カルボナーラ・ア・ラ・K

フランスで最初に住んだ町、レンヌで覚えた料理がカルボナーラ。ご承知の通り、カルボナーラはイタリアのパスタ料理のひとつで、特にレンヌのスペシャリテ（名物料理）というわけではない。私のいくつかのレパートリーと同じく、人が作っているのを見て「美味しそう、簡単そう、作れそう」で、得意料理に加えていったのだ。 この料理は、下宿先のルームメートらが作っていた。なべに細かく切られたベーコンと卵の黄味がかかったスパゲティが残っていた。けっこうこの料理がなべに残っているのを何度か見た。そしてある日、作るのも見て覚えた。パスタに生クリームなので、結構お腹に来る。手ごろにつくれることもあって、若いルームメート..

「幸せな結婚はパンケーキの匂いがする」

図書館でこのタイトルを見つけて、すぐ手に取った。「幸せな結婚ハパンケーキの匂いがする」。すごくダイレクトなタイトルだ。モラグ・プランテイ著、柚木しのぶ訳。徳間書店から出ている。 ニューヨークに住む30代後半のフードライター、トレッサが主人公。アパートの管理人と勢いで結婚したばかりの彼女は、どうしても相手を愛せないことに気づく。彼女の理想の夫婦は、アイルランドにいた祖父母。物語は、1930年代からのトレッサの祖母バーナーディーンと2000年代のトレッサの結婚生活がそれぞれの語り口でつづられている。 トレッサが理想としていたおばあちゃんも彼女と同じように、夫を心から愛していた..

木いちごのシャーベット

先週末（8月27日）、高校時代のMちゃんと、那覇市古島にあるビストロ「Le Romarin（ル・ロマラン）」（電話番号・098−885−0077）に昼食を食べに行った。ロマランとは、フランス語でハーブの一種「ローズマリー」のこと。Mちゃんは何度か来たことがあるようだ。 高校の英語の先生をしているMちゃん、長い付き合いだけど、こうして2人だけで食事するのはほんとに久しぶり。昔からしっかりもので頼りになる人で、私は甘えっぱなし。大好きな友人とたっぷりのフレンチに、おしゃべりも弾んだ。 店の構えはこんな感じ。 店の中は、ポスターやワインの空いたびんが飾られていて、パリのヨーロッパ..

キッシュ、ライスペーパーを生地にして

久しぶりにキッシュを作った。キッシュは私の得意料理のひとつだ。 キッシュを入れる容器がないので、買いに行く。実家近くのお菓子の材料を売る店に行くが、私がほしい大きさの型はなくてあきらめる。キッシュの材料を買うついでにスーパーと同じ建物に入っている100円ショップに行く。そこにも私のほしい大きな28センチの丸い型はなかった。仕方がないので（お手紙書〜いた、て童謡覚えています？）、店にある中で一番大きな20センチの型を買う。 キッシュでは、サーモンの入ったロレーヌ風が有名だが、私のは野菜のたっぷり入った「ダイアン風」だ。 今日は、にんじんとピーマンをいれる。にんじんシリシ..

ちょっとしょうゆ味効きすぎ

ちょっと前に沖縄三越のイタリア展で買ったほうれん草入りのパスタを使って、昼食を作った。 ひとつひとつのパスタは下こんな感じです。↓ 冷蔵庫を物色すると、しいたけとトマトがあったので、それを切って、そのパスタとからませた。 味付けは、塩、そして和院という白ワインが入っているしょうゆベースの調味料。パスタの緑とトマトの赤と色合いはよかったのだが、ちょっとしゅうゆ味が効きすぎた。このパスタはトマトソースとの味わいがいいらしい。今度はトマトソースを使って、ギンギンのイタリアンを作ってみたい。 このパスタは、神戸の「ポルコバッジョ（porco baci..

グリーン・カレー

先日グリーン・カレーを作った。カレーの素はジミーで購入した「THAI CHOICE」、そしてタイのカレーになくてはならないココナッツミルク。どちらもタイ国輸入のウイング・エースという会社のものだ。 材料は、なすび4本、赤ビーマン2個、鳥の胸肉。カレーの素は写真のビンの半分。ココナッツクリームは缶400グラム全部を入れた。材料を鍋でよく炒めて、カレーの素を入れ、そしてココナッツ。缶を開けたとたんに甘い香りが鼻にきた。 味はパンチが効きすぎか。口の中が燃えそうな辛さ。先に食べた弟が「イケル、イケル」とパクパク口を動かしていたが、少しして「うっ、（辛さが）くるねー」とちょっと驚..