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風景、季節の移ろい、ペット、花、小物など、ジャンルこだわらずの写真ブログです

本業はサラリーマン。 好きなものは写真と過ぎ去った日々の洋楽。いつまでたっても大人になりきれません。本拠地、金沢市は加賀百万石で育まれた独自の文化や伝統を大切にする地方都市。また一方では、新しいものを積極的にとり込もうとする気質も旺盛で、新旧がうまく調和する魅力的な街です。そんな金沢の街並みや季節の話題、気になるお店、人々の生活など、ガイドブックにはない金沢も紹介しています。

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住所
金沢市
出身
加賀市
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2011/04/09

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  • 一瞬の夏 By空倶楽部

    「9」のつく日は空倶楽部の日。※詳しくは、発起人かず某さんchacha○さんまで2014年8月新潟県鯨波海岸を走るトワイライトエクスプレス。2014.08.3018:34Sonyα99Vario-Sonnar24-70㎜/f2.8(35mmf/2.8,1/250sec,ISO12800)来春、北陸新幹線が敦賀まで延伸される。それによって金沢から敦賀までの所要時間は30分短縮されて46分。また、敦賀を経由した大阪までの所要時間も同様に30分短縮され2時間となる。一方で鉄道輸送の高速化と引き換えに失われるものもある。「サンダーバード」や「しらさぎ」など在来特急が北陸の鉄路から消えるのだ。それと同じことが今から8年前にも起こっている。北陸新幹線の開業とともに廃止されたいくつかの特別急行のことで、その一つが大阪と...一瞬の夏By空倶楽部

  • 梅雨空の黄昏 By空俱楽部

    「9」のつく日は空倶楽部の日。※詳しくは、発起人かず某さんchacha○さんまで梅雨前線に置いてけぼりにされた雲と出番を伺う夏本番の青い空。この時期特有の空が黄昏てゆく。三国港(福井県坂井市)2023.07.1518:36Sonyα7S3FE24-70㎜/f2.8GM2(30㎜f/8,1/250sec,ISO100)ところで、黄昏の語源は「誰そ彼(だれそかれ)」現代語なら「誰だ。彼は?」で、人の識別がつかなくなることが転じて夕方をさす。もっともこの写真を撮ったのは日没30分前だから肉眼は釣り人の表情はしっかりと捉えているのだが明暗差に弱いカメラから「誰そ彼?」というつぶやきが聞こえてきたのだ(嘘です!)梅雨空の黄昏By空俱楽部

  • エッセル堤という風景 2

    エッセル堤の突端で歩いてきた道を振り返ってみた。渚からここまでは500m。遠く三国の街並みがまるで海に浮かんでいるようだ。前項でも触れたが。渚からながめるエッセル堤は海に張り出すアーチ状の構造物だが、間近にするとその整然とした印象とは裏腹にごつごつとした岩が積み上げられていることがわかる。堤が築かれた明治時代の頃はコンクリートの調達も困難だったはずだから、おそらくは人力で岩を積み上げたのだろう。その難工事ぶりが窺えるのである。美しさと無骨さ、そして人々の苦労が産業遺産として評価につながったのかもしれない。あらためて突端から風景を。エッセル堤としては突端だが、実はその先にも突堤が伸びている。昭和23年。直前の福井地震による被災を修復するとともに新たな突堤が増築されたのだ。その長さは400mを超えるというから...エッセル堤という風景2

  • エッセル堤という風景

    一週間居座った梅雨前線が北上し、ようやく晴れ間が現れた週末の午後。それでもまだ雲は多かったが、撮影に出かけることにした。劇的な空を撮るならかえって好都合と思ったのだ。目指したのは三国港。海と空が広く開けた夕陽の名所だ。金沢からだと車で二時間近くかかるのだが、そんな距離など苦にはならない。むしろ、今日はどんな夕空が現れるかと、ワクワクしながら車を走らせるのだ。石川県にも夕陽が美しい海岸はいくつもあるのだが隣県の海を訪れるのには理由がある。三国港から大きく張り出す突堤。エッセル堤に魅せられているからだ。いくら夕陽が美しくても海と空だけでは単調な風景でしかない。そこに圧倒的な存在感で風景を特別なものとしてくれるのがエッセル堤で海に伸びるアーチ状の突堤は他にはない海岸線の美しさを形作っているのだ。さて、いつもなら...エッセル堤という風景

  • 花の名前は知らないが

    三国港の夕刻。何気なく眺めた先に自生する花が気になった。ふだんなら誰も気にとめないような花だが暮れてゆく大きな景色を従えるような存在をその花に感じたからだ。三国港(福井県坂井市)2023.06.2418:58Sonyα7S2FE24-70㎜/f2.8GM2(49㎜f/.8,1/200sec,ISO100)「なんという花だろう」と思いつつ、ふと、花の仕事をしている長男から聞いた話を思い出してもいた。やたらと花の名前を知りたがる日本人観光客の話だ。パリのとある花屋の店先。色とりどりの花が歩道にまでこぼれ街の一角を美しく飾っていた。たまたま通りかかった日本人の男がその光景に目を奪われ「この花は何という名前だ。あの花は?」と矢継ぎ早に店の主人に尋ね始めた。その刹那、店の主人が男に浴びせた言葉が「美しいと思ったなら...花の名前は知らないが

  • 風の風景 光の風景 By空倶楽部

    「9」のつく日は空倶楽部の日。※詳しくは、発起人かず某さんchacha○さんまで空倶楽部、今月のお題は「曇り空」。それで、日没間近の水平線を厚く覆う雲を撮ろうと目論んだのだが...三国港(福井県坂井市)2023.06.2418:56Sonyα7S3FE24-70㎜/f2.8GM2(45㎜f/16,1/60sec,ISO250)一瞬、雲の切れ間から射す光が強烈で、「曇り空」どころではない。慌てて2枚のハーフフィルターを仕込んだもののそれも役には立たず、空は白トビ。この写真、お蔵入りの運命だったはずだが、しげしげと眺めて見ると光に照らされた草がそよいでいる。目を細めるほどの光の中に風を感じ、このまましまい込むのも忍びないと思ったのだ。風の風景光の風景By空倶楽部

  • 梅雨空の記憶

    ここ近年の梅雨というと豪雨による災害報道が相次ぐ。温暖化による地球規模の異変が大きくかかわっているのだろう。災害を引き起こさないまでも、梅雨というとじめじめとしたネガティブな印象が定説だ。しかし一方で、長雨の季節も四季の移り変わりのひとつ。「そこには情緒もあるはずだ」と、「お蔵」の中から探し出したのがこの写真。市振駅(新潟県糸魚川市)2016.07.0915:16Sonyα99Vario-Sonnar24-70㎜/f2.8(24mmf/8,1/800sec,ISO100)もう7年も前のことになるが、この空のことはよく覚えている。梅雨空をおして遠出の撮影に出かけた帰り道で天候の回復とともに雲の合間から青空がのぞき始めた。見る見るうちに雨雲を蹴散らすように広がり始める青空。その澄んだ空に目を奪われたのである。梅雨空の記憶

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