オリジナルBL小説。ハッピーエンドのみ。性的描写が入るので18歳未満立入禁止。不定期更新
天才空手少年と俺様ピアニストの恋「あの月の下で」 ウルフドッグ×リーマン「アラカワ(仮)君と俺」 借金のカタに売られたへこたれないサクラとヤクザの恋「サクラシリーズ」 が割とご好評いただいた話です。
首筋から背骨を伝い、やがて末端まで伝播した震えが俺の体を支配して、立っているのがやっとだった。耳に残る郁人さんの囁きが、まだ頭を痺れさせている。フッと微かな笑いとともに吹きかけられた息に、ビクリと身を竦ませた。「まあ、俺を殺れる奴なんざ、い
キッチンの床に座り込んで、わんわん泣いていた俺と凛は、「・・・何やってんだ、お前ら」という、郁人さんの呆れ声に我にかえった。「え・・・?・・・!お、おがえりなざい」玄関の開く音にも気づかなかった。それにしても、まだ6時過ぎだ。こんなに早く帰
今朝、テレビを見ていたら『冬の食材特集』をやっていて、郁人さんが急におでんが食いたいと言い出した。飯を作る係としては、メニューが決まっているというのは結構有難い。それで、味を染み込ませるのに昼過ぎから作っていたんだけれど、トマトを買い忘れた
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