一瞬の永遠を刻むということ

Mojoが虹の橋を渡って1週間が過ぎようとしている。 1週間という時間。この時間こそ、もしかすると最も辛い時間なのかもしれない。先週の金曜日には本当に水入らず、親子3人で以前のように一緒に眠った。遡って木曜日には自宅での初めての点滴を頑張ったね…などなど、脳内で日ごとのリプレイを繰り返した1週間だった。 思い起こしては胸が痛む。けれども、突発的に泣き出してしまうということは、日に日に無くなってき...

Mojoのあしあと

2022年8月22日(月) Mojoを日曜の午後に見送り、この日はもう一日休みを取った。勤務先にはMojoが亡くなった土曜日の夕方に既に連絡を入れている。 最後に診ていただいた動物病院へ、皮下点滴一式を返しに行く日だ。点滴の針は医療用廃棄物扱いのため、引き取ってもらえるかの電話は土曜日のうちに入れてある。 訃報と、お礼を伝える。獣医師は引き取ることを快諾してくださった。 皮下点滴一式を引き取ってもらい、車を走ら...

お見送り

8月20日（土）昼に帰宅した時は既に死後硬直で硬くなっていた。眼を見開き、苦しかったのだろう、口も開いたままで…逝ってしまった。亡くなって2時間以上は経っていた。眼も口も閉じてやることすらできなかった。亡骸を抱きしめて「Mojo…、ごめんね…!!」としか言えない。言葉にならない。……こんなに泣き叫んだことはこれまでの人生で無い。でも、やらなければならない。 こんなに悲しいのに。準備を進めなければならない。 ず...

看取りのおわり

… いや、看取れなかった昼で早退して帰宅したら もう逝ってしまっていた…。2022年8月19日(金) この日も勤務先に連絡して一日休ませてもらう。自宅での初めての皮下点滴を始める。前日、動物病院で教えていただいたことを思い出し、むずかるMojoをキャリーケースにいれて上から試みる。最初は少し抵抗していたがすぐに諦めたのだろうか、おとなしくじっとするMojo。(ごめんね、痛いでしょう、少しだけ辛抱してね…！) 「よしよし...

看取りのはじまり

連日の猛暑に、Mojoも廊下に落ちています… フローリングの床はひんやりしているからでしょうか。写真は8月16日撮影。翌17日夜から、後ろ脚に力が入らなくなり、歩くのによろけ出し、でもまだ、自力でトイレへ行ってたんです。一か月ほど前の7月の中頃からトイレ前に敷いたペットシーツの前でおしっこをするようになりました。高齢(18歳)だから、足腰も弱ってきてるよね…、と思っていました。でも急に歩き方がおかしい。すぐによ...