Kとのこと、Bとのこと、あの人のこと。おこったできごとをほぼ同時進行で書き進めていたけれど現実は待ってくれない(あたりまえか)。あれほどいろいろあったのに、現…
「私は彼に言いました。今のままではあなたは一生、逃げ続けるだけ。もし本当に、自分の人生をきちんと歩みたいならどこへも、誰からも逃げずに“責任”と向き合わないと…
とにかく、あの人から聞くKの言動すべてに呆れ、脱力した。愛する女と恋する女。両方なんて手に入るはず、ないのに。ある種の覚悟と尊厳をもって淡々と、Kとのやりとり…
いつのまにか、秋の気配を通り過ぎ、冬がそこまできている。この1か月、いろいろなことがあった。前回の続きを書こうと何度も試みたけれど、結局、書けなかった。どう書…
月明かりの下のあの人は私がかつて見た、強烈なオーラとまぶしさを放つあの人ではなくてびっくりするほどはかなげで頼りなく見えた。「ごめんなさい。…あの…」初めて聞…
疑ったり恐れたり不安になったり情けなくなったり。そばにいる相手を信じることができない、ということがいちばん自分自身を傷つけ、疲弊させる。もちろん、相手のことも…
あっという間に9月。まだまだ暑い日が続くけれど、夜の風は秋の気配を運んでくる気がして心地いい。あの日、焼き鳥屋でたらふく食べて飲んだ私たちは近くの川沿いをてく…
入口にはのれんも看板もなくひっそりとしているにもかかわらず、その焼き鳥屋はいつ行っても満席で活気がある。巨大な白木のカウンターだけが横たわる店内に入ると2つだ…
「元気? どうしてた?」3コール後、Bはまるで“いつもどおり”な空気で電話に出てそう言った。初めて電話をかけたのに。「掃除をしてた」「キレイになった?」「たく…
男を忘れるには男、というけれど実際はそんなに簡単にはいかない。それほど、Kのことが好きだった。やっと、Kとの写真を捨てた。1枚だけ、Kがいちばん好きだ、という…
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