2021年〉前置きノンデザイナーも 新人デザイナーも センスを試されているビジネスマンもページをめくるたびにセンスがよくなる!まぐまぐ! 人気のメルマガ「美大いらずのデザイン講座」書籍化。デザイン経験がなくても、デザインソフトがなくても、読むだけでデザインセンスが鍛えられる本。電車でできるコンセプト探しゲーム、デザインネタ帳のつくり方、...

  • 【重大?発表】雑誌を作りました!6/19(土)発売です!

    View this post on Instagram A post shared by @zinpu.592月下旬ごろから天狼院書店さん主催のオンラインゼミに参加して、雑誌を制作していました。5月中のブログ更新をお休みしたのも、雑誌の制作作業に集中するためです。なんとか無事に完成し、19日から発売できることになりました😆上記の通り、「知識ゼロで歴史博物館を楽しむコツ」を紹介しています。歴史学徒だった学生時代の経験&人脈と、昨年から本格的に勉強...

  • 小林弘幸『整える習慣』

    整える習慣 (日経ビジネス人文庫) - Amazon〈日経ビジネス人文庫、2021年 ※KADOKAWA、2015年の本を加筆修正し文庫化〉調子を崩していたから…という訳ではなのですが😅、読書記録再開1発目はこの本から。コロナ禍で、生活が様々に変わってしまったこの1年。遠出できなくて、なかなかリフレッシュできない。将来への不安が頭から離れない。リモートワーク、新しい生活様式…習慣が大きく変わってどうも落ち着かない。ストレスが溜ま...

  • 明日から更新再開します。

    以前の記事で5月30日から更新を再開するとしていましたが、5月中かなり根詰めて作業していたのが祟って、ここ1週間ほどダウンしておりました💦「30日から更新するので覗きに来てみてください」と言っていたのに…結果的に嘘になってしまい申し訳ありません汗調子が復活したので、記事を準備中です。明日10日から4月までと同様に更新していきますので、よければ今後ともよろしくお願いします。また、実は今週中にちょっとした発表があ...

  • 【前言撤回】25日の読書記録、26日のホームズ鑑賞録もお休みします

    25日からブログ更新を再開するとしていましたが、今週中に片付くはずだった予定が押してしまったので、来週もお休みします。(お休み告知記事だらけになってしまったので、直近のお休み告知記事は削除しました)予想外に忙しくなったというよりは、シンプルに僕の見積もりが甘かったです🙇‍♂️💦30日からは確実に更新できますので、どうかよろしければ覗きに来てみてください。読書記録は30日から、ホームズ鑑賞録は6月1日から更新し...

  • 今週のホームズ鑑賞録はお休みします

    ブログ更新お休みのお知らせばかり続いて申し訳ないのですが、今週のホームズ鑑賞録もお休みします💦また、読書記録は20日から更新としていましたが、さらに延期して25日からにしたいと思います。恐らく25日以降は更新していけると思いますので、気が向きましたら25日20時以降覗きにきてみてください。なお、ホームズ鑑賞録の次回は「美しき自転車乗り」です。どうぞお楽しみに。...

  • 読書記録更新は「20日から」に変更します💦

    15日から更新を再開するとしていた読書記録ですが、忙しさが解消されていないどころか、かえって忙しい状況になってしまったため、20日からの更新に延期します💦年間70冊読むという目標は諦めたくないので、20日からは定期更新できるよう、諸々整えていきますので、どうか気が向いたら20日の20時頃覗いてみてください。...

  • 【聖典36】三人の学生〔時系列34〕

    ある大学町に滞在していたホームズとワトソンの元に、大学の講師ソームズが血相を変えて賭け込んできた。大学では翌日に奨学生選抜試験を控えており、ソームズはギリシア語の試験監督だった。印刷所から問題用紙の校正刷り3枚が届き、自室でチェックを行っていたが、友人にお茶へ誘われ一時留守にすることに。1時間ほど経って部屋に戻ってみると、なんと施錠したはずのドアに鍵が挿さっていた。どうやら用務員のバニスターが用あ...

  • 来週までブログの更新をお休みします

    先々週からブログの更新をちょいちょい休んでいますが、忙しい状況が解消されていないので、さらに1週間ほどまでお休みします。ホームズ鑑賞録は5月11日から、読書記録は15日から、そして長らくサボっていたランニング記録も16日から更新を再開できるよう、諸々整理中ですので、お待ちください🙇‍♂️...

  • ホームズの説明は嘘? その1(「最後の事件」「空き家の冒険」より)

    「空き家の冒険」の鑑賞録はこちら(※「最後の事件」のネタバレを含みます)。「空き家の冒険」でホームズが語った「ライヘンバッハの真相」。ワトソンはホームズが帰ってきた嬉しさのあまり、ホームズの説明を鵜呑みにしていますが、しかし、よくよく考えるとホームズの説明には「ん?」と思う部分がちらほら。既にファンから様々なツッコミや憶測が語られているところではありますが、ここでは少しその論争に足を踏み入れてみた...

