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自転車環境党掲示板 https://assurance.exblog.jp/

自転車と環境について考えるサイトです

自然と人間の健康な環境づくりと都市建設をめざし、自然科学者、建築家、環境デザイナー各位のご指導も賜りながら、サイクリストが政治参加するチャンスとしましょう!

alpacajapan
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2011/04/13

  • 沼島

    沼島 高木敏克 白骨に夜行貝が静かに語り始める寒天状の午後孤島ではビニール傘が全員にゆきわたる少女たちが拝むのは海底から立...

  • 淀屋のクロノスの橋

    淀屋のクロノスの橋 高木敏克 河の流れをみていると水になって流れてみたく...

  • 〈蘇鉄俳句会〉2024年 前半の句

    六月 幽霊船 海陽炎は闇に浮く五月珊瑚虫かたりが今を食べていて 四月黒潮に斜めに刺さる島もあり 三月 思い出の句置きみやげ漆黒の闇と夜光貝二月の句 大橋...

  • 「クロノス・エロス・タナトス」を読む

    「クロノス・エロス・タナトス」は放り投げて忘れてしまった教科書を思い直して読み直すと意外と面白い読み物であることを発見したような気分になる本である。著者は...

  • 少年老いやすく

    高木敏克 少年老いやすくしおれちまった少年少女がソフトクリームを売っている理由というバネもなく 自由という羽根もなくなぜ生きるかという曲がり角で...

  • かなしみ喫茶は自動ドア

    かなしみ喫茶は自動ドア 高木敏克 人はのしあがるように階段をのぼりへしおるように降りてゆく珈琲物語かなしみ喫茶はいつも人がいっぱい ...

  • ドストエフスキイの「永遠の夫」の解読

    本日2024年5月16日はペラゴス 勉強会です。倉橋健一さんとやりやってきました。 レジュメはよく読むと面白いので、読んでください。 高木敏克ドスト...

  • ドストエフスキイの「永遠の夫」の解読

    ドストエフスキイの「永遠の夫」の解読高木敏克 はじめに 「永遠の夫」は1870年に「悪霊」とともに起稿されているが(レーニンが生まれた年)、処女作「貧...

  • 隣の部屋

    隣の部屋 いきなりこの部屋にたち現れたのは全裸の若い女性でどうも学生らしい白い壁の前にあらわれた肌は茶色でそれが彼女の色で陰りの部分にだけメラニン色素が...

  • 暗闇堂々

    暗闇堂々 暗闇に堂々と泥棒が入ってきたらしい昔の泥棒は泥の中を棒でかき回しながら入ってきたと書いてあるが今の泥棒はスポットライトで闇をかき分けながらやって...

  • 夢が思い出す

    夢が思い出す 夢を思い出しきれずに夢の断片だけで物語が失われるのは年のせいなのかと思う夢覚めの時思いだせない記憶というのははたして夢なのかそれよりもなぜ...

  • 河の匂い

    その日わたしが帰宅してドアを開こうとした時のことであった。いきなり隣のドアが開いた。おどろいた女の目がじっとわたしを見ていて離れない。そこまで驚かせてす...

  • さび

    さび錆は赤く浮かんで見えるがその裏には黒い錆が沈んでいる浮いた女に沈む男も浮いた分だけ沈んで錆びているので浮いた分だけでなく沈んだ分も掘りださなければなら...

  • 岬工場

    岬工場 高木敏克 薄暮が迫ってくると遠くに光が点りはじめる。小さな光が命の在りか示すのだが、岬の闇がまっすぐ伸びて島につなが...

  • 風の闇をのぞけ

    風の闇をのぞけ 村上春樹の「風の歌を聴け」のはじめのほうに野井戸の闇を覗く少女が出てくる。実は風の歌はそこから聴こえてくるのだ。その穴はぽっかり空いた心の...

  • 作品の根拠

    今日は神戸珈琲物語で長田高校の先輩詩人に会ってきました。甲子園出場記念の帽子をプレゼントして戴いた。詩の根拠について楽しい語らいの茶話会となりました。大阪...

  • 遡航時間

    宮川に沿ってその家に行く途中に何本かの橋が架かり道から浮いたように高くこんなに浮いたり沈んだりして下には鉄筋の骨が埋まっている 風に晒されて地表は柔らかく...

  • 六甲

    六甲耳鳴りのする高度でヒルクライマーたちが蝶々を追っている雷雲が追ってくる山肌を包むように包囲しようとして包囲されていたのだたしかに山は鳴っている解放区な...

  • 琴掛柳

    琴掛柳の影にはいくつかの死角があり止まったままの時間に躓くことがある空とともに私が映る床屋の水盤に鋏が解体されてふたつのナイフになる 風の吹く砂漠は布に...

  • 黒い羊

    あまりにも寒いので毛皮をかぶり羊になろうとした時のことであった若い時の革ジャンは記憶だけが重かった結末しか覚えていない悪夢のように 現実のような夢というも...

  • シナトラ・バー

    詩の会も終わって、二次会も終わって、地下鉄山手線の入り口で解散になった時に、シナトラに行かない?とサユリはいったのでみんなが振り向いた。黙って消えればよい...

