ネパール人が好きなものは何ですかと聞かれると答えるのに難しい。なぜかと言うと、ネパール人は多民族の集まりであって、民族によって文化、宗教や家族のあり方はかなり異なる事が多いいからだ。実際、自分の民族の事は良く知っているが隣近所に住んでいる他の民族の事に関してはそれほど良く理...
田舎 ネパール保健省の Nepal Country Progress Report 2012 年によると、現在ネパールの HIV 感染者は 52,000 人に及ぶ。 (ちなみに日本では 2011 年3月の時点で HIV 感染者 12,866 人、エイズ患...
交差点でスローガンを叫ぶバンダ支持者達 カトマンズや、ネパール各地の観光地には”ツーリスト オンリー”と書かれた表示を大きく掲げて観光バスや、ホテルの送迎バスが走っている。外国人には優しく親切なネパール人と言うこれまでの評判を頼りに、「私のバスには外人が乗ってます...
2010年11 月にリングロードを含む市内4カ所で始まった歩道橋工事のうち、カランキ交差点の歩道橋が完成に近づいたようだ。階段は鉄筋コンクリート、橋桁そのものはさびさびの鉄骨で実に重々しい。長さは50メートル以上ある。この建設はカトマンズ市と民間 (In...
私の好きな場所にドォビチョールと呼ばれる場所がある。洗濯屋が集まって出来ているちょっとした一角なのですが、風にゆっくりなびくシーツやタオルの合間をぬいながら歩くのが何気におもしろく、遠回りになってもわざわざ通ってしまう事がある。 ドォビ(洗濯...
妹 (ブログの内容とは関係がありません) 近所のおじさんが、「俺はもうそろそろもう一人新しい嫁さんをもらおうと思っているんだ….」と言っていた。 ここネパールでは法律上では一夫一婦制だが、実際には一夫多妻が今でも行われている国で...
ネパール観光年の記念切手がやっと発行されました。2種類の切手で一つは5ルピーでネパールの地図を背景に国旗と2011観光年のロゴが入っています。もう一つは2ルピーの”健康のためにいつも手を清潔に”と書いてあります。左下には石鹸と水で手を洗う習慣をつけましょうとも書かれています。...
日向ぼっこ 日本人に対するネパール人の印象は大抵とても良いと思う。ネパール人にとって日本人は欧米人よりももっと近い外人なのだ。 日本(人)の印象は?と聞くと。 まじめで礼儀が正しい。 謙虚で勤勉。 進んだ技術を持っている。 お金持ち。 日本人に聞きたい事は?...
停電中の夕食準備 停電で病院の電灯が使えず携帯電話のミニ懐中電灯で出産をしたと報道された。 ネパールは先月から一日14時間の停電である。おおざっぱに言うと、5時間電気が来てその後7時間停電になる事を繰り返すのだ。ネパールでは現在(乾期)一日915MWの電気量が必要だが...
リキシャで学校に向かう子供たち 16歳のレベッカが言っていた。「学校ってストレス!すっごいたくさん勉強しなきゃいけないんだ」。ネパールの子供たち、文明から閉ざされたアジアの片隅の国でたくましく、そして、無邪気にのびのび生きているイメージですか? そのイメージ必ずし...
バンダを語らずにネパールを語る事ができないと思う。 バンダとはネパール語で閉めると言う意味。道を閉めて交通止めにするのだ。 交通止めにしてどうするの? 単純に言うと、交通止めにすると要求が通ってしまうのです。 ますます、分け分かりませんね。でもその分け分からな...
絡み合うように交わる電線 民族、カースト、宗教が複雑に絡み合うネパール。それに加えて迷信も人々の日常に深く絡んできます。 「口では迷信を信じていないと言っても、心の中では気にしながら生きているんだよ」とネパール人の友人 が言っていた。 たとえば、黒猫が道を...
良くある風景 マオイストがジャングルで活動していた頃は(1996~2006年)、政情が不安定で法律がしょっちゅう変わったそうです。 例えばバイクのヘルメットのかぶりかた。 現在ネパールではバイクに乗る際、運転手はヘルメットをかぶる義務はあるが、後ろの人はかぶらなく...
