うつ病の診察での医師からの質問

うつ病の症状があらわれたら、すぐに、精神科やメンタルクリニック（心療内科）を受診することが大切です。 精神科、メンタルクリニック（心療内科）を受診することに抵抗を持っている人も多いでしょう。しかし、うつ病で悩んでいるのは、あなただけではないのです。うつ病…

うつ病新時代

うつ病に関する本は、現在、非常に多くのものが出版されていますが、うつ病に関するどの本を選んだらいいのか、どの本を信じたらいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。うつ病に悩んでいる人にお勧めしたい本の一冊が、「うつ病新時代」（張賢徳/平凡社新書）です。 この「うつ病新時代」の著者である張賢…

うつ病を克服するためのプチ認知療法

うつ病克服のためのプチ認知療法とは、心理カウンセラーの下園壮太（しもぞのそうた）氏が開発したうつ病の治療法です。 うつ病を患っていて、なかなか完治しない人には次のような特徴があります。 ★ とにかくうつ状態がひどく毎日が辛い ★ 夜は眠れなく、朝起きるのが辛い ★ 毎日、不安に押しつぶされそうになる ★ …

うつ病のゲシュタルト療法

うつ病の治療法のひとつにゲシュタルト療法というものがあります。ゲシュタルト療法は、うつ病治療だけでなく、スクールカウンセリング、受刑者に対する応用、成人発達障害、自閉症の改善など幅広い分野で効果のある心理療法として日本でも知られています。 ゲシュタルト療法は、ユダヤ人の精神分析医フレデリック・S・パールズ（1893〜1970）とその妻ローラが、精神分析とゲシュタルト心理学とを融合させた心理療法…

新型うつ病の症状の特徴

新型うつ病とは、どのような病気なのでしょうか。一般的なうつ病の典型的な症状とは異なる症状の発症がみられる新型うつ病の特徴を解説します。 新型うつ病の症状の特徴は、他人の言動に対して過敏に反応し攻撃的になりやすい、過眠（時には10時間以上の睡眠）、過食、激しい疲労感を伴うなどの症状があります。 新型うつ病は、都市部を中心に急速…

仮面うつ病の特徴と対策

仮面うつ病は、一般的なうつ病特有の精神症状である抑うつ気分や意欲の低下などは、あまり目立ちません。頭痛・腰痛・食欲不振・身体の痛み・睡眠障害（不眠）・目まい・耳鳴り・疲労感など身体の病気のようにしか見えない症状があらわれるのが仮面うつ病の特徴です。原因のはっきりしない身体症状が続く場合は、仮面うつ病を疑ってみる必要があります。 仮面うつ病の症…

非定型うつ病

非定型うつ病は、気分が落ち込む期間が長く続くのが特徴の一般的なうつ病（メランコリー型うつ病）とは、かなり異なった症状の現れ方をし、一見、うつ病には見えないという独特の特徴があります。 非定型うつ病は、気分の落ち込みかた、食欲、睡眠などが一般のうつ病の症状とは異なります。 非定型うつ病は、症状の現れ方が一般のうつ病と違うため、うつ病であるとい…

うつ病の運動療法

うつ病を克服するための運動療法とは、うつ病の治療に運動を取り入れて治す方法です。 この運動療法を行うと、うつ病治療の薬が効きにくい人を改善させるほか、うつ病の再発率が低いとの研究成果も出ています。 うつ病を克服するための運動療法は、10年以上抗うつ薬を服用している人にも効果があるようです。 うつ病の運動療法で大事なのは、うつ病患者個人に適した強度と頻度の運動を一定期間続けることです。 う…

うつ病克服のための認知療法

うつ病を克服するための療法の一つに、認知療法があります。 うつ病解消のための認知療法とは、 うつ病を患っている人の性格や考え方を改善する治療法です。 うつ病患者特有の抑うつ的な感情や考え方、行動について、 とらえ方を修正していく治療法です。 例えば、自分は嫌われ者だとか職場でも役立たずとか思いこむ性格を 改善する必要があります。 うつ病患者に共通してみられる傾向は、 何事もマイナス思考で考え…

うつ病克服のための行動療法

うつ病の治療法としては、現在、薬物療法が主流ですが、 できればあまり薬物に依存しないで、うつ病を克服したいものです。 うつ病の治療法・克服法のひとつに行動療法というものがあります。 うつ病の行動療法とは、簡単な目標をたて、 それを実行して少しずつ自信を回復するという方法です。 うつ病にかかると、規則正しい生活習慣が崩れてしまうことが多いです。 そのためにさらに精神状態が悪化し、 ますます、うつ病…

うつ病にかかりやすいタイプ・性格

うつ病にかかりやすいタイプや性格というのはあるのでしょうか。 うつ病にかかりやすいタイプや性格といっても一概には 決めつけることはできません。 うつ病には、さまざまなタイプや性格の人が かかっています。 うつ病にかかりやすいと一般的に言われている タイプ・性格には、「生真面目」「責任感が強い」 「仕事一辺倒」「妥協をしない」「頑…

うつ病克服のための対人関係療法（IPT)

うつ病克服法の現在の主流は薬物療法ですが、 薬物療法以外に、対人関係療法、認知療法、行動療法などがあります。 対人関係療法（IPT)は、米国でクラーマン博士らによって開発され、 アメリカ精神医学会のうつ病治療ガイドラインでも 有効な治療法として認められています。 対人関係療法は、うつ病克服の短期精神療法として 認知行動療法と双璧をなしています。 対人関係療法（IPT)の治療法は、 自分の情緒…

うつ病治療薬の副作用

うつ病は、現在、薬物療法が主流です。 しかし、最初に、医師から、うつ病の治療薬を処方され、 服用する段階になると薬の副作用について不安がる うつ病患者や患者の家族も少なくありません。 ここでは、うつ病治療薬の副作用についてお話します。 一般的に、最近のうつ病治療薬は、従来の薬と比べ、 ずいぶん副作用が軽減されています。 三環系抗うつ薬には、第1世代のトリプタノール（塩酸アミトリプチリン）、 イミ…

メンタルクリニック（心療内科）東京

荏原病院 大田区東雪谷4-5-10 03-5734-8000 ebara-hp.ota.tokyo.jp アクセス: 洗足池駅（東京） 労働者健康福祉機構 東京労災病院 大田区大森南4-13-21 03-3742-7301 tokyoh.rofuku.go.jp アクセス: 昭和島駅（東京） 大井町メンタルクリニック 品川区東大井5-14-11 セントポールビル3F 03-3450-2112 ooi-mentalclinic.com アクセス: 大井町駅（東京） 用賀メンタルクリニック 世田谷区用賀4-9-7…

うつ病の治療薬の種類

うつ病の治療は、主に薬物療法を行います。 ここでは、うつ病の治療に使用する薬をいくつかあげてみます。 SSRI（セロトニン再取込み阻害剤） 日本で認可されているSSRIには、ブプロメール、ルボックス、パキシル、 ジェイゾロフトなどがあります。 これらのSSRIは、セロトニンのみに作用します。この点が他の抗うつ薬との 違いで副作用が少ないということも…