  • 明日は「読書記録」の代わりに「ホームズ鑑賞録TOPIC」を更新します

    30日に更新するとしていた「読書記録」ですが、こちらはお休みし、替わって「ホームズ鑑賞録TOPIC」を更新したいと思います。「空き家の冒険」の感想を書いた際に触れた通り、ホームズが語った「ライヘンバッハの真相」について考えてみたいと思います。だいぶマニアックな記事になりそうですが😅、どうぞお楽しみに。...

  • 今週のホームズ鑑賞録はお休みします。

    毎週火曜更新のホームズ鑑賞録ですが、今週分はお休みします。先日の読書記録の方もお休みしましたが、まだバタバタが続いております💦来週火曜には必ず更新します。次回は「三人の学生」です。お楽しみに。...

  • 4月25日の読書記録はお休みします

    5の倍数の日更新予定の「読書記録」ですが、次回25日はお休みします。先月から更新が遅れたり、休んだりすることが続いていますが、ちょっと最近いろいろと立て込んでおりまして💦30日には必ず更新しますので、ぜひ良ければ見にきてやってください🙇‍♂️...

  • 【聖典37】金縁の鼻眼鏡〔時系列33〕

    ケント州の外れに住む老教授コーラムの屋敷で、彼の助手であるウィロピー・スミス青年が殺された。夜の11時ごろ、2階の部屋でカーテンをかけていた女中のスーザンは、階下から恐ろしい悲鳴と何か重たいものが倒れる音を聞いた。恐る恐る1階の書斎に下りていくと、スミスが封蝋用のナイフで首を刺されて倒れており、一瞬意識を取り戻した彼は「先生…あの女です…」と言い残し絶命してしまった。彼の右手には金縁の鼻眼鏡が握られて...

  • 井上靖『天平の甍』

    天平の甍 - Amazon〈新潮文庫、1964年 ※初刊は中央公論社、1957年〉天平の昔、荒れ狂う大海を越えて唐に留学した若い僧たちがあった。故国の便りもなく、無事な生還も期しがたい彼ら――在唐二十年、放浪の果て、高僧鑒真を伴って普照はただひとり故国の土を踏んだ……。鑒真来朝という日本古代史上の大きな事実をもとに、極限に挑み、木の葉のように翻弄される僧たちの運命を、永遠の相の下に鮮明なイメージとして定着させた画期的な...

  • ホームズ鑑賞録は明日更新します【今後の更新計画】

    毎週火曜更新予定のホームズ鑑賞録ですが、今週も明日更新にしたいと思います。というのも今回は読書記録の更新日(5の倍数の日)と被っているため、書いて整理するのが大変なので^^;今回だけに限らず、これからホームズ鑑賞録と読書記録の更新日が同じ日の場合は、ホームズ鑑賞録の方を水曜日に更新することにします。明日更新のホームズ鑑賞録は「金縁の鼻眼鏡」です。お楽しみに。...

  • メンタリストDaiGo『コミュ障でも5分で増やせる超人脈術』

    コミュ障でも5分で増やせる超人脈術 - Amazon〈マキノ出版、2019年〉人と繋がるのが大事、人脈が大事と言うけれど、どう広げればいいんだろう…。そもそも「人脈」というほど人と繋がってないし、人と接するのはなんか苦手…。そんな悩みを抱えていませんか?かく言う僕もそんな1人。気がつけば職場の人間関係と数少ない友達との付き合いだけになっている。友達との付き合いはいいけれど、コミュニティが職場だけじゃいい加減窮屈。...

  • 【聖典28】空き家の冒険〔時系列32〕

    ——-ライヘンバッハの死闘から3年後、1894年春。青年貴族ロナルド・アデア卿がある晩、自室で射殺された。卿の自室は3階にあり、ドアには部屋の内側から鍵が掛けられていた。窓は開いていたが外壁によじ登れそうな足場はなく、真下の地面にも痕跡は残されていなかった。奇妙なことに現場付近で銃声を聞いた者はいなかったという。ホームズ死後も犯罪捜査に興味を持っていたワトソンは、現場の建物を見物しに行くが、そこで本を持...

  • 今週のホームズ鑑賞録は水曜に更新します。

    毎週火曜更新のホームズ鑑賞録ですが、今週は水曜に更新します。最近いろいろバタバタしておりまして、記事を書く時間をとるのにちょっと難儀しています💦次回は「空き家の冒険」です。お楽しみに。...

  • 『白銀の墟 玄の月』で残された謎

    十二国記シリーズの現時点最後の長編『白銀の墟 玄の月』のネタバレなし感想、ネタバレあり感想をそれぞれ先日アップしました。特にネタバレあり感想は、十数年待った(ちなみに僕はNHK地上波でアニメが放映されてからのファン)のと、4巻の長大な物語にどっぷり浸かったので、思いが溢れまくって長い記事になりました(笑)本来なら感想だけでなく、『白銀の墟 玄の月』で残ってしまった謎についても書こうと思っていたのですが、...

