この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 はじめに Unityで実機用にビルドすると〇〇_BurstDebugInformation_DoNotShipという感じのフォルダが生成されることがあります。 今回はこれがどういうもので、必要なのかどうかという話です! BurstDebugInformation_DoNotShip
個人ゲーム開発者kan.kikuchiのメモ的技術ブログ。月木更新でUnity関連がメイン。
個人ゲーム開発者kan.kikuchiのメモ的技術ブログ。月木更新でUnity関連がメイン。
LODクロスフェーディングでモデル切替時にフェードで自然に補完【Unity】【URP】
この記事でのバージョン Unity 2022.2.2f1 はじめに Unity公式のYoutubeチャンネルにLODクロスフェーディングの動画が上がっていたので、 今回はこれを試してみようという感じの記事! イメージとしては以下のような感じで、LODでモデルを切り替える際にフェードしながら切り替える事でより自然にモデルの変更が出来るという物です。 LODクロスフェーディング
オブジェクトを削除せずに再利用して負荷を減らす仕組み「オブジェクトプール」をUnityの標準機能で実装する【Unity】
この記事でのバージョン Unity 2022.2.2f1 はじめに Unityではオブジェクトを生成する時にInstantiate、削除する時にDestroyを使いますが、どちらもそれなりに重い処理なので出来るだけ実行回数を減らしたくなります。 そんな時に使えるのがオブジェクトプールという仕組みで、使ったオブジェクトを削除せずに非表示にして、必要になったら再度表示して使うというものです。 以前そのオブジェクトプールをUniRxで実装するというのを紹介しましたが、 Unity2021からUnityの標準機能で実装出来るようになったので、 今回はこれの紹介です! オブジェクトプールをUnityの標…
Device Simulator込みでPCとスマホ(タブレット)で処理を分ける方法【Unity】
この記事でのバージョン Unity 2022.2.2f1 はじめに 複数のプラットフォーム向けにゲームを作ってると、プラットフォームごとに処理を分ける必要が出てきます。 そんな時はdefineシンボルを使えば、簡単に処理を分けられますが、 #if UNITY_IOS //iOSの処理 #elif UNITY_ANDROID //Androidの処理 #else //それ以外(Windows等)の処理 #endif プラットフォームを切り替えないと動作確認が出来ないため、 例えばプラットフォームごとにUIの表示分けをしてDevice Simulatorで確認したいみたいな時は面倒です。 という事…
コライダーを常に可視化する事で物理演算のデバッグを簡単にするPhysics Debugger【Unity】
この記事でのバージョン Unity 2022.2.2f1 はじめに 今回はPhysics Debuggerという物理演算のデバッグを手助けるするUnity標準機能の紹介です! イメージとしては以下のような感じ。 なお、Physics Debuggerは3D用の機能ですが、2Dでもコライダー常時可視化は可能なので、こちらの紹介もしています。 なお、記事中の画像は以下のアセットを使っております。 Mobile Garage Vol. 2 2D Fantasy Art Assets Full Pack Physics Debugger
この記事でのバージョン Unity 2022.2.2f1 はじめに 今回は2DのURP(Universal Render Pipeline)で影を表示する方法の紹介です! ちなみにURP自体の導入については以下の記事を参考のこと。 なお、記事中の画像は以下のアセットを使っております。 2D Fantasy Art Assets Full Pack 2DのURPで影を表示する方法
聴きやすい講演用の動画を作る(撮る)際に気をつける事やコツ【雑記】
はじめに 昨年、Unity主催のオンラインのカンファレンスイベント「SYNC」に登壇しました。 おかげさまで色々な方に講演を見て頂けて、一時的に人気順で1番目になるなんて事もありました。 SYNCの僕の講演が人気順でついに1番目になってしまた……!Unityの話全くしてないのに申し訳ない感がなくもないけど嬉しい……!!継続を重視した個人ゲーム開発者の生存戦略 ~1人で34本のゲームを開発&840本の記事を執筆した方法~ Unity Learning Materials https://t.co/bIB9AcqQXb #UnitySYNC pic.twitter.com/MNKIuVRQO1…
Device Simulatorを使ってるかの判定と、何のデバイスやOSを使ってるか取得する方法【Unity】
この記事でのバージョン Unity 2022.2.2f1 はじめに UnityにはGameViewでセーフエリアやノッチも含めた色々な端末をシュミレート出来る公式機能Device Simulatorというものがあり、一昔前は導入の必要がありましたが、 最近はデフォルトで入ってるので、より簡単に使う事出来るようになりました。 今回はこのDevice Simulatorを使っているかどうかの判定と、何のデバイスやOSを使ってるのか取得する方法の紹介です! UnityEngine.Device
URP(2D)でPost Processingを使う方法【Unity】【URP】【ポストプロセス】
この記事でのバージョン Unity 2022.2.2f1 はじめに 今回はURP(Universal Render Pipeline)でPost Processingを使う方法の紹介です!参考のプロジェクトは2Dですが、3Dでも同様の方法で使えると思います。 ちなみにURP自体の導入については以下の記事を参考のこと。 なお、記事中の画像は以下のアセットを使っております。 https://assetstore.unity.com/packages/slug/20223?aid=1101lGoY URP(2D)でPost Processingを使う方法
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この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 はじめに Unityで実機用にビルドすると〇〇_BurstDebugInformation_DoNotShipという感じのフォルダが生成されることがあります。 今回はこれがどういうもので、必要なのかどうかという話です! BurstDebugInformation_DoNotShip
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 Steamworks.NET Release 20.2.0 はじめに 今回はUnityでSteam向けのゲームを作った際に、ゲーム内でストアページを開く方法の紹介です! ゲーム内からSteamのストアページを開く
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 UnityのTextMesh Proにはテキスト中に好きな画像を表示させる機能(Sprite Asset)があり、 その設定ファイルであるTMP SettingsのDefault Sprite Assetという項目で、全TextMeshProで共通で使える画像を設定することが出来ます。 ただ、このファイルは一つしか設定できないので、「テキスト内の画像を言語ごとに変えたい」みたいな時にちょっと不便です。 ということで今回はDefault Sprite Aseetをプログラムからランタイムに変更する方法の紹介です!! といってもTMP_S…
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 はじめに Unityでリリース時はログを消すたりするために、ログのラッパークラス&メソッドを作ることがよくあります。 public static class LogPrinter { public static void LogNormal(object message) { UnityEngine.Debug.Log(message); } } //Debugの代わりにLogPrinterを使う感じ LogPrinter.Normal("ログテスト"); ただこれだと、ログをクリックした時にラッパーの方に飛んでしまいます。 というこ…
はじめに 現在Steam向けに【孤独なインディーゲーム開発者の一生】というゲームを個人で作っていて、その体験版をちょっと前にリリースしました!(是非プレイやウィッシュリスト追加お願いします!🙇) 【孤独なインディーゲーム開発者の一生】の体験版をリリースしました!(Steam Nextフェス用の期間限定)https://t.co/JfmJJXHPTHぜひ遊んでもらえると嬉しいです!ウィッシュリスト追加でさらに嬉しいです!!レビューまでかいて頂けたら喜悦の極みでございます!!!!#SteamNextFest pic.twitter.com/poYWG54xLE— カン@ゲームクリエイター(Unit…
はじめに Steamでは体験版を公開したときに、ウィッシュリストに追加してくれている人達に、以下のようなメールを一斉送信する事が出来ます。 ただし、リリース時と違って手動で送信する必要があるので、今回はその方法の紹介です! メールを一斉送信する方法
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 JetBrains Rider 2025.1.3 Claude Code 11.3.0 はじめに 今回はAnthropic製のAIコーディングアシスタント「Claude Code」を Unity×Rider(Mac)で使う方法の紹介です! 以前紹介した、GitHub×OpenAIが提供するAIのコーディング支援機能「GitHub Copilot」は、コードの補完を支援する感じの使い方でしたが、 Claude Codeはテキスト(日本語でもOK)で指示して、コードの修正や作成を行わせる感じで、コードを自分でガッツリ書いてくれます。使い方…
はじめに 先日、現在Steam向けに開発中の「孤独なインディーゲーム開発者の一生」の体験版を出しました。 この時、体験版の専用ストアページを作ったのですが、 製品版の方には体験版が表示されていませんでした。という事で今回は体験版を製品版のストアページの上に表示する方法の紹介です! 体験版を製品版のストアページの上に表示する方法
現在Steam向けに開発中の「孤独なインディーゲーム開発者の一生」の体験版を出しました!ゲーム内の年齢で30歳〜35歳(1時間ぐらい)までプレイ出来る感じです。 【孤独なインディーゲーム開発者の一生】の体験版をリリースしました!(Steam Nextフェス用の期間限定)https://t.co/JfmJJXHPTHぜひ遊んでもらえると嬉しいです!ウィッシュリスト追加でさらに嬉しいです!!レビューまでかいて頂けたら喜悦の極みでございます!!!!#SteamNextFest pic.twitter.com/poYWG54xLE— カン@ゲームクリエイター(Unity/Steam/スマホアプリ/UE…
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 はじめに 以前テキストにアニメーションを追加したり、 文字送り(文字を最初から順番に表示する)を実装出来たりする、 Text Animatorというアセットを紹介しました。 今回はそのText Animatorを使ってる際に、一度テキストを消してから再度表示しようと思ったら、前のテキストが一瞬表示されしまう場合の対処法です! Text Animatorで前のテキストが一瞬表示されしまう場合の対処法 実はこの問題の対処法は公式のドキュメントに書いてあったりします。 追伸: キャンバスの設定によっては、テキストが 1 フレームだけちらつく…
はじめに 今回はタイトル通り、Steamのストアを多言語対応(ローカライズ)したい時に、どこから設定するのか、どうやってそれを確認するのかという紹介です! Steamのストアを多言語対応(ローカライズ)の設定方法と確認方法
はじめに Steamには開発者やパブリッシャー専用のページである開発者・パブリッシャーホームページという物があります。 このページにはリリースした全ゲームの一覧(載せないゲームを選ぶ事も可)、最新作のゲーム、現在セール中のゲーム、自分のゲームの中だけでの売上ランキング等を載せる事が出来ます。また、TwitterやYoutubeへのリンク、ページ自体のフォロー機能もあります。(ページをフォローしてくれたユーザに新作が出た時等に通知を飛ばす事も可能) さらにSteamの各ゲームのページにある開発元やパブリッシャーのリンクから専用のページに飛べるようにもなります。(このページを設定していない場合は検…
Steamは無料の体験版(Demo)を配信することができ、製品版とは別に専用のストアページを作成する事も可能です。 もちろん、ストアページを別に用意するということはそれ用の画像素材も必要になるのですが、製品版と同じ物でも基本大丈夫です。 ただし、体験版は左上に専用のマークが付くため、これとタイトルが被るとリジェクトされます。なので、素材の修正が多少は必要になるかもしれません。 なお、実際リジェクトされると以下のように指摘されます。 ストアページは審査に通過しませんでした。カプセル画像に「Demo」バナーが重なり、製品名が隠れてしまっているためです。カプセル画像は Steam ストア内のさまざま…
はじめに Steamは無料の体験版(Demo)を配信することが出来ます。 The Hundred Line -Last Defense Academy- Demo Ver. on Steam 今回は、その体験版の設定方法の紹介です! 体験版の設定方法
はじめに Steamは無料の体験版(Demo)を配信することが出来ますが、↓のように製品版とは別に専用のストアページを作成する事も可能です。 The Hundred Line -Last Defense Academy- Demo Ver. on Steam と言う事で今回は、体験版は製品版とは別に専用のストアページを作ったほうがいいのか?という話! なお、先に結論だけ言ってしまうと、「基本は別のストアページ作った方が良いけど、やる事増えてちょっとめんどくさい」という感じです。 体験版は製品版とは別に専用のストアページを作ったほうがいいのか
3Dモデルを扱う時には凸凹などを表現するためにノーマルマップ(法線マップ)という物がよく使われ、画像からノーマルマップを生成するツールなんてのもあります。 今回はそのノーマルマップを合成するNormalMapMergerという無料サービスの紹介です! 以下のように異なるノーマルマップ(サイズが違くてもOK)を一つにするものです。 使い方も簡単、ページ上部の「ファイルを選択」で画像を選ぶだけで合成され、下部の「合成画像をダウンロード」からダウンロード出来ます。 これ使えば、最初から凹凸のあるモデルに、新たに別の凹凸を足すことが簡単に出来ます。(変えたのはノーマルマップだけで、テクスチャは変えてい…
はじめに 3Dモデルを扱う時には凸凹などを表現するためにノーマルマップ(法線マップ)という物がよく使われます。 今回はそのノーマルマップを簡単に作れるNormal map generatorというツールの紹介です! なお、Windows限定で有料(と言っても500円)です。ちなみに以前、無料でノーマルマップが作れるサービスも紹介しましたが、 元の画像が平坦だと特に、今回紹介するツールの方が良い感じでした。(左が以前の無料ツールのもの、右が今回紹介するもの) Normal map generator
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 (URP 17.0.3) はじめに Unityは3Dでも2Dでも簡単にポストプロセス(Post Processing)を使う事が出来ますが、 今回はどのポストプロセスが使われているか、簡単に確認する方法の紹介です! カメラにどのポストプロセスが使われているか、簡単に確認する方法
はじめに 「X(Twitter)の自己紹介欄にURL載せたいけど、文字数制限厳しいので載せられない!」そんな時にBitlyというURL短縮サービスを使うと良いよという話を以前したのですが、 しかし、Bitlyは残念なことにたまに広告が出るようになってしまいました。(短縮URLをクリックすると、クッションページが表示される感じ。必ず出るわけではない) 有料プランにすれば解決するのですが、そこまで重要な使い方をしてるわけでもないので、今回は代替となるX.gdというURL短縮サービスの紹介です! ちなみに国産の非営利のサービスらしく、会員登録や有料プランはありません。 X.gdの使い方
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 はじめに C#で値型の変数にnullを入れたいみたいな事がたまにあります。例えば以下のようなメソッドで「xは常時指定したい、yは基本指定しない」という時です。 public void Sample(int x, int y){ /*xの処理は毎回する*/ /*yの処理は基本しないが、たまにする)*/ } オーバーロードでも実現は可能ですが、メソッドが増えるのがちょっと微妙です。 public void Sample(int x, int y) { /*yの処理をここでする*/ Sample(x); } public void Samp…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに 以前、デカール(Decal)という3Dモデルの表面の形に沿って、画像をスタンプのように投影して表示する公式機能の紹介しましたが、 このデカールは意図せず他のオブジェクトに映り込んだり、 貫通して裏面に表示されてしまったり、 好きなシェーダーが使えなかったりと、いくつか欠点がありました。 という事で今回は、それらの欠点が解消された軽量デカールシステム「AirSticker」の紹介です!ちなみにサイバーエージェントが開発したOSSで、無料(MIT License)で使えます。 このAirStickerはメッシュを生成し、デカール…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 Cinemachine 2.9.7 はじめに カメラ操作を簡単に行えるUnityの公式機能Cinemachineを使ってる際に、 カメラの位置を取得して、その近辺にオブジェクトを置こうと思ったらカメラが移動中だったため座標がずれた事がありました。 という事で今回はCinemachine(というかCinemachineVirtualCamera)の移動や補正中の現在値でなく、目標の位置(移動や補正が完了した後の位置)を取得する方法の紹介です! CinemachineVirtualCameraの目標の位置を取得する方法
はじめに とある小説に「芸術に完成はない。諦めただけだ。」というレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉が載っていました。 そこを読んで思ったのが「若干ニュアンスは違う気はするが、ゲーム開発も同じかもな〜」という事です。 少なくとも自分はゲームをリリースする時に「もうこれ以上やれる事はない」と100%満足した状態で出せた事は無いですし、 「作ってる途中に心が折れて諦める」 「作ってみたら思ったより面白くないから諦める」 「自分の能力的にこれ以上のクオリティアップは無理なので諦める」 「今以上に良くなる方法は分かるけど、時間がかかり過ぎるから諦める」 「もっと大規模なものが作りたいけど、完成しなくなるから…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに 今回はUnityのURPで、デカール(Decal)という3Dモデルの表面の形に沿って、画像をスタンプのように投影して表示する公式機能の紹介です! イメージとしては以下のような感じ。 なお、記事中では以下のアセットを使っています。 Night Club (SRP) - Unity Asset Store Riko - Unity Asset Store 2D Casual Game UI Set - Unity Asset Store デカール(Decal)の使い方
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 Cinemachine 2.9.7 はじめに 今回はカメラ操作を簡単に行えるUnityの公式機能Cinemachineを使って、 カメラにランダムな振動や手ブレを追加する方法の紹介です! なお、記事中では以下のアセットを使っています。 Japanese School Gymnasium - Unity Asset Store Aoi Character Pack - Unity Asset Store Cinemachineでカメラにランダムな振動や手ブレを追加する方法
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 Cinemachine 2.9.7 はじめに 今回はカメラ操作を簡単に行えるUnityの公式機能Cinemachineを使って、 自然にカメラ(視点)を切り替える方法の紹介です! なお、記事中では以下のアセットを使っています。 Japanese School Gymnasium - Unity Asset Store Aoi Character Pack - Unity Asset Store Cinemachineで自然にカメラ(視点)を切り替える方法
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 Cinemachine 2.9.7 はじめに Unityには、カメラ操作を簡単に行えるCinemachineという公式機能があります。 これを使うと対象を追いかけたりなどのカメラの操作や管理が簡単に行えます。 という事で今回は、Cinemachineの導入と設定、基本的な使い方の紹介です! なお、記事中では以下のアセットを使っています。 Japanese School Gymnasium - Unity Asset Store Cinemachineの導入と設定、使い方
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに UnityはSSR(Screen Space Reflections)と呼ばれる、リアルタイムに反射を計算して表示するエフェクトが使えます。 Japanese School Gymnasium - Unity Asset Store しかし、このSSRはビルドインではポストプロセスとして設定出来たのですが、 URPはサポートしておらず使えません。(HDRPは使える) Universal Render Pipeline (URP) do not support Screen Space Reflections. ということで今…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに UnityはTimeのtimeScaleを操作する事で簡単に時間の進みを変えられます。 ただし、この値のみを変えると物理演算で動いてる物の動きがカクカクします。例えば以下のようにボールがバウンドしている時に、 timeScaleを0.1にすると、動きはスローになりますが、コマ送りみたいになります。 という事で今回は、timeScaleを下げてスローにした時にカクカクする場合の対処法の紹介です! なお、記事中では以下のアセットを使っています。 Japanese School Gymnasium - Unity Asset St…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに UnityはAO(Ambient Occlusion -アンビエントオクルージョン)と呼ばれる、現実では暗くなる場所(溝や穴など)をより自然に暗くするエフェクトが使えます。 ビルドインだとポストプロセスで設定出来たのですが、 URPでは設定する場所が変わったようです。 URP のポストプロセスエフェクトとは独立して機能します。ボリュームに依存したり、ボリュームと相互作用したりすることはありません。 という事で今回は、URPでAOを設定する方法の紹介です! URPでAOを設定する方法
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに UnityではAvatar Maskを使う事で、顔や手などの特定の部位だけ別のアニメーションをさせる事が可能です。 今回はそのAvatar Maskの作り方の紹介です! Avatar Maskの作り方
はじめに ゲームを作ることを生業としているので、なにかのゲームがヒットした時は、それがなぜヒットしたのかみたいな事を考えます。 しかし、この"ヒットした理由"というのは、深く考えずとも意外とポンポン出てきたりします。 それは自分がゲーム開発者だからという事ではなく、おそらく普通のユーザーであったとしても1つ2つは簡単に思い付くと思いますし、「〇〇がヒットした理由」みたいな記事もよく見かけます。 しかもそれらの"ヒットした理由"はパッと見ではだいたいがそれっぽく、思い付いた人も自信を持って「ヒットした理由が分かった」と感じているのではないでしょうか? しかし、これらの「ヒットした理由が分かった」…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 3Dモデルの影だけを表示する方法に 今回は3Dモデルの影だけを表示する方法の紹介です。 やり方は簡単、Mesh RendererのLightingにあるCast ShadowsをShadows Onlyにするだけ。(Skinned Mesh Rendererの場合も同じ) なお、記事中では以下のアセットを使いました。 Night Club - Unity Asset Store Night Club (SRP) - Unity Asset Store
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに Unityはデフォルト(ビルドイン)の状態だと複数のカメラ(Camera)を作成しても、CamaraのClear FlagをDepth Onlyにする事で背景が透けるため、重ねて表示する事が出来ます。 しかし、URPにはこのClear Flagという設定がありません。と言う事で今回は、URPで複数のカメラを重ねて表示する方法の紹介です! URPで複数のカメラを重ねて表示する方法
はじめに Steam(works)は非公開ベータテストを使う事で、任意の人を招待して簡単にテストが行えますが、 リリースしていないゲームには使えません。 なので今回はテストプレイヤーとしてユーザーアカウントを追加し、リリース前のゲームをテストプレイしてもらう方法の紹介です!(Steamworksの登録は済んでいる前提なのであしからず) なお、他の人のアカウントを追加せずにテストプレイしてほしい場合は、Steam Playtestやリリースオーバーライドキーを使ってテストプレイしてもらう方法もあります。 Steam(works)でユーザーアカウントを追加する方法
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに UnityではRaycastを使って、指定の位置や方向に何か衝突するオブジェクトがあるかをチェックする事が出来ます。 しかし、Raycastは点や球などの決められた形でしか判定が出来ません。 と言う事で今回は、任意の形で衝突するか通過するかをチェックする方法の紹介です!イメージとしては以下のような感じ。 なお、記事中では以下のアセットを使っています。 Mahjong Complete Set - Unity Asset Store Rigidbody.SweepTest
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに Unityにはデフォルトの描画方法であるビルドインの他に、SRP(スクリプタブルレンダーパイプライン)という呼ばれる、新しい描画方法があります。 そしてSRPには以下の2種類があります。 高品質でリアルなハイエンド向きのHDRP(HDレンダーパイプライン) パフォーマンスとクオリティのバランスが取れた汎用的なURP(ユニバーサルレンダーパイプライン) と、ここら辺までは各説明を見ればなんとなく分かるのですが、じゃあ具体的にどれだけ違うの?というのは意外と分からなかったりします。 見比べてみれば一発で違いが分かるはずですが、違…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 Technie Collider Creator 2 1.2.1 はじめに Unityには3Dモデルのメッシュに合わせてコライダーを作るMeshColliderという機能がありますが、動かしたい時はConvexを有効にする必要があり、Convexを有効にすると形状が雑になってしまいます。 と言う事で今回は、3Dモデルのメッシュに合わせて簡単&正確なコライダーを自動作成してくれるTechnie Collider Creator 2というアセットの紹介です! Technie Collider Creator 2 Physics U…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 Input System 1.7.0 はじめに UnityはUnityEngine.Inputクラスを使う事で、コントローラーへの対応が比較的簡単に行えます。 しかし、様々なコントローラーに対応しようとすると途端に面倒になります。例えばデフォルトの状態だと、XboxコントローラーのスタートボタンとPS4のR2 ボタンが同じ入力として扱われる、みたいな感じです。 という事で今回は、そんな複数のプラットフォームやコントローラーに対応したい時に使えるUnityの公式機能であるInput Systemの紹介です! ちなみに、以下のようなアセッ…
とある一部(現:プライム市場)上場企業に、何でも目的を確認する新卒1年目のエンジニアがいました。 そんな彼は某ソシャゲを運営しているチームに配属されました。 そしてそのチームでは、若手だけで「担当者が何でも良いからゲームを紹介する」というプチ勉強会のようなものが定期的に開催されていました。 彼もその会に誘われました。 彼はゲームが大好きでしたが、それゆえに紹介するものも悩みます。 なので、目的に合わせて紹介するゲームを選ぼうと思い、こう聞き返しました。 「その勉強会の目的はなんですか?」と。 すると、誘ってきたエンジニアの先輩は「出た!何でも目的を確認するヤツw」と笑いました。 それもそのはず…