”華麗なる神秘の国ネパールへようこそ” ネパール観光年 やっと動き出しました。 昨年末、そして元日の新聞で色々発表されたことを簡単に書くと。 1月14日にカトマンズで観光年の除幕式が開かれます。 UN World Tourism Or...
ポカラレイクサイド オリーブカフェ店内 ネパールに遊びに来た友人にネパールのコーヒーを飲んでもらうと、なかなか良い評価をしてくれる。ネパールにはコーヒー豆を作るにふさわしい環境が整っているのだ。 ところでカトマンズのレストランでドリップコーヒー...
ポカラから見るマチャプチュレ インドで旅疲れたバックパッカーが癒される国、それがネパール。 美しいヒマラヤを眺めたり、チトワンで静かに川下りをしたり、タメルでマッサージと癒されるポイントはたくさんありますが。美味しいものを食べる事も海外での疲れを癒すのに 大切なことでし...
ごちそうをバイクで運ぶ ネパール人10人中ほぼ10人が好きなのは、やぎ肉でしょう。(統計を取ったわけではありませんが) 大人気のヤギはお祭りの時は引っ張りだこです。忙しい時は毎日何千頭もインドから輸入され、ヤギ市場で買われたヤギは生きたままバスの中や、ルーフキャ...
カトマンズのアサンチョークは香辛料から生活雑貨までありとあらゆるものを売っている。人ごみにもまれて通りを歩くだけでもネパールの発見がたくさんあって楽しい。 観光客の目を引くものの中に吊るしたマネキンがある。 店の二階の軒先にずらりとぶら下がっているマネキンを初めて見た外...
タマン族の子供たち ネパールでは、同じ民族とカースト内で結婚することが理想だ。勿論それを古い考えとみなす人が多くなってきたが、いざ結婚となるとやはり同じ民族、カースト内で相手を見つけることが自然なことで親族の了解と祝福を得るのにふさわしいと考える人が多い。 ...
ダルバードの準備をしてるところ ネパールへ来る前、ネパール人は一日二食しか食べないと聞かされていた。きっと貧しい国でご飯も十分に食べられないのだろうと、同情したものだ。 では本当にネパール人は一日二食しか食べないのだろうか? 私の観察で...
仲良しでも”ありがとう”は言いません ”ありがとう”って言ったら、友達失ったという経験ありますか? ”ありがとう”は友好関係を築く言葉の万国共通代表選手的な存在だと思います。 でも、ネパールで”ありがとう”はその反対に作用する事があるようです。...
肉屋の肉を狙う犬 カトマンズ タメルのまわりは夜あまり不必要に出歩かないようにしている。それは犬の時間が始まるからだ。昼間は静かに寝ている犬たちも、夜8時頃になるとやけに活動的になる。深夜も遠くから犬のギャングたちが街角で戦っている声が響いていてくることもしば...
渋滞のカトマンズ カトマンズ 盆地内のどこかで友人と待ち合わせをする時はかなり前もって出発しないと時間通り目的地につかない。理由は色々ある。勝手に順位を付けると。 4位 道路の陥没や橋の修理、イベントのための道路封鎖。 3位 ストライキ(バンダ)による道路封鎖、ある...
アジアを旅していると色々、”壊れた日本語”に遭遇することありませんか?ここ、ネパールも例外ではなく、中国や台湾で作られたお菓子のパッケージなどに堂々と日本語が書かれている。例えば”あならしい味”と書かれた飴が売られていた。おそらく”あたらしい味”と書きたかったのだろう。かなり...
買い物客でにぎわうアサンチョーク近く 今日からティハールが始まる。昨日から休みの学校も多く、祭りになる前に町は買い出しの人々であふれかえっていた。ティハールは”光の祭り”で商店街や裕福な家庭は電飾で飾りを付けている。昼間から子供たちが爆竹を鳴らし、普段落ち着かないカト...
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