  • 『白銀の墟 玄の月』(十二国記 - 長編7) ※ネタバレあり

    戴国に麒麟が還る。王は何処へ──。乍驍宗が登極から半年で消息を絶ち、泰麒も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎が慶国景王、雁国延王の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国に戻った麒麟は無垢に願う、「王は、御無事」と。──白雉は落ちていない。一縷の望みを携え、無窮の旅が始まる!(新潮文庫 公式サイトより引用)――泰麒編の長編第4作――今回は全力でネタバ...

  • 大空白時代のワトソン その2(「最後の事件」「空き家の冒険」より)

    前回に引き続き、大空白時代のワトソンがどのように過ごしていたのかを考えていきます。ホームズの存在を世の記憶に残すため、短編連載を開始したワトソン。その行方は——。〔以下、「恐怖の谷」「最後の事件」及び「空き家の冒険」のネタバレを含みます。前回に引き続き、今回も基本的に僕の妄想です笑〕...

  • 【ホームズ鑑賞録予告】今週と来週の更新予定

    今週も原作の感想記事をお休みして、日曜に更新した「大空白時代のワトソン」の続きを更新したいと思います。8日20時に更新予定ですので、お楽しみに。なお、原作鑑賞録の次回「空き家の冒険」は、来週13日20時更新します。来週以降は通常通り、火曜更新に戻す予定です。...

  • 『白銀の墟 玄の月』(十二国記 - 長編7) ※ネタバレなし

    戴国に麒麟が還る。王は何処へ──。乍驍宗が登極から半年で消息を絶ち、泰麒も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎が慶国景王、雁国延王の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国に戻った麒麟は無垢に願う、「王は、御無事」と。──白雉は落ちていない。一縷の望みを携え、無窮の旅が始まる!(新潮文庫 公式サイトより引用)――泰麒編の長編第4作――ついに最新作です。...

  • 大空白時代のワトソン その1(「最後の事件」「空き家の冒険」より)

    ホームズの原作小説(聖典)を時系列順にご紹介しているホームズ鑑賞録。次回は「空き家の冒険」ですが、ここで一旦立ち止まって、ホームズが「最後の事件」で消息を経ってから「空き家の冒険」が起こるまでの3年間、いわゆる「大空白時代」について考えたいと思います。「大空白時代」のホームズの動向については、ホームズ自身が「空き家の冒険」内で語っており、その内容の真偽についてシャーロキアンが様々な見解を出していま...

  • 中島輝『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書』

    何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書 - Amazon〈SBクリエイティブ、2019年〉あなたは自分のことが好きですか?それとも嫌いですか?自分のことを肯定できますか?それともついつい否定してしまいますか?僕はといえば、完全に後者です。「自己否定の塊」状態になって、眠れない夜を過ごすこともしばしば。最近は少しマシになりましたが、以前はどれだけ頑張っても「こんなことは大したレベルじゃない。...

  • 読書記録は明日更新します

    5の倍数の日更新予定の読書記録ですが、次回更新は明日にずれ込みます。明日20時に更新しますので、お楽しみに。...

  • 【ホームズ鑑賞録予告】「空き家の冒険」は来週更新。その代わりに…

    ホームズ原作を毎週火曜日にご紹介している「ホームズ鑑賞録」ですが、今週の更新もお休みします🙇‍♂️次回「空き家の冒険」は4月6日に更新します。「空き家の冒険」に入る前にちょっと書きたいことが出てきてしまったので、今週のどこかのタイミングで「鑑賞録TOPIC」の方を更新する予定です。お楽しみに。...

  • 明日の読書記録もお休みします

    5の倍数の日更新予定の読書記録ですが、25日の更新はお休みします。今週はホームズ鑑賞録の方もお休みしましたが、ちょっと今いろいろ立て込んでいまして💦ただ、本自体は読み終わっているので、もしかすると30日か4月5日のタイミングで2冊分更新するかもしれません。期待せずにお待ちください(笑)...

  • 今週のホームズ鑑賞録はお休みします

    「大空白時代」に入ったから、というわけではないですが😅今週のホームズ鑑賞録の更新はお休みします。次回「空き家の冒険」は30日20時に更新します。お楽しみに。...

  • 宇留間和基『編集の教科書 なぜか先輩は教えてくれない基本ノウハウを学ぶ「編集基礎ハンドブック」』

    編集の教科書 なぜか先輩は教えてくれない基本ノウハウを学ぶ「編集基礎ハンドブック」 - Amazon〈リーダーズノート出版、2020年〉「ウェブ編集講座」「ライター養成講座」「カメラマン養成講座」といった編集関係のオンライン講座の広告を、最近よく目にします。コロナ禍でオフラインの仕事が苦しい事情も相まって、フリーのライターや編集者、デザイナーになりたい人が増えているようです。かく言う僕も、半分趣味、半分仕事に使...

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