  • 水脈調査員

    風景の隙間では記憶の世界から夢の世界に時間が流れて南の銀色の海は朝から傾いている この乱雑な再開発の斜面の神戸にも山村の名残の坂道が続...

  • さび

    さび錆は赤く浮かんで見えるがその裏には黒い錆が沈んでいる浮いた女に沈む男も浮いた分だけ沈んで錆びているので浮いた分だけでなく沈んだ分も掘りださなければなら...

  • ライダー

    高橋は蛇の木峠のトンネルを出たところで右目の端に黒い石積みのダムを見つけて目が眩み、ハンドルを切り損ねて車体をバウンドさせて横転し、バイクは空中に舞い、...

  • 闇族

    ドライブウェイを登ってくる時には確かに見えていたのに、下るときにはなぜか見えなくなる石積みのダムがある。老人の話によると、その昔その谷には山間の部族がひっ...

  • ドゥニーズの部屋

    ドゥニーズの部屋 水滴が玉になって転がるようなパリジェンヌのフランス語は耳に届くだけではなく胸に響く快さをもっている。ドゥニーズが喋るとそれだけでフランス...

  • サンマロへの道(1)

    サンマロへの道(1) 「久しぶりにお父さんがブルターニュから来るわ。飼っている大兎のお肉も持って来てくれるの」洋子さんからも少しは聞いていたけどドゥニーズ...

  • サンマロへの道(2)

    サンマロへの道(2) モンサンミッシェルで宿を取らなかったのは誤りであった。確かにあそこでは宿が取れたはずだ。海に浮かぶ寺院を背にしながら、どうしても振り...

  • サンマロへの道(3)

    サンマロへの道(3) リチャード・パーカー今という時間がいつまでも続く未来のやってこないノッペラボーの道だった。ようやくたど...

  • ビッグ・エイジェント計画

    調査員Rの報告 保険会社はいくら保管金を支払っても損をしない金融組織になっている。支払い保険料は後...

  • 入選通知

    エッセイ賞入選作の通知が届きました。

  • ビッグモーターから見えてくるもの

    機関代理店がなぜ悪いかというと、自由競争を排除しているからである。企業が内部に保険代理店を作り、保険料の一部が手数料として戻ってくるとなると、代理店間の...

  • ダウンヒル

    ダウンヒル 高木敏克 子供たちの声が消えると坂の上からカンカンが転...

  • ヒルクライム ロルカ祭の朗読詩

    ヒルクライマー 髙木敏克女は死ぬ前に話しておきたいことがあるといって、毎晩 ねるまで ねたまま上になり下になり...

  • 共同保険とはなにか

    共同保険とは何か? この取材は主人公のX研究員の報告として創作された小説のプロットなので、事実調査ではありません。作家の単なる想像力の産物です。 この話は...

  • 出向社員の驚くべき発言

    出向社員の驚くべき発言 潜入記者の聞き込み調査――――小説―――――フィクションです 「なるほど、機関代理店のカラクリについてはだいぶん解ってきました。...

  • 機関代理店への徹底追及

    機関代理店への徹底追及潜入記者の決死の取材報告 ――――小説―――――― 機関代理店は、企業の「自己物件代理店」「別動体代理店」英語で...

  • 出向社員の実態

    出向社員の実態―――――侵入記者の聞き込み取材――――小説今回の事件では、大手損保2社の出向社員がそれぞれ3名だったのに、1社は37名だった。この異常な出...

  • 機関代理店と保険バブルの関係

    機関代理店と保険バブルの関係 (潜入記者の報告)ーーー小説のプロット 保険契約企業が自ら保険代理店を始めるというのはどういう事なのか?まず考えられることは...

  • 保険金詐欺の真犯人は誰か?(潜入記者の報告)

    保険金詐欺の真犯人は誰か?(潜入記者の報告) これは小説のシナリオです。 損害保険会社は大企業から保険契約を得るために「機関代理店...

  • 保険とリスクマネジメント

    保険とリスクマネジメント 日本では保険といえば、リスクマネジメントの一手段として定着し、リスクを軽減したり転嫁したりするものだと考えられているが、これは保...

  • タイミング・リスク

    タイミング・リスクマネジメント 阪神淡路大震災においては市長も罹災し、市庁舎には出てこれなかった。司令塔の不在のまま、意思決定はなされず、救護活動、防災活...

  • 「反抗的人間」読書会・レジュメ

    反抗的人間L‘HOMME REVOLTEbyAlvert Camus このレポートは自分が文学作品を書くためのものです。 総 論 「革命家とは、す...

  • 黒田喜夫「詩と反詩」読書会 レジュメ

    黒田喜夫「詩と反詩」の世界 読書会レジュメ by髙木敏克 黒田喜夫年譜 月十日闘いつ黒田喜夫(本名)父母父系は山形県西村山郡紫橋村中郷(現在河江市)...

  • 悲劇「メディア」読書会・レジュメ

    悲劇メディア2023・4・23 カルメン1・ プロロゴス エウリピデスの悲劇「メディア」は紀元前431年の春、大ディオニソス祭において上演された。紀元前...

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