おひまつぶしの読書日記

9月・10月の一冊

今月の読書は9冊。 やはり2ケタに届かず。 先月もたったの5冊ということで今月の一冊を選ぶのを中止したわけですが、今回先月分も合わせた中から一冊を選んでみようと思います。 9月 ・「ヨーロッパ美食旅行」野地秩嘉 ・「あやしい求人広告、応募したらこうなった」多田文明 ・「注文の多い美術館 美術探偵・神永美有」門井慶喜 ・「女の肖像」芝木好子 ・「五味六味」辻嘉一 「ヨーロッパ美食旅行」、美食旅…

2024/10/31 02:23

「まちあわせ」柳美里

百音は高校1年生。 本命を落ちてすべり止めで入った学校では気を使いながら付き合っていたメンバーにハブられ、家庭では両親が不仲。 母親の愛情は中学受験生…

2024/10/29 01:00

「アブない人びと」下関マグロ

世間ではちょっとアブノーマルと思われているような職業や性癖の人たちを取材しておられます。 例えば第1章で紹介されているのはSM界の人たち。 表紙のイラ…

2024/10/26 01:00

「天下り酒場」原宏一

ヤスが経営する「やすべえ」は開店8年目の割烹居酒屋。 しかしこのところの不景気で売り上げは激減。 そんな中、常連客からある人物を雇ってほしいと依頼され…

2024/10/24 01:38

「美膳礼賛 名料亭の旬の味」講談社編

日本の旬の料理を季節ごとにいろんな有名料亭に調理とてもらうというのがコンセプト。 春は筍（錦水亭）から始まり、桜鯛（胡蝶）、初夏は鮎（平野屋）、夏は鱧…

2024/10/22 02:24

「しろいろの街の、その骨の体温の」村田沙耶香

小学4年生の結佳はクラスでは目立たない存在です。 クラスで人気者の陽太とは習字教室で一緒。 学校では話しませんが、習字教室では親しくしています。 自分…

2024/10/20 03:00

「酒肴日和「そうざい」エッセイ先週」池波正太郎 高岡卓 編

池波正太郎といえば「剣客商売」や

2024/10/18 04:00

「月の満ち欠け」佐藤正午

愛する人のために何度も生まれ変わる。 まるで月の満ち欠けのように・・・・。 第157回直木賞受賞作。 無冠の帝王だった（笑）佐藤正午がようやく直木賞受…

2024/10/16 01:00

「ブラック・ジャックは遠かった 阪大医学生ふらふら青春期」久坂部羊

作家で医師でもある著者の青春エッセイ。 大阪の「月刊島民」というフリーペーパーに連載されたものをまとめたものです。 この「月刊島民」というのは京阪電車…

2024/10/14 01:00

「驟り雨」藤沢周平

短編10編収録。 嘉吉の本職は研ぎ屋です。 昼間は道具をかついで江戸の町を回っています。 ですが時おり悪い血が騒ぎだし、昼間に目を付けた家に夜に忍び込…

2024/10/04